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『文学の扉、工藤純子(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~7件目/全7件

  • 人の心の中は見えないもの、
    そして伝わらないもの
    しっかりと伝えるためには
    「言葉」にすることが大切!
    「心」よりも「行動」が大切!
    (元・麹町中学校校長、現・横浜創英中学・高等学校校長  工藤 勇一氏)

    『となりの火星人』『あした、また学校で』『サイコーの通知表』と、小学生の生きづらい現実に寄り添った話題作を放った工藤純子氏の書きおろし最新作。

    「よくあるよね。大人に無理やりあやまらされたり、握手させられたり。本人同士は納得していないのに」
    「なんで、そんなことになるんだろう」
    「まあ、問題を大きくしたくないとか、さっさと終わらせたいとか……大人の都合もあるよね」

    オレたちの気持ちは、いつもどこかに置き去りにされたままだ。(本文より)

    小6のクラスで起きた、ランドセルに金魚のエサを入れるといういじめ。被害を受けた子も、エサを入れた子たちも、いじめが起きている空気を感じつつ声をあげられなかったクラスメートも、そして、過去に加害者としていじめに荷担した担任の教師だって、いじめという「現実」からはけっして逃れられない――。痛烈なメッセージが込められた一冊です。
    カバー装画は、ミニチュア写真家・見立て作家としてNHK連続テレビ小説『ひよっこ』のタイトルバックや、一般文芸作品の装画で活躍中の田中達也氏が担当します。
  • 1,265(税込)
    著:
    工藤純子
    レーベル: 文学の扉
    出版社: 講談社

    1年生のときからずーっと通知表に「できる」とだけ書かれてフツーなことにコンプレックスを感じている朝陽(あさひ)も、「よくできる」がいっぱいの優等生の叶希(とき)も、体育以外は「もうすこし」ばっかりの大河(たいが)も、みーんな心の中では思っている。
    「通知表なんて、ただの紙切れじゃん。あんなので、ぼくらの何がわかるの?」
    「通知表があるから、よけいにやる気がなくなるんだ」
    「あたしだって、通知表なんて、いらない!」
    たしかに、そうだ。思えば通知表って何であるんだろ? あれを見たって、どこをどう直せば成績が上がるのかなんてわからないじゃないか!
    そういえば朝陽のお父さんが言っていた。会社では、部下が上司の成績をつけることがあるんだって。
    「ねえ、先生の通知表をつけようよ」
    朝陽の一言から、クラス一丸となって担任のハシケン先生の通知表作りが始まった。でも、人に成績をつけるって、こんなに難しいことだったのか!?
  • 【対象:小学上級以上】
    児童文学のトップランナー5人による夢の競作、みたび!
    このたびの物語で、あなたの前に、とつぜん現れるのは、移動図書館「ミネルヴァ号」でございます。ひげをはやしていて、ピシッとスーツを着こなしているおじいさんが館長、そして金ボタンの黒い制服に身を包み、長い黒髪がよく似合う若い女性が運転手。もちろんドアの向こうの車内には、さまざまな本がぎっしり詰まっています。でも、もしも、あなたが本に夢中になって、本の世界にひきこまれているうちに、車が出発してしまったら……! 気がついたときに、あなたが立っているのは、過去の世界? まだ見ぬ未来? それともいま暮らしているのとは別の世界かもしれないのです――。
    『ぐるぐるの図書室』『ぎりぎりの本屋さん』を描いた児童文学作家5人が、それぞれの作品に不思議なブックカーを登場させ、本にまつわる5色の物語をつむぎます。
  • 月曜の朝、小六の一将(かずまさ)に声をかけたのは、幼なじみの咲良(さくら)でした。「一将の弟、荻野先生に怒られて泣いてたよ」。運動が苦手な弟の将人(まさと)は、「できない子は朝練に来て」と先生に言われたのに練習に行かず、しかられたのです。でも、将人にとって、数ある運動のなかで、大縄飛びは「できる」に入ります。将人は怒られなくてはならなかったのか、そもそも大会に勝つことが、そんなに大事なのだろうか……。一将のもやもやを咲良が大問題に発展させていくうちに、一将も咲良も、そして代表委員会メンバーの五年生も六年生も、ひとつのクエッションに突き当たることになりました。「学校は、だれのものか?」。小学校高学年の彼らは、この答えにたどり着くことができるのでしょうか。【対象:小学上級以上】イラスト:稲葉朋子
  • 【対象:小学上級以上】児童文学のトップランナー5人による夢の競作、ふたたび! 『ぐるぐるの図書室』を描いた5人が挑む今度の舞台は、商店街の奥にぽつんとある本屋さんです。小さくて、古くて、足を踏み入れるのに勇気がいるお店に駆け込んでくるのは、それぞれの「ぎりぎり」を抱えた小学生たち。この本屋さんで味わえる不思議な体験、興味があったら合い言葉をおぼえてくださいね。その言葉は……、「ぎりぎりだったね」。
  • 1,265(税込)
    著:
    工藤純子
    レーベル: 文学の扉
    出版社: 講談社

    【対象:小学校高学年以上】他人とのコミュニケーションが不得手なかえで。勉強はできないけれど、自然とまわりに人を集めてしまう湊。湊のせいで私立中学の受験に失敗したと思いこんでいる兄の聡。自分の中に「化けもの」が住んでいるからキレやすいんだと思っている和樹。マイナスの感情が心を占めると息ができなくなって叫び声をあげてしまう美咲。みんな、「困った子」なんかじゃない。「困っている子ども」なんだ。
  • 633(税込) 2024/5/23(木)23:59まで

    舞台は十々年小学校の図書室。もやもやっとした気持ちの小学5年生たちが、貼り紙に誘われて図書室に入ってみると、不思議な司書から、不思議な本と出会うきっかけを渡され、それぞれのラビリンスに迷い込んでしまう――。児童文学界のトップランナー5人(工藤純子、廣嶋玲子、濱野京子、菅野雪虫、まはら三桃)が、ひとつのテーマ「図書室」をめぐって競作したリレー小説が完成。巻末には、5人によるスペシャル座談会を掲載!

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