『逆月酒乱、蘇我空木(ライトノベル)』の電子書籍一覧
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プルトガルム帝国の第八皇女・イルミリアは、整った容姿ながら一切の感情を見せないことから「人形姫」と呼ばれていた。ある日、そんなイルミリアにエベルシア王国の王子への輿入れの勅令が下り、政略結婚をすることになる。エベルシア王国で生活し教育を受けるうち、結婚相手の王子・グリフレットのことを知っていくイルミリア。そして結婚式を迎え、ふたりは正式に夫婦となった。婚礼のパーティでふたりは語り合い、グリフレットは裏表のないイルミリアに惹かれていく……。迎えた初夜、「声、聞きたいな」「名前で呼んで」とグリフレットの要望はどんどん高まり、甘くとろけるような時間を過ごすふたり。政略結婚のはずなのに、どこか甘く接するグリフレットと、そんな彼に心臓をときめきを覚えるイルミリア。ふたりの恋の行方やいかに……。
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『聖剣の子』リュードと『聖杯の娘』ローゼリア。二人は古くからの言い伝えにより婚約関係にあった。ローゼリアは幼い頃からリュードを慕っていたが、あるとき彼が自分のことを「煩わしい」と話しているのを聞いてしまう。ひどくショックを受けたローゼリアは精霊に頼み、リュードへの想いを心の中に作った箱へ閉じ込めて二度と開かないように鎖で封をする。その鎖は相手にしてもらいたかったことが叶わない限り切れることがない。しかし想いを封じたローゼリアを前に、今度はリュードの様子が変わり……「君を、愛している」──今までの彼からは考えられない甘い言葉と行動に、鎖はひとつずつ切れていくが、彼への想いが戻る気配はなくて……?
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