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『吉川良(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧

1 ~14件目/全14件

  • 2020年2月、83歳の誕生日を迎えた「私」の耳に、どこからか「ゲームセット」という声が聞こえてくる。「そうか、自分の人生、もう、ゲームセットなんだな」 改めてため息をつくと、十数年前、宮城まり子が電話で同じように語ったことを思い出した。「ときどきね、もうゲームセットだなあって、そう思ってね…」 その夜、「私」は自分の部屋を、バー「たられば」と名づけてみた。以来、記憶の糸をたぐりながら、夜ごと、架空の仲間たちとともにひとり酒をたしなむようになる――。昭和~平成~令和と生き抜いた著者が、バー「たられば」に現われる懐かしい人々との交友を鮮やかに描きつつ、「人を愛するとは?」「やさしさとは?」「家族とは?」…、人生の命題を静かに問いかけてゆく。宮城まり子の笑顔の向こうに、「私」が見た風景とは? 清冽で、ヒューマニズムあふれる名作中編。
  • ※ この商品には出版社独自のフォントが実装されています。より良い読書体験を得るためには、iOS・Android端末での閲読を推奨します。それ以外の環境では、独自フォントでの正しい表示を保証できません(通常フォントでの閲覧には問題ありません)。

    昭和から令和まで、時代を超えて語り継がれるスターホース102頭の伝説を一冊に。

    1970年代、地方競馬から中央へやってきたハイセイコーが日本中を熱狂の渦に巻き込んだ。元祖アイドルホースの誕生である。以来50年、「流星の貴公子」テンポイント、「芦毛の怪物」オグリキャップ、「不屈の帝王」トウカイテイオー、「異次元の逃亡者」サイレンススズカ、「日本競馬の至宝」ディープインパクト、「最強牝馬」ウオッカ、「愛すべき問題児」ゴールドシップ、「奇跡の白毛」ソダシなどのスターホースから、クセ馬、スピード王、ダートキング、ブロンズコレクター等の個性派まで。競馬ファンの心に刻まれた輝きは何十年と時がたっても色あせない。「史実を知れば、もっと好きになる。」

    ――――――
    (本書目次より抜粋)
    第1章 伝説のチャンピオン 1970・1980 年代
    ハイセイコー、ミスターシービー、シンボリルドルフ、オグリキャップなど15頭

    第2章 黄金時代の熱狂 1990年代・前半
    メジロマックイーン、トウカイテイオー、ミホノブルボン、ライスシャワー、ナリタブライアンなど23頭

    第3章 天才たちの祭宴 1990年代・後半
    サイレンススズカ、スペシャルウィーク、ステイゴールド、テイエムオペラオー、ハルウララなど22頭

    第4章 日本競馬の結晶 2000年代
    ディープインパクト、ダイワスカーレット、ウオッカなど23頭

    第5章 新たなる夢の時代へ 2010年代
    オルフェーブル、ゴールドシップ、キタサンブラック、アーモンドアイ、コントレイルなど18頭
    ――――――
  • 770(税込)
    著:
    吉川良
    レーベル: ――

    近代化の波から取り残された問屋街……忍び寄る家業の危機、崩れゆく同族意識

     東京神田の雑貨問屋。もともと個人経営の小さな商店だったのが、今では株式会社で、土屋正志はそこの専務である。しかし内実は、同族が寄り集まって、どうせ立身の見込みはないと無気力な社員たちを使って、その日暮らしの商売を続けているに過ぎない。どうすれば会社に活力が戻るのか。正志の悪戦苦闘は続く…。
     時代の波に洗われる会社の経営、血の絆に翻弄される男の熱い想いを描く。第83回芥川賞候補となった長篇小説。

    ●吉川良(よしかわ・まこと)
    1937年、東京生まれ。芝高等学校卒、駒澤大学仏教学部中退。1978年『自分の戦場』で第2回すばる文学賞受賞。1979年『八月の光を受けよ』で芥川賞候補、『その涙ながらの日』で二度目の候補、1980年『神田村』で三度候補となった。1999年JRA馬事文化賞、ミズノスポーツライター賞優秀賞受賞。
  • 495(税込)
    著:
    吉川良
    レーベル: ――

