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『谷崎泉(ライトノベル)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全87件

  • 【イラスト付き】一途なスパダリ実業家×美貌の天才犯罪心理学者、魅惑のミステリーラブロマンス!若くして莫大な資産を築いた人生の成功者・音喜多だが、かつて想い人を亡くして以来、本気の恋情とは無縁に生きてきた。そんなある日、音喜多は死別した相手と酷似した顔立ちの青年と出会う。その青年・久嶋は、華奢で可憐な外見とは裏腹に、二十五歳にして博士号を三つ持ち、元FBIのアドバイザーという経歴を持つ天才だった。彼に強く惹かれた音喜多は、側に居たい一心で行動を共にするが、天才ゆえ人の心が分からないという彼に、身体だけの関係を提案されて・・・・・・? BL版ホームズ的ミステリーラブノベルス、待望のシリーズ最新作登場! 電子限定書き下ろしSSを収録!!
  • 十年経っても、まだ好きなんだ

    霊に体を乗っ取られ、夜じゅうこき使われる生活に陥った佑。そんなとき心を残したまま別れた恋人・百瀬と十年ぶりに再会し…。

    甥の哲を引き取り同居し始めた会社員の佑。霊感の強い哲が覚と名乗る霊と関わったことで、佑は別の霊――楊暁に体を乗っ取られてしまう。昼は売上トップの不動産営業として働き、夜は楊暁の恋人にして主・雨燕に奉仕するハードな毎日が始まるが、とき同じくして哲の担任で元恋人の百瀬と再会する。十年前、心を残したまま別れた恋人に昔と変わらぬ愛しさを感じるものの、それを言葉にできない佑。さらに幽霊たちが状況を複雑にしてしまい…!?

    紙書籍発売時、フェア用に書き下ろされたSSを収録した特別版!
  • ……俺には…お前がいるって……思わせてくれ

    栃木への異動話が持ち上がり動揺が隠しきれない三本木。一方緒方は「幻のフェルメール」を巡る悪巧みに巻き込まれ…。

    実家のある栃木への異動話が持ち上がった三本木。想像もしなかった事態だが、日が経つに連れ緒方と離れ離れになるという事実に動揺が隠しきれない。一方「幻のフェルメール」を巡り、くせ者たちが緒方を利用しようと近づいてくる。中でも因縁の女性・美沙緒には「志野茶碗」の手がかりが。その上、またしても三本木が雨森と一緒に拉致されるという事件が起こり…!? シリーズ完結巻!
  • 愛し合うのに時間なんか、関係ねぇよ

    涼泉堂のお目付け役で年末年始を日光の老舗旅館で過ごすことになった緒方だが…。
    お正月姫はじめ編!

    涼泉堂の内藤に頼み込まれ、桂丸の監視役として年末年始を日光の老舗旅館で過ごすことになった緒方。年越しの財布は確保したものの厄介な役目に辟易していた緒方は、なんと特急内で三本木に遭遇。クリスマスの奇跡再びか? しかし実家に帰省する三本木には気軽に緒方のもとへ遊びに行けない理由があって…。近くにいるのに逢えない切なさを痛感する三本木。緒方の声を電話越しに聞きながら湧き上がった想いは…。
  • お前が満足するまで……何回でも抱いてやるから…

    恋人たちのためにある聖なる夜が、報われない思いに耐えてきた緒方に祝福をもたらして!?
    大前進(?)の第4巻!

    年の瀬も相変わらずの貧乏暮らしとケチ生活を送る緒方と三本木。そんな二人のもとに高利貸しの嵯峨から、借金の形に持ち込まれたある茶碗の鑑定依頼が。茶碗を取り戻そうとするスイーツの超人気店のオーナーパティシエにケーキでほだされてしまった三本木にお願いされて、断ることなどできない緒方はまたしても面倒に巻き込まれる羽目に。ところが三本木が福引きで当てた一等賞が、二人に特別なクリスマス・イブをもたらして…。
  • …そんな顔するなよ

    誘われてるみたいだ



    守銭奴が珠に瑕、の銀行員・三本木への届ききらない想いに煩悶する緒方。そんな彼の気持ちをさらに焦らせる事件が──!?



    オペラ歌手として海外で成功をおさめた雨森の、日本初の凱旋公演『椿姫』に招待された緒方と三本木。プラチナチケットに目の色を変える三本木を横目に、緒方はこれまでの雨森の一連の行動を訝しんでいた。ところが、その雨森が三本木とともに何者かに連れ去られるという事件が起きてしまう。誘拐直前、いつになく三本木につれない態度をとってしまった緒方は、自らに課した禁を破ってまでして救出を試みるのだが…。
  • …我慢させるお前が悪いんだぜ?

    媚薬の壺の伝説が、またしても緒方と三本木を巻き込んで…。

    つれない三本木を懐柔しようといじましいアプローチを続ける緒方。その緒方の祖父・梯を頼って女優・楓京子が持ち込んだ、中の水を口にしたとたんに恋に 落ちるという伝説を持つ媚薬の壺の存在が、またしても二人を騒動に巻き込む――。古美術の裏世界に深く関わる北白川に連れ出された緒方は、厄介を匂わせるとある“お使い”を引き受ける羽目になり、陶芸家・轟のもとへ。ドロシーの一件で借りのある桂丸も、何やら怪しい動きを見せていて…。一方『尾形』に は第三の幼馴染み・雨森弦が来訪。初対面の三本木を当然のごとく食事に誘う、天然王子の用向きとは? 亡き祖父と仲間たちの後始末、欲深たちの攻防をコミカルに描くシリーズ第二弾!
  • 「……させてくれ」
    「いやです」

    儲け話に目が眩んだ銀行員・三本木はまんまと名画の贋作を掴まされる。
    それも自分自身を担保に資金調達をして。
    彼に想いを寄せる骨董店の主・緒方は、三本木の貞操を守るため……

