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『栗本薫、1円~、2017年9月27日以前(文芸・小説、ライトノベル)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全254件

  • 著者逝去の前年の作品を含め、単行本未収録の伊集院大介シリーズ5編を収めた、文字通り大介最後の推理。

    伊集院大介シリーズお馴染みのキャラクター、山科警視、森カオル、伊庭緑郎、滝沢稔ことアトムくんほか、『ほくらの時代』の栗本薫も登場する作品集。「月光座 金田一耕助へのオマージュ」では伊集院大介と金田一耕助が共演、「幽霊座」での耕助の推理をリスペクトを湛えつつ伊集院大介が新たに解き直すという趣向も。栗本薫逝去の前年に書かれた「誰でもない男??伊集院大介の秋思」など5編を収録し、伊集院大介の文字通り最後の推理を収める。

    【著者】
    栗本薫
    1953年東京生まれ、2009年に病没。1977年に群像新人文学賞評論部門を、1978年に江戸川乱歩賞を受賞して文壇デビュー。1981年には吉川英治文学新人賞を受賞。小説は栗本薫名義で、評論などその他の活動は中島梓名義で発表する。正伝130巻、外伝21巻のグイン・サーガ・シリーズ始め、SF、ミステリー、時代小説、耽美小説などさまざまなジャンルに渡る400点を越える著作が刊行された。
  • 地球を侵略せんとする邪神クトゥルーと、それを迎え撃つ地球古来の神々。人類も巻き込んで今、壮絶な戦いがはじまる!

    〈溶ける……溶けてしまう〉――ごく平凡な大学生・伊吹涼は連夜にわたって、からだがどろどろと溶けてゆこうとする悪夢にさいなまれていた。同じ夢にうなされる複数の人々、そしてその夢を操るあやしい女。「目覚めよ、古の者の裔よ」と囁く声と、謎の画家・葛城繁が残した奇怪な絵に導かれて彼らが集った時、古き者、クトゥルーの神々との、凄絶な戦いの火蓋が切って落とされた。左翼あがりのルポライター・安西雄介とその弟・竜二の助力を得て、不本意ながらも涼はその戦いに巻き込まれていくのだった。

    合本版だけの付録として、永井豪がイラストを担当した『魔界水滸伝1~20』単行本初版書影写真、イメージアルバム『SOUND NOVEL 魔界水滸伝』のジャケット写真、ライナーノーツなど。

    栗本薫が圧倒的な筆力で現代日本にクトゥルー神話を甦らせた超伝奇シリーズ全20巻のすべてがここにある!

    ※この作品はカラー画像が含まれます。
  • 自殺か他殺か?美貌の歌手の飛び降り事件解明を依頼された伊集院大介は、彼女が“現代の魔女”だったと知る。女と女、女と男と女――魔女をめぐる倒錯の性の世界と、奇怪な人間関係のもつれが次々に明かされる。だが、残された遺書の謎、容疑者全員のアリバイの存在など、伊集院の前に難関が立ちはだかる!
  • SF、ミステリー、時代小説、捕物帳など12のジャンルを書き分けた若き日の栗本薫の才気に満ちた短編集。