    「不幸になってたまるか」癌の母親の面倒を見ている、二人の兄は頼りにならない、そして好きな女がいる…

     勝った負けたと騒ぐじゃない。勝ち負けなど贅沢だ。俺は働きづめ、毎日が引き分けだ…。死病の母を世話し、好きな女との甘い暮らしを夢見る青年。その幸福になろうとする強い意志を骨太に描く「自分の戦場」(第2回すばる文学賞)のほか、「八月の光を受けよ」(第81回芥川賞候補)と「クレパスの金と銀」の中篇3本を収録。

    ●吉川良(よしかわ・まこと)
    1937年、東京生まれ。芝高等学校卒、駒澤大学仏教学部中退。1978年『自分の戦場』で第2回すばる文学賞受賞。1979年『八月の光を受けよ』で芥川賞候補、『その涙ながらの日』で二度目の候補、1980年『神田村』で三度候補となった。1999年JRA馬事文化賞、ミズノスポーツライター賞優秀賞受賞。
  • 世の中、まじめに生きるべきだ……それ以外、どうしようもない

     俺はトラックの運転手、学問はなくてもちゃんと喰っている。恋人もいる。兄と弟は国立大学に入って頭はいいが貧相だ。前科者と一緒になった姉と縁を切ろうとしている。冷たい仕打ちじゃないか…。俺にはヒロという好きな女がいる。アパートに週に二回、石材屋の老人が来ることも、久男というキザな男と深い仲にあることも、ちゃんと知っている。でも、俺はヒロを許す。愛しているからだ。そのヒロが、ある日、タチの悪いイタズラをした…。(「その涙ながらの日」)
     第82回芥川賞候補である表題作のほか、「ラストラウンド」と「素晴らしい歳月」の中篇3本を収録。世の中をまじめに懸命に生きる心やさしい生活者たち、そのさわやかな苦闘を活写する。

    ●吉川良(よしかわ・まこと)
    1937年、東京生まれ。芝高等学校卒、駒澤大学仏教学部中退。1978年『自分の戦場』で第2回すばる文学賞受賞。1979年『八月の光を受けよ』で芥川賞候補、『その涙ながらの日』で二度目の候補、1980年『神田村』で三度候補となった。1999年JRA馬事文化賞、ミズノスポーツライター賞優秀賞受賞。
  • 競馬界の盟主となった吉田善哉という人間を浮き彫りにしていく

     1921年吉田善助の三男坊として生まれた善哉少年。子供のころから馬のお腹から生まれたといわれたほどの馬好き。父からまかされた千葉の牧場。青年善哉の苦闘の始まりだった。結核で兵役は免除されたものの、人も馬も飢え、死と隣り合わせで遮二無二生き抜いた戦中。そして、戦後、父善助の果たせなかった夢を追う善哉の意欲はとどまることを知らず、日本人にはまれな強大なエネルギーで社台ファームを形作っていく、その馬産に賭ける前半生を描く。
     1999年のJRA馬事文化賞、ミズノスポーツライター賞優秀賞を受賞した、ノンフィクションの名作。

    ●吉川良(よしかわ・まこと)
    1937年、東京生まれ。芝高等学校卒、駒澤大学仏教学部中退。1978年『自分の戦場』で第2回すばる文学賞受賞。1979年『八月の光を受けよ』で芥川賞候補、『その涙ながらの日』で二度目の候補、1980年『神田村』で三度候補となった。1999年JRA馬事文化賞、ミズノスポーツライター賞優秀賞受賞。
  • 社台ファームの総帥、故吉田善哉の伝記的作品