    甚平に無精髭がトレードマークの野性味溢れる男、緒方は老舗骨董店『尾形』の主。銀行員の三本木とは浅からぬ縁があり一線を越えた仲なのだが、その後はつれなくされる日々。ある日、緒方は画商の四方から名画の購入を勧められるが、うまくすぎる話に乗りきれず取引に二の足を踏んでいた。ところが、この儲け話に目が眩んだ守銭奴の三本木がまんまと騙され、贋作を掴まされてしまう。しかも三本木は以前から彼に目をつけていた金貸しの嵯峨から購入資金を調達していた。返済のアテを失った三本木を嵯峨の好きにはさせまいと、緒方は真作の行方を探り始めるが…。
    アンティークをめぐる事件を軸に、緒方と三本木の恋の駆け引きが展開するシリーズ第一弾!
  • 【イラスト付き】【一途なスパダリ実業家×元FBIアドバイザーの天才心理学者】
    若くして莫大な資産を築いた若き資産家・音喜多は、ある日偶然出会った『忘れがたい人』と似た面影を持つ美貌の青年・久嶋に心惹かれる。その青年・久嶋は、華奢で可憐な外見とは裏腹に、二十五歳にして博士号を三つ持ち、元FBIのアドバイザーという経歴を持つ天才だった。久嶋の側に居たい一心で行動を共にするようになった音喜多は、天才ゆえ人の心が分からないという久嶋に「何も聞かない」という条件付きで身体だけの関係を許され、セックスするようになるが――。電子限定書き下ろしSSを収録!!
  • 謝って欲しく…ないです

    事故的に関係を持って以来、どこか不自然な同僚関係を続ける詠太と桜庭。年末、詠太はコンサートチケットを二枚入手するが…。

    高身長のイケメンで、つき合う相手にも事欠かないであろうやり手営業マンの桜庭に惚れられ、事故的に身体を奪われた詠太。桜庭の双子の弟・梓のとりなしもあり、なんとか新会社でも同僚として元通りの関係に収まったはずだったが、以来桜庭は何かというと詠太に謝ってばかり。一方の詠太も、桜庭に対する「普通」ができなくなってしまい…。受け身の恋愛しか知らず初めての恋に戸惑う二人は、今度こそ想いを通じ合わせることができるのか!?
  • けれど、これはきっと、愛がなければできないセックスだ

    警視庁捜査一課係長・南野の唯一の弱点は、暴力団組長・鷲沢と長年パートナー関係にあることだったが…。

    事なかれ主義のなんでも流せる及び腰――警視庁捜査一課係長・南野の弱点は、指定暴力団組長・鷲沢と長年パートナー関係にあること。少年時代を血の繋がらない兄弟として過ごし、再会した時には刑事とヤクザ、そこから始まった鷲沢の深すぎる求愛行動が今に至るのだが…。南野の班が保護した事件の目撃者が鷲沢の若い頃に瓜二つ、しかも父親を捜しに来たことが判明し!? とんだ溺愛ヤクザと枯れた中間管理職カップル、いきなり別離の危機!?

    『ダークホースの罠』スピンオフ
  • …好きだ。お前がしてくれること……全部…

    元外交官で喫茶店ナアレフを営む清野と刑務所帰りのヤクザの組長・上総。
    ところが上総は組長には戻らないと、清野を連れて沖縄に逃亡し…。

    喫茶店ナアレフの「オーナー」として新婚さながらの写真付き案内葉書を各所に送付していた上総だが、津軽をはじめとする組員たちはあの手この手で上総を組事務所に連れ戻そうとしていた。妙なところで義理がたく、もう自分は組に戻る資格はないと頑なな上総に業を煮やした組の顧問弁護士・三島の祖父・唯継が強硬手段に出るものの、上総は愛しい清野を連れて沖縄へ逃亡。しかしそこで心を入れ替え素直になった清野に調子を狂わされて――。川端との逢瀬を犠牲に上総を追う三島や、実は優秀な教授だった土屋をも巻き込んだ追跡劇。シリーズ完結巻!
  • 身体に聞かせてもらおうか? …初音の口は嘘吐きだから

    喫茶店ナアレフの店長・清野初音が刑務所帰りのヤクザの組長・上総藍良の恋人として暮らしている理由。それは外交官時代、本人も知らぬうちに託されていたある情報が原因で――

    喫茶店ナアレフの店長こと清野初音は、わけあって刑務所帰りのヤクザの組長・上総藍良の恋人として一緒に暮らしている。もともと幼馴染みで、再会を果たしてから望まぬ身体の関係を強いられてきた清野がこうして上総の望みを受け入れている理由――それは外交官時代、本人も知らないうちに託されていたある情報が原因だった。各国のエージェントに立て続けに拉致される清野の救出に、危険を顧みず向かう上総。それほどまでに狙われる機密とはいったい!? 警察庁の川端、上総組の弁護士・三島カップルを巻き込んで、事態は思わぬ方向へ…。
  • 元刑事の伊吹はなりゆきで、女装家タレントのマネージャーを務めていた。
    近頃、不審な人物の陰が気になっていたのだが、いざ捕まえてみると、その男・行司はタレントのファンだという。
    小綺麗な容姿も、不自然な言動にも違和感ばかり募る伊吹だったが、行司の正体は刑事で、ある事情から近づいたのだと知って…。
    ひとりで突っ走って捜査をしようとする行司を放っておけず、伊吹は手を貸すことになるが、
    人との接触に慣れていない行司の掏れてなさに、心が動かされ――。
  • キッチンでこんなにいやらしいことができるんだ。
    ベッドではもっと…できるだろ?

    美貌の喫茶店店主・清野と、恋人で刑務所帰りのヤクザの組長・上総。喫茶店ナアレフに集まる男たちの複雑な過去のとは……。

    美貌の喫茶店店主・清野と、彼の恋人で刑務所帰りのヤクザの組長・上総。再び一緒に暮らすようになり、清野は上総の自分への執着にもなかば諦めをつけている。その清野がかつて上総から逃れるため、外交官の卵として赴いたイギリスで巻き込まれた謎のスパイ疑惑。そして、十五歳で悪夢の再会を果たし身体を奪われた怒涛の思春期が明らかに。二人を見守る組の顧問弁護士・三島と、警察官の川端の、許されざる恋の軌跡も同時収録。喫茶店ナアレフに集まる男たちの複雑な過去のとは……。シリーズ第二弾!
  • 770(税込)
    著:
    谷崎泉
    イラスト:
    藤井咲耶
    レーベル: シャレード文庫
    出版社: 二見書房

    ……俺はあいつの望みはすべて聞くと決めてますから

    ありえない経営ながら、常連客増加中の喫茶店「ナアレフ」。やる気のない美貌の喫茶店店主の物騒な過去とは?