    未曾有の超大作グイン・サーガで知られる栗本薫が、12ヶ月にわたって小説新潮誌に連載した、12のジャンルを書き分けた作品集。
    疑惑が疑惑を呼び狂気へとひとりの男を駆り立てる心理ミステリー「犬の眼」。手練れの時代小説作家もかくやと思わせる佳品「おせん」。軽妙な文体をあやつりつつ、圧倒的な筆力でラストの哀切へと雪崩れこむ青春小説「公園通り探偵団」。そして巻末を飾るグイン・サーガ外伝など、若き栗本薫の才気が爆発する。
    【目次】
    まえがき
    一月/犬の眼〈心理ミステリー〉
    二月/おせん〈時代小説〉
    三月/保証人〈社会ミステリー〉
    四月/紅〈芸道小説〉
    五月/夜が明けたら〈青春小説〉
    六月/忘れないで〈SF小説〉
    七月/公園通り探偵団〈風俗小説〉
    八月/離魂病の女〈捕物帳〉
    九月/嘘は罪〈都会派恋愛小説〉
    十月/ガンクラブ・チェックを着た男〈本格推理〉
    十一月/五来さんのこと〈私小説〉
    十二月/時の封土〈ヒロイック・ファンタジイ〉
    十三月/あとがき
    【著者】
    栗本薫
    1953年東京生まれ、2009年に病没。1977年に群像新人文学賞評論部門を、1978年に江戸川乱歩賞を受賞して文壇デビュー。1981年には吉川英治文学新人賞を受賞。小説は栗本薫名義で、評論などその他の活動は中島梓名義で発表する。正伝130巻、外伝21巻のグイン・サーガ・シリーズ始め、SF、ミステリー、時代小説、耽美小説などさまざまなジャンルに渡る400点を越える著作が刊行された。
  • 領主に迫られ、天守閣から身を投げた雪姫。戦国時代の悲劇を再現したかのようなバラバラ死体が麓に流れ着く。そして一家六人惨殺事件。転校生・伊集院大介は、残虐さを身につけていく犯人に迫る。「早く大人になりたい!みんなを恐ろしい運命から救うために――」。伝説の名探偵、ほろ苦い14歳のメモアール。
  • 学園紛争が吹き荒れたあとの西北大では、カリスマ演出家率いる劇団「ペガサス」が人気を集めていた。大抜擢された新人女優花村恵麻をめぐって、不可解な連続殺人が起きた。疑いをかけられた恵麻は、早くもその才能を発揮しはじめていた上級生伊集院大介に相談する。伝説の名探偵“青の時代”24歳の事件簿!
  • アトムくんこと滝沢稔とのラブシーンが描かれた“ヤオイ本”が送られてきて、うめく伊集院大介。ボーイズラブの世界を耽溺(たんでき)するヤオラーたち。ところがHP〈薔薇庭園〉に集まる、問題のその本をつくったサークル「銀河通信社」の会員たちが、無惨な遺体で発見された。微妙に絡み合う人間関係に事件の鍵が!?
  • 「小さかった頃にはまだ町ん中に原っぱがあって……」先輩の原口さんが、呑み屋で知り合った男と思い出話に意気投合しているのを、ぼくはぼんやりと聞いていた。中年男二人の他愛ない話と思っていたのだが、その日から原口さんはおかしくなっていった――少年時代の記憶に潜む恐怖を描いた表題作ほか、130年ぶりに地球に戻った宇宙飛行士の過酷な運命を物語る「ウラシマの帰還」など、美しくも哀しい8篇を収録したSF作品集。
  • 2586年、高は《彼女》にはじめて出会った。それはスペースマンたちの伝説として語られた魔女セイレーン。そして1979年、《セーラ》は歌謡界に彗星のようにデビューを飾った。彼女はそれまでのありとあらゆる記録を書きかえつつ、まさに異常としかいえぬ人気を集めていったが……。しかし、同時に発生する狂気に駆られた人々の起こす事件は何をあんじするのか!? 表題作ほか、人類のあり方をSF的なシチュエーションにとらえ直して描いた「Run with the Wolf」を併録、江戸川乱歩賞受賞でミステリ界に衝撃的な登場をした著者のSF第1作品集。
  • 大統領選挙に破れ、失意の日々を送る元大統領ジミー・カーター。しかし、彼が気がかりな夢からさめてみると、なんとそこは火星!赤色人、緑色人がウロウロする宮殿の中で、エドガー・ライス・バロウズ描くところの火星の大元帥カーターと対面するのだった! 抱腹絶倒の表題作「火星の大統領カーター」、そして老宇宙パイロットと若い密航者の心理の襞を描く「最後の方程式」ほか、さまざまなパターンのパロディ作品をここに結集! SFを愛してやまぬ著者がおくるSFへのラヴ・レター。
  • 616(税込)
    著:
    栗本薫
    レーベル: ハヤカワ文庫JA
    出版社: 早川書房

    朝、自分のベッドで目をさましたとき、リーはその日がなぜ他の一日と違っているのか、理解できなかった。しかし、今日が特別な日であることは確かだった――魅力的な妻と愛しい息子を持つ男。その申し分のない生活にも、いつのまにか滅びの風がやってくるのだった――表題作を含む五篇を収録した連作短篇集。栗本薫が“死を見つめよ”のメッセージを核に、透徹した視点で、人類の歴史と滅亡について物語る問題作登場!
  • 「ぼくは、ゲルニカっていう本を読んだんだよ。その中に、ちょっと、おもしろい…というか、気にひっかかることがあったんだ」TVディレクターの安田修平は、ふとしたことから、日本がすでに戦争状態にあるのではないかという疑惑にとらわれた。しかし、妻も同僚も一笑に付して相手にしようとはしない。心を閉ざし、何かにおびえ、見えざる影に追われる修平。「戦争ははじまってるんだ…いまは戦時下なんだ。…皆、見ないふりをしてごまかしてる…そうなんだろう?」おそるべき感性で、見えざる恐怖を鮮やかに描き出した問題長篇!
  • テオは17歳、アリスは5歳、そして二人は出会った。しかし、スペースマンと地上人の時の流れは平等ではない。22歳のテオは18歳のアリスと結婚したのだが、二人を近づけた相対性理論のいたずらが、いつしか二人を引き離し、ついにテオを遺してアリスはこの世を去った。だが、それも恐ろしい悲劇の序曲に過ぎなかったのだ! 異様なシチュエーションの生んだ悲恋の物語を描いた表題作ほか、異星生物との心暖まる交流をつづる「遙かな草原に……」など、本格SF全7篇収録。
  • 真夜中の電話から洩れるあえぎ声。電車の中、内腿にまとわりつく指先。ねっとりとからみつくような視線。23歳の平凡な娘、はづきを執拗につけまわすストーカーの思いこみは、やがて狂気の領域へ踏みこみ、殺意へとエスカレートしてゆく。孤独な心、自己中心的な欲望、倒錯した性欲など、現代が抱えるさまざまな問題を盛りこみ、明日あなたにも起こるかもしれない、日常と隣り合わせの恐怖を描いた戦慄のサイコサスペンス。
  • 616(税込)
    著:
    栗本薫
    レーベル: ハヤカワ文庫JA
    出版社: 早川書房

    全世界がぼくの敵だった。ミラは自ら命を絶ち、ファンは永遠に去っていった。イヴとレダとの出会いに端を発した事件は、理想社会たらんとするシティそのものを巻き込み、ついには人類の存亡を左右する重大事となってゆくのだが、自己に目覚めたイヴは、レダへの愛を確かなものにしてゆく。多くのものを失いながらも歩き始める少年の成長を鮮やかに描き、人類のあり方に問題を投げかける未来SF大作完結篇。
  • 616(税込)
    著:
    栗本薫
    レーベル: ハヤカワ文庫JA
    出版社: 早川書房

