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『中山七里(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全60件

  • シリーズ4冊
    374407(税込)
    著:
    中山七里
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    弁護士・御子柴礼司は、ある晩、記者の死体を遺棄した。死体を調べた警察は、御子柴に辿りつき事情を聴く。だが、彼には死亡推定時刻は法廷にいたという「鉄壁のアリバイ」があった――。
  • シリーズ6冊
    616814(税込)
    著者:
    中山七里
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    大切な命のため、人はどこまで自分を捧げられるのだろうか。 「どんでん返しの帝王」が放つ、衝撃の社会派ミステリ!

    東京都内の公園で臓器をすべてくり抜かれた若い女性の死体が発見された。やがてテレビ局に“ジャック”と名乗る犯人から声明文が送りつけられる。その直後、今度は川越で会社帰りのOLが同じ手口で殺害された。被害者2人に接点は見当たらない。怨恨か、無差別殺人か。捜査一課のエース犬養刑事が捜査を進めると、被害者の共通点としてある人物の名前が浮上した――。ジャックと警察の息もつかせぬ熾烈な攻防がはじまる!
    ※本書は二〇一三年四月に小社より刊行された単行本『切り裂きジャックの告白』を改題し、文庫化したものが底本です。
  • 栂野真琴は浦和医大の研修医。単位不足のため、法医学教室に入ることになった。真琴を出迎えたのは法医学の権威・光崎藤次郎教授と「死体好き」な外国人准教授キャシー。傲岸不遜な光崎だが、解剖の腕と死因を突き止めることにかけては超一流。光崎の信念に触れた真琴は次第に法医学にのめりこんでいく。彼が関心を抱く遺体には敗血症や気管支炎、肺炎といった既往症が必ずあった。「管轄内で既往症のある遺体が出たら教えろ」という。なぜ光崎はそこにこだわるのか――。解剖医の矜持と新人研修医の情熱が隠された真実を導き出す、迫真の法医学ミステリー! WOWOWで連続ドラマ化!
  • 858(税込)
    著者:
    中山七里
    レーベル: 双葉文庫
    出版社: 双葉社

    平和惚けした日本人を震撼させるテロ事件が勃発。中東の過激派組織「イスラム国」の極秘捜査をしていた公安部のエリート刑事・幣原は、突然上司から自宅待機を言い渡される。テロリストに志願したとして逮捕された青年は、なんと同じ家で暮らす息子の秀樹だった。妻や娘からは仕事のために息子を売ったと疑われ、警察や世間からは身内に犯罪者を出したと非難される。マスコミが家族に群がり、心身共に追いつめられる中、さらなる悲劇が――。衝撃的な結末に打ちのめされる、傑作社会派ミステリー!
  • 418(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著:
    中山七里
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    私の仕事は無罪にすることで、
    真相を明らかにすることではない。

    30年前に少女を惨殺した過去を持つ弁護士・御子柴礼司。
    事務所に〈この国のジャスティス〉と名乗る者の呼びかけに応じた800人以上からの懲戒請求書が届く。
    処理に忙殺されるなか、事務員の洋子は、外資系コンサルタント・知原と夕食をともにした。がしかし、
    翌朝、知原は遺体で見つかり、凶器に残った指紋から洋子が殺人容疑で逮捕された。
    洋子の弁護を引き受けた御子柴は、洋子がみずからと同じ地域出身であることを知り…….。

    一度心に巣くった獣は、簡単に消えはしない――
    めぐる因縁そして〈復讐〉の結末は!?
  • 715(税込)
    著者:
    中山七里
    レーベル: 集英社文庫
    出版社: 集英社

    東日本大震災直後に起きた殺人事件。原発作業員として働いていた被害者と加害者の間に何があったのか? 逮捕された容疑者の加瀬は、殺された男の親友だった。ところが彼は余震の混乱に乗じて逃走。福島県石川警察署の仁科は加瀬を、そして彼の生い立ちを追う。やがて、加瀬がある場所へと向かっていることが判明。彼の目的は何なのか? 浮上する驚愕の事実とは? 怒涛の社会派サスペンス!
  • シリーズ2冊
    715770(税込)
    著:
    中山七里
    レーベル: 光文社文庫
    出版社: 光文社

    大阪地検一級検事の不破俊太郎はどんな圧力にも屈せず、微塵も表情を変えないことから、陰で〈能面〉と呼ばれている。新米事務官の総領美晴と西成ストーカー殺人事件の調べを進めるなかで、容疑者のアリバイを証明し、捜査資料が一部なくなっていることに気付いた。これが大阪府警を揺るがす一大スキャンダルに発展して――。一気読み必至の検察ミステリー!
  • 200(税込)
    著者:
    吉田篤弘
    著者:
    中山七里
    著者:
    門田泰明
    著者:
    小路幸也
    著者:
    サメマチオ
    著者:
    赤川次郎
    他8名
    レーベル: 読楽
    出版社: 徳間書店

    【強力執筆陣!】赤川次郎 あさのあつこ 門田泰明 木下昌輝 坂井希久子 サメマチオ 標野凪 小路幸也 中山七里 花村萬月 村山早紀 矢月秀作 夢枕獏 吉田篤弘 (2023年12月)
    【新連載】
    村山早紀 「風の港2」
    空港のベンチで物思いにふける男。そろそろ帰ろうかと腰を上げると――

    【最終回】
    あさのあつこ 「おもみいたします二」
    燈子はどのように始末をつける気なのか。お梅は息を呑んだ

    【標野凪特別インタビュー&読み切り】
    インタビュー「女性の生きづらさを掬い上げたい」
    読み切り「冬眠族の棲む穴」
    この穴に落ちてくる者たちには、ある条件があった


    【連載小説 歴史&時代】
    坂井希久子 「同業の女」
    木下昌輝 「秘色の契り」
    門田泰明 「汝 戟とせば 拵屋銀次郎半畳記」


    【連載小説 風味絶佳】
    小路幸也 「A DAY IN YOUR LIFE」
    吉田篤弘 「月とコーヒー」


    【連載小説 ミステリー】
    花村萬月 「探偵ノヴァリス・夜の華」
    中山七里 「届かない警告」
    矢月秀作 「警視庁特務部逮捕特科 アレストマン】赤川次郎 「盗まれた時を求めて」


    【連載小説 妖異幻怪】
    夢枕 獏 「闇狩り師摩多羅神」


    【マンガ】
    サメマチオ 「追読人間臨終図巻」
  • 1,584(税込)
    著:
    中山七里
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    緊急出版! 人工知能は罪を裁けるのか!?