    喫茶店「ナアレフ」の営業時間は朝七時から夕方四時まで、メニュウはホットコーヒーのみ、一杯1000円。ありえない営業時間、メニュウ、値段は店の主人のやる気のなさの現れだったが、彼の思惑に反比例し常連客は増加中。なぜならコーヒーの味は極上で、主人は完璧な美貌の持ち主。身の程知らずな下心つきで寄ってくる客も少なくないのだ。そんな主人にもたらされた報せ――「仮釈放が決まった」。あの事件から二年。束縛するほどに愛されて、逃げられず、そして主人の身代わりのように塀の中で過ごした彼が帰ってくる。――心は決まっていた。二人に一体何があったのか? 喫茶店経営という一見穏やかな顔の下に隠された、物騒な過去とは……。
  • 后って…俺は男ですよ…?

    パンダ航空のCA・春日野美雁はハイジャックに遭遇する。そこで産油国アルカラの皇太子を助けたがため、后として認定されてしまい…? どうする神園!?

    パンダ航空のキャビンアテンダント・春日野美雁は機長の神園修慈と恋人同士。しかし社内でも半ば公認の仲ながらいまだ関係を認められない。ある日、神園の親友で同じく機長の倉重と同じ便に乗務することになった美雁は、運悪く産油国アルカラの皇太子のお世話係に任命されてしまう。若く逞しく支配者然とした殿下の相手を必死に務めていた美雁だが、なんと飛行機がハイジャック! 事件のさなか意識を失った美雁は、気づけば目の眩むような宮殿でたった一人、倉重たちクルーの姿はどこにもなく、殿下の后として婚礼を挙げる準備をされていて…。国家レベルの監禁に怯まずアルカラに乗り込んできた神園に、やっと自分の心を認めることができた美雁だが…。怒濤のシリーズ完結編!
  • 美雁。わかってないのか? 自分の魅力ってヤツを!

    パイロットの神園から一方的に一途宣言をされたキャビンアテンダントの美雁。
    ため息の毎日、新たな男が二人現れ……。

    キャビンアテンダントの春日野美雁は、腐れ縁のパイロット・神園修慈から一途宣言されて大迷惑。職場にも関係はバレバレ(?)で、ためいきの毎日。しかも乗客が去ったファーストクラスで神園に悪戯されかけて以来、なぜか副操縦士の二岡の視線が痛い。そんなある日、二人の知己と再会した美雁。一人は高校時代の同級生で整備に勤務する河合。もう一人はキャビンアテンダントの道へ進めてくれたかつての上司・阿部。神園の妨害を心配しながらそれぞれの誘いにつき合ったのだが、美雁は阿部との食事の席で、彼の鞄の中にありえないものを発見してしまう―! 美雁、ついに本格的禁断プレイの餌食か、はたまた奇跡の救出劇なるか!? 欲望渦巻くセクシャルフライト第二便!
  • こんな…欲しがる身体でどうするよ?

    変人凄腕機長の操縦で、襲われ体質のCAと物見高いクルーとヘンな客を乗せたパンダが今日も飛ぶ!

    大手航空会社・パンダ航空の客室乗務員・春日野美雁は、若手ナンバーワンとの呼び声高いパイロット・神園修慈との肉体関係を清算しようと決心し、一方的に別れを告げた。しかし、乗務したファーストクラスで投資家マーク・スペンサーにその身を狙われ、勤務中であるにもかかわらず耐え難い恥辱を味わわされてしまう。麗しい姿とは対照的なストーカーじみた行為によって、ついにマークの手に墜ちた美雁。助けを求められるのは、自分から別れを告げた神園しかいなくて――。極上の身体に群がる男たちが繰り広げる、めくるめく愛と欲望のセクシャルフライト。浮気な機長の操縦で、襲われ体質のCAと物見高いクルーとヘンな客を乗せたパンダが今日も飛ぶ! シリーズ第一弾。
  • 谷崎泉先生、発行点数100冊記念本。

    くせ者揃いのスラップスティックBLノベル

    刑事の胡桃が葬儀帰りに拾ったのは自殺志願のヴァンパイア!?

    刑事の胡桃は父の葬儀のため長く離れていた故郷・長野を訪れる。異母姉の沙也香が苦手な胡桃は逃げるように実家を後にするが、その途中、記憶喪失の自殺志願者、しかも超絶美形の外国人の男と遭遇してしまう。捜査に一刻も早く駆けつけたい胡桃は、カミルと名乗る男をどうすることもできないまま東京へ戻るが…。「ベネディクトを捜さなければ」カミルの謎の固い意志に振り回され、ついには想像もしなかった快楽を味わわされることに…。常識では考えられない能力を持つカミル、彼は現代に蘇った――ヴァンパイア!?
  • つまり、桜庭さんはゲイ?

    出会い最悪の営業部のエース社員桜庭からの突然の告白。怯える詠太をよそに告白を取り下げたかと思いきや、今度は大暴走!?

    俺とつき合ってくれないか――。公務員という安定の職を捨てデザイン系制作会社に転職した詠太。接触のなかったやり手営業部員・桜庭との初仕事&初対面は最悪。なのに突然の告白!? 最悪の一端は桜庭が深夜、男同士でキスしていたから…ということはつまりそういうこと!? そして桜庭の本命らしき健三郎とは? 女装子の従兄弟・泰史やその隣人でオネエの梓、色気も才能も絵に描いたように平凡を地でいく詠太の周囲がにわかに騒がしい!?
  • 好きじゃないのに、あんなことしたの?

    事故のような情事の翌日。失踪した古館と折原を追って北の大地に飛ぶことになった小早川と胡太郎。酒で豹変する危険な男との二人旅。一体どうなる!?

    伝説の官僚にして、二世議員・古館の秘書を務める小早川秀峰に己の乏しい恋愛遍歴を言い当てられた上、酔った勢いで貞操まで奪われてしまったコタこと谷町胡太郎。謝罪を約束されるも、合意していない相手の身体を悦んで受け入れてしまった心境は複雑で…。その後、駆け落ちした古館たちを探し出して小早川と北海道から戻ったコタを待っていたのは、妻と別居中の担当編集・杉浦と、居候・湯川の自称恋人、古館の婚約者とややこしい人物ばかり。そんな厄介事の合間に訪れる小早川の囁きや視線が熱いのは気のせい? それとも…。
  • どう見たって……君は抱かれる方に向いてるだろう

    資産、才能、容姿…すべてに恵まれている評論家・谷町胡太郎。9年間片想いしている先輩の駆け落ちと俺様議員秘書との出会いがセットで訪れて!?

