『塩田武士(文芸・小説、マンガ(漫画))』の電子書籍一覧
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平成3年に発生した誘拐事件から30年。当時警察担当だった新聞記者の門田は、旧知の刑事の死をきっかけに被害男児の「今」を知る。再取材を重ねた結果、ある写実画家の存在が浮かび上がる。質感なき時代に「実」を見つめる者たち──圧巻の結末に心打たれる、『罪の声』に並び立つ新たなる代表作。
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80万部突破『罪の声』を超える圧巻のリアリズム小説!
「聞きたい、彼女の声を」 「知られてはいけない、あの罪を」
ライターの大路亨は、ガンを患う元新聞記者の父から、
辻珠緒という女性に会えないかと依頼を受ける。
一世を風靡したゲームの開発者として知られた珠緒だったが、突如姿を消していた。
珠緒の元夫や大学の学友、銀行時代の同僚等を通じて取材を重ねる亨は、
彼女の人生に昭和三十一年に起きた福井の大火が大きな影響を及ぼしていることに気づく。
「実在」する情報をもとに丹念に紡いだ社会派ミステリーの到達点。 -
ニュースという名の「悪意」――。
累計75万部突破『罪の声』の著者、真骨頂の報道小説!
地方紙記者の沢村は、調査報道チームのデスクから一枚の写真を見せられる。
同僚記者が、ひき逃げ事件の犯行車両とスクープしたものだ。
「この車、遺族宅にあるらしい」。
沢村は取材へ急行する。
犯人は家族なのか――(「黒い依頼」)。
「誤報」を通じて現代社会の虚と実に迫る、著者会心の傑作。
NHKドラマ原作
吉川英治文学新人賞受賞作
解説 武田砂鉄(ライター) -
0円(税込)
『罪の声』『騙し絵の牙』映画化。一番新作が待たれる作家・塩田武士『デルタの羊』第二章までと刊行記念記事が無料で読める!
製作委員会、制作会社、ゲーム、配信、中国、テクノロジー、コロナ後…… これが日本のアニメの“リアル”!
「俺たちはあまりに善人だ」
「誰かが羊飼いにならなきゃ、日本アニメは地盤沈下していく」
アニメ製作プロデューサー・渡瀬智哉は、念願だったSF小説『アルカディアの翼』のテレビアニメ化に着手する。
しかし業界の抱える「課題」が次々と浮き彫りとなり、波乱の状況下、窮地に追い込まれる。
一方、フリーアニメーターの文月隼人は、ある理由から波紋を広げる “前代未聞のアニメ"への参加を決意するが……。
アニメに懸ける男たちの人生が交差するとき、【逆転のシナリオ】が始動する!
※本電子書籍は『デルタの羊』の第二章までと「ダ・ヴィンチ 2020年12月号」の特集記事を合本にしたものです。 -
「ずっと、好きでした」
泣いて、隠して、あきらめて。それでも女の子になりたかった――。
『罪の声』の著者がたどりついた「本当に人を愛する」ということ。感動の傑作長編。
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「えっ、真壁君、ほんまにするの?」
「目つむれ」
「へっ? あかん、あかん」
後ずさった翔太郎の肩を真壁君が両手でがっしりとつかんだ。
「深呼吸しろ」
言われるがままに大きく息を吸って、長く吐いた。その間、お互い顔を見られなかった。(本文p111-112より)
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小学四年の春、同じクラスになった真壁君の顔を見たとき、翔太郎は恋のきらめきと痛みを知った。小さな希望すらも打ち砕かれる人生。仮面の下、ずっと女の子になりたかった――。終章、二十四年後の春に明かされる優しく美しい秘密とは。生きてゆくことの切なさに共感せずにはいられない感動の青春恋愛小説。 -
『罪の声』『騙し絵の牙』映画化。一番新作が待たれる作家。
製作委員会、制作会社、ゲーム、配信、中国、テクノロジー、コロナ後…… これが日本のアニメの“リアル”!
「俺たちはあまりに善人だ」
「誰かが羊飼いにならなきゃ、日本アニメは地盤沈下していく」
アニメ製作プロデューサー・渡瀬智哉は、念願だったSF小説『アルカディアの翼』のテレビアニメ化に着手する。
しかし業界の抱える「課題」が次々と浮き彫りとなり、波乱の状況下、窮地に追い込まれる。
一方、フリーアニメーターの文月隼人は、ある理由から波紋を広げる “前代未聞のアニメ"への参加を決意するが……。
アニメに懸ける男たちの人生が交差するとき、【逆転のシナリオ】が始動する! -
吉田大八監督で映画化&累計17万部突破!2018年本屋大賞ランクイン作
■累計発行部数17万部突破!
■豪華キャストで2020年6月映画公開!