    理想社会のシティ・システムは完璧なもので、市民にとってそこは真の楽園であるはずだった。しかし少年イヴは、レダとアウラとの出会いにより、確実に新たな地平へと導かれてゆく。自身にふりかかる嫉妬、憎悪、そして愛を体験してゆくうちに、イヴはシティ・システムそのものが抱える問題に直面するのだった。レダ、アウラ、イヴをとりまく状況は、さまざまな人びとを巻き込んで少しずつその歪みを露呈し始めるのだった。
  • 616(税込)
    著:
    栗本薫
    レーベル: ハヤカワ文庫JA
    出版社: 早川書房

    ファー・イースト30。すべての人間が尊重され、社会秩序を乱そうとする者ですら《紊乱者》として容認される理想社会で、人々は自由を謳歌していた。そしてある日、少年イヴはレダに出会い、その銀色の髪と小枝のような肢体、そして風のように自由なレダの魂に魅了されてゆく。しかしこれは、ファー・イースト30の未来を揺るがす運命の出会いだったのだ! 栗本薫が、理想社会の矛盾と人間存在の問題を描く、未来SF大作。
  • 人界は壊滅し、魔界さえも潰える。しかし暗黒の惑星ユゴスの海は、新たな生命を生み出そうとしていた!

    みづちの若長・北斗多一郎を飲み込み、一体となったユゴスの海が静かに胎動するのを見守る、安西雄介ら勇士たち。そのとき、クトゥルーが死守していた次元回廊を突き破り、蟻のごとき無数の邪悪な〈タナトス生命体〉が彼らを襲った! すべてのエネルギーを餌として食い尽くす〈タナトス生命体〉から逃れるすべは、はたしてあるのか!?
    栗本薫が圧倒的な筆力で現代日本にクトゥルー神話を甦らせた、超伝奇シリーズの第2部「地球聖戦編」、ついに完結!
  • 人界と魔界が切り離され、絆も断たれた――時間流、次元流の摂理、森羅万象のすべては無と化してしまうのか?

    魔界・不二の宮崩壊のそのとき、相模忍ら4名は役行者の結界で庇護され、一命をとりとめた。しかし、もう二度と人界に戻ることはできないと知り、呆然となる。一方、人界では安西竜二と伊吹風太が、そこに何者の気配もなくなったことから、人界と魔界の絆が失われたことを悟る。そして北斗多一郎と安西雄介の手がかりを求めて、次元断層を目指す一行は、暗黒の惑星ユゴスにたどり着いた……。
    栗本薫が圧倒的な筆力で現代日本にクトゥルー神話を甦らせた、超伝奇シリーズ第2部「地球聖戦編」第8作!
  • 1羽の光の鳥が巨大な翼をはばたいた――安西雄介は記憶を失い、覚醒と混濁の狭間をさまよい続ける!

    自ら超エネルギー体へと変じたみづちの若長・北斗多一郎と、禍津神・安西雄介。危ういところに女か・北斗礼津が割って入り衝突は免れたかに見えた。しかし、その衝撃ですべての記憶を失った雄介は、次元から次元の転移のなかに落ちてゆく。太古の神州にスサの王としてのおのれを見出し、入寂せんとするシッダールタ、そしてジーザスとなって、三革の戦士となった。時空連続体を転々とさまよう雄介はどこへ向かうのか?
    栗本薫が圧倒的な筆力で現代日本にクトゥルー神話を甦らせた、超伝奇シリーズ第2部「地球聖戦編」第7作!
  • 魔界がおかしい!? 不二、葛城、高千穂、トランシルヴェニア、エルサレム――すべての「会」ポイントが虚無に墜ちる!

    地上に最後に残された人間たちの王国、オーストラリア。その新首都エデン・シティにある超能力開発本部は、パリーで観測されたアリジゴクのような地すべりが周辺部をのみこみつつあることを知る。それは魔界と人界とが遊離をはじめた瞬間であった。
    一方、宿敵クトゥルーの本殿ルルイエに達した安西雄介と加賀四郎は、そこでみづちの若長・北斗多一郎の変わり果てた姿を発見し、衝撃を受ける――!
    栗本薫が圧倒的な筆力で現代日本にクトゥルー神話を甦らせた、超伝奇シリーズ第2部「地球聖戦編」第6作!
  • 美少女セイヤの思念に導かれ、異界の地平にひろがる〈暗黒都市〉破里を侵入する7人の勇士!

    安西雄介と伊吹風太は、クトゥルー次元に幽閉された北斗多一郎の手がかりを求めて、破里の魔界王宮に潜入した。そこで2人は、かつて雄介が生駒山中で助けた美少女セイヤの幻と出会う。ダーク・パワーにとらわれている実体のセイヤを救出すべく、彼女が示した〈暗黒都市〉へと乗り込む7人の勇士。彼らの前には、どこまでも続くゼリーの海、虚無の時空間が広がっていた。〈暗黒都市〉はあの海の向こうにある――!
    栗本薫が圧倒的な筆力で現代日本にクトゥルー神話を甦らせた、超伝奇シリーズ第2部「地球聖戦編」第5作!
  • 敵は月面にあり! 加賀四郎率いる地球軍は、宇宙への進軍に向けて舵を切った!