    親の遺産の不労所得で何ひとつ不自由ない生活環境を持ち、年に一冊本を書くことで人気評論家の身分を有する谷町胡太郎。だがその私生活は9年に及ぶ片想いと、肩書きばかりが立派な三人の居候に支配されていた。そんな胡太郎の運命の分かれ道、某日お台場のホテル――「誰ともつき合ったことがないって言うんじゃないだろうな?」弱点を抉る痛烈な一言を浴びせてきたのは、財務省の出世頭から議員秘書へ謎の転身を遂げ、官僚たちの間で伝説と化している男・小早川秀峰で……。
  • これ以上、邪魔されてたまるか

    中学教師の井川は鳶職の恋人・大滝と秘密の同棲中。
    ところがそんな井川のプライベートが大ピンチに…!?

    「好きだ」と言われ、「そうか」と返したあの日から十余年。公立中学の教師を務める井川は、鳶職の大滝と同棲中。ある夜、風呂場で週末のお楽しみの真っ最中、生徒の曾根が自宅を突き止め訪ねてくるという事件が。さらに大滝の「俺は井川に好きだって言われたことがあるかな」という想定外の一言に、後ろめたさがじわじわと刺激されはじめ…。多忙でも振り回されても、大滝との生活を守るため、信念をまげず生きる井川の愛と葛藤の物語!

    ※紙書籍時の本文挿画は収録しておりません。
  • 681(税込)
    著:
    谷崎泉
    イラスト:
    楢崎ねねこ
    レーベル: ガッシュ文庫
    出版社: 海王社

    すれ違いの日々に耐えられなくなり、恋人だった久家の前から逃げて三年。ペットショップで働く上平は、大好きな爬虫類に囲まれ穏やかな日常の中にいた。だがそんな上平のもとに、居場所を知るはずのない昔の男・久家がIT企業の社長として立派に成長して現れた。あげく復縁を迫ってきて…!? もう一度信じるなんて無理だ――そう思うのに、上平を取り戻すために大嫌いな爬虫類すら克服しようと必死な久家を、つき放すことはできなくて…。
  • 660(税込)
    著:
    谷崎泉
    イラスト:
    高城たくみ
    レーベル: ガッシュ文庫
    出版社: 海王社

    堅実に人生を生きてきた冴えない独身四十男の大黒谷正広(だいこくやまさひろ)は、ふとした事から、ひとまわりも年下で天然のゲイ・西舘(にしだて)ステラの世話をあれこれ焼くハメに! 元モデルで超美形だけど、怠け者のステラの汚部屋を片付けたり、将来を考えろと助言したり……見るに見かねてする事一つ一つに感動するステラに振り回されっぱなしの大黒谷。だが、真面目一筋で生きてきた大黒谷は次第にステラの純真さに惹かれるようになっていって……四十年間生きていて、まさか男を好きになるなんて……!?
  • 急遽、ペットショップ「緑水館」爬虫類部門に配属になってしまった江原の悩みは、苦手なヘビと、冷たい印象の常連、瀬戸である。多頭飼いするほどカメレオンを愛している瀬戸は、専門知識の乏しい店員の江原を明らかに軽蔑しているようで…。だが、接するうちに瀬戸自身の素直さに触れ、江原は少しずつ彼に好意を持ち始める――そんな矢先、「カメレオンの世話をしてくれ」と懇願され、一週間、彼のマンションに住むことになり!?
  • …瞳が大学生になる…春までには…戻ってきます…

    医大への進学を決め、受験勉強に勤しむ瞳。
    仁と、弟たちとの穏やかな生活が続くかに見えたが――

    「恐れてばかりじゃ…本当に失ってしまうから…」諦めた医師への道に挑戦すると決め、新たな生活を始めた瞳。そこにはかけがえのない仁の支えがあった。十二月、つましい暮らしの中でささやかなプレゼントを見繕い、家族で迎えたあたたかなクリスマス。しかし、仁を狙う組織は新たな人間を送り込み、引き渡しの期限を切ってきて――

    ※紙書籍時の本文挿画は収録しておりません。
  • …お前が側にいてくれたら…頑張れる

    勤め先が閉鎖になり就職先を探す瞳に、もう一度医者の道を目指すよう進めてくる仁。そこへ仁の父・エドワードが現れて――

    仁と再会し、想いを受け入れた瞳。成長期真っ盛りの弟たちと、畑まで始めた仁との生活は穏やかそのものだったが、隣家を改修して住まうポールたちの正体は不明のままだし、職場は閉鎖してしまい懸念は尽きなかった。再就職活動に違和感を覚えつつも、医者の道を勧める仁の言葉にも素直になれない。――また仁がいなくなったら、今度こそ自分は駄目になってしまう――温もりを知ってしまった今だからこそ不安に苛まれる瞳。そこへ仁の父・エドワードが接触してくる。仁を利用したエドワードを警戒する瞳だったが…

    ※紙書籍時の本文挿画は収録しておりません。
  • 俺に安心をくれるのは…お前だけなんだよ

    穂波家は長男の瞳が弟二人を養いながら暮らす三人家族。そこへ行方不明になっていた隣家の仁が戻ってきて…!?

    とある片田舎に暮らす穂波家は、長男の瞳が働きながら弟二人を育てている三人家族。そこへ六年前に行方不明になった隣家の仁が戻ってくる。無邪気に喜ぶ弟たちをよそに、仁への複雑な思いがある瞳は素直に喜べない。さらに、仁を追って謎の外国人が押しかけてきて!? 働いて、食事をして…平凡に日々を積み重ねていた瞳に、仁の優しさは空白の時間を経てもなお、あたたかくて――。

    ※紙書籍時の本文挿画は収録しておりません。
  • 770(税込)
    著:
    谷崎泉
    イラスト:
    奈良千春
    レーベル: シャレード文庫
    出版社: 二見書房

    十五年目の、真実。

    上十条の事件を機に再会した橘田と倉橋。
    高平をはじめとする捜査員たちが手詰まり感を覚え始めた頃、三人を揺るがす新たな事実が…

    ……俺は弱い。それを認めて、強くあろうと努力できたのは、君のお陰だ。
    上十条一家殺害事件の管理官を任された橘田は、かつて関係を持ったが二度と会わないと誓った義弟の倉橋と再会する。大人になり経験値の増した倉橋の優しさは、仕事に邁進し人のぬくもりさえ忘れていた橘田の心に、六年間ずっと認められなかった感情を呼び起こす。一方、高平に消えない傷を負わせた放火殺人事件は時効を迎え、時の流れがすべてを風化させていくかに思えたが…。私欲にまみれた犯罪、繰り返される悲劇、それでもやってくる明日を生きるため――過去から始まる再生の物語、解決編。
  • 770(税込)
    著:
    谷崎泉
    イラスト:
    奈良千春
    レーベル: シャレード文庫
    出版社: 二見書房