    東京地方裁判所の新人裁判官・高遠寺円は、日々の業務に忙殺されていた。公判、証人尋問、証拠や鑑定書の読み込み、判例等の抽出、判決文作成と徹夜が続く。
    東京高裁総括判事の寺脇に呼び出された円は、ある任務を命じられる。中国から提供された「AI裁判官」を検証するというものだ。〈法神2〉と名付けられたその筐体に過去の裁判記録を入力する。果たして、〈法神〉が一瞬で作成した判決文は、裁判官が苦労して書き上げたものと遜色なく、判決もまた、全く同じものだった。業務の目覚ましい効率化は、全国の裁判官の福音となった。しかし円は〈法神〉の導入に懐疑的だった。周囲が絶賛すればするほどAI裁判官に対する警戒心が増す。
     そんなある日、円は18歳少年が父親を刺殺した事件を担当することになる。年齢、犯行様態から判断の難しい裁判が予想された。裁判長の檜葉は、公判前に〈法神〉にシミュレートさせるという。データを入力し、出力された判決は――「死刑」。ついに、その審理が始まる。
     罪は、数値化できるのか。裁判官の英知と経験はデータ化できるのか。連載、即緊急出版! 目前に迫るあり得る未来に、人間としての倫理と本質を問う法廷ミステリー。

    (底本 2024年2月発売作品)
  • シリーズ7冊
    618790(税込)
    著:
    中山七里
    レーベル: 宝島社文庫
    出版社: 宝島社

    祖父と従姉妹とともに火事に遭い、全身大火傷の大怪我を負いながらも、ピアニストになることを誓う遥。コンクール優勝を目指して猛レッスンに励むが、不吉な出来事が次々と起こり、ついに殺人事件まで発生する……。ドビュッシーの調べも美しい、第8回『このミス』大賞・大賞受賞作。
  • 人気ミステリ作家の新作が勢ぞろい!

    ミステリの最前線で活躍するスター作家が各々の趣向を凝らした珠玉の6作を一気読み! 驚きも面白さも絶対保証の豪華アンソロジー。
  • シリーズ3冊
    723801(税込)
    著:
    中山七里
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    警視庁一課の刑事、葛城公彦は平凡な青年。天才的な閃きにも鋭い洞察にも無縁だが、ガールフレンドの高遠寺円に助けられ、今日も難事件に立ち向かう。法律家を志望する円のブレーンは元裁判官の静おばあちゃん。最後まで予断を許さないストーリー展開で一気に読ませる痛快アームチェア・ディテクティブ連作。
  • ぎりっ、ぎりっ。ぐし、ぐし。ざああああっ――。深夜2時20分、東京都大田区にある工場で働く神足友哉は、今日もアパートの隣室から聞こえてくる、何かを切断しているような不気味な物音で起こされた。ふと、隣人で外国人技能実習生の徐浩然が死体を解体する姿を妄想するが、近所で女性の遺体の一部が発見されたことで、それが現実味を帯びる。気になった神足は、真夜中に部屋から出た徐を尾行すると、想像を絶する恐ろしい展開に……。五感から震え上がるような体験を提供するホラーミステリー。
  • 1,170(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著:
    中山七里
    レーベル: ――
    出版社: 講談社

    累計50万部突破、リーガルミステリーの最高峰「御子柴弁護士」シリ―ズ。

    【偽善という言葉から、これほど遠い小説はない】

    高級老人ホームで発生した、令和最悪の凶悪殺人事件。好人物を装っていた介護職員の心中に渦巻く邪悪。最低な被疑者への弁護を名乗り出た悪評塗れの弁護士・御子柴礼司が、胸に秘める驚愕の企みとは? 

    ミステリーという技法を用いることによってのみ可能な、命あるものへの賛歌である。―杉江松恋(文芸評論家)

    ドラマ「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲」原作「御子柴弁護士」シリーズ、第6弾。

    ●御子柴礼司(みこしば・れいじ)
    本シリーズの主人公。14歳の頃、幼女を殺害しその遺体を解体してばら撒き〈死体配達人〉と世間から呼称される。少年刑務所を経て、高額の報酬を得ながら、検察の見立てを次々ひっくり返す悪徳弁護士となる。
  • 690(税込)
    著者:
    中山七里
    レーベル: 朝日文庫

    都内の幼稚園へ赴任してきた神尾舞子。騒音や待機児童など様々な問題への対応を迫られる中、園の生き物が何者かに惨殺される事件が立て続けに起き、やがて事態は最悪の方向へ──。『闘う君の唄を』に連なる、シリーズ第2弾。《解説・藤田香織》
  • 志賀倫成は、大手出版社の雑誌『週刊春潮』の副編集長。スキャンダル記事に自負を持ち、充実した編集者生活を送ってきた。しかし、大学生の息子・健輔にストーカー殺人を犯して自殺したという疑いがかかる。彼の幸福は崩れ去り、取材対象からも罵倒される日々に精神がすり潰されていく。だが被害者遺族である奈々美と出会い……。圧倒的筆致で真実と愛を描く、傑作ミステリー(解説・西原理恵子)。
  • 東京、地下鉄の廃駅跡で暮らす100名もの集団、“エクスプローラー”。彼らの真の目的とは? 著者新境地の「鉄道」ミステリー!