    太平洋を南下する原子力潜水空母アークを1本のミサイルが襲った。それは、月面に基地を構え地球の覇権を狙うWWSAことネオ・テラ帝国からの威嚇であった。クトゥルーらの〈ダーク・パワー〉とネオ・テラ帝国。2つの脅威に挟まれた「地球軍」は、隷属か反攻かの決断を迫られる。智将・加賀四郎は「敵は月面にあり」と、宇宙への進軍を決断し、みづちの若長・北斗多一郎を月面攻撃特別コマンドとして送り込む!
    栗本薫が圧倒的な筆力で現代日本にクトゥルー神話を甦らせた、超伝奇シリーズ第2部「地球聖戦編」第2作!
  • 地球を侵略せんとする邪神クトゥルーと、それを迎え撃つ地球先住の神々。人類をも巻き込んだ戦火は海を越えて燃え広がる!

    次々に起きる異変を「クトゥルー対先住者」の大戦争であり、人間はそのとばっちりをうけているにすぎないと看破した、オカルト研究者・加賀四郎。彼の進言に従い、安西雄介は弟・竜二とともに特殊軍団を結成するとまもなく、伊吹涼、左文字徹、加賀とともに空路エジプトへと旅立った。しかしその飛行機には冷気を放つほどに美しい、異様な男が乗り込んでいた。彼こそが結城大和、先住者のひとりで〈眼〉とよばれる者であった――!
    栗本薫が圧倒的な筆力で現代にクトゥルー神話を甦らせた、超伝奇シリーズ第4弾!
  • 人類は、生きている。まだほろびてはいない――あの死闘から1年、人類の希望は海と月とオーストラリアに残っていた!

    198X年、クトゥルーの侵略によって一朝のうちに灰燼となり、壊滅したかに見えた人類文明。しかし、人類はしぶとかった! 海には加賀四郎率いる地球軍の原子力潜水艦空母「アーク号」が、陸にはオーストラリアの人類戦線が、そして月にはWWSAの月面基地が人類復活の機会を狙っていたのである。
    役小角の下で修行をを積み、覚醒した安西雄介と竜二。一方、魔界・不二の宮に潜むみづちの若長・北斗多一郎は自分だけに聞こえる水音に悩まされていた……。
    栗本薫が圧倒的な筆力で現代日本にクトゥルー神話を甦らせた、超伝奇シリーズ第2部「地球聖戦編」の幕が上がる!
  • ついに暴かれたみづちの若長・北斗多一郎の野望! クトゥルーの罠はその多一郎に狙いを定めていた!

    〈先住者〉たちが葛城大社に集っていたそのとき、人間界では無数の暴行、傷害、殺人事件が起き、ハイジャック、旅客機墜落、クーデターが世界各地で発生していた。「会」は〈先住者〉たちが対立したまま決裂。クトゥルーは〈先住者〉のなかで唯一人間界に拠点をもつ、みづちの若長・北斗多一郎にねらいを定める。罠にかかり窮地に陥った多一郎は、アメリカに向かうのだった。
    栗本薫が圧倒的な筆力で現代日本にクトゥルー神話を甦らせた、超伝奇シリーズ第10弾!
  • 焦土と化した東京――〈古き者〉が勢いを増すなか、〈先住者〉たちは〈禍津神〉安西雄介をめぐって分裂、敵対する!

    クトゥルーの神々の攻撃と富士山噴火の大混乱で火の海となった東京。しかし脱出の途中、安西雄介は、加賀四郎、左文字徹、呉秀英らを見失ってしまう。結城大和の〈眼〉の力を借り、秩父山中に潜伏していた弟・竜二と特殊部隊の仲間たちに再会した雄介は、焦土と化した東京へ向かうが、そこはすでに人間ではない者たちに占拠されていた。
    一方、みづちの若長・北斗多一郎は、地這いの姫・藤原華子との婚礼を控えていた。多一郎と伊吹涼の仲を知り、嫉妬に燃える華子は――!?
    栗本薫が圧倒的な筆力で現代日本にクトゥルー神話を甦らせた、超伝奇シリーズ第8弾!
  • 地球を侵略せんとする邪神クトゥルーと、それを迎え撃つ地球先住の神々。人類をも巻き込む戦火は西域アジアへと広がる!

    中国西域トルファンの砂漠のまんなかで、小さな村が一夜にして消え去り、見たこともない巨大都市が出現した。消えた村から時空を超えて飛ばされ、2週間後に楼蘭で保護された村人、出現した巨大都市に近づこうとして行方がわからなくなる者や命を落とす者……。しかし、政府の調査団がたどりついたとき巨大都市は消え失せており、代わりに地下遺跡が発見される。すぐれた超能力をもつ調査団員・呉秀英は、それを見て奇妙な予感にとらわれるのだった。
    栗本薫が圧倒的な筆力で現代にクトゥルー神話を甦らせた、超伝奇シリーズ第5弾!
  • 地球を侵略せんとする邪神クトゥルーと、それを迎え撃つ地球先住の神々。日本の、世界の崩壊がいま、はじまる――!