    君を…そういう意味で好きだと思ったことはないよ

    橘田の心を埋めようとした親友の高平と、義弟の倉橋。
    とある事件によって再会した三人が行き着く先とは――

    一九八九年、とあるマンションの一室で起きた放火殺人。当時十三歳だった橘田と高平は事件に巻き込まれて以来、互いしか知りえぬ思いを共有する。しかし橘田の心の空隙は次第に二人の関係を歪ませ始めていた――。大学進学後、高平との関係を断ち切り、一人事件の悪夢にうなされ続ける橘田の前に現れたのは、義弟の倉橋だった。倉橋もまた橘田の苦しみを知り、心を砕くようになるのだが…。時を経て起きた新たな事件が、それぞれの道を歩んでいたはずの三人の男たちを呼び寄せる。そこに待つのは悲劇か、過去との決別か。
  • 【イラスト付き】若くして莫大な資産を築いた人生の成功者・音喜多だが、かつて想い人を亡くして以来、本気の恋情とは無縁に生きてきた。そんなある日、音喜多は死別した相手と酷似した顔立ちの青年と出会う。その青年・久嶋は、華奢で可憐な外見とは裏腹に、二十五歳にして博士号を三つ持ち、元FBIのアドバイザーという経歴を持つ天才だった。彼に強く惹かれた音喜多は、側に居たい一心で行動を共にするが、天才ゆえ人の心が分からないという彼に、身体だけの関係を提案され―。
  • 俺はお前が誰よりも綺麗だって思ってる

    異動、退職、結婚…さまざまな転機が訪れた怒涛の二年。
    本田と久遠寺の、これからも続く愛の軌跡。
    紙書籍発売時、フェア用に書き下ろされたSSを完全収録した特別版!

    久遠寺が薮内の跡を継ぎ、残った本田たち日芳メンバーにも次々と転機が。中でも各務と落合の結婚に、驚愕のあまり花嫁の父のような心境の本田だが、久遠寺には「できるものなら結婚したい」と言われるほど相変わらずの愛されぶり。一方、社内では建材部の大幅な人事刷新が検討され、本田もその対象に。再び大きな決断を迫られる時が訪れて――。『しあわせ未来予想図』を大幅加筆したスペシャル編。
    気になる森田の結婚問題にもついにピリオドが!?『哀愁のハワイ航路』も同時収録。

    紙書籍発売時、フェア用に書き下ろされたSSを完全収録した特別版!

    ※紙書籍時の本文挿画は収録しておりません。
  • お前みたいな男をしあわせにできるのは、俺しかいないんだから

    藪内の会社を継ぐ久遠寺と、日芳に残る決断をした本田。歩む道は異なっても、二人の心は離れない――。長編シリーズ感動の最終巻!

    本田の仲介によってかつての共同経営者・藪内と和解した久遠寺は、余命いくばくもない彼から会社を引き継ぐべく日芳退社を決意する。一緒に新しい会社で働こうという久遠寺の言葉に、本田の心は揺れる。想いが徐々に身の内から溢れ、言葉や態度に表れてゆくことへのおそれ、職場が離れすれ違いが増えていくことへの不安……。一方、久遠寺の退社を知った3課の面々は情報収集に躍起。東郷の意外な行き先も決まり、プロジェクト2課と合同の送別会へと話題は流れていく。少しずつ、それぞれの道が分かれていく仲間たち。久遠寺と本田もまた、二人で歩む人生を誓い合う──。書き下ろしは本田の早とちりも微笑ましい送別会幹事奮闘記。シリーズ最終巻!

    ※紙書籍時の本文挿画は収録しておりません。
  • 好きだ…って言ってくれ

    薮内の真意が明らかになり、久遠寺退社が現実化していくる中、「蘭月」の主人の正体が明らかに。ますます絆を深める二人の未来は…。

    問題児だった新入社員・東郷の信頼を得て、ますます3課の尊敬の眼差しを集める本田だったが、プライベートでは久遠寺を尋ねてきた藪内の存在が気にかかっている。漏れ聞こえてくる過去の二人の確執、重病説……。久遠寺には異動・転勤の正式な辞令が下るが、固辞したことで社内の立場が微妙なものに。人生の岐路に立った恋人に本田ができることはただひとつ「好きだ」と想いを伝えること……。一方、徳永から託された絵を静香に見せた本田は、彼女と訪れた「蘭月」でついに主人と浅からぬ関わりを知る。過去の苦い出来事があたたかな縁となり、すべてを優しく包んでいく――。シリーズ第11巻、徳永家の令嬢・深雪の、悩ましい父兄参加イベントも収録。

    ※紙書籍時の本文挿画は収録しておりません。
  • 俺以外の奴のことを真剣に考えるのは…
    浮気っていうんだ

    会社では仕事をしない新人・東郷の面倒を見て、プライベートではかつて久遠寺を手酷く裏切った男・藪内が現れ……悩める本田、運命の第十巻!

    久遠寺の心配をよそに、仕事をしない新人・東郷の面倒を見ると決心し、出先に連れ出した本田。そして、その日から東郷の態度が変わり始める。だがプライベートでは、白金宅を訪ねてきた藪内が、久遠寺のかつての共同経営者で彼を手ひどく裏切った男と知り動揺する。本田は藪内のことを知ろうと堂島に水を向けるが、うっかり口を滑らせ同席していたまゆりに久遠寺との関係を気づかれてしまう。精神的つながりの強い彼女の反応を不安に思っていた本田に、まゆりは藪内に関する「噂」をもたらすのだが……。しあわせラブライフ編第二弾! 巻末は本田さん以上の苦労人? 映の秘書・森田のアクション映画さながらの逃避行を収録!

    ※紙書籍時の本文挿画は収録しておりません。
  • 帰ってきたら…可愛がってやる

    多忙を極める本田と久遠寺に甘い時間はなかなか訪れない。そこへ料理屋の主人の謎の様子に3課に現れた新人と、新たなる問題の予感?