     社台ダイナースクラブの成功により順調に発展する事業だが、前進しか知らない善哉は、得た金は種牡馬や繁殖牝馬の購入に注ぎ続けた。そして、ノーザンテースト産駒ダイナガリバーによる、父善助からの悲願であるダービー制覇。さらにあの奇跡の種牡馬サンデーサイレンスの獲得、山元トレセンの設立と、その意欲はとどまることなく、父子二代の望みは社台王国として達成され、息子たちの時代に引き継がれる。10年にわたり交友のあった著者が描く吉田善哉の生涯。
     1999年のJRA馬事文化賞、ミズノスポーツライター賞優秀賞を受賞した、ノンフィクションの名作。

    ●吉川良(よしかわ・まこと)
    1937年、東京生まれ。芝高等学校卒、駒澤大学仏教学部中退。1978年『自分の戦場』で第2回すばる文学賞受賞。1979年『八月の光を受けよ』で芥川賞候補、『その涙ながらの日』で二度目の候補、1980年『神田村』で三度候補となった。1999年JRA馬事文化賞、ミズノスポーツライター賞優秀賞受賞。
  • 495(税込)
    著:
    吉川良
    レーベル: ――

    当たっても馬券、はずれても馬券じゃないか

     競馬をどうしようもないことなんて書いたら、怒りだすひとがいるだろうが、かんがえてもごらんな、どうしようもないから美しくて、そうだからこそ三兆円も馬券が売れるんだぜ。馬券は夢の景色なのさ。私なんか、競馬場にいるだけで、ウインズにいるだけで、大成功だと思ってしまう。(本文より)
     競馬に夢中になる著者による、心にしみる競馬エッセイ。

    ●吉川良(よしかわ・まこと)
    1937年、東京生まれ。芝高等学校卒、駒澤大学仏教学部中退。1978年『自分の戦場』で第2回すばる文学賞受賞。1979年『八月の光を受けよ』で芥川賞候補、『その涙ながらの日』で二度目の候補、1980年『神田村』で三度候補となった。1999年JRA馬事文化賞、ミズノスポーツライター賞優秀賞受賞。
  • 惚れた馬がいた、賭け続けた馬がいた、酒を飲まずにはいられない馬がいた

     ナリタトップロード、ウイニングチケット、ダンスインザダーク、ステージチャンプ、ライスシャワー、イナリワンなどなど、ターフを湧かし、いつまでも心に残る強豪馬たち。そんな名馬たちと、思い出せば短い一瞬、人生の輝きをともにした人々がいる。20頭の名馬を通じて、栄光のレースを通じて綴った、競馬ファンに贈るエッセイ。

    ●吉川良(よしかわ・まこと)
    1937年、東京生まれ。芝高等学校卒、駒澤大学仏教学部中退。1978年『自分の戦場』で第2回すばる文学賞受賞。1979年『八月の光を受けよ』で芥川賞候補、『その涙ながらの日』で二度目の候補、1980年『神田村』で三度候補となった。1999年JRA馬事文化賞、ミズノスポーツライター賞優秀賞受賞。
  • 馬産地と厩舎を歩いて25年、馬にかかわる人間は面白い!

     著者の歩みはさらに競馬場の隅々、ウインズ、居酒屋へ…。そこには人の数だけ悲喜交々の人間模様があった。人々の右往左往を見つめながら、笑いと涙を100通の書簡(上下各50通)にこめる。時に優しく、時に厳しく人間を包み込む著者会心の競馬エッセイ。

    ●吉川良(よしかわ・まこと)
    1937年、東京生まれ。芝高等学校卒、駒澤大学仏教学部中退。1978年『自分の戦場』で第2回すばる文学賞受賞。1979年『八月の光を受けよ』で芥川賞候補、『その涙ながらの日』で二度目の候補、1980年『神田村』で三度候補となった。1999年JRA馬事文化賞、ミズノスポーツライター賞優秀賞受賞。
  • 競馬ファンの一人として、牧場のおやじさんや、そこで働いている人たちに手紙を書く

