『沢井涼(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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48歳の折田正幸は小さな電気工場の経営をしていたが、不況により仕事がなくなってしまう。妻との関係も悪くなり、思いつめた彼は京都へ向かうのだった。「悩みがありそうね」現地で不思議な雰囲気を持った女性・絵美に声をかけられる正幸。その後、彼女の自宅にまで誘われる。「あなた匂いが好きでしょう?」またもや相手の気持ちを読むようなことを言い出した絵美は、正幸の鼻先でスカートを徐々にめくり上げていく。メスがオスを誘う淫らな香りに惑わされ、無我夢中で絵美の股間を舐め回す正幸。すると彼女の体臭にさらなる変化が起きて……。
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時は室町時代。大の女好きである僧侶の眼真は、恋人の小百合とのセックスに飽きてしまっていた。僧侶仲間から、頭蓋骨を祭壇に供えてその前で性交を行う怪しい宗教がある、と聞いた眼真。どんな快楽なのか試してみようと、大金をはたいて頭蓋骨を入手する。誰のモノかも分からないその骨を撫でてみると、背筋がゾクゾクし、己の男根は今までにないほど太く固くなっていった。これは早速実行に移そうと思う眼真であったが、肝心の小百合が行方不明になってしまう。さらには役人たちがやってきて、衝撃的な事実を告げて……。
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時は天元四年の三月――京の都は数々の花の香りで包まれていた。貧乏貴族の藤原弘兼は、鴨川にかかる五条大橋のたもとにいた。土手を上がった奥の木立に囲まれた一角で、仰向けになった男の顔の上に尻を乗せている町屋の女の姿を目撃する。喜び喘いでいる男をうらやましく思った弘兼は、二人のそばまで寄ることに……。すると女は四つんばいになり、尻を弘兼のほうに向けるではないか!? さらに、女の唇からよだれがしたたり落ちるのを見た弘兼は、辛抱たまらなくなり、自らの口で唾液を受け止めるのだった。その瞬間、弘兼は記憶を失ってしまう。はたして、女は物怪なのか? そして、弘兼は自らの記憶を取り戻すことができるのだろうか!!
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十六歳の鶴吉は、江戸の花川戸にある高級料理店「木村屋」に奉公している。冬のある子の刻のこと、まだ女を知らない鶴吉は、下女たちの寝る部屋の匂いに昂奮しながら厠に向かっていた。すると、裾がまくりあがって白い尻を露わにした女が床に転がっているではないか。暗闇のなか、うっすらと覗かせる女の股間に吸い寄せられた鶴吉は、いつしか夢中で舐め回していた。しばらくすると女は起き上がり、自らの蜜壺に鶴吉の亀頭を導いた。時は流れ……五年後。あのときの白い尻にもういちど会いたいと願う鶴吉は、町で出会った掏りの女から、有力な情報を得るのだが……。
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柳川竜一は三十路のフリーライター。失恋を忘れるべく、都心から米軍基地のあるこの街に引っ越してきた。傷心と言えど仕事をしないわけにはいかず、広告費を取っての取材をするために、近所で菓子屋を探し回る。やっと見つけた和菓子屋。店員に尋ねると、オーナーは近くにあるお城のような怪しい洋館に住んでいるという。そこを訪ねると、30代と思われる富江が待ち構えていた。彼女は未亡人で、相当な資産を持っているらしい。昼間から酔っ払っており、中国服風の部屋着で姿。下着ははいておらず、スリットからアソコが丸見えだった。痴女のように割れ目を見せつけ、愛撫をねだってくる富江。なぜか別れた女の姿を思い出し、幻と現実の狭間に落ちて動けない竜一は、たまらず彼女の足の指を舐め回し……。
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舞台は昭和42年。大学2年生の笹村良一は下北沢のスナックでギターの弾き語りのバイトをしていた。客席には3人の女性……山田和代、稲門佳子、三浦澄江の顔があった。恋人の和代とは毎日のように身体を求め合っている。今日は3回もしたが、精子の付いたティッシュの匂いをかぐのが好きだという。最近はグッと大人っぽい表情を見せるようになり、淫靡になってきた。その和代の友達である佳子はもっと真面目なタイプ。良一と同じアパートに住む潮沢に片思いを続けている。良一と和代の間に割って入ろうとしているのが澄江。かなり遊んでいる雰囲気で、隙さえあればちょっかいを出そうとしてくる。良一は、そんな3人がそれぞれ抱える気持ちに触れながら、全員と身体を重ねていき……。
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孝之と由佳は東北の地方都市生まれの幼馴染み。高校卒業後は由佳が東京の大学に進学したため、離ればなれになってしまったが、大学1年の夏休みに地元で再会。一緒に夏祭りに行くことになった。2人の関係は友達以上恋人未満。付き合いたいという孝之の気持ちを彼女ははぐらかしてきた。なんとか距離を縮めたい孝之は、お酒の酔いと祭り囃子に心が飲み込まれていく。その後、公園にある川で由佳が浴衣を濡らしてしまった。濡れた彼女を見て、孝之は彼女の淫靡な割れ目の匂いをかぎたいという欲求に取り憑かれる。タガが外れた孝之は林の中に由佳を連れ込んだ。そして、秘部の匂いを堪能し、舌をはわせる。だが、彼女はそれ以上させてくれずに、手で抜いてもらって終わりとなった。淫靡な気持ちを昇華できず、あの時から何かに取り憑かれてしまった孝之は、数年後、とんでもない大事件を巻き起こし……。
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学生運動の最中、大学生の上村圭介はバリケードの中でヒミカと名乗る不思議な女と知り合った。小柄な体付きで乳房の膨らみもあるかどうかという具合。肩も華奢で18歳とは思えぬ、少女のような子だった。しかし、周りからは誰にでも体を許す「便所女」と蔑まされていた。噂ではヒッピーたちとフリーセックスに興じているらしい。「ちょっとバイトしてきたの」とフェラチオの動作をして圭介を挑発するヒミカ。不愉快な思いをした圭介だったが、後を追ってきた彼女を家に連れ込む。そして強引に押し倒そうとすると、彼女はまるで処女のように体を震わせ始めた。動揺する圭介。それでも連日セックスを繰り返すと、態度を豹変させて、慣れたように精子を飲んでみせる。彼女の極端な二面性に触れた圭介は……。
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