    久遠寺がかけがえのない存在だとやっと伝えることができた本田。しかし多忙を極める二人に、なかなかゆったりとした甘い時間は訪れない。ゴールデンウィークでさえ3課のメンバーに振り回されるハメに。そのとき訪れた料理屋『蘭月』の主人が、初対面の本田に対して奇妙な様子を見せたことで、またしても久遠寺の警戒心を呼び起こしてしまうのだが…。一方、3課には待望の新人現る! ところがその新人はとんでもない問題児で…。しあわせラブライフ編、第一巻。巻末は落合家with各務のメルヘンゴージャス旅行に巻き込まれた本田さんの不幸編。

    ※紙書籍時の本文挿画は収録しておりません。
  • …欲しい。
    お前が欲しいよ…久遠寺

    罠と知りながら、久遠寺昴が待つホテルへと一人向かう本田だったが……第一部クライマックス!!

    君を皇から奪おうと思っている――久遠寺の兄・昴にそう宣言され、キス写真を撮られた本田は、誘われるまま昴の待つホテルに一人で向かう。罠と知りながら、言葉巧みな昴にからめとられ薬を盛られたうえ、ベッドルームで服を脱がされ絶体絶命のピンチに陥るが――。兄弟の確執を知った本田は、認められずにいた久遠寺への想いと素直に向き合い、ついに二人はお互いの気持ちを通じ合わせることができた。しかし昴の策略は終わらず、始まったばかりの白金での同居生活も風前の灯火。姑息な手口に、ついには怒り心頭に発した久遠寺が公衆の面前で昴を殴りつけるという事態に!? 波乱の第一部クライマックス! 本田の出生の秘密編も収録。

    ※紙書籍時の本文挿画は収録しておりません。
  • 言っただろう? 君を皇から奪うって。

    白金の豪邸で久遠寺と公認同居生活を始めた本田。だが久遠寺の実兄・昴が、不穏な動きを見せ始め……

    白金の家への引っ越しも無事完了し、不本意ながらも久遠寺との公認同居生活を始めた本田。3課連中の花見場所まで提供し嵐は過ぎ去ったかに思えたが、美和の頼み事の件で望まぬ出会いをした昴が再び本田の前に現れる。時期を同じくして、日芳上層部では本田を1課に異動させようという動きが見え始め、久遠寺には北京転勤の噂が……。偶然とは思えない展開、さらに追い討ちをかけるようにパーティの招待状と久遠寺とのキスシーン写真を手渡してきた昴の目的は? 兄弟の確執の板ばさみになりながらも、久遠寺にそれを告げられない本田の選択は――。久遠寺の高校時代、渡米直前のエピソードも収録。緊張のシリーズ第7巻!

    ※紙書籍時の本文挿画は収録しておりません。
  • 高級クラブでホストを務める快晴は、ある日仕事帰りに「めしや」という小さな暖簾の定食屋を見つける。期待せず入った店内はカウンターのみでメニューは朝定食だけ。ところが、これがびっくりするほど美味い! しかも「めしや」を切り盛りしていた大将は、自分と同い年くらいの精悍な青年だった。何でもそこそこ適当に生きてきた快晴だったが、「めしや」の味と笑顔が魅力的な大将の人柄に惚れこんで、店に通い詰める事に。ところが、大将相手に淫らな夢を見てしまって…!?
  • この前は──
    欲しいって言えたじゃないか

    突然退寮を申し渡された本田にあちこちから物件提供の申し出が。久遠寺セレクトのベルサイユ風(?)マンションを振り切り、誰にも借りは作りたくないからと激務の合間を縫って部屋捜しをする本田だが、なかなか条件に合う場所が見つからない。そんな時、静香個人のものだという立派な日本家屋を勧められる。遠い記憶にある理想の家そのままの建物。訳ありな雰囲気を察しつつも追及はせず、母の意向に従うことにした本田。ついに久遠寺との同居生活におさらばか!? ところが念願かなうはずの本田の目にはなぜか涙が……。書き下ろしは引っ越し騒動裏話、各務が落合家の入り婿に?

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  • 雪彦。誰にも触らせるな…
    見せるのもだめだ

    映に、久遠寺家長兄・昴。久遠寺不在の間、本田の身に数々の厄介事が……

    会社に乗り込んできた映に高級料亭・喜久田楼の奥座敷で押し倒された本田は、なす術もなく抱かれそうになっていたところを映の秘書・森田に助けられる。そのショックも癒えぬうち、久遠寺家の長兄・昴の件で美和と落ち合ったところへ突如、当の本人が現れて――。久遠寺不在中に次々起こる、なかった事にはできない厄介事の数々。兄二人を相手に久遠寺の独占欲もヒートアップ!? さらには本田さんLOVEの落合を食事に連れてゆく約束までしてしまい…。年明け早々からバレンタインデーまで、お釣りが来るほどの暑苦しい愛が飛び交う本田ラプソディー。気苦労が絶えない森田の毎日を描いた書き下ろしも収録したシリーズ第五弾!

    ※紙書籍時の本文挿画は収録しておりません。
  • 681(税込)
    著:
    谷崎泉
    イラスト:
    三池ろむこ
    レーベル: ガッシュ文庫
    出版社: 海王社

    お笑いコンビ「サトスズ」の鈴木律は相方に報われない恋をしていた。だが、コンビとしては下り坂。事務所からコンビ解散を促されても、重い恋をひきずってなかなか前に進めない。そんな律の前に現れたのは、ラーメン屋開店を目指して日々懸命に働くフリーターの白瀬だった。「俺がいるんだから一人で泣くな」不規則な生活の律に食事を作り、苦しい恋に泣く夜はそっとそばにいてくれる。白瀬の優しさに触れ、未来の為に努力する姿を間近に見た律は、不毛な恋から抜け出す為にある決心をして――。
  • 見ろよ。お前、すごく…
    やりたいって顔してるだろ?

    やっと訪れた年末年始、心ゆくまで眠りたいと願う本田。しかし空気を読まない男・久遠寺は本田を強引に飛行機に乗せ、一路スイスへ!?

    ありえない忙しさに振り回された年内の業務がやっと終了。年末年始は掃除に洗濯、そして心ゆくまで眠りたい…そんな本田のささやかな予定を180度ひっくり返す男、久遠寺。強引な手段で飛行機に乗せられ、行き着いた先は、なんとスイス。久遠寺家所有の超ゴージャス別荘で、なぜかどこにでも現れる3課連中とニューイヤーパーティで新年を迎えることに。気持ちでは久遠寺を受け入れ始めている本田だが、そんな自分を理性はいまだ認められずにいる。帰国後、元彼女・美和と偶然の再会をした本田は、久遠寺に関わる妙な頼まれごとをされてしまうが…。本田の日芳物産内定にまつわる過去編も収録した、ワーカホリック・リーマン・ラブシリーズ第四弾!