    緊急来日したアメリカ大統領、呉秀英を伴って帰国する安西雄介、そして伊吹涼とともに羽田に降り立った北斗多一郎。三者三様の思惑が東京で交錯するなかで、〈古き者たち〉はますます攻勢を強めていた。北斗化学でランド症候群の人体実験に利用された生島耕平は、同じく囚われの身となっていた白鳥夏姫の力を借りて脱出を果たす。先住者〈翼の民の女王〉夏姫と、人間族・耕平の宿命の愛が燃え上がる!
    栗本薫が圧倒的な筆力で現代日本にクトゥルー神話を甦らせた、超伝奇シリーズ第7弾!
  • アメリカのICBM3基が東京に向けて発射された! このまますべては終わってしまうのか――!?

    はるかな昔、先住者たちの祖先によって、地球のいたるところに封じこめておかれた〈古き者たち〉――クトゥルーの12神が、いま、世界のほころびとともに、復活の日を迎えた。黒い塔に導かれて、魔都と化した東京に結集する邪神たち。そのとき、成層圏上では、北斗多一郎がクトゥルー主神との孤独な死闘を続けていた。その眼下を3基のICBMが通り過ぎる――!
    栗本薫が圧倒的な筆力で現代日本にクトゥルー神話を甦らせた、超伝奇シリーズ第1部「魔界誕生編」堂々の完結!
  • 葛城山に突如現れた〈古き者たち〉が繰り広げる血肉の狂宴! そのとき〈翼の民の女王〉は――!?

    結城画廊に集められた人々の1人である女子大生・白鳥夏姫は、夏休みを利用してルームメイトの麻生まり子とともに、奈良県の葛城山を訪れていた。バイクの男たちに襲われる2人。しかし、その男たちを古き者たちが襲い血肉の狂宴が――!
    一方、東京郊外の団地でインスマウスの襲撃を受けた伊吹涼と安西兄弟。危うくクトゥルーの神の生け贄にされんとする彼らを救ったのは、雄介と因縁浅からぬ葛城財閥の手の者たちだった。葛城邸で当主・天道とその孫娘で雄介が恋い焦がれる女性・あき子から古き者たちの異変を聞かされ、彼らとの戦いへの協力を要請されるのだったが……。
    栗本薫が圧倒的な筆力で現代日本にクトゥルー神話を甦らせた、超伝奇シリーズ第3弾!
  • 地球を侵略せんとする邪神クトゥルーと、それを迎え撃つ地球先住の神々。奇病〈ランド症候群〉が人類に襲いかかる!

    中東から姿を消した伊吹涼は、全世界人類防衛機構(WWSA)極東地区最高責任者をつとめる北斗多一郎とともに、暴動寸前のニューヨークにいた。多一郎に信頼を寄せるようになった涼は、彼が安西雄介を敵視していることを知って2人の仲を取り持つことができるのは自分しかいないと、衝動にかられて街に飛び出していく。そのころ日本では、雄介の弟分であるフリーライター・生島耕平が、人間が半魚人化していく奇病〈ランド症候群〉を追って北斗化学に迫ろうとしていた――!
    栗本薫が圧倒的な筆力で現代にクトゥルー神話を甦らせた、超伝奇シリーズ第6弾!
  • 地球を侵略せんとする邪神クトゥルーと、それを迎え撃つ地球本来の神々。人類も巻き込んで今、壮絶な戦いがはじまる!

    〈溶ける……溶けてしまう〉――ごく平凡な大学生・伊吹涼は連夜にわたって、からだがどろどろと溶けてゆこうとする悪夢にさいなまれていた。同じ夢にうなされる複数の人々、そしてその夢を操るあやしい女。「目覚めよ、古の者の裔よ」と囁く声と、謎の画家・葛城繁が残した奇怪な絵に導かれて彼らが集った時、古き者、クトゥルーの神々との、凄絶な戦いの火蓋が切って落とされた。左翼あがりのルポライター・安西雄介とその弟・竜二の助力を得て、不本意ながらも涼はその戦いに巻き込まれていくのだった。
    栗本薫が圧倒的な筆力で現代日本にクトゥルー神話を甦らせた、超伝奇シリーズ第一弾!
  • ネオ・テラ帝国はすでにクトゥルーに乗っ取られていた。そして地球軍が誇る原子力潜水空母アークにもダーク・サイドの魔手が――!

    爆発物のスペシャリスト・那須俊明のしかけた爆弾が、月面基地を吹き飛ばした! しかしその衝撃から身を守ろうとした北斗多一郎は、クトゥルーがしつらえた亜空間に落ちてしまう。地球では安西雄介・竜二が次元バリヤーに封じ込められた隙をついて、クトゥルーにマインド・コントロールされた反乱軍が蜂起、凄惨な同士討ちがはじまっていた!
    栗本薫が圧倒的な筆力で現代日本にクトゥルー神話を甦らせた、超伝奇シリーズ第2部「地球聖戦編」第3作!
  • 邪神クトゥルーと地球先住の神々の壮絶な戦いの火ぶたが切って落とされた! 人類の運命やいかに――!?

    葛城繁の絵に出会った銀座の結城画廊を再訪した伊吹涼と安西雄介だったが、画廊は忽然と消え、異臭を放つ奇怪な魚人間・インスマウスの巣窟となっていた。姿を消した画廊経営者・結城大和と妹・伽や子の手がかりを求めて雄介兄弟、弟の風太とともに奔走する涼を、行く先々で邪神による怪現象が襲う。そしていつしか邪神の手は、涼と風太が家族と暮らす東京郊外の団地にまで及んでいた――!
    栗本薫が圧倒的な筆力で現代日本にクトゥルー神話を甦らせた、超伝奇シリーズ第2弾!
  • 地球防衛軍が目指すは魔の都・破里――ついに7名の勇士による反撃が始まった!

