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『柴崎友香(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧

1 ~36件目/全36件

  • 1,980(税込)
    著者:
    柴崎友香
    出版社: 集英社

    あれから何年経ったのだろう。あれって、いつから? どのできごとから?

    日本を襲った二つの大地震。未知の病原体の出現。誰にも流れたはずの、あの月日――。別々の場所で暮らす男女三人の日常を描き、蓄積した時間を見つめる、著者の最新長編小説。

    始まりの前の続き、続きの後の始まりを見下ろし、あの中のどこかにわたしもいる、と思った。(一穂ミチ・作家)
  • これはきっと「あなたの物語」

    住み心地のいい離れの一軒家で一人暮らしを続ける北川春子39歳。母屋に越してきた、夫を亡くしたばかりの63歳、青木ゆかり。裏手の家に暮らす、今どきの新婚25歳、遠藤沙希。偶然の出会いから微妙な距離感のご近所付き合いが始まった。「分かりあえなさ」を越えて得られる豊かな関係を描き出した珠玉の一作。

    「わたし以外のほかの誰かが決めることじゃないんです」
    人と比べられて気まずい思いを強いられたり、「みんな」と同じ条件や要素を手に入れられないことに疎外感を持ったりする世の中にあって、その言葉はすべての「わたし」の人生を支えてくれるお守りのようなものだろう。いうなればこの小説は、ひとりの人間が自分の内側からその言葉を紡ぎ出していく過程を丹念に言語化したものなのだ。(倉本さおり(書評家)「解説」より)
  • 文章と絵で綴る「こどものころにみた夢」のアンソロジー。怖い夢、切ない夢、それとも、おもらしの夢……?

    角田光代、島本理生、西加奈子、阿川弘之、堀江敏幸、穂村弘、高橋源一郎他、豪華作家陣が美しい絵とと共に綴る「夢」の物語。
  • 363(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    阿刀田高
    著者:
    有栖川有栖
    著者:
    いしいしんじ
    著者:
    石田衣良
    著者:
    市川拓司
    著者:
    恩田陸
    他7名
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    1話5分でわくわくできる、本にまつわる18のストーリー。

    森を飛びかう絵本をつかまえる狩人、ほしい本をすぐにそろえてくれる不思議な本屋、祖父がゆっくり本を読む理由、書店のバックヤードに隠された秘密……。1話5分、本の世界の魅力がつまった短編集。

    (C)Takashi Atoda, Alice Arisugawa, Shinji Ishii, Ira Ishida, Takuji Ichikawa, Yoshitomo Imae, Ryuichiro Utsumi, Riku Onda, Setsuko Shinoda, Tomoka Shibasaki, Minato Shukawa, Tamaki Daido, Kaho Nashiki, Reito Nikaido, Takayoshi Honda, Aki Misaki, Yoko Yamazaki,Ichiriki Yamamoto 2007,2022
  • 1,760(税込)
    著者:
    柴崎友香
    レーベル: ――

    住み心地のいい離れの一軒家で一人暮らしを続ける北川春子39歳。
    母屋に越してきた、夫を亡くしたばかりの63歳、青木ゆかり。
    裏手の家に暮らす現実的な今どきの新婚25歳、遠藤沙希。
    年代も性格もまったく異なる3人の出会いから始まった、温かく、どこか噛み合わない“ご近所付き合い"、その行方は――。
    女も男も、人からは見えない、そしてジャッジすることのできない問題を抱えている。年齢や、生きる環境、価値観など、さまざまな違いを乗り越えて、人と人はほんとうに分かり合えるのか? 現代を生きる大人たちに贈る必読の一冊。芥川賞作家が描く新たな代表作!
  • 1,870(税込)
    著:
    岸政彦
    著:
    柴崎友香
    レーベル: ――

    大阪へ来た人、大阪を出た人――かつていた場所と今いる場所が「私」を通して交差する。街と人の呼吸を活写した初共著エッセイ。
  • 858(税込)
    著:
    柴崎友香
    レーベル: 中公文庫