    ※紙書籍時の本文挿画は収録しておりません。
  • 雪彦、って呼ばせろよ
    俺だって特別な存在だろう?

    本田は義弟・和哉の捜索を続けるうち、久遠寺に対抗意識を燃やす、超要注意人物・映に借りを作ってしまう。しかし年末という殺人的忙しさが本田を襲い…

    日頃疎遠にしている母・静香たっての願いを受け、仕事の合間を縫い義弟・和哉の捜索を続ける本田。ところが家出の理由を探るうち、料亭での一件以来、超要注意人物となっている映に借りを作ってしまう。しかし次に本田を待ち受けていたのは、そんな大事なことを忘れ去ってしまうほどの殺人的忙しさ――年末。脳天気な3課連中に囲まれ、一人眉間の皺を深くする本田だが、あり得ないクリスマスプレゼントに真っ白になり、自分ですら忘れていた幼少期の恥を暴露され、久遠寺に高価なシャンパンを飲まされ押し倒され…。他人の三倍忙しい本田の年末修羅場編。降って湧いたお見合い疑惑にまつわる短編つき、シリーズ第三弾。

    ※紙書籍時の本文挿画は収録しておりません。
  • お前が誰のものなのか、
    教えてやるよ

    人の話を聞かない男・久遠寺とコンビを組んで以来、毎日が過労半歩手前の商社マン・本田雪彦。お人好しの彼にさらなる厄介事が迫る!

    評判通りの辣腕ぶりで次々と契約を結んでくる久遠寺。それに比例して激増する本田の仕事――。しかし、久遠寺とのコンビ解消宣言をあり得ないやり方で撤回させられた本田に選べる道はなく、毎日が過労半歩手前のストレス満載状態。それなのに、寮には当然のように久遠寺が住みつき本田のささやかな休息すら奪ってゆく……。腹に据えかねた本田はついに久遠寺締め出し作戦を敢行するが? 似合わなすぎる各務主催の久遠寺歓迎会、映には襲われかけ、本田の実家・菊池家では義弟の和哉が失踪騒ぎと、厄介ごとの波状攻撃。人の話を聞かない男・久遠寺攻略法は見つけられるのか!? 働く男の強引愛シリーズ第二弾!

    ※紙書籍時の本文挿画は収録しておりません。
  • 俺に犯られたのが
    ネックになってるわけだ。
    ──今度はよくしてやるよ。

    早朝出勤、深夜残業、休日出勤は当たり前。頑張る本田に次々とふりかかる災難、トラブル、強引男!? 王道リーマンラブシリーズ第一弾!

    東京・丸の内――大手商社建材部勤務の本田雪彦は所属の3課を代表する有能社員。サラリーマンらしからぬ華やかな美貌に色めき立つ女性社員もものともせず、多忙な仕事に走り回る日々。そんな本田がNY支社から鳴り物入りで本社に配属されてきた久遠寺皇のフォロー役を命じられる。男らしい容貌に、漂う育ちのよさ、仕事も超がつくほどのやり手。久遠寺は噂以上の男だったが、とある物件のトラブルで板挟みになった本田は結果的に彼を裏切る選択をしてしまう。信頼が芽生え始めた矢先の出来事に、久遠寺がとった行動とは……。

    ※紙書籍時の本文挿画は収録しておりません。
  • 俺のすべては浅井のものだから
    ずっと……永遠に浅井のものだから

    遠距離ながらも互いを想い、それぞれの仕事に向かうつぐみと浅井。しかし真山から浅井入院の知らせが舞い込み……

    浅井と離れて暮らすようになってしばらく経ち、締切に追われながらも穏やかに日々を送るつぐみだったが、セヴン編集部を訪れようとした時に出会ってしまったファッション誌ディレクター明智に見初められて大迷惑。強引なアプローチに困り果てていたところへ、なんと浅井入院の知らせが! 真山の助けを借りてエジプトへ飛んだつぐみを待ち受けていたのは、思いもかけない光景で…。番外編第二弾・全編書き下ろし。

    ※紙書籍時の本文挿画は収録しておりません。
  • 浅井さんと桜が見られて、しあわせだよ。

    浅井からの一報で急遽、京都へ赴くことになったつぐみたち。謎のアラブ人も同行しての、いわくありげな旅路はいかに!?

    海外にいる浅井からの電話で、急に京都へ行くことになったつぐみたち。わけもわからないまま慌てて原稿を上げるが、出発前日に帰ってきた浅井とともに現れたのは、民族衣装に身を包んだアラブ人! 突然の京都行きには、なんだか深い事情がありそうで…。一抹の不安を覚えつつも、一行は古都の旅を満喫。清水寺に知恩院、週刊V編集部も乱入しての夜桜見物、そして高級旅館に浴衣Hと、お楽しみ満載の書き下ろし! このほか、浅井が住むビルをもらったワケが明かされる文庫未収録作品に、ダニエルさんの毒舌にさらされるイーサンの悲哀を描いた書き下ろし掌編も収録。

    ※紙書籍時の本文挿画は収録しておりません。
  • 帰ってくると言った。
    俺の……いる場所に帰ってくると、言ったのに。

    決心の末、浅井を送り出したつぐみ。想像以上の喪失感に逃げるように実家へ戻るつぐみだったが、そこへある一報が届き……

    決心の末、浅井を送り出したつぐみだがその喪失感は想像以上だった。不安定な気持ちを抱えたまま写真展に赴いたつぐみは浅井の世界ともいえる空間の中で感情のセーブがきかなくなり、日常のすべてを放棄して逃げるように実家に戻ってしまう。そして家族のあたたかさと周囲の理解に支えられ、やっと東京に戻ることを決意した直後、浅井が乗ったとおぼしき飛行機が墜落したとの連絡が――。人気長編ついに本編完結。

    ※紙書籍時の本文挿画は収録しておりません。
  • きっと帰ってくる……。
    だって、ここが一番の楽園だから。

    ついに噂のジェイが、浅井を連れ戻すために来日。浅井のためにすべきこと、迷うつぐみに……

    真山の押しかけ弟子騒動がひと段落したと思ったら、今度はNYから思いがけない客人が。浅井の親代わりとも仕事の師匠ともいうべき人物――噂のジェイこと、世界的に有名なカメラマン、ロバート・J・ウィリアムズそのひとだった。浅井を連れ戻しにきたのだということはわかっている。けれど、つぐみにはまだ浅井と離れて暮らす決心がつかなくて……。そんな折、浅井が仕事中のつぐみを突然、外へ連れ出し……誘拐!? どうなる二人!

