『瑚池ことり、0~10冊(文芸・小説、ライトノベル)』の電子書籍一覧
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五ヶ月に及ぶ、ニナのキントハイト国への遊学の日々も、ついに終わろうとしていた。ニナが卒業演習でやったことは、結果として、キントハイト国の玉座を望む貴族同士の駆け引きに一石を投じることになってしまった。責任を感じるニナだが、ひょんなことから、狩猟祭での王太子への飛矢をめぐる“真実”に辿りつく。驚愕に値するその真実は、キントハイト王家に巣くう、イザークさえも飲み込む闇を知る呼び水となった。哀しい闇に触れたニナに、イザークは思わぬ提案をして……!? 一方、ニコラをこれ以上騎士団に置いておくわけにはいかないという団長ゼンメルに対し、リヒトはある覚悟を決めていた。それぞれが思惑を抱える中、12月、キントハイト国を舞台とする西方地域杯が迫っていた――!
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半年間の団員資格停止処分を受けたニナは、弓術を学ぶためキントハイト国へ遊学することに――。名実ともに西方地域の雄たるキントハイト国騎士団の規模に圧倒されるニナだが、同時に、この国の王家をめぐる危うい状況も知ることになる。三公爵と呼ばれる門閥貴族が、玉座を脅かすほどの権勢を誇っているのだ。なかでもタンゴバルト公の子息・ダリウスは騎士の養成学校に在学しており、卒業演習ではあらゆる手を使って、国家騎士団員となれる首席の座を得るつもりではないかといわれている。ダリウスが入団すれば、タンゴバルト公は国家騎士団をも傘下におさめることになる。この不条理を前に、団長イザークさえも手出しができない様子を目の当たりにしたニナは、卒業演習で自分の為すべきことを考えるが……。その頃、リヒトが調査をしていた親善杯の事件は予想外の展開を見せて……!?
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春になり、新団員を迎えることになったリーリエ国騎士団。そのなかに、弓を使う騎士ニコラがいた。<少年騎士>に憧れているという彼は、弓射の精度こそニナに劣るが、優れた足を持っている。最初は仲間ができたことを喜んでいたニナだが、次第にニコラはリヒトの弓役から団舎の雑用係まで、ニナに取って代わるようになる。そんな折り、親善杯の開催が発表される。リヒトとニコラが組む可能性を考えたニナは不安になるが……。弓と大剣のファンタジー、第二部開幕!
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弓と大剣の大人気ファンタジー、ファン必見の短編集、第二弾! 子どもの頃から、その恵まれた身体能力ゆえに村中から羨望を集めていたロルフが、人並み外れて小さく“弱い”妹・ニナに抱いていた感情とは(「隣を歩く者」)、リーリエ国の王女ベアトリスの、異母弟リヒトへの心配と祈り(「いまはお休み」)、悪戯妖精と呼ばれ、ややつかみどころのない存在のトフェル。思いがけない彼の家族話と、結婚する弟へ贈ったプレゼントとは…?(「妖精の贈り物」)。本編をより楽しむためのエピソードを全6編収録。
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シレジア国の新たな王を選ぶための代理競技は、無事に幼王マルセル側の勝利で終わり、平和が訪れるはずだった。だが、王冠は何者かに奪われ、立会人を務めた“ラントフリート王子”の行方もわからない。このままでは新たな争いが起き、傷つく人間が生まれてしまう。ニナは血の付いたリヒトの衣服が発見されたことで取り乱してしまったが、騎士として、恋人として何ができるかを考え始める。一体、この国でなにが起きているのか? 代理競技や街で出会った赤金色の髪の青年は一体誰なのか? 女宰相パウラが不気味な動きを見せる中、ニナのひとりぼっちの戦いが始まる。リヒトの過去と現在が交錯する異国の地で辿りつく真実とは? 大人気シリーズ、ついにフィナーレ!
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火の島杯の惨劇から早三ヶ月――。各国の王族を救う道を選んだリヒトは“勇敢な王子”としての任務が増えた。が、兄宰相はリヒトが以前から望んでいる王籍離脱の返答を保留し、代わりに青い小さな指輪を差し出した。そんな折、シレジア国王逝去に伴う新王選定のための代理競技が行われることになり、リヒトは立会人を務めることになる。ニナも哨戒役に選ばれてリヒトとともに出立した。シレジア国の貧民街は、かつてリヒトが母親と暮らした場所。思い出と因縁が交錯するシレジア国の王冠がかかった協議会の直前、遺児側の代騎士団が宿舎の船ごと消えた! 王冠のかかった競技会が不戦勝になれば得をするのは王兄側。そこでリヒトは遺児側の代理を条件付で受けてニナとともに戦うことに……。
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大人気ファンタジー、ファン必見の短編集! 火の島杯の惨劇ののち、国家連合に拘束されながらもニナを思う少女騎士メル(『約束の矢音』)、すべてに苛立つカミラの独白(『青海色の理想』)、密かにニナに想いを寄せていた村の青年(『ある村人の片恋』)、大衆酒場にてロルフとイザークの間で交わされた会話とは……?(『一対一』) 物語の中では明かされなったエピソードを全6編収録。
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島全土から国家騎士団が集い覇を競う競技会「火の島杯」へ参加するため、国家連合の本拠地に集まったニナたち。キントハイト国のイザークや、マルモア国の女騎士たちとの再会を喜んだのも束の間、競技会の異変に気づいた時には遅かった…。多発する事故、増える怪我人。相手の作戦を知っていたとしか思えない試合運びをする国の存在。そして、南方地域で出会った不思議な少女騎士<メル>との、衝撃的な再会。互いの兜に戴いた“命石”を割り、その数で勝敗を定める戦闘競技会の制度が始まり、およそ三百年。戦争に代わる、平和的な紛争解決手段とされてきた制度の「矛盾」を利用した大いなる陰謀が、ついにニナにも牙を向く――!
