『その他(レーベルなし)、神津朝夫、1円~(実用)』の電子書籍一覧
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『茶話指月集』は利休の孫千宗旦から聞いた利休に関する茶話を、高弟藤村庸軒が書き綴り、久須見疎安が編集して、江戸中期の元禄十四年に刊行した板本。『江岑夏書』は同じく宗旦から聞いた茶話を、三男の江岑宗左が嗣子に伝えるために記した筆録。いずれも、宗旦が実際に見聞きした利休の言動が、臨場感をもって書き綴られている。
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茶の湯は、日本文化の様々な要素を取り込みながら、そこに新しいものを付け加えて成立、発展してきた文化です。そしてさらに、茶の湯以外の場へも大きな影響を与え、「総合文化体系」とまで評されるようになった文化でもあります。本書は、日本文化の氷山の一角である茶の湯が日本文化の様々な分野とどのように関わりをもってきたのかを考える、「茶の湯の側に立ってみる日本文化史」を考察する一冊です。
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