『榊原彰(実用)』の電子書籍一覧
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本書はソフトウェアに関する諸問題を、「工学」に基づいて解決する方法を実利的に示します。
『継続的デリバリー』で著名なデイビッド・ファーリーの“Modern Software Engineering : Doing What Works to Build Better Software Faster”の日本語版です。
継続的デリバリー(『継続的デリバリー』の共著者)の先駆者で、DevOps、TDD、その他ソフトウェア開発全般についての実践者である著者が、ソフトウェア開発に科学的思考法を応用するとはどういうことなのかを明らかにし、本当にソフトウェア工学と呼べるものを実現するにはどうすればよいかを具体的に示します。
真のソフトウェア工学は、私たちの創造力と、高品質で役立つものを自信を持って作る能力を引き上げます。アイデアを掘り下げ、創造力を伸ばせるようになり、大規模で複雑なシステムを構築できるようになります。
コードは誰でも書けますが、それは私たちの仕事ではありません。ソフトウェア開発はコードを書くことよりも大きな仕事です。私たちの仕事は、問題を解くことであり、そのためには設計に注意の目を光らせ、生み出す解決策の有効性を考えなければなりません。
本書はこれからソフトウェア開発の大海に船を漕ぎ出す人には良い羅針盤となる書籍だと思うし、私のように長年この業界で過ごしてきた人間にとっては、自分の経験を振り返る良いきっかけとなり、自分の考えが変化を受容しているか客観的に見る示唆を与えてくれるものとなることを確信する。
――「解説」より -
ボトルネックと技術的負債はどうすれば解消できるのか、
DXを実現する組織・システムの作り方とは――。
「速いものが遅いものに勝つ」痛快IT物語。
3000人規模の自動車部品製造販売会社パーツ・アンリミテッド社の凄腕プログラマー、マキシン・チェンバース。彼女は理不尽な理由から、デスマーチに陥っていた「フェニックス・プロジェクト」に配置転換されてしまった。
ビルドすらできない絶望的な環境で苦しみながらも、システムのボトルネック解消に努めるマキシン。運用や品質保証など他部署を巻き込みながら本番環境に迅速にデプロイできる体制を整えたあとには、技術的負債を払拭するためにクリーンコードで開発される「ユニコーン・プロジェクト」が待ち構えていた……。 -
ステークホルダ志向を徹底する基本原則!
クラウド、ビックデータ、アジャイル開発の時代に、ITアーキテクトが「ステークホルダ」を満足させる設計に求められる判断の原則を、多様な「ビューポイント」と「パースペクティブ」の手法で詳細に体系化。 -
■デスマーチ・プロジェクトを一転、成功へと導けるか。
数々の危機を乗り越え、開発と運用が一体となったチーム体制「DevOps」が生まれていく痛快IT物語。
3000 人規模の自動車部品製造販売会社パーツ・アンリミテッドで、ミッドレンジシステム
運用部長を務めるビル・パーマー。彼はある日突然、CEO のスティーブ・マスターズから
IT 運用担当VP(バイスプレジデント)に任命された。
社運を賭けた、店頭小売とネット通販を統合する新システム「フェニックス」を3カ月以内に
リリースせよ。さもないと、IT部門はアウトソーシングする、と告げられる。
とんだ就任に不安を覚えるビルの前に、取締役候補のエリック・リードが現れ、プロジェクト
の成功に欠かせない「4つの仕事」と「3つの道」を見つけるように言い渡される。
ビルは仲間とともに数々の危機を乗り越えるなかで、開発(Development)と運用(Operation)が
一体となってシステムを開発していく「DevOps」に目覚めていく。
―― DevOpsの第一人者による、DevOpsの本質を
物語の展開とともにわかりやすく解説した1冊。
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