    見る影もなく破壊され尽くした神州日本で、強力なダーク・パワーをもってしても侵略できなかった魔界・不二の宮から、安西雄介、伊吹風太ら七名の勇士たちが、ついに反撃を開始した。敵の首魁クトゥルーの手から、一刻も早く、異次元の虜囚となった、みづちの若長・北斗多一郎を救出しなければならない。最後の力をふりしぼって闘いに挑む彼らを待ちうけているものは……。
    栗本薫が圧倒的な筆力で現代日本にクトゥルー神話を甦らせた、超伝奇シリーズ第2部「地球聖戦編」第4作!
  • 葛城天道から託された巨大原子力潜水空母「アーク」号を手に入れて意気上がる安西雄介と地球軍! 人類の反撃が始まる!

    ランド症候群によるインスマウス化が進む生島耕平。夏姫は北斗化学が開発するランド症候群の特効薬「大江山ワクチン」を耕平に飲ませるため、みづちの若長・北斗多一郎と手を結ぶ。しかし女王による〈翼の民〉への裏切りの代償は大きなものとなる。
    やがてすべての〈先住者〉が集う「会」が開かれる時がやってきた。葛城山の頂きにある大社に現れた〈先住者〉たちのなかに、禍津神・安西雄介の姿もあったのだった!
    栗本薫が圧倒的な筆力で現代日本にクトゥルー神話を甦らせた、超伝奇シリーズ第9弾!
  • 埋もれていた栗本薫の別ペンネーム、京堂司名義による作品のすべてを収めたショートショート集。