    築四十年、三千戸を超す都営住宅の一室で、夫・一俊と暮らし始めた千歳。その部屋の主である一俊の祖父に頼まれ、千歳は「高橋さん」という人物を探し始めるが……。存在も定かでない「高橋さん」を探すうち、ここで暮らす人々の記憶と、戦後から七十年の土地の記憶が緩やかにひもとかれていく。〈解説〉岸政彦
  • 715(税込)
    著者:
    柴崎友香
    レーベル: ちくま文庫
    出版社: 筑摩書房

    イラストレーターの珠子、大学職員のかおり、雑貨店を始めた夏美。30代になった3人が、人に会い、おしゃべりし、いろいろ思う一年間。「なんだか目の前の作業してるうちに八年も経っちゃったよ」「どうするかなー、今後の人生」。仕事、恋愛、家族関係。人生は迷うが面白い! 人、風景、出来事など日常の細部が輝きを放ち、生きることを肯定する感動作。
  • 1,320(税込)
    著者:
    柴崎友香
    レーベル: ――
    出版社: 筑摩書房

    大根のない町で大根を育て大根の物語を考える人、屋上にある部屋ばかり探して住む男、周囲の開発がつづいても残り続けるラーメン屋「未来軒」、大型フェリーの発着がなくなり打ち捨てられた後リゾートホテルが建った埠頭で宇宙へ行く新型航空機を見る人々……この星にあった、だれも知らない、だれかの物語。人間と時間の不思議がつまった33篇。作家生活20周年の新境地物語集。
  • 芥川賞作家が「誰かの不在の場所」を見つめつつ怖いものを詰め込んだ物語

    わたしは「恋愛小説家」と肩書きにあるのを見て、今のような小説をかくのをやめようと思った。
    恋愛というものにそんなに興味がなかったことに気づいたのだ。これからなにを書こうか。


    環境を変えるため、三年住んだ東京を離れ、中学時代に住んでいた区の隣り、かわうそ堀に引っ越した。
    そして、考えた末に怪談を書くことにした。そう決めたものの、
    わたしは幽霊は見えないし、怪奇現象に遭遇したこともない。
    取材が必要だ、と思い立ち、たまみに連絡をとった。

    中学時代の同級生・たまみは、人魂を見たことがあるらしいし、怖い体験をよく話していた。
    たまみに再会してから、わたしの日常が少しずつ、歪みはじめる。

    行方不明になった読みかけの本、暗闇から見つめる蜘蛛、
    こっちに向かってきているはずなのにいっこうに近くならない真っ黒な人影、留守番電話に残された声……。

    そして、たまみの紹介で幽霊が出るとの噂がある、戦前から続く茶舗を訪れる。
    年季の入った店内で、熊に似た四代目店主に話を聞くと、
    絶対に開けてはいけないという茶筒、手形や顔が浮かぶ古い地図があるという。
    そして、わたしはある記憶を徐々に思い出し……。

    わたしの日常は、いつからこんなふうになっていたのだろう。
    別の世界の隙間に入り込んでしまったような。

    柴崎友香が、「誰かが不在の場所」を見つめつつ、怖いものを詰め込んだ怪談作品。
  • シリーズ2冊
    2,090(税込)
    著:
    瀬戸内寂聴
    著:
    絲山秋子
    著:
    伊坂幸太郎
    著:
    花村萬月
    著:
    村田沙耶香
    著:
    津村節子
    他7名
    レーベル: ――
    出版社: 講談社

    麋角解(さわしかのつのおつる)、東風解凍(とうふうこおりをとく)、桃始笑(ももはじめてわらう)――あまりにも美しい、四季を彩る“季節の名前”。古来伝わる「二十四節気(にじゅうしせっき)七十二候(しちじゅうにこう)」に導かれ、手練れの十二人がつむぐ匂やかな小説集。
  • シリーズ2冊
    1,5402,750(税込)
    著者:
    中井精也
    著者:
    なぎら健壱
    著者:
    丸田あつし
    著者:
    鍵井靖章
    著者:
    加藤健志
    著者:
    石井寛子
    他4名

    全天球360°カメラ「THETA」のすべてがわかる!

