『松本利秋(新書、実用)』の電子書籍一覧
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米中冷戦後の世界に必要な戦略的視点とは?
コロナ禍、中国の台頭、米大統領選……
激動する世界において必要な戦略的視点とは!?
世界が中国を排除する地球規模の大激震と米中冷戦。ポスト・コロナの新たな世界において日本の歴史と国民性を基盤とした「日本独自の戦略」とはなにか。地政学的思考方法を基礎として提言する。 -
「南北統一で巨大反日国家が誕生するか?」「中華の覇権にのまれ中国自治区となるか?」「人口減少・国力衰退で米州になるか?」…アメリカ主導の戦後秩序と同盟で、地政学的な脅威から守られてきた日本。新たな覇権時代で内憂外患の状況を前に、地図の向きと発想を変えることで国際情勢の大潮流を的確に読み解く令和日本人必読の1冊。
→巻頭カラーで、発想の転換を促す「逆さ地図」を収録、各章ごとに「現状から考えられる2020年以降のシナリオ」を掲載。
[目次]
第1章 「逆さ地図」で読み解く令和日本を取り巻く情勢
第2章 パンドラの箱が開きつつある韓国の行方
第3章 生き残りを賭ける北朝鮮の現実と未来
第4章 世界の覇者を狙い膨張する中国の思惑
第5章 西側から孤立するロシアの東方重視政策と日本
第6章 インド太平洋の要石・沖縄と令和日本の安全保障
<著者略歴>
松本利秋(まつもと・としあき)
1947年高知県安芸郡生まれ。1971年明治大学政治経済学部政治学科卒業。国士舘大学大学院政治学研究科修士課程修了、政治学修士。国際関係アナリスト・ジャーナリストとしてアメリカ、アフガニスタン、パキスタン、エジプト、カンボジア、ラオス、北方領土などの紛争地帯を取材。TV、新聞、雑誌のコメンテイター、企業、省庁などで講演。日本危機管理学会員。著書に『戦争民営化』(祥伝社)、『国際テロファイル』(かや書房)、『「極東危機」の最前線』(廣済堂出版)、『軍事同盟・日米安保条約』(クレスト社)、『熱風アジア戦機の最前線』(司書房)、『日本人だけが知らない「終戦」の真実』(SBクリエイティブ)など著書多数。
※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『逆さ地図で解き明かす新世界情勢―東アジア安保危機と令和日本の選択』(2019年11月20日 第1刷)に基づいて制作されました。
※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。 -
「負け」を先送りしたあの戦争の非劇に学ぶ
「先送り」「棚上げ」「不決断」…
日本軍と現代日本に共通のジレンマ
組織が陥りやすい意思決定の矛盾やコミュニケーション不全、自己保身は
なぜ今も繰り返されるのか?
◎作家・半藤一利氏推薦! 太平洋戦争失敗の本質
太平洋戦争時の日本軍と現代日本のあらゆる組織に共通するジレンマ、
なかでも「先送り」「棚上げ」「不決断」体質に迫り、教訓とする1冊。今でも日本の問題点として指摘されるリーダーシップや意思決定の不在。
あの戦争の時も、首相も天皇も最終的な決定権はなく
誰も望んでいない開戦に押し流されていった。
典型的な無責任国家は今も現在進行形である。
日本が戦争への道に転がっていった過程を見ると、
「決められない」「時流に便乗する」「空気に流される」
「見通しを誤る」「先送りする」「棚上げする」
といったことがある。
そして開戦後も多くの指揮官のリーダーシップの不在により、
ときに不決断を引き起こし、いたずらに兵力の消耗をもたらした。
戦局の前半では快進撃を続けた日本軍も、
その後、数々の作戦の失敗から学ぶことなく、
雪崩を打って敗戦へと向かったが、
その裏では、組織が陥りやすい意思決定の矛盾や、
大本営と現地とのコミュニケーション不全といった、
極めて今日的な問題が起きていたのである。
そして先送りによる最大の失敗は、「降伏決定の先送り」である。
天皇の「時局の収拾も考慮すべきだ」という敗戦の覚悟を、
戦争指導者全員が共有できていたら、
国民の犠牲者はもっと少なかったはずだと考えられる。
こうした日本的な組織の特性は、
戦後の日本の組織にも無批判に継承され、
今日の日本企業の凋落と衰退を生み出す大きな要因となっている。
赤字事業の売却、撤退の判断…がその典型的事例だ。
決定が遅れれば、損失が膨らみ、いよいよ処理が難しくなる。
本書は日本軍と現代日本に共通する組織的特徴(欠陥)を、
これまであまり指摘されてこなかった
「不決断」「先送り」という視点から読み解き、
現代日本人の教訓とするものである。 -
「終戦」が教える戦後世界の盲点
終戦70周年企画! 「終戦」が教える戦後世界の盲点
加瀬英明氏推薦!
70年前のこととはいえ、現在もなお各国にとって大きな記念日である「終戦」。
世界は必ずしも「8月15日=終戦」とはしておらず、この「終戦の日付」の認識の違いは、日本人が国内外で思っていた以上に痛感させられることが多い。
また、戦後の諸問題の多くの根源は「日本の終戦のカタチ」にはじまっており、領土、戦争被害、戦後補償、外交など、今もなお日本だけでなく世界もひきずっているのが現状である。
本書は、昭和史の中で日本という舞台の中だけで語られがちな「終戦」が、いかにそれをきっかけに戦後体制から現代の諸問題にまでひきずっているかを、戦勝国、敗戦国、戦後の独立国などの世界レベルでの視座から見ていくもの。
本書を通して、日本のマスコミや学校が教えてくれない世界史の中の死角・盲点としての「日本の終戦」が理解できるであろう。 -
目からウロコ! 巻頭カラー「逆さ地図」付き
●世界のホンネがわかる「逆地図的視点」のススメ!
地図はついつい自国を中心に見てしまいがちである。
しかし、地図の向きを柔軟に変えて世界を眺める癖をつけることで、実は世界の本当の姿がより見えやすくなるのである。
この本では、地図の東西南北の向きを柔軟に変え、焦点となる場所が目立ち、本質が理解しやすい向きから、現代起きている問題や過去から引きずっている問題を地政学を援用しながら俯瞰していく。
たとえば、中国を中心に、南北を逆さにした地図を見ることで、中国が日本列島や島々に取り囲まれていることがわかり、何とか出口を探そうとする戦略が理解でき、尖閣諸島の問題などの本質がつかみやすくなる。
ほかにもロシア、中東、イスラム国、アメリカなどをめぐる最近の情勢や各国の戦略などの本質をつかむことで、今後の日本が歩むべき方向性がわかるであろう。
●「まえがき」より
日本を中心にした地図を見ると、日本を囲む広大な海から、豊かな恵みを受けている姿が見えてくるだろう。
ところが、中国を中心にした地図で、南北を逆さまに見れば、中国は日本列島とそれに繋がる島々にグルッと取り囲まれている姿が見えてくる。中国は長い間、北方からの異民族の侵略に関心を向けていたから、この事実にはあまり重きを置いてこなかった。
中国が二十一世紀に経済成長期を迎えると、広大な国土の一三億人以上の国民の生活を賄うために、海を意識しなければならなくなった。製品を輸出したり、原材料やエネルギーを輸入するには、自由に動ける海の道を確保しなければならない。
そう考えれば中国大陸を取り囲む日本列島の存在が疎ましく見え、何とか出口をと探すと、絶海に浮かぶ小さな尖閣諸島が目に入ってくる。
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