    鉄道マニアの公務員・小日向巧はある日、廃駅で立ち入り禁止となっている地下鉄銀座線萬世橋駅へと潜り込む。そこで出会ったのは、政府の“ある事情”により地下で生活する謎の集団「エクスプローラー」だった。その集団内で起こった殺人事件をきっかけに、小日向は捜査一課と公安の対立も絡む大事件に巻き込まれていき……。エクスプローラーが抱える秘密とは? 殺人犯は誰か? 東京の地下で縦横に展開するノンストップミステリー!
  • 836(税込)
    著:
    中山七里
    レーベル: 小学館文庫
    出版社: 小学館

    名探偵は肩にいる!? 不可解連続殺人の謎。

    三津木六兵には秘密がある。子供の頃に負った右肩の怪我、その傷痕がある日突然しゃべりだしたのだ。人面瘡という怪異であるそれを三津木は「ジンさん」と呼び、いつしか頼れる友人となっていった。
    そして現在、相続鑑定人となった三津木に調査依頼が入る。信州随一の山林王である本城家の当主・蔵之助の死に際し遺産分割協議を行うという。相続人は尊大な態度の長男・武一郎、享楽主義者の次男・孝次、本城家の良心と目される三男・悦三、知的障害のある息子と出戻ってきた長女・沙夜子の四人。さらに家政婦の久瑠実、料理人の沢崎、顧問弁護士の柊など一癖ある人々が待ち構える。
    家父長制度が色濃く残る本城家で分割協議がすんなり進むはずがない。財産の多くを占める山林に希少な鉱物資源が眠ることが判明した夜、蔵が火事に遭う。翌日、焼け跡から武一郎夫婦の焼死体が発見された。さらに孝次は水車小屋で不可解な死を遂げ……。一連の経緯を追う三津木。そんな宿主にジンさんは言う。
    「俺の趣味にぴったりだ。好きなんだよ、こういう横溝的展開」
    さまざまな感情渦巻く本城家で起きる事件の真相とは……!?
    解説は金田一俳優でもある片岡鶴太郎氏。

    ※この作品は単行本版として配信されていた『人面瘡探偵』の文庫本版です。
  • 徹夜確実! 女神なのか、悪魔なのか――最恐悪女度no.1小説。中学時代、いじめと病に絶望した野々宮恭子は従姉妹の蒲生美智留に命を救われた。美貌と明晰な頭脳を持つ彼女へ強烈な憧れを抱いてしまう恭子だが、それが地獄の始まりだった――。名誉、金、性的衝動…絶世の美女に成長した美智留は老若男女の欲望を残酷に操り、運命を次々に狂わせる。連続する悲劇の先に待つものは? 史上最恐の悪女ミステリー。漫画家・松田洋子氏による文庫版限定「あとがき漫画」収録!
  • シリーズ2冊
    8581,650(税込)
    著:
    中山七里
    レーベル: ――
    出版社: NHK出版

    仙台市の保健福祉事務所課長・三雲忠勝が、手足や口の自由を奪われた状態の餓死死体で発見された。三雲は公私ともに人格者として知られ怨恨が理由とは考えにくい。
    一方、物盗りによる犯行の可能性も低く、捜査は暗礁に乗り上げる。
    三雲の死体発見から遡ること数日、一人の模範囚が出所していた。
    男は過去に起きたある出来事の関係者を追っている。男の目的は何か? なぜ、三雲はこんな無残な殺され方をしたのか?

    誰が被害者で、誰が加害者なのか──。
    怒り、哀しみ、憤り、葛藤、正義……
    この国の制度に翻弄される当事者たちの感情がぶつかり合い、読者の胸を打つ!

    第三の被害者は誰なのか?
    殺害された彼らの接点とは?
    第三の被害者は?
    本当に“護られるべき者”とは誰なのか?

    “どんでん返しの帝王”中山七里が、日本の社会福祉制度の限界に挑んだ問題作!
  • 748(税込)
    著者:
    中山七里
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    この世で一番大事なものは「カネ」だ! 巨大銀行の闇を暴く衝撃のミステリ

    新卒行員の結城が配属されたのは日陰部署の渉外部。しかも上司は伝説の不良債権回収屋・山賀。憂鬱な結城だったが、山賀と働くうち、彼の美学に触れ憧れを抱くように。そんな中、山賀が何者かに殺され――。
  • 743(税込)
    著:
    中山七里
    レーベル: 幻冬舎文庫
    出版社: 幻冬舎

    元薬物研究員が勤務地の近くで肉と骨の姿で発見された。埼玉県警の槇畑は捜査を開始。だが会社は二ヶ月前に閉鎖され、社員も行方が知れない。同時に嬰児誘拐と、繁華街での日本刀による無差別殺人が起こった。真面目な研究員は何故、無惨な姿に成り果てたのか。それぞれの事件は?がりを見せながら、恐怖と驚愕のラストへなだれ込んでいく……。
  • 累計40万部突破の大人気「連続殺人鬼カエル男」シリーズ、新連載開始です!