    ※紙書籍時の本文挿画は収録しておりません。
  • 家族と浅井と…どちらかを選ぶなんてできない。
    そう思っていたけれど…。

    浅井との関係を家族に打ち明ける決心をしたつぐみ。一方、浅井の現場復帰を望む声が……

    「お兄ちゃん。浅井さんが好きなんでしょう?」受験のため上京してきた妹のひばりに、ささいなことから浅井との関係を気づかれてしまった…。つぐみはついに、実家の父に二人のことを告げる決意をする。浅井を好きだと認めた日から、いつかは厳しい現実に目を向けなければいけないとわかっていたけれど――二人のヴァレンタインは、ちょっぴりせつなくビタースウィートで……。そんな折、つぐみは真山から浅井の報道カメラマン時代の写真を見せられ……。

    ※紙書籍時の本文挿画は収録しておりません。
  • 浅井を離したくなかった。俺は我儘でいやな人間でいいから……。

    浅井の写真集発売が迫り、つぐみの連載も順調。にわかに忙しくなってきた折柄、若手カメラマン・真山の登場に、妹のひばり再びで……?

    写真集の発売も迫り、にわかに慌しくなった浅井の周辺。一方のつぐみは増刊号でも連載が決まって、いよいよ新しいアシスタント探しが本格化。そんなある日、浅井が取材中に大喧嘩したという若手カメラマン、真山が突然に家を訪ねてくる。「浅井のアシスタントになりたい」と告げる彼は…いったい何者!? さらに追い討ちをかけるかのごとく、受験のため妹のひばりがやってくると言い……。新婚気分満喫(……?)のはずが、なんだか暗雲がたちこめだして……波瀾の第2部スタート。

    ※紙書籍時の本文挿画は収録しておりません。
  • 俺にとって、これが最初で最後の恋だ。
    そう確信していた。

    ようやく恋人と呼べる間柄になったつぐみと浅井。けれど今度は、つぐみ母がやってきて……!?

    初日の出を浅井とともに見つめながら、つぐみの口からついにこぼれた「好きだよ」の一言。長い道程を経て、とうとう相思相愛となった居候マンガ家のつぐみと、家主で現在失業中のカメラマン・浅井だが……彼らの仲を鋭く見抜いたつぐみの母に、どう答えるべきか。そして一騒動の予感ありの浅井の写真集出版と、まだまだ問題は山積みで……。巻末は「観月家の人々」を収録。
  • 積み重ねた時間の中で、俺は変わっていったのかもしれない。
    今までずっと否定してきた気持ちを肯定してしまうほどに……

    仕事が軌道に乗り始めたつぐみは、報告かたがたいったん実家へ帰ることに。そこには浅井も一緒で……

    浅井との出逢い、そしてマンガ家デビュー。この半年足らずにめまぐるしい変化の連続だったつぐみは、報告かたがた、いったん実家に帰ることを決意する。もちろん浅井も一緒、というあたりに不安いっぱいのつぐみだったが……。ついにご対面の浅井とつぐみ父の他、正鵠社恒例の忘年会で思いがけない出来事が? 担当編集者・吉田の呟き「ある編集者の多忙な日常」も収録の「君好き」シリーズ第五弾!
  • いつだって、浅井は激流みたいに俺を流すから……。
    いや、認めなくちゃ、ほんとは自分から浅井を求めているんだって。

    仕事だけは順風満帆の新人マンガ家つぐみ。浅井に溺愛される毎日に、相変わらず悩む日々だったが……

    初単行本も発売間近で、仕事は順風満帆の新人マンガ家つぐみ。だが、私生活は相変わらず居候のまま……。ただいま無職で主夫業大忙しの浅井に、仕事が終われば愛され放題、体力を根こそぎ奪われていく毎日。折りも折り、もう一人の我儘な同居人ダニエルの意外な一面を目にすることに……。気になる浅井とダニエルの過去とは一体!? 巻末収録は、浅井の少年時代を描いた「冬の火」。
  • もっと……と求めてしまいそうになる。
    ダメだって、頭のどこかでは思っているのに。

    浅井との関係に悩む新人マンガ家のつぐみ。だが落ち着く間もなく、妹が上京してきて……!?

    浅井とのなし崩し的関係をなんとかハッキリさせなくてはと思いつつも、日々の締め切りに追われる新人マンガ家のつぐみ。そんな時にかぎって、大学の友人やら浅井の写真集を熱望する追っかけ編集者やら、極めつけの迷惑居候ダニエルさんやら、何かとひっかき回す連中が押しかけてきて…。さらに追い討ちをかけるかのごとく妹のひばりが上京。何も知らないひばりにどう説明をすればいいのか!? つぐみ史上最大のピンチ!
  • 浅井がここからいなくなる……?
    そんなことで動揺するなんて……それは……好きだから?

    納得できないまま、浅井の領域侵犯をずるずる許してしまうつぐみ。しかしそこへ自称・浅井の元恋人が現れ!?

    憧れのマンガ家、週刊連載と幸せ街道突っ走り中のつぐみだが、ひとつ大きな問題が。それは恋人でもなんでもない浅井に、一方的に「カミさん」にさせられ抱かれていること。はぁぁ、俺って……。そんな超多忙なつぐみと浅井の家に、新たな居候がやってきた! 一人はアシスタントの観月。そしてもう一人は金髪碧眼の超美形、ダニエルさん。浅井の元恋人を自称する彼、なんと「浅井を連れ戻す」とつぐみに宣戦布告!? シリーズ第二弾!
  • 言ったろ? つぐみ、カミさんにするって

    駆け出しマンガ家の加納つぐみは、凄腕カメラマン・浅井青士にとんでもない一目惚れをされてしまい…!?

    駆け出しマンガ家の大学生つぐみは、打ち合わせで訪れた出版社のエレヴェーターの中、乗り合わせた男からいきなりキスされてしまう。野性味溢れるその男の名は、浅井青士。海外に拠点を置く凄腕のカメラマンらしい。しかもなんの因果か大事な原稿を拉致され、再び浅井のもとを尋ねる羽目に。「君、行ったら、必ずあいつに犯られるぜ」そんな忠告もむなしく、つぐみは……。ノンストップ・ハードラブコメ!

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