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『エムディエヌコーポレーション、島崎晋(実用)』の電子書籍一覧

1 ~1件目/全1件

  • 【〈新解釈〉三国志で一番地味な英雄の正体とは】

    『三国志』の愛読者とまでいかずとも、ゲームや映画、漫画など何らかの形で『三国志』に接したことのある人なら、劉備の名は耳にしたことがあるに違いない。
    彼のことをあまたの英雄が活躍する壮大なストーリーの主人公と口にする方もいるだろう。
    では、劉備のヒーローらしいエピソードを挙げよと言われたら、何と答えるか。
    個として武勇を発揮する場面か、計略を鮮やかに決める場面か。おそらくどちらも口ごもるにちがいない。
    次に劉備の性格について問われたら、何と答えるか。
    聖人君子の鑑、いや優柔不断だと語る人もいるはずで、およそ乱世の主人公には似つかわしくないのである。
    講談や芝居でも、主役は闘将・関羽か、名軍師・諸葛亮であり、それは現代の小説や漫画でも同じだ。
    名君なら曹操を推す声が多く、美男と言えば周瑜で決まりなど、いつの時代、どの分野でも劉備の名が一番に挙がることはまれだった。
    劉備とは、いったいどのような英雄であったのか。
    豊富な文献・史料を駆使し、虚と実が入り混じる正体に迫っていく。

    〈本書の特長〉
    「自分を慕ってくれている人を見捨てることなどできない」。「仁徳の人」劉備玄徳らしい台詞である。小説『三国志演義』で描かれた聖人君子ぶり。はたして、このキャラクターは、嘘か真実か。フィクションにかき消された真実の姿を探るべく、史料を丹念に読み解いていく。『三国志演義』の主人公の正体は、けっこう人間くさいものだった。

    〈本書の内容〉 
    はじめに
    序 章 演義と正史のギャップ
    第一章 一族期待の星
    第二章 群雄割拠の狭間
    第三章 新たな出会い
    第四章 漢を継ぐ者
    第五章 劉備の聖人君子化

    〈著者プロフィール〉 
    島崎晋(しまざき・すすむ)
    1963年、東京都生まれ。歴史作家。立教大学文学部史学科卒業(東洋史学専攻)。中華人民共和国山西大学への留学経験をもつ。卒業後は旅行代理店勤務を経て、出版社で雑誌『歴史読本』の編集に携わる。現在は歴史作家として活躍中。おもな著書に『目からウロコの東洋史』『いっきに読める史記』(以上、PHP研究所)、『一気に同時読み!世界史までわかる日本史』『「お金」で読み解く日本史』(以上、SB新書)、『人類は「パンデミック」をどう生き延びたか』(青春出版社)など多数。また、『いっきに読める三国志』(PHP研究所)、『ここが一番おもしろい! 三国志 謎の収集』(青春出版社)、『らくらく読める三国志』(廣済堂出版)をはじめ三国志関連の書籍も多く手がけている。

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