監督:吉田大八 キャスト:大泉洋、松岡茉優、佐藤浩市ほか
■2018年本屋大賞ランクイン。前代未聞の小説が文庫化。文庫解説は大泉洋。
『罪の声』の著者・塩田武士が、俳優・大泉洋を主人公に「あてがき」。
圧倒されるほどリアルな筆致で出版界の<光と闇>を描く!&「速水=大泉洋」が表紙&扉ページの写真を飾る!
主人公は出版大手の「薫風社」で、カルチャー誌「トリニティ」の編集長を務める速水輝也。
中間管理職でもある40代半ばの彼は、周囲の緊張をほぐす笑顔とユーモア、コミュニケーション能力の持ち主で、同期いわく「天性の人たらし」だ。
ある夜、きな臭い上司・相沢から廃刊の可能性を突きつけられ、黒字化のための新企画を探る。
大物作家の大型連載、映像化、奇抜な企業タイアップ。雑誌と小説を守るべく、アイデアと交渉術で奔走する一方、
巻き込まれていく社内政争、部下の不仲と同期の不穏な動き、妻子と開きつつある距離……。
交錯する画策、邪推、疑惑。
次々に降りかかる試練に翻弄されながらも、それでも速水はひょうひょうとした「笑顔」をみせる。
しかしそれはどこまでが演技で、どこからが素顔なのか? やがて、図地反転のサプライズが発動する。
出版業界の現状と未来を限りなくリアルに描いた群像小説は、ラストに牙を剥く!
出版界の未来に新たな可能性を投じる「企画」で、各メディアで話題沸騰!
吉田大八監督で2020年6月映画公開。 -
「週刊文春ミステリーベスト10」第1位、本屋大賞第3位。圧倒的な取材と着想で、昭和最大の未解決事件を描いた傑作長編小説。「これは、自分の声だ」――京都でテーラーを営む曽根俊也は、ある日父の遺品からカセットテープとノートを見つける。テープを再生すると、自分の幼いころの声が聞こえてくる。それは、31年前に発生して未解決のままの「ギン萬事件」で恐喝に使われた録音テープの音声とまったく同じものだった――。
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唯一の家族だった母を亡くした明日香は、遺品の中から一通の出されなかった手紙を見つける。宛名は「林鋭生様」。それが将棋の真剣師の名だと知り、明日香は林を捜すことに。ある対局の後、忽然と姿を消したという男と、母との関係は。昭和を生きた男女の切なさと強さを描いた傑作長編。
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京都でテーラーを営む曽根俊也。ある日、彼は父の遺品の中から黒革の手帳、そしてカセットテープを発見する。手帳には英文がびっしりと書かれており、さらに「ギンガ」「萬堂」という製菓メーカーの情報が。そしてテープに入っていた幼い子供の声は、31年前に起きた【ギンガ・萬堂事件】で脅迫に使われた録音テープの音声と全く同じだった。――「これは僕の声だ」。 実際に起きた未解決事件に迫るミステリー大作!!
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話題作『罪の声』著者による傑作純愛ミステリー
学生時代、冬の日に出会った恋人・雪乃。
12年前に姿を消した彼女を、いま警察が追っている。
新聞記者になった私は密かに調査を開始した。
彼女は何をしたのか。
京都の四季を背景に描かれる若き日の恋と、隠された秘密をめぐる現在の日々。
純愛ミステリーの傑作登場!
解説 ザ・ギース 尾関高文 -
グリコ森永事件の闇を描いた『罪の声』で大ブレイクの塩田武士が、新聞社を退職して書いた渾身の長編。舞台は新聞社の労働組合。「組合」ってなに?状態の主人公・武井涼は執行委員を押しつけられ、上方新聞労働組合の「七人の侍」と出会った――。仕事とは何か? 誰のため、何のためにはたらくのか? すべてのはたらく人たちへ、勇気を届ける傑作長編!
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雨の夜、市議会議長が殺害された。波山署の本宮は県警捜査一課の若手・平原優子と組み捜査にあたるが、意外な容疑者が浮かび上がる。その影を追ううち、本宮たちは一人の青年の心の闇に出会う――。80年代のバブル経済に呑み込まれた男女と、それを見つめた彼らの子どもたち。ある家族の崩壊と殺人事件を通して、時代を生きる人間を鋭く描き出す、傑作刑事小説。
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「おまえは嫌われてる」。神戸新報県警担当記者・秋葉隼介は、たった一言で文化部に左遷され、将棋担当を命じられる。そんな秋葉の家に、突然転がり込んだのは、やけ酒の席で大喧嘩をした同い年の不遜な男・真田信繁だった。背水の陣でプロ棋士を志す男が巻き起こす熱い感動の物語。小説現代長編新人賞受賞作
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