『木元寛明(新書、実用)』の電子書籍一覧
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気象を味方にしたものだけが生き残る
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陸海空の作戦において「気象」を考えずに行動することはできません。天候は常に晴天というわけではなく、視程が短くなる曇天や夜間、濃霧、砂ぼこり、視程だけでなく兵士の体力を奪う雨天、部隊の行動を極端に阻害する積雪・泥濘など、時間や場所、季節によってさまざまです。もちろん、銃弾、砲弾、ミサイル、航空機などは風、気温、気圧などあらゆる環境に影響されます。戦場において「気象の正確な知識なしに勝利を収めることは不可能」といっていいでしょう。いかに天候を「味方」にするかが指揮官に求められる資質です。本書ではさまざまな戦史を見ながら、気象と戦術の関係を解説します。 -
約100年ぶりに改訂された米軍の「戦いの原則」とは?
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世界最強の軍隊である米軍の「戦いの原則」が、約100年ぶりに改訂され、「9原則」から「12原則」に増えました。この改訂にともない新たに解説を加えたのが本書です。現代の戦場で、指揮官はどのように作戦を立案し、どうやって部隊を指揮・運用し、敵を撃破し、勝利を収めるのか? 勝利の「原理・原則」や「方程式」はあるのか? 本書では、陸上自衛隊で陸将補を務めた著者が、戦術を体系的に解説し、その本質に迫ります。兵法書として名高い『孫子』が、多くのビジネスマンに愛読されているように、実際の戦術を知ることは、ビジネスの世界での勝利にもつながることでしょう。
2017年に旧版を上梓してから5年という歳月が経過しました。この間に6刷まで版を重ね、多くの読者に読んでいただき、大変感謝しているところです。
旧版は戦術(タクティクス)に偏よって作戦術(オペレーショナル・アート)の分野が抜けていました。このままでは、21世紀の趨勢、軍事科学技術の急速な進歩と発展、安全保障環境の激変、軍事思想の革新などに対応できない、との忸怩たる思いがあります。
このような反省の上に立ち、『戦術の本質』全般を再点検し、欠落している事項を増補し、修正・訂正すべき事項の改訂を試みた次第です。
※カバー画像が異なる場合があります。 -
賢く戦うための根本原理
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塹壕戦を打開するために生まれたのが戦車であり、その運用方法が「機動の理論」です。本書では、陸上自衛隊で第71戦車連隊長、陸将補を務めた著者が、豊富な図版やイラスト、写真を用いて「機動の理論」の本質を解説します。
第一次世界大戦では、連合軍もドイツ軍も正面突撃に固執して膨大な死傷者を出し、塹壕戦が長期に及びました。これを打開するために生まれたのが戦車であり、その運用方法が「機動の理論」です。機動の理論は英陸軍将校J.F.C.フラーが生み出し、第二次世界大戦のドイツ軍、ソ連軍が確立し、イスラエル軍、米陸軍、米海兵隊が発展させ、現代に受け継がれています。本書では、陸上自衛隊で第71戦車連隊長、陸将補を務めた著者が、豊富な図版やイラスト、写真を用いて「機動の理論」の本質を解説します。 -
『野外令』とは、国土防衛作戦に任ずる部隊運用の原理・原則を述べた、各種教範の頂点に位置する。米陸軍のマニュアル「Operations」と旧陸軍の体験と反省を踏まえて「作戦要務令」の一部を取り入れた。その内容は古今東西の戦史・戦例から帰納的に導き出された戦理--つまり戦いの本質を幅広く学ぶための教科書である。
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新型コロナウイルスによるパンデミックのなか、日本のリーダーたちの右往左往する姿が連日伝えられている。
迷走を続けるリーダーたちの姿は、まるで日本を焦土に導いた太平洋戦争のリーダーにも重なる。
アメリカでは軍事マネジメントと経営マネジメントは、不離一体のものとして相互に影響を及ぼしながら発展してきた。今、迷走を続ける日本のリーダーたちの姿は、軍事に目を背け続けてきたツケなのかもしれない。
本書は、元陸将補で軍事史研究家の著者が古今東西の戦例や米軍の教範「フィールドマニュアル」を参考に、指揮官のあるべき姿を模索したもの。
現場指揮官の目線で、豊富な事例と米軍の研究成果を交えながら「指揮の本質」を明らかにする。
作戦術、意思決定のプログラム化、リーダーの義務(ノブリス・オブリージュ)、人材マネジメントなど、軍事のみならずビジネスシーンでも応用可能な内容になっている。 -
日本人が知らない戦争の極意とは?