    埼玉県飯能市で起きた、残忍な手口と五十音順しか手がかりがつかめないことから世間を震撼させた、連続殺人鬼カエル男事件。
    そのキーマンである有働さゆりは医療刑務所から脱走し、山手線で目撃されて以来、一切の消息が不明だった――。
    そんな時、埼玉県内で残忍な殺人事件が発生する。稚拙な文章の犯行声明と残虐な手口。
    殺されたのは人権派で知られる烏森弁護士。
    彼は精神疾患を患って罪を犯した被告を無罪にしたことで名を上げていた。
    渡瀬刑事と小手川はカエル男の再来を視野に入れながら捜査をすすめると、第二の被害者が……。
    電子連載特別エッセイは〈才能は悪魔の証明〉。

    本シリーズはデジタル限定で全4回連載。本書vol.1以降、3か月毎に新刊を配信予定です(次回vol.2の発売は2024年3月下旬を予定しております)。
  • 1,870(税込)
    著:
    中山七里
    レーベル: ――
    出版社: NHK出版

    シリーズ累計50万部突破!社会派ヒューマンミステリーの金字塔、ついに最終章へ

    在りし日の友情と恋。立ちはだかる悔恨と贖罪。
    選ぶべき自分は刑事か、友か――

    災害公営住宅への移転に伴い解体作業が進む仮設住宅の一室で見つかった他殺体。発見場所は出入り口がすべて施錠された完全密室、被害者は町役場の仮設住民の担当者だった。宮城県警の笘篠誠一郎刑事と蓮田将悟刑事は仮設住民と被害者とのトラブルの可能性を想定し、捜査にあたる。そこで遭遇したのは、蓮田にとって忘れがたい決別した過去に関わる人物だった――。

    生活保護制度を題材に、佐藤健さん主演で映画化された第一作『護られなかった者たちへ』、震災からの復興とその闇ビジネスを描いた第二作『境界線』に続く、シリーズ累計50万部突破*の「宮城県警シリーズ」最新作。復興が進む被災地に根ざす人々の間で激しく揺れ動く心情と人間模様を描きながら完全密室トリックの謎に迫る、著者渾身のヒューマンミステリーにして、人気シリーズ三部作、堂々の完結編。

    あの日、流された絆があった。


    *単行本・文庫・電子書籍を含む。

    【内容】
    一  解体と復興
    二  再建と利権
    三  公務と私情
    四  獲得と喪失
    五  援護と庇護
    エピローグ
  • 902(税込)
    著者:
    呉勝浩
    著者:
    下村敦史
    著者:
    長浦京
    著者:
    中山七里
    著者:
    葉真中顕
    著者:
    深町秋生
    他1名
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    組織に生きる者の矜恃。豪華警察小説アンソロジー

    「力が必要だ」――母と自分を虐待し別れたろくでなしの父親に復讐するため、暴力団員を目指す聖。中華料理店でアルバイトをしながら、神戸の金坂組のバッジをもらうチャンスを狙う聖は、組に出入りするサングラスをかけた迫力十分の男に弟子入りを懇願する。だが、男は素姓はそのうちわかると言い残し闇の奥へ消えた……(「聖」)。
    組織に生き、事件と隣り合わせの警官たちの生きざま。
    「孤狼の血」シリーズの柚月裕子、『スワン』『爆弾』で注目の呉勝浩、「刑事犬養隼人」シリーズの中山七里など、ミステリー界を背負う注目作家たちによる、豪華警察小説アンソロジー!
  • ネット界最恐の情報通〈市民調査室〉。芸能人の醜聞、政財界の不祥事など、様々な暴露ネタで、物議を醸していた。しかし、ネットの炎上が現実に飛び火して、人命に関わる事態に発展する。サイバー犯罪対策課の延藤は、執念深く捜査を進め、特定寸前まで追い詰めるのだが――明日は我が身、体中が粟立つSNSサスペンス!
  • 1,870(税込)
    著者:
    中山七里
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    役立たず署長、日本の空の玄関を守ります!

    成田空港でGS(グランドスタッフ=空港業務スタッフ)として働く咲良は人気の芸人の帰国を知り、芸能人を間近で見れることにワクワクする。しかし、ゲートに現れた人気芸人・瀬戸は空港警察に先月から着任したばかりの仁志村賢作に身柄を確保されてしまう。普段から、「役立たず」と陰で言われている空港警察の行動に驚く咲良。何と瀬戸には麻薬密輸の容疑が掛かっているらしい。しかし、瀬戸の身体には麻薬犬もTDS(検査機器)もX線も金属探知機も反応を示さなかった。とんでもない濡れ衣だと瀬戸は激昂するが、仁志村は意外なモノに着目し、瀬戸を追い詰め始める。
  • 電子書籍限定にて連載した『このミステリーがすごい! 中山七里「いまこそガーシュウィン」vol.1~4』、待望の書籍化です!

    アメリカで指折りのピアニスト、エドワードは、大統領選挙の影響で人種差別が激化し、変貌しつつある国を憂い、音楽で何かできないか模索していた。そこで、3カ月後に予定しているカーネギーホールでのコンサートで、黒人音楽を愛した作曲家、ジョージ・ガーシュウィンの名曲「ラプソディ・イン・ブルー」を弾くことを思い立つ。しかし、マネージャーがガーシュウィンでは客を呼べないと反対したため、ショパン・コンクール中に演奏で人命を救い、一躍有名になった男、岬洋介との共演を取り付けることにした。一方、新大統領の暗殺計画を進めていた〈愛国者〉は、依頼主の男から思わ提案をされー一。音楽の殿堂、カーネギーホールで流れるのは、憎しみ合う血か、感動の涙か。

    どんでん返しの帝王が放つ、累計168万部突破の音楽シリーズ最新刊!
  • どんでん返しの帝王・中山七里が描く、シリーズ累計160万部突破の音楽シリーズ、新連載スタート!

