『花丸、樋口美沙緒(ライトノベル)』の電子書籍一覧
1 ~8件目/全8件
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ハイクラス種キベリタテハ出身の黄辺とオオムラサキ出身の志波は、幼少期から大学時代を共に過ごした幼馴染み。志波とは、思春期以降、セフレの関係だった黄辺だったが、志波の学生結婚を機に、二度と会わないと決め、想いを告げぬまま距離を置いた。いくら愛しても、志波には愛されないと知っていたからだ。ところが、社会人になって5年目のある日、黄辺のもとへ離婚した志波が突然あらわれる。相変わらず傍若無人にふるまう志波に苛立ちながらも、くすぶったままの想いが邪魔をして拒めず……。本編後を描いた、電子限定書き下ろしSS「朝の終わり、日は真南」収録!
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クラスメイトのほとんどから名前も覚えてもらえない「学級委員長」の崎田路は、自分とは何もかも正反対で、クラスでもカリスマ的人気の森尾が嫌いだった。もちろん森尾も、ただ真面目なだけで面白みのない路のことなど歯牙にもかけてはいなかった。ところがある事件をきっかけに、路は森尾に組み敷かれ、その体をめちゃくちゃにされてしまう。突然激しい憎しみをぶつけられ、森尾に心底嫌われていることに、思いがけず傷つく路だったが――。高校生たちの、痛々しい恋と葛藤を描いた衝撃作!紙書籍版の書き下ろし「世界の隅っこで、ひとり」、「あとがき」も収録! (この作品は、小説花丸Vol.10~12掲載「わたしにください1~3」、小説花丸Vol.22掲載「わたしにください 番外編」を加筆修正して収録しております)
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ハイクラス種ヒメスズメバチの名門で、女王バチ本家の末弟として生まれた真耶は、幼いころから当主代理として家に尽くし、長じてからはハイクラスが集う名門校・星北学園の副理事として清く正しい人生を歩んできた。容姿も性格もすべてが完璧。周囲からは高嶺の花と尊ばれてきた真耶だったが、その実、恋愛にはまったく興味がなく、次期当主の姉には欠陥人間とまで言われる始末。ついに童貞処女のまま三十歳を迎えてしまう。さらには、姉の結婚で当主代理の任を解かれ、屋敷を出ていかなければならなくなって……。一筋縄ではいかない真耶の恋のお相手は!? 本編後を描いた、電子限定書き下ろしSS「真耶と愉快な仲間たち?」収録!
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ハイクラスの身ながら短命な性モザイクで生まれたナミアゲハ出身の葵は、十八年間空気のように扱われて生きてきた。生きている間に、せめて誰かに必要とされたいと、性モザイクを探していたケルドア公国の大公との縁談を受けることにした葵だったが、葵の役割は、絶滅危機にあるグーティ・サファイア・オーナメンタル・タランチュラの最後の一人、美しくも冷徹な大公シモンと月に七日交わり、跡継ぎをつくることだった。できなければ離縁されると知り、その過酷な条件に心を痛める葵だったが──。
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たった一人の肉親に捨てられ傷ついたみなしごのキユナは、愛なんかいらないと固く心に誓って生きてきた。しかしある日、ひょんな事から惚れ薬を飲まされ、犬猿の仲の雇い主で、貴族のフレイを好きになってしまう。誰にでも愛を囁く節操なしのフレイのことが大嫌いだったはずなのに、彼に甘く見つめられるだけで、瞳は潤み、胸が痛いほど高鳴ってしまうキユナ。そんな初めての恋の感情に耐えられなくなったキユナは、解薬を手に入れるために、フレイから持ちかけられた、とある危険な賭けにのることにしたのだが……!?
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