『寺田寅彦、2017年1月24日以前(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧
1 ~60件目/全294件
-
-
-
科学者の眼で森羅万象を見つめ、平易でかつ芸術的味わい深い言葉で表現した文章を収める随筆選第二集。本巻には『柿の種』『物質と言葉』『蒸発皿』『触媒』『蛍光板』と没後刊『橡の実』から、「科学者とあたま」「津浪と人間」「夏目漱石先生の追憶」「鳶と油揚」等に加え、単行本未収の「茶碗の湯」「日本人の自然観」を併録。日本の近代随筆史上、最高にして極上のエッセンス。
-
「天災は忘れた頃にやってくる」など、後世に今も残る数々の言葉を生み、物理学者として世界的な業績をあげた寺田寅彦は夏目漱石の高弟として、透徹した観察眼で散文詩的美しさを湛えた文章を物し、科学と芸術の融合を果たした。本巻には『冬彦集』『藪柑子集』『万華鏡』『続冬彦集』から、内田百間に「昭和年代の随筆として後生に遺る第一のもの」と言わしめた、随筆家の真骨頂を示す名品を厳選収録する。
-
日本の近代文学史を彩るキラ星たち。そんな作家の代表作を短篇中心にコンパクトな一冊に収める文学全集。各巻に詳細な年譜を附す。本巻では物理学者として優れた業績をあげるかたわら、夏目漱石に師事し、独自の視点で科学と文学を見事に融合させた著者の随筆作品を堪能できる。
-
-
[初出]「岩波講座 物理学及び科学」岩波書店、1930(昭和5)年12月[文字遣い種別]新字新仮名
-
-
-
-
-
-
-
-
-
[作品について]『寺田寅彦随筆集』(小宮豊隆編、岩波文庫全五巻)から、「科学について」書かれたものを集め、随筆計画2000にある同じテーマのものを加えて、発表順に配列した。『寺田寅彦随筆集』からは、「科学者と芸術家」「物理学と感覚」「相対性原理側面観」「怪異考」「比較言語学における統計的研究法の可能性について」「化け物の進化」「ルクレチウスと科学」「火山の名について」「日常身辺の物理的諸問題」「量的と質的と統計的と」「物理学圏外の物理的現象」「ロプ・ノールその他」「鐘に釁《ちぬ》る」「自然界の縞模様」「物質群として見た動物群」「感覚と科学」「神話と地球物理学」「科学と文学」「科学者とあたま」「人魂の一つの場合」「疑問と空想」を、随筆計画2000からは「時の観念とエントロピーならびにプロバビリティ」「茶わんの湯」「数学と語学」を収録。[初出]「帝国大学新聞」1933(昭和8)年11月[文字遣い種別]新字新仮名
-
-
-
-
-
-
[作品について]『寺田寅彦随筆集』(小宮豊隆編、岩波文庫全五巻)から、「自然と生物」に題をとったものを集め、発表順に配列した。「どんぐり」「竜舌蘭」「花物語」「芝刈り」「球根」「簔虫と蜘蛛」「ねずみと猫」「子猫」「解かれた象」「からすうりの花と蛾」「藤の実」「とんびと油揚」「あひると猿」を収録。この内、「どんぐり」「竜舌蘭」「花物語」は、俳句雑誌から、より幅広い文芸誌に性格を転じはじめた時期の、『ホトトギス』に掲載された初期作品である。自然観察から得た着想を、社会や歴史に敷衍していく寅彦随筆の特徴は弱く、作品に現れる植物はある種の点景として用いられている。これら小品には、哀感を綴った小説の趣が強い。だが、青空文庫版『寺田寅彦随筆集』第一巻の冒頭を飾るには、最初期のこれらはやはりふさわしいと考え、この巻に収めた。[初出]「中央公論」1921(大正10)年1月[文字遣い種別]新字新仮名
-
-
-
-
-
-
-
-
[作品について]『寺田寅彦随筆集』(小宮豊隆編、岩波文庫全五巻)から、「自然と生物」に題をとったものを集め、発表順に配列した。「どんぐり」「竜舌蘭」「花物語」「芝刈り」「球根」「簔虫と蜘蛛」「ねずみと猫」「子猫」「解かれた象」「からすうりの花と蛾」「藤の実」「とんびと油揚」「あひると猿」を収録。この内、「どんぐり」「竜舌蘭」「花物語」は、俳句雑誌から、より幅広い文芸誌に性格を転じはじめた時期の、『ホトトギス』に掲載された初期作品である。自然観察から得た着想を、社会や歴史に敷衍していく寅彦随筆の特徴は弱く、作品に現れる植物はある種の点景として用いられている。これら小品には、哀感を綴った小説の趣が強い。だが、青空文庫版『寺田寅彦随筆集』第一巻の冒頭を飾るには、最初期のこれらはやはりふさわしいと考え、この巻に収めた。[初出]「女性改造」1924(大正13)年1月[文字遣い種別]新字新仮名
-
[作品について]『寺田寅彦随筆集』(小宮豊隆編、岩波文庫全五巻)から、「科学について」書かれたものを集め、随筆計画2000にある同じテーマのものを加えて、発表順に配列した。『寺田寅彦随筆集』からは、「科学者と芸術家」「物理学と感覚」「相対性原理側面観」「怪異考」「比較言語学における統計的研究法の可能性について」「化け物の進化」「ルクレチウスと科学」「火山の名について」「日常身辺の物理的諸問題」「量的と質的と統計的と」「物理学圏外の物理的現象」「ロプ・ノールその他」「鐘に釁《ちぬ》る」「自然界の縞模様」「物質群として見た動物群」「感覚と科学」「神話と地球物理学」「科学と文学」「科学者とあたま」「人魂の一つの場合」「疑問と空想」を、随筆計画2000からは「時の観念とエントロピーならびにプロバビリティ」「茶わんの湯」「数学と語学」を収録。[初出]「思想」1927(昭和2)年11月[文字遣い種別]新字新仮名
-
-
・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。