    本シリーズはデジタル限定で全4回連載。本書vol.1以降、3か月毎に新刊を配信予定です(次回vol.2は2023年1月に配信予定)。

    ショパン・コンクールで入賞し、アメリカで指折りのピアニスト、エドワード。彼は大統領選挙により変貌しつつある国内の様子に憂い、音楽を通して何かできないか模索していた。一方、暗殺者である〈愛国者〉はある男から新大統領の抹殺を依頼される――。
    電子版特別エッセイ「右も左も上も下も」掲載。
  • 1,760(税込)
    著:
    中山七里
    レーベル: ――
    出版社: 光文社

    南海電鉄岸和田駅にて、無差別殺人事件が発生。7名を殺害した笹清政市(32)は、自らを“無敵の人”と称する。数日後、大阪地検で郵送物が爆発、6名が重軽傷を負った。被疑者〈ロスト・ルサンチマン〉は笹清の釈放を求める。事件を担当する大阪地検の不破俊太郎一級検事は、調査中に次の爆発に巻き込まれ――連続爆破事件は止められるのか? 〈ロスト・ルサンチマン〉の真の目的は何なのか? 大人気検察ミステリー待望の第3弾!
  • 法律が裁けないのなら、他の誰かが始末する。
    司法を超えた復讐の代行者――それが〈私刑執行人(ハングマン)〉
    現代版“必殺”ここに誕生!

    警視庁捜査一課の瑠衣は、中堅ゼネコン課長の父と暮らす。
    ある日、父の同僚が交通事故で死亡するが、事故ではなく殺人と思われた。
    さらに別の課長が駅構内で転落死、そして父も工事現場で亡くなる。
    追い打ちをかけるように瑠衣の許へやってきた地検特捜部は、
    死亡した3人に裏金作りの嫌疑がかかっているという。
    父は会社に利用された挙げ句、殺されたのではないか。だが証拠はない……。
    疑心に駆られる瑠衣の前に、私立探偵の鳥海(とかい)が現れる。
    彼の話を聞いた瑠衣の全身に、震えが走った――。
  • 作家への登竜門“新人賞”は数あれど、デビュー後作家として本を出し続けるのは至難の業。今をときめく人気作家3人が、作家生存戦略をあますところなく綴ります。「作家と新人賞」「作家とおカネ」「作家とSNS」……刺激的な10のテーマから文芸界のリアルが垣間見える、業界騒然のエッセイ。島田荘司氏、大沢在昌氏、綾辻行人氏大注目! 作家デビューしたての人、作家を目指す人、文芸界に興味のある人必読!
  • 1,700(税込)
    著者:
    中山七里
    レーベル: ――

    誰もいなくなった部屋にこそ、住んでいた者の嘘のない生きざまが現れる──。特殊清掃業者〈エンドクリーナー〉には、日々、様々な依頼が押し寄せる。彼らの仕事をとおして、死者が抱えていた様々な事情が浮かび上がる。『護られなかった者たちへ』の著者が贈るヒューマン・ミステリー。
  • シリーズ2冊
    680743(税込)
    著:
    中山七里
    レーベル: 幻冬舎文庫
    出版社: 幻冬舎

    新人賞の選考に関わる編集者の刺殺死体が発見された。三人の作家志望者が容疑者に浮上するも捜査は難航。警視庁捜査一課の新人刑事・高千穂明日香の前に現れた助っ人は、人気ミステリ作家兼刑事技能指導員の毒島真理。冴え渡る推理と鋭い舌鋒で犯人を追い詰めていくが……。人間の業と出版業界の闇が暴かれる、痛快・ノンストップミステリ!
  • シリーズ2冊
    1,601(税込)
    著:
    中山七里
    レーベル: ――
    出版社: PHP研究所

    刑事殺しの容疑をかけられた千葉県警の高頭冴子は、彼女の無実を証明できる目撃者の少年を守りつつ逃げる羽目に。緊迫のミステリー。

    県警内部、全員敵!? 千葉県警の警察官が殺された。捜査にあたるのは、県警捜査一課で検挙率トップの班を率いる警部・高頭冴子。陰で〈アマゾネス〉と呼ばれる彼女は、事件の目撃者である八歳の少年・御堂猛から話を聞くことに。そこで猛が犯人だと示したのは、意外な人物だった……。思わぬことから殺人事件の濡れ衣を着せられた冴子。自分の無実を証明できる猛を連れて逃げ続ける彼女に、逆転の目はあるのか!? 冴子は真犯人にどう立ち向かうのか? どんでん返しの帝王と呼ばれる著者が贈る、息をもつかせぬノンストップ・ミステリー。
  • 最恐毒舌刑事VSテロリスト
    毒島真理は大量の連載を抱える人気ミステリ作家。
    しかしひとたび筆を置けば、警視庁随一の名刑事へと変貌する。
    冴えわたる舌鋒で、思想に毒された犯罪者に心理戦を仕掛ける!


    保守系の刊行物で有名な出版社に、何者かが火を放った。公安一課の淡海奨務は、左翼集団の犯行とみて捜査を開始する。そこで出会ったのは同じく事件を追う作家兼業の名物刑事・毒島真理。虫も殺さぬような風貌とは裏腹に、毒島は容赦ない口撃で犯人を徹底的に追い詰める。淡海はその姿にたじろぎつつも、行動を共にすることに。間もなくネットに公開された「急進革マル派」を名乗る過激派の声明。果たして事件は大量殺人の予兆なのか? どんでん返しの帝王がおくるノンストップミステリ!
  • 1,815(税込)
    著者:
    中山七里
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    家族全員が、容疑者だ。

    穂刈は、クラスで起こるいじめに目を反らすような、事なかれ主義の中学教師だった。
    しかし小6の娘がいじめで飛び降り自殺をはかり、被害者の親になってしまう。
    加害児童への復讐を誓う妻。穂刈を責める息子。家庭は崩壊寸前だった。
    そんな中、犯人と疑われていた少女の名前が何者かにインターネットに書き込まれてしまう。
    追い込まれた穂刈は、教育者としての矜持と、父親としての責任のあいだで揺れ動く……。
  • 何故、お前が死刑囚に。教誨師の高輪顕真が拘置所で出会った男、関根要一。かつて、雪山で遭難した彼を命懸けで救ってくれた友だ。本当に彼が殺人を犯したのか。調べるほど浮かび上がる不可解な謎。無実の罪で絞首台に向かう友が、護りたいものとは――。無情にも迫る死刑執行の刻、教誨師の執念は友の魂を救えるか。急転直下の“大どんでん返し”に驚愕必至。究極のタイムリミット・サスペンス。(解説・村上貴史)
  • 1,584(税込)
    著:
    中山七里
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    隠れキリシタンの島で起きた、密室殺人の謎。