    2016年に創刊40周年記念終刊号が発行された幻影城誌。その発行に際して、京堂司名義の作品が栗本薫の手によるものであることが発見されて話題を呼んだが、本書は京堂司名義作品のすべてを収録、この名義による作品は他に一切ないことからあえて書名を「京堂司掌編全集」とした。
     熱烈なSFファンであった若き栗本薫による、日本SF揺籃期を彷彿とさせる掌編12編は、大河小説グイン・サーガの作者の、また違った一面をうかがわせる。解説は京堂司発見者の野地嘉文氏。
    【目次】
    23世紀のラッシュアワー
    ACT/1 星間急行
    ACT/2 ポーの末裔
    ACT/3 物質電送ラッシュ
    ACT/4 満員電車の中で
    23世紀のポップス
    ACT/1 P・R
    ACT/2 イメージ・チェンジ
    ACT/3 未来の寝床
    ACT/4 怨念
    革命専科
    ACT/1 マイコンピューター革命
    ACT/2 産学協同革命
    ACT/3 サイボーグ革命
    ACT/4 ……革命?
    解説 野地嘉文
    【著者】
    栗本薫
    東京生まれ。早稲田大学文学部卒。1977年中島梓名義の「文学の輪郭」で群像新人賞評論部門、1978年『ぼくらの時代』で江戸川乱歩賞、1981年「弦の聖域」で吉川英治文学新人賞を受賞。栗本薫名義で小説を発表するかたわら、中島梓として評論・演劇・音楽などさまざまなジャンルで活動する。小説作品は、ミステリ、SF、時代小説、耽美小説と多岐にわたり、中島梓名義を含めて400冊を越える著作がある。1979年よりスタートした大河ロマン「グイン・サーガ」は、2009年著者病没により130巻が最終巻となった。
  • 芸能界きっての敏腕マネージャー・滝俊介は、場末の音楽喫茶で痩せっぽちの少年と出会う。サロメのような妖しい美貌と甘い声をもつ、ジョニーこと今西良。この出会いが自分の運命を変えるとは知らず、スカウトする滝。金、コネ、ライバルを追い落とすための汚い手段、そして倒錯した性がうずまく非情な世界で、ふたりの魂の闘いがはじまる。「グイン・サーガ」シリーズを物した著者の記念碑的作品であり、当時としては過激な同性愛描写が話題を呼んだ名作の第1巻。
  • 330(税込)
    著:
    栗本薫
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    ジョニーこと今西良は、ロックバンド“ザ・レックス”のボーカリスト。豹のような琥珀色の瞳と少女のように可憐な容姿、聴く者の心を震わせる歌声で、名実ともにトップスターである。その人気を買われドラマの主役に抜擢されるが、共演俳優・巽竜二には悪い噂が。良の庇護者を自認する作曲家・風間は猛反対するが、ドラマ収録は始まり、良を取り巻く男たちの愛憎が渦巻きはじめる──。著者・栗本薫がデビュー前夜に執筆した、記念碑的作品! 「真夜中の天使」の姉妹篇。
  • 良は完璧な庇護者を手に入れた。財閥の御曹司で、見目麗しい売れっ子作曲家・結城修二である。良の驕慢な態度はますますエスカレートする。良をめぐる滝と結城の対立も緊張を増してきた。良を失いたくないあせりから、滝はいろいろな手を使うが失敗。結城に決定打を与えられないまま、滝の敗北が濃厚となっていく。滝もまた良の魔力に魅入られ、破滅させられる人間のひとりにすぎないのだ。良の愛を永遠に失ったと実感した滝はますます孤独を深め、絶望してゆく。
  • 330(税込)
    著:
    栗本薫
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    今西良のロックバンド“ザ・レックス”から脱退した森田透。ソロ活動はうまくいかず、男娼をして金を稼ぎ、日々を無為に過ごしていた。ある日酒場で出会った個性派俳優の巽竜二に拾われる。巽の不器用な優しさに触れ、すこしずつ透は忘れかけていた喜怒哀楽を取り戻してゆくが、巽が良主演のドラマに共演することになり……。本作品1、2巻の「裏筋」にあたり、今西良のために消えていった影の象徴である森田透をクローズアップした連作。
  • デビュー曲が首位を独走し、新人賞候補の筆頭となった良。しかし滝は年末のポップス大賞で、良に大賞をとらせようと画策していた。新人賞と大賞の同時受賞は前代未聞。だが、大スターには伝説が必要と考えたのだ。そこで芸能界の黒幕に良を差し出して、審査員のとりまとめを依頼し、みごとW受賞させる。名実ともにトップスターになった良は、人々の声援に磨かれ完璧な美しさを誇っているが、滝や付き人に対するわがままはエスカレートし、場当たり的な情事を重ねてしまう。
  • 結城は滝から良を取り上げようと、良の独立を画策する。いつもならあらゆる手段をつかって潰しにかかる滝だが、今回は先手をとられた上に恐喝も失敗、完璧に敗北してしまう。良がいない日々なら生きていても仕方がない。いっそこの手で良と結城を殺して、自分も──妄執にとらわれた滝は、次第に狂気に沈んでいく。大ヒット御礼パーティの途中、良は今後結城と一緒に暮らすと滝に宣告する。良と結城を殺し、自分も後追いする計画を実行しようとするが……。
  • 作曲家・山下はデビュー以来の良のパトロン。だが度重なる良の不貞に精神が不安定になり包丁をふりかざしてしまう。間一髪で救ったのは付き人・清だが、清もまた良の魔力に魅入られており、好機とばかりに無理矢理暴行しようとする。滝が帰宅し事なきをえた良。しかしその夜、滝の恋人をめぐる口論の果てに、滝は逆上して良の首をしめてしまい……。親と子のような固い絆で結ばれていたはずの滝と良の魂が、決定的に乖離してゆき、物語にあらたな展開を予感させる第4巻!
  • 330(税込)
    著:
    栗本薫
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    良の主演ドラマで共演した巽は、知らず知らず良に魅了され、透を傷つけてしまうのはわかっていながら、良への愛情を押さえきれない。透はそんな巽を穏やかにみつめ、良に駆逐されるしかない自分の宿命を悲しく受け入れる覚悟をする。そんな時、透に再デビューの話が持ち上がるが、それは2人の男に身も心も売った上で成立する、屈辱にみちたプロジェクトだった……。著者が「純粋な『書くよろこび』によってだけ書い」た長篇小説、いよいよ完結!
  • 次第に人気が出た良は、ライバル芸能事務所に所属するロックバンドのメンバーに手ひどく暴行されてしまう。そのため舞台に穴をあけ、芸能生命の危機に立たされる。救いの手をさしのべたのは売れっ子作曲家・結城修二。助言をうけて必死に復帰ステージ出演の交渉をする滝。結果、良のからだを興行主に売り渡すことになろうとも……。のし上がるため、さまざまな人間に身をまかせていくうちに、良の美貌はますます磨かれ、人のこころをもてあそぶ魔性も目覚めはじめる。
  • 330(税込)
    著:
    栗本薫
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    美貌のロック・ボーカリスト良を取り巻く、作曲家・風間俊介、俳優の巽竜二、バンドのメンバーである田端修の3人。良を手に入れるためなら、自分の地位や立場を捨てることも厭わないとさえ思いはじめる男たち。良を愛すること、それは一度味わってしまうとやめることはできない禁断の果実なのである。良が主演するドラマ「裏切りの街路」が最終回を迎えるのと併行して、3人のさやあてもクライマックスへ向かう。最後に良の愛を獲得するのは誰!?
  • 8つの玉に導かれる犬士たちの痛快物語。里見義実の息女伏姫は、敵将の首をとった愛犬八房との誓約により、深山に隠れ住む。死の間際、姫の胎内から飛び散った8つの玉は8人の勇士となり……。
  • “その剣を手にした者の心のままに、王国は、繁栄か滅亡へと向かう”といわれる伝説の聖剣を奉じるパロス王国。男まさりの美しい王女・エルミニアは、女であるというだけで魂のない人形として扱われる日々のなか、貧しくも可憐な美少女・フィオナと出会う。いがらしゆみこ×栗本薫が贈る壮大なラブファンタジー第1巻!!※このコミックスは、旧『パロスの剣(全2巻)』を全3巻に分冊して再編集したものです。
  • 突如、エルミニアの前から姿を消したフィオナ。エルミニアの彼女に対する想いは募るばかり…。一方で結婚を避けるために武術大会を開いたエルミニアだったが、叔父カウロスの巨大な陰謀にいまだ気づいてはいなかった――。栗本薫&いがらしゆみこが贈る、禁断のラブロマンス第3巻完結。※このコミックスは、旧『パロスの剣(全2巻)』を全3巻に分冊して再編集したものです。
  • ありのままの自分を受け容れてくれるフィオナに強く惹かれていくエルミニア。そんなエルミニアの恋を疎ましく思う叔父・カウロスの謀略の魔の手は、ついにフィオナの身にもおよび…!?いがらしゆみこ×栗本薫が贈る壮大なラブファンタジー第2巻!!※このコミックスは、旧『パロスの剣(全2巻)』を全3巻に分冊して再編集したものです。
  • 新宿で発見された少女三人の死体は、血を抜き取られ、バラバラに継ぎ合わされていた。その東京ヴァンパイヤ事件同様の猟奇事件が日本各地で勃発。少女たちの間で秘かに流行する「ゾディアック・カード」との関連は? 謎のバンド「ゾディアック」のライブで何が!? 魔人シリウス復活の予感に、伊集院大介は戦慄する。ミュージカル・スターになった竜崎晶が次なる標的に!? そして宿敵との最終決戦に挑む、名探偵伊集院大介!
  • 天才サックスプレイヤー・矢代俊一は、若きドラマー・勝又英二に出会う。激しすぎる英二の愛を、過去のトラウマから受け入れられないでいたが、次第に彼のドラムとセックスにひかれはじめ──。
  • 時代よりも深く濃い一族の心の闇…。シリーズ第5弾