    ※本書では誌面掲載のQRコードを利用して、ブラウザ上で全天球画像を見られますが、電子書籍でその機能を利用する場合は、電子書籍を閲覧するデバイスとQRコードを読み取るデバイスが別である必要がある点にご注意ください。

    全天球360°カメラ「THETA」のすべてがわかる!
    THETAの持つポテンシャルを引き出した人気写真家9名による美しいギャラリーを多数掲載。
    さらに、 THETAをもっと使いこなすためのアプリ活用術や撮影テクニックも網羅!
    THETAユーザーも、これからTHETAを購入する人も必携の1冊です。

    9名の写真家による360°ギャラリー
    中井精也×鉄道
    丸田あつし×夜景
    鍵井靖章×海
    なぎら健壱×スナップ
    石井寛子×猫&ファミリー
    橋本 塁×ライブ
    水野秀比古×京都
    柏倉陽介×冒険
    加藤健志×空撮

    写真でわかるTHETA全機能ガイド
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    THETA撮影テクニック

    ・THETA撮影の基本(手持ちで撮る/自撮り棒で撮る/Wi-Fiで撮る)
    ・シーン別撮影テクニック
    ・THETAのオススメアイテム

    THETA+操作マニュアル
    Gear VRとTHETAが見せる全天球画像の可能性
    魅せるTHETA画像レタッチ術

    ゆきぴゅーの絶叫コースターに突撃しまTHETA
  • 2016年11月8日、わたしはアメリカで歴史的瞬間に居合わせた、はずだった――。世界各国から作家や詩人たちが集まる、アイオワ大学のインターナショナル・ライティング・プログラムに参加した著者が、英語で議論をし、街を歩き、大統領選挙を経験した3ヶ月。現地での様々な体験から感じたことを描く11の連作小説集。
  • シリーズ48冊
    220(税込)

    最終号にして、松家仁之さんと本多孝好さんが初登場です。
    ■連載長編小説
    温又柔「魯肉飯のさえずり」(第7回)
    松田青子「持続可能な魂の利用」(第11回)
    ■短期連載小説
    山下澄人「小鳥、来る」(第4回)
    ■短編小説
    泉 麻人「テレビ男」(後編)
    本多孝好「なんでもない休日」
    松家仁之「卒」
  • 京都で開かれた引っ越し飲み会。そこに集まり、出会いすれ違う、男女のせつない一夜。芥川賞作家の名作・増補新版。行定勲監督で映画化された本篇に、映画から生まれた番外篇を加えた魅惑の一冊!
  • 十年前、京都の引っ越しパーティーに居合わせた男女。30代になった彼らが、今宵再会する……行定勲監督がいち早く、紙上映画化した書き下ろし小説「鴨川晴れ待ち」収録。芥川賞作家が贈る感動作!
  • 1,650(税込)
    著者:
    柴崎友香
    モデル:
    東出 昌大
    レーベル: ――
    出版社: KADOKAWA

    芥川賞作家の挑戦作! 俳優・東出昌大を主人公に描いた“新しい純文学”

    作家・柴崎友香が俳優・東出昌大をイメージし純文学小説を執筆。
    さらに、<物語>に合わせ写真家・市橋織江がその世界観を撮り下ろし。

    作家、俳優、写真家。各界で第一線を走るクリエイター3者が集結し、<一冊>を作り上げた、“新しい純文学”。

    ◎内容紹介

    「わたしのほうが幽霊である、と気づいたのは、
    早い時期であったように思う。」

    かつての住み家であったのであろう、“この家”を彷徨い続ける“わたし”。
    その理由がわからないままに時は移り変わり、家には次々と新しい住人たちがやってくる。
    彼らの光景を見守り続ける“わたし”は、ここで、いったい何を、誰を待っているのか――。
    ラスト、あなたはその<結末>に、きっと涙する。

    あなたは、大切だったあの人の“顔”を、覚えていますか?
  • 話題の映画原作、待望の増補新版!

    濱口竜介監督 東出昌大主演
    第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品
    2018年9月1日全国公開

    運命の人は二人いた……

    芥川賞作家の代表長篇に加え、
    森泉岳土のマンガとコラボした魅惑の書き下ろし小説を収録。

    謎の男・麦に出会いたちまち恋に落ちた朝子。だが彼はほどなく姿を消す。三年後、東京に引っ越した朝子は、麦に生き写しの男と出会う……そっくりだから好きになったのか?好きになったから、そっくりに見えるのか?運命の恋を描く野間文芸新人賞受賞作。
  • 1,078(税込)
    著:
    柴崎友香
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    友人のイチローに誘われて、コンクリート三階建て