    相続鑑定士の三津木六兵の肩には人面瘡が寄生している。毒舌ながら頭脳明晰なその怪異を、六兵は「ジンさん」と呼び、頼れる友人としてきた。
    ある日、六兵が派遣されたのは長崎にある島、通称「人面島」。村長の鴇川行平が死亡したため財産の鑑定を行う。島の歴史を聞いた六兵は驚く。ここには今も隠れキリシタンが住み、さらに平戸藩が溜め込んだ財宝が埋蔵されている伝説があるという。
    一方、鴇川家にも複雑な事情があった。行平には前妻との間に長男・匠太郎と後妻との間に次男・範次郎がいる。だが二人には過去に女性をめぐる事件があり、今もいがみ合う仲。さらに前妻の父は島民が帰依する神社の宮司、後妻の父は主要産業を統べる漁業組合長である。
    そんななか、宮司は孫の匠太郎に職を継ぐべく儀式を行う。深夜まで祝詞を上げる声が途切れたと思いきや、密室となった祈祷所で死んでいる匠太郎が発見された。ジンさんは言う。「家族間の争いは醜ければ醜いほど、派手なら派手なほど面白い。ああ、わくわくするなあ」戸惑いながらも六兵は調査を進めるが、第二の殺人事件が起きて――。
    毒舌人面瘡のジンさん&ポンコツ相続鑑定士ヒョーロク、今度は孤島の密室殺人に挑む!
  • 1,760(税込)
    著者:
    中山七里
    レーベル: ――
    出版社: 双葉社

    民間の科学捜査鑑定所〈氏家鑑定センター〉。所長の氏家は、女子大生3人を惨殺したとされる猟奇殺人犯の弁護士から再鑑定の依頼を受ける。容疑者の男は、2人の殺害は認めるが、もう1人への犯行は否認している。相対する警視庁科捜研との火花が散る中、裁判の行く末は——驚愕の結末が待ち受ける、圧巻の鑑定サスペンス!
  • 1,760(税込)
    著者:
    中山七里
    レーベル: ――

    最恐悪女が最凶タッグ! これはテロか、怨恨か? 真相は悪女のみぞ知る――。戦慄のダークヒロイン・ミステリー、衝撃のシリーズ第3弾!

    高級ホテル宴会場で17名が毒殺される事件が発生。犠牲者の一人、国会議員・日坂浩一は〈1〉と記された紙片を握りしめていた。防犯カメラの映像解析で、衝撃の事実が判明する。世間を震撼させた連続猟奇殺人に関与、医療刑務所を脱走し指名手配中の「有働さゆり」が映っていたのだ。さらに、大型バス爆破、中学校舎放火殺人……と、新たな事件が続発! 犯行現場には必ず、謎の番号札と、有働さゆりの痕跡が残されている。さゆりは「ある女」に指示された手段で凶行に及んでいたが、捜査本部はそのことを知る由もなく、死者は増え続ける一方で、犠牲者は49人を数えるのだった……。
    デビュー11年目、どんでん返しの筆がますます冴える人気作家が放つダークヒロイン・ミステリー第3弾、ついに刊行!
  • 関節を有り得ない方向に曲げ、赤黒い血溜まりの中で死んでいたのは、学校一の美少女だった──。飛び降り自殺と噂する生徒。転落事故と主張する校長。騒ぎ立てるマスコミ。校内外が騒然とする中、クラスメイトの慎也は、ある引っ掛かりを覚えて事件性を疑う。そこに従兄で刑事の公彦も加わり、二人は潜入捜査を開始する。猛スピードの展開、予想だにしない結末。ノンストップ学園ミステリー。
  • マスコミは人の不幸を娯楽にする怪物なのか。

    葛飾区で女子高生誘拐事件が発生し、不祥事により番組存続の危機にさらされた帝都テレビ「アフタヌーンJAPAN」の里谷太一と朝倉多香美は、起死回生のスクープを狙って奔走する。
    しかし、多香美が廃工場で目撃したのは、暴行を受け、無惨にも顔を焼かれた被害者・東良綾香の遺体だった。綾香が“いじめられていた”という証言から浮かび上がる、少年少女のグループ。主犯格と思われる少女は、6年前の小学生連続レイプ事件の犠牲者だった……。
    マスコミは、被害者の哀しみを娯楽にし、不幸を拡大再生産する怪物なのか。
    多香美が辿り着く、警察が公表できない、法律が裁けない真実とは――
    「報道」のタブーに切り込む、怒濤のノンストップ・ミステリ。

    ※この作品は単行本版『セイレーンの懺悔』として配信した作品の文庫版となります。
  • 730(税込)
    著:
    中山七里
    レーベル: PHP文芸文庫
    出版社: PHP研究所

    警官殺しの濡れ衣を着せられた、千葉県警捜査一課警部・高頭冴子。事件の目撃者の少年を連れて逃げる羽目になった彼女の運命は?

