『文春文庫、堂場瞬一(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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定年まであと10年のベテラン刑事・岩倉剛。
その特異な記憶力と勘を武器に、相棒の若い女性刑事とともに事件を追う!
定年まであと10年の岩倉剛は50歳になる誕生日の目前、捜査一課から所轄の南大田署に異動となる。
その直後に管内で独居老人が殺される事件が発生。
彼は、元交番勤務で同じく異動してきたばかりの後輩女性刑事・伊東彩香と共に事件の捜査に加わる。
一方、さらに管内では新聞記者の自殺が発覚し――。
行く先々で事件を呼ぶと言われるベテラン刑事。
アナザーフェイス・シリーズに次ぐ新たな警察小説の誕生!
週刊文春に連載され話題となった、待望の新作第一弾。 -
「父親殺し」の葛藤に苦しむ刑事を描く渾身の警察小説
銀座で発生した放火殺人の被害者は、かつての父の愛人だった。政治家の父を追い詰める刑事の執念の捜査。破滅するのは父か、自分か?
※この電子書籍は2021年5月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。 -
まだテレビ中継がなかった時代――。
玉音放送を担当し、NHK「話の泉」の司会で国民的人気を博したアナウンサー・和田信賢。
彼は戦後初めて日本が参加する夏季オリンピックに派遣されることが決まる。
念願だったオリンピック中継だが、無頼な生き方を貫いた和田は、
長年の無理がたたって体調を崩していた。
「どうしても、オリンピックを中継したい」
その一心で、男は、大会の舞台・北欧ヘルシンキへと向かう。
現地から「日本人を鼓舞する」中継を続けるも次第に病は重篤になり、ついに――。
戦争に敗れ自信を失った日本人に、夢と誇りを抱かせてくれたヘルシンキ五輪。
スポーツ小説の名手・堂場瞬一が、選手以上にその生きざまに惹きつけられたという
主人公の魅力とは?
※この電子書籍は2020年4月に文藝春秋より刊行された
単行本の文庫版を底本としています。 -
人気作家7人が描く、警察小説アンソロジー!!
刑事、公安、交番、警察犬……。あの人気シリーズのスピンオフ、文庫オリジナル最新作まで。7人の人気作家が描く警察小説の最前線。 -
入社30年、同期の記者たちの絆とは
東日新聞四日市支局長の藤岡が工場の夜景を撮影中に水路に転落し溺死した。
警察は事故と判断したが、藤岡とともに新人時代を三重県で過ごした同期三人は納得がいかない。
編集委員の松浦、初の女性役員になりそうな高本、
なぜか出世ルートをはずれた本郷は真相究明に乗り出すが、
それぞれに家族の問題でも悩みを抱えていた。
※この電子書籍は2019年4月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。 -
警視庁チームが参加するアドヴェンチャー・レースで拉致事件が発生!
制限時間24時間のタイムリミット・サスペンス。
山、川、海などの自然を舞台に、ラン、バイクやカヤックなど様々な手段で移動しながらチェックポイントを通過していくアドベンチャーレース。
瀬戸内とびしまを舞台にしたアドベンチャーレースに参加した警視庁のチーム。
最年長の重盛、若手の牧山、女性メンバーの星名らをまとめるキャップの和倉だが、スタート直前に携帯電話に「家族を預かった。返してほしければ、レース中にあるものを回収しろ」との脅迫が……。
レースの制限時間は24時間。
彼らは無事にゴール出来るのか、愛する家族を無事に救い出すことが出来るのか?
解説・林田順子
※この電子書籍は2017年8月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。 -
商社マンだった父は、かつてアメリカでプロ野球選手だった!?
1963年、カリフォルニアで野球に青春の全てを捧げた男の物語。
作家の本谷要は、亡くなった父親の遺品を整理中に意外なものを発見する。1963年に、マイナーリーグのサクラメント・ゴールドハンターズで野球をする若き日の父・総一郎が写った一枚の写真だった。野球が嫌いだったはずの彼に、いったい何があったのか。商社マンとして仕事一筋の謹厳な父は、作家という不安定な職業を選んだ要は折り合いが悪く、長年に渡って没交渉だった。要は父の過去を知るべく、渡米を決意する。
日本初のメジャーリーガー・村上雅則が誕生する前年に、米プロ野球界の底辺、1A北カリフォルニアリーグでたった3ヶ月間、己の青春の全てを野球に捧げた男の物語。
解説・宮田文久 -
大友鉄は警視庁勤務のシングルファーザー。幼い息子を育てるため、捜査一課から刑事総務課へ異動して2年がたったある日、銀行員の子供の誘拐事件が発生。大友も、特捜本部に駆り出されることになった。犯人が要求する身代金1億円の受け渡し場所は、5万人がごった返す東京ドーム横の公園。犯人の特定は困難を極める。大友は久々の前線復帰に高揚しつつ、一方では事件の裏に“ある違和感”を抱いていた…。警察小説のヒットメーカーによる、異色の刑事登場の新シリーズ!
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「ビニール袋集団自殺」。無関係の人たちが、ビニール袋をかぶり、睡眠薬で集団自殺、しかも見つかりやすいようにドアを開けておく…。連続するこの自殺の裏には、ある大学教授が運営するサイトの存在があった。事件を追う、東日新聞社会部の有名キャップ市川と、若手記者長妻は、スクープ合戦の中、何度も“抜かれ”ながら独自の取材ルートで真実を追う。自殺サイトはなぜ立ち上げられたのか? 東京、新潟、米国etc. 事件の裏にある虚実とは? 報道の最前線を描くエンターテインメント小説。
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贖罪の刻、来たれり――1968年、機動隊との衝突の最中、一人の高校生が命を落とした。事件の真相を探求する大学教授が恩讐の彼方に見出したものとは?
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