戦術とは、部隊を指揮して作戦を実行し、戦闘の目的である
戦勝を獲得する術(アート)と科学(サイエンス)のことである。
野戦指揮官の本質は、戦場で戦術を駆使して最小限の犠牲で
任務を達成することにある。
開国以来、西洋列強に追いつけ追い越せという国是を背負った
秋山真之は、「吾人一生ノ安ヲ偸メバ 帝国ノ一生危ウシ」という
覚悟のもとで渡米し、軍事思想の大家マハンに教えを請うて
『海軍基本戦術』を記した。
ナポレオン戦争、二つの世界大戦、ベトナム戦争……。
多くの軍人たちの血によって昇華されてきた近代戦術の本質とは何か?
半世紀にわたって戦術を研究してきた著者が、名著のエッセンスを紹介する。
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「論理」と「科学」で勝利する
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【北海道の機甲科部隊・第71戦車連隊の連隊長をつとめた戦車戦闘のプロフェッショナル・木元寛明氏(元・陸将補)が、「戦術の本質」を1冊にまとめました!】
リアリズムが支配する現代の戦場で、指揮官はどのように作戦を立案し、どうやって部隊を指揮・運用し、敵を撃破し、勝利を収めるのでしょうか? 勝利の「原理・原則」や「方程式」はあるのでしょうか? 本書では、陸上自衛隊で陸将補を務めた著者が、戦術を体系的に解説し、その本質に迫ります。また、兵法書として名高い『孫子』は、多くのビジネスマンに愛読されています。戦術を知ることは、ビジネスの世界での勝利にもつながることでしょう。 -
戦車、斯く戦えり。
※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
【北海道の機甲科部隊・第71戦車連隊の連隊長までつとめた
戦車戦闘のプロフェッショナル・木元寛明氏(元・陸将補)が、
「戦車の戦う技術」を1冊にまとめました!】
「戦車」の存在を知らない人は、ほとんどいないと思います。
しかし、戦車が「どういう場合に実戦に投入されるのか」、
投入された戦車が「どのように戦うのか」まで正確に知っている人は少ないでしょう。
そこで本書では、「戦いとはなにか」という基本から、
「陸の王者」ともいえる戦車が「どのように運用され、どう戦うのか」を
豊富な写真とイラストで解説していきます。
【この本の内容(一部)】
●戦車を撃破する最適の兵器は戦車
●戦車は進歩発展しても乗員の役割は不変
●戦車戦力の発揮は戦車と乗員のコラボ
●敵戦車はマッハ5の刺客を放つ
●司馬遼太郎は戦車小隊長教育を受けた
●戦車小隊長の「呪文」METT(メッツ)
●車長は砲塔から顔を出して指揮する
●先制射撃で撃破される前に撃破する
●ときには射撃の原点に戻れ
●敵戦車の撃破
●照準具の規正は正確な射撃の原点
●Mモードで2目標を同時照準
●目標をロック・オンして走りながら射撃
●熱線映像装置(サーマルセンサ)による夜間の昼間化
●演習弾を使用して実戦感覚を身につける
●高温・高速ガスで装甲版を焼く
●日本の地形を活かした稜線射撃
●火力発揮に最適な場所へ最速で移動せよ
●潜水深度は予想戦場の河川を想定して決まる
●戦車と機動戦闘車は役割を分担する
……など。 -
これまで定説とされてきた戦国・幕末の有名合戦の勝敗の秘密を、米軍や自衛隊の使用する戦場ルール・戦術を用いて読み解いた一冊。戦国時代の幕開けともいえる桶狭間から、徳川家の天下を磐石とした大阪冬の陣・夏の陣までの有名合戦を取り上げる。戦争様式が一新された幕末時代は、戊辰戦争に始まり西南の役までを網羅!!
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