    県警内部、全員敵!? 「どんでん返しの帝王」が贈る、息をもつかせぬノンストップ・ミステリー。単独で麻薬密売ルートを探っていた刑事が、銃で殺された。千葉県警刑事部捜査一課の高頭班が捜査にあたるが、事件の真相を知った警部・高頭冴子は真犯人に陥れられ、警官殺しの濡れ衣を着せられる。自分の無実を証明できるのは、事件の目撃者である八歳の少年のみ。少年ともども警察組織に追われることになった冴子が逃げ込んだ場所とは!? そして彼女に反撃の手段はあるのか!? 息をもつかせぬノンストップ・ミステリー。
  • 740(税込)
    著:
    中山七里
    レーベル: ――
    出版社: 宝島社

    12ヵ月連続刊行4冊目は、累計127万部突破の大人気「音楽ミステリー」シリーズ最新刊です! 天才ピアニスト・岬洋介が旧友の危機を救うため、地球の裏側から急遽駆けつける。そして悪徳弁護士や熱血刑事、死体好きな法医学者たちと相まみえ……。フジテレビ系連続ドラマ「悪魔の弁護士 御子柴礼司」や連続ドラマW「ヒポクラテスの誓い」などドラマ化もされた人気キャラクターたちが集結! “どんでん返しの帝王”中山七里が長年温めていた作品、ついに刊行です。『このミステリーがすごい! 』大賞シリーズ。
  • 1,500(税込)
    著:
    中山七里
    レーベル: ――
    出版社: PHP研究所

    東京の地下鉄の廃線跡で生活する謎の集団の正体と目的とは? そこに捜査一課と公安刑事の対立が絡み……。驚天動地のサスペンス。

    東京の地下鉄廃線跡に、潜む集団の目的とは? 著者が初めて挑む「鉄道」ミステリー。鉄道マニアの公務員、小日向はある日、趣味が高じて、廃駅となっている地下鉄銀座線萬世橋駅へと潜り込む。そこで思いがけず出会ったのは、地下空間で暮らす謎の集団。身柄を拘束された小日向に、彼らは政府の「ある事情」により、地下で生活していると明かす。その地下空間で起こる殺人事件。彼らを互いにマークする捜査一課と公安の対立も絡み、小日向は事件に巻き込まれていく。著者デビュー10周年記念、12ヶ月連続刊行企画第2弾。
  • 死刑判決を免れた殺人犯の家族が次々と殺されていく――。
    驚愕の結末待ち受ける社会派ミステリ!

    死刑判決を免れた殺人犯たちの家族が犠牲となる連続殺人事件が発生。
    殺害現場に残されていたのは、ギリシャ神話に登場する「義憤」の女神“ネメシス”の血文字。
    『テミスの剣』の渡瀬刑事が謎を追う。

    事件は遺族による加害者への復讐か、はたまた司法制度への挑戦か?
    “ネメシス”の真の狙いとは!?

    〈ドンデン返しの帝王〉が司法システムと死刑制度の矛盾に正面から挑む傑作社会派ミステリ!

    解説・宇田川拓也

    ※この電子書籍は2017年7月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • シリーズ2冊
    660825(税込)
    著:
    中山七里
    レーベル: 宝島社文庫
    出版社: 宝島社

    マンションの13階からフックでぶら下げられた女性の全裸死体。傍らには子供が書いたような稚拙な犯行声明文。これが近隣住民を恐怖と混乱の渦に陥れる殺人鬼「カエル男」による最初の凶行だった。警察の捜査が進展しないなか、第二、第三と殺人事件が発生し、街中はパニックに……。無秩序に猟奇的な殺人を続けるカエル男の正体とは?どんでん返しにつぐどんでん返し。最後の一行まで目が離せない。
  • 759(税込)
    著者:
    中山七里
    レーベル: 双葉文庫
    出版社: 双葉社

    陸上200m走でオリンピックを狙う沙良を悲劇が襲った。交通事故に巻きこまれ、左足を切断、しかも加害者は幼馴染みの泰輔だった。アスリート生命を絶たれた沙良は恨みを募らせる。そんな泰輔が殺害され、高額な保険金が支払われた。犯人は誰なのか? また、絶望の底から再起を図る沙良の運命は? どんでん返しの先に感涙のラストが待つ傑作長編ミステリー!
  • 容疑者は村人全員! ?

    20年ぶりに帰郷した了衛を迎えたのは、閉鎖的な村人たちの好奇の目だった。
    愛するワルツの名曲〈美しく青きドナウ〉を通じ、荒廃した村を立て直そうとするが……。
    雄大な調べがもたらすのは、天啓か、厄災か⁉

    著者史上最狂・最悪のどんでん返しミステリ!



    「まっさらで読めば、滝川野菜のところで

    おりょ?と騙されます。

    あーラッキーだなー自分。最高に楽しんじゃいました。」

    新井見枝香(三省堂書店)



    ●あらすじ

    金も仕事も住処も失った“元エリート”溝端了衛が帰った故郷は、7世帯9人の限界集落に成り果てていた。
    携帯の電波は圏外。住民は曲者ぞろい。地域に溶け込もうと奮闘する了衛の身辺で、不審な出来事が起こりはじめ……。
  • 父・秋山史親を火災で失った雅彦と太一、母・景子。止むを得ず史親の実家の工務店に身を寄せるが、彼らは昔気質の祖父・善吉が苦手。それでも新生活を始めた3人は、数々の思いがけない問題に直面する。しかも、刑事・宮藤は火災事故の真相を探るべく秋山家に接近中。だが、どんな困難が迫ろうと、善吉が敢然と立ちはだかる! 家族愛と人情味溢れるミステリー!
  • 690(税込)
    著者:
    中山七里
    レーベル: 朝日文庫

    新任幼稚園教諭の喜多嶋凜は、あらゆることに口出しをしてくるモンスターペアレンツと対立しながらも、自らの理想を貫き、少しずつ周囲からも認められていくのだが……。どんでん返しの帝王が贈る驚愕のミステリー。
  • 961(税込)
    著:
    中山七里
    レーベル: 幻冬舎文庫
    出版社: 幻冬舎