    終戦直後の東京・ドヤ街。誰もが今日を必死に生きていた時代。復員兵の西郷は、ふとしたことから孤児の未知夫とバーの踊り子・朱里と疑似家族のように暮らしはじめた。貧しい中で、ささやかな幸せをかみしめる3人。その頃、街では人食い鬼の仕業と噂される猟奇的な連続殺人事件が起こっており、犯人として西郷が疑われてしまう。そんな彼を助けたのはダイドウジを名乗る人物だった――。大道寺と大導寺。死者たちの宴に彩られ、彼ら一族の忌まわしき過去が紐解かれていく。シリーズ第5弾!
  • 秘められた惨劇、また悲劇の華が咲く。シリーズ第2弾

    廃校となった良家子女の教育機関・青渓女学院。その取り壊し作業が進められる中、現場からはあいついで白骨化した死体が発見される。死亡推定年代はおよそ40年前の大正時代。今や追及するものもいない死、しかしそれは、呪われた血が招いた恐るべき結末だった。かつて青渓女学院に学び、クラスメートと激しくも甘美な恋に堕ちた大導寺笙子、その存在は大導寺の家系図からひっそりと姿を消していた。数十年の時を経て発見された彼女のノートは今、封印された大導寺の惨劇を語り始めた――。六道ヶ辻シリーズ第2弾。
  • いま紐解かれる闇の血脈。渾身のシリーズ、第1弾

    平安時代から連綿と続く旧家・大導寺家。一人息子の静音は、毎年恒例の虫干し行事のさなかに奇妙なノートの束を発見する。大導寺を名乗り、大導寺の家系図にない謎の人物が記した「探偵記録」。それは、大正時代に一族を滅亡の淵にまで追いつめた殺人鬼がいたという恐るべき事実を語っていた――。しかし、それは過去の出来事ではなかった。次々におこるノートの記述と同じ奇怪な出来事、殺人鬼は現代に甦り、ふたたび大導寺一族を滅ぼそうとするのか? 著者渾身の傑作探偵小説。
  • 血塗られた年代記、第3弾。凄絶な青春が語られる

    連続猟奇殺人者「赤マント」が帝都を恐怖に陥れていた昭和初期、そこに大導寺竜介たちの青春があった。竜介、藤枝清顕、一乗寺忍。高校進学を機にそれぞれの道を歩み始めた幼なじみの三人。しかし、運命は「若さ」という生け贄を貪欲に求めた。もつれ合う友情と恋、彼らの二度とおとずれない青春の日々は、あまりにも凄惨な破滅的結末(カタストロフ)へと続いていた――。呪われた一族、大導寺家の傑物・竜介の鮮烈な青春期を描く六道ヶ辻シリーズ第3弾!
  • 770(税込)
    著者:
    栗本薫
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    なんと残酷な、なんと華麗な悲恋物語。シリーズ第4弾

    大導寺一族の末裔・静音は、幼なじみで新進の推理作家・藤枝直顕の願いで、遠縁の老婆・妙蓮院笑子を訪問した。直顕から静音の“顔”が彼女の話を聞き出すのに必要だと頼まれたからだ。二人を前にした老婆は、静音の顔を見て叫び声を上げた!老婆・笑子は、やがて自身の若かりし頃を語り始める――それは、静音の大叔父・乙音と直顕の祖父・清顕との死に彩られた悲恋の物語だった……。壮大なスケールで語られる絢爛たるミステリー・ロマン!!シリーズ第4弾!
  • 日本にも吸血鬼が…ゴシック・ロマン、シリーズ第6弾

    大正時代、伊奈新山。因習と伝統に支配される地方都市に、斎門伯爵が現れた。元領主小月家の客人として彼が住み着いてから、伊奈では奇妙な事件が起き始める。血を抜き取られた奇妙な死体が発見されたのだ。そんな最中に小月家の娘、莢子と彼女に付き従う百合は、伯爵に招かれ、彼の家に向かうが……。トランシルヴァニアから日本に渡ったと云われる謎のヴァンパイアと大導寺竜介の戦いを描くゴシック・ロマン・ミステリ!シリーズ第6弾!

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