     なぜ人間はレース見物が好きなのだろうと考える。それはむろん私には、なぜ自分が競馬を好きなのだろうという問いにつながっていた。すぐに答えは見つかった。私にとっては、自分が競争ぎらいの性質に生まれついたから、何者かが競いあう姿に魅かれるのであろうと。(本文より)
     馬産地と厩舎を歩いて25年。悲喜交々の人間模様と馬模様。著者が出会った様々な邂逅と別離、笑いと涙のシーンを100通の書簡(上下各50通)にこめる。JRA馬事文化賞作家、会心の競馬エッセイ。

    ●吉川良(よしかわ・まこと)
    1937年、東京生まれ。芝高等学校卒、駒澤大学仏教学部中退。1978年『自分の戦場』で第2回すばる文学賞受賞。1979年『八月の光を受けよ』で芥川賞候補、『その涙ながらの日』で二度目の候補、1980年『神田村』で三度候補となった。1999年JRA馬事文化賞、ミズノスポーツライター賞優秀賞受賞。
  • 競馬場で、売り場で、牧場で、酒場で、馬と人との人生が織り成されてゆく

     ダイナガリバー、ホクトベガ、レッツゴーターキン、タマモクロス、オグリキャップなどなど、一世を風靡した心に残る名馬たち。名馬たちを思い起こすとき、たくさんの人々との出会いがよみがえる。牧場主、調教師、馬主、飲み友だち。馬券友だち、飲み屋の女たち…。競馬を通じて知った喜怒哀感のこもった名馬と人々。17頭の名馬を通じて、栄光のレースを通じて綴った、競馬ファンに贈るエッセイ。

    ●吉川良(よしかわ・まこと)
    1937年、東京生まれ。芝高等学校卒、駒澤大学仏教学部中退。1978年『自分の戦場』で第2回すばる文学賞受賞。1979年『八月の光を受けよ』で芥川賞候補、『その涙ながらの日』で二度目の候補、1980年『神田村』で三度候補となった。1999年JRA馬事文化賞、ミズノスポーツライター賞優秀賞受賞。
  •  ダービーを取るというのはたいへんなことなんだ。それを競馬ファンは知っているから、馬券のことを忘れて祝福の叫び声をあげる。自分の心がふるえるものを、人にも見てほしいと私は思う。おせっかいなのだろうか。(本文より)
     報知新聞に連載(1985~88年)された人気コラムをまとめて収録。馬券で一喜一憂し、地元開催を心待ちにし、自分だけの名馬を仲間と語り合う。昭和の終わりに見たあの競馬場の風景が浮かぶ…。馬を愛する人のための心安らぐエッセイ。

    ●吉川良(よしかわ・まこと)
    1937年、東京生まれ。芝高等学校卒、駒澤大学仏教学部中退。1978年『自分の戦場』で第2回すばる文学賞受賞。1979年『八月の光を受けよ』で芥川賞候補、『その涙ながらの日』で二度目の候補、1980年『神田村』で三度候補となった。1999年JRA馬事文化賞、ミズノスポーツライター賞優秀賞受賞。
  • 495(税込)
    著:
    吉川良
    レーベル: ――

    喜びも、哀しみも馬とともに……もし馬に口がきけたなら、何を語りかけてくれるのだろう

     ダービーへの初出場が決まった騎手が挑んだレースの結末「チャンス」、かつて北海道の牧場で育てた馬がオークスに出走したとき男の恋「アクシデント」、競馬ファンの若者四人組が天皇賞の日に味わったそれぞれの想い「馬券の青春」、名牝馬の子をセリ市に出したその日は予期せぬなりゆきで…「サラブレッド・ビジネス」など、競馬をめぐるさまざまな人間模様を描いた力作短編集。

    ●吉川良(よしかわ・まこと)
    1937年、東京生まれ。芝高等学校卒、駒澤大学仏教学部中退。1978年『自分の戦場』で第2回すばる文学賞受賞。1979年『八月の光を受けよ』で芥川賞候補、『その涙ながらの日』で二度目の候補、1980年『神田村』で三度候補となった。1999年JRA馬事文化賞、ミズノスポーツライター賞優秀賞受賞。

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