    雑誌連載が10本に減り大いに危機感を抱き、プロットが浮かばずブランデーをがぶ飲み。原稿の締め切り直前、設定していたトリックが使えないことが判明。栄養ドリンクの三種混合を一気飲みし、徹夜で考え抜く――。どんでん返しの帝王がプロットの立て方や原稿の進め方、編集者とのやりとりを赤裸々に告白。本音炸裂、非難囂々の爆笑エッセイ!
  • 幼馴染の美人双子、優衣(ゆい)と麻衣(まい)。僕達は三人で一つだった。あの夜、どちらかが兄を殺すまでは――。十五年後、特捜検事となった淳平は優衣と再会を果たすが、蠱惑(こわく)的な政治家秘書へと羽化した彼女は幾多の疑惑に塗(まみ)れていた。騙し、傷つけ合いながらも愛欲に溺れる二人が熱砂の国に囚われるとき、あまりにも悲しい真実が明らかになる。運命の雪崩に窒息する! 激愛サバイバル・サスペンス。
  • 765(税込)
    著:
    中山七里
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    ドンデン返しの帝王、渾身の大作!
    若手時代に逮捕した男は無実だったのか?
    鳴海刑事は孤独な捜査を始めたが…社会派ミステリーに驚愕の真実を仕掛けた傑作。

    豪雨の夜の不動産業者殺し。
    強引な取調べで自白した青年は死刑判決を受け、自殺を遂げた。
    だが5年後、刑事・渡瀬は真犯人がいたことを知る。
    隠蔽を図る警察組織の妨害の中、渡瀬はひとり事件を追うが、
    最後に待ち受ける真相は予想を超えるものだった!
    どんでん返しの帝王が司法の闇に挑む渾身のミステリ。
    解説・谷原章介
  • 743(税込)
    著:
    中山七里
    レーベル: 幻冬舎文庫
    出版社: 幻冬舎

    七尾究一郎は、おとり捜査も許されている厚生労働省所属の優秀な麻薬取締官。製薬会社が兵士用に開発した特殊薬物“ヒート”が闇市場に流出し、それが原因で起こった抗争の捜査を進めていた。だがある日、殺人事件に使われた鉄パイプから、七尾の指紋が検出される......。誰が七尾を嵌めたのか!? 誰も犯人を見抜けない、興奮必至の麻取(マトリ)ミステリ!
  • アイアムアヒーロー映画化記念豪華小説集。

    大人気コミックス『アイアムアヒーロー』の映画化を記念して、朝井リョウ、中山七里、藤野可織、下村敦史、葉真中顕、佐藤友哉・島本理生という豪華執筆陣によるアンソロジー小説集を刊行。ZQNが日本文学界に感染拡大。迫り来る恐怖にあなたは耐えられますか・・・?
    (内容)
    ZQN前の世界、比呂美の幸せだったころの物語(朝井リョウ)
    ZQN細胞を研究している機関で起こった衝撃(中山七里)
    陸上部に所属する女子中学生たちに迫り来る恐怖(藤野可織)
    ZQNに効くワクチンがあるという噂。鈴木英雄が行動を起こす(下村敦史)
    将棋の最高峰「名人戦」。戦いを制するのはいったい・・・・?(葉真中顕)
    男性目線と女性目線が見事に交錯。息をもつかせぬ合作小説。(佐藤友哉・島本理生)
    日本の小説界を代表する作家達が描く「アイアムアヒーロー」の世界。

    【ご注意】お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。
  • 715(税込)
    著:
    中山七里
    レーベル: 光文社文庫
    出版社: 光文社

    伝説的映画監督の大森が、新作『災厄の季節』を撮る! 若き助監督・宮藤映一も現場に臨むが、軽薄なプロデューサーや批判を繰り返す外部団体など周囲には難敵ばかり。軋轢に抗いながらの映画作りが進む中、スタジオで予期せぬ事故が発生! 暗雲立ち込める状況で、完成に漕ぎ着けられるのか――。映画への情熱と、どんでん返しの妙が織りなす、一気読み確実のミステリー!
  • 1,540(税込)
    著:
    中山七里
    レーベル: ――
    出版社: NHK出版

    人気作家・中山七里が描く
    ポリティカル・エンターテインメント小説!

    売れない舞台役者・加納慎策は、内閣総理大臣・真垣統一郎に瓜二つの容姿とそ精緻なものまね芸で、ファンの間やネット上で密かに話題を集めていた。ある日、官房長官・樽見正純から秘密裏に呼び出された慎策は「国家の大事」を告げられ、 総理の“替え玉”の密命を受ける 。慎策は得意のものまね芸で欺きつつ、 役者の才能を発揮して演説で周囲を圧倒・魅了する 。だが、直面する現実は、政治や経済の重要課題とは別次元で繰り広げられる派閥抗争や野党との駆け引き、官僚との軋轢ばかり。政治に無関心だった慎策も、 国民の切実な願いを置き去りにした不条理な状況にショックを受ける。義憤に駆られた慎策はその純粋で実直な思いを形にするため、国民の声を代弁すべく、演説で政治家たちの心を動かそうと挑み始める。そして襲いかかる最悪の未曽有の事態に、慎策の声は皆の心に響くのか――。
    予測不能な圧巻の展開と、読後の爽快感がたまらない、魅力満載の一冊。
  • 660(税込)
    著者:
    東直己
    著者:
    冲方丁
    著者:
    貴志祐介
    著者:
    中山七里
    著者:
    狗飼 恭子
    著者:
    中田永一
    他7名
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    あの人気シリーズの、あの話題作の、もうひとつの物語

    『天地明察』『探偵はバーにいる』『鍵のかかった部屋』『さよならドビュッシー』『百瀬、こっちを向いて。』『ストロベリーナイト』『まほろ駅前多田便利軒』など、人気作のサイドストーリーが読めるアンソロジー。

・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
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