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獣と人の姿をあわせもつ神秘の存在――花犬(はないぬ)。彼らは人と絆を結び、生涯の主を定めて身を捧げる。そんな花犬とともに狩りを行うのが花操師(かそうし)だ。優秀と謳われる血筋の花犬・セキを相棒とした花操師のコトナは、年の瀬も近づく極寒のある日、自分の部屋の暖炉にくべる薪が足りないことに気付く。薪は補充しても不自然になくなり、さらに自分の寝台の柱に奇妙な痕が見つかって――? 瑚池ことりのデビュー作『犬恋花伝――青銀の花犬は誓約を恋う――』に続く短編・中編連作。
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<戦争>にかわり<戦闘競技会>が、国々の命運を決するようになり三百年。ガルム国でリーリエ国とシュバイン国の裁定競技会が行われたあと、ニナは幽閉されているはずの因縁の騎士ガウェインに拉致され、異形と忌まれた彼の心を垣間見るも彼は亡くなる。しかし、ガウェインの遺品を大事に持っていたせいでニナは恋人のリヒトとすれ違ってしまう。そんな中、女騎士である王女ベアトリスに誘われ、彼女と二人、私的な競技会が盛んに催されている南方地域へ赴くことに…?
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【このオレンジ文庫がすごい!】騎士が隊を組み、互いの兜につけられた命石を砕いて勝敗を競う――<戦争>にかわり<戦闘競技会>が、国々の命運を決するようになり三百年。優秀な騎士を輩出する村に生まれながら、周りの少女たちのように剣を扱えないニナは、「出来そこない」と揶揄されてきた。だが、ニナが出場した地方競技会を見たというリヒトに弓の才能を見出され、騎士団へ勧誘されて…!? 電子書籍も絶好調! 最新第4巻の配信開始を記念して、一章まるごと試し読みができる小冊子を配信開始! ほか、挿画を担当する六七質先生の美麗イラストによる登場人物紹介なども収録。【もくじ】火の島(イグニス・インスラ)概要/人物紹介/リーリエ国騎士団とシンデレラの弓音(試し読み)/リーリエ国騎士団とシンデレラの弓音 ―綺羅星の覚悟―(試し読み)/リーリエ国騎士団とシンデレラの弓音 ―鳥が遺した勲章―(試し読み)/リーリエ国騎士団とシンデレラの弓音 ―翼に焦がれた金の海―(試し読み)
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<戦争>にかわり<戦闘競技会>が、国々の命運を決するようになり三百年。「出来そこない」ながら弓の才能を見出され、リーリエ国騎士団員となったニナは、年末休暇で束の間の平穏を味わっていた。が、国境を接するシュバイン国との間に問題が起き、因縁のガルム国で裁定協議会が行われる。それ自体はなんとか終わったものの、その後、ニナは何者かに攫われ…!?
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<戦争>にかわり<戦闘競技会>が、国々の命運を決するようになり三百年。「出来そこない」のニナは弓の才能を見出され、リーリエ国騎士団の団員となった。年に一度の祭典・西方地域杯で、ニナは怪我の後遺症に苦しむ女騎士と出会う。そんな中で迎えた初戦、リヒトは勝負を捨ててニナを守る。守られるばかりでなく、騎士として対等になりたいと悩むニナだが…?
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騎士が隊を組み、互いの兜につけられた命石を砕いて勝敗を競う――<戦争>にかわり<戦闘競技会>が、国々の命運を決するようになり三百年。優秀な騎士を輩出する村に生まれながら、周りの少女たちのように剣を扱えないニナは、「出来そこない」と揶揄されてきた。だが、ニナが出場した地方協議会を見たというリヒトに弓の才能を見出され、騎士団へ勧誘されて…!?
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人と獣の姿を持つ不思議な存在、花犬(はないぬ)。そしてその花犬を相棒に狩猟をする花操師(かそうし)。花操師見習いのコトナは、過去にあった花犬との辛い別れが原因で、現在の相棒セキとの関係がぎくしゃくしていた。近く行われることになっている、花操師への昇格試験の合格も危ぶまれる中、凶悪な花犬が出没し、多くの犠牲が出たという。それは、かつてのコトナの相棒である花犬ハルシを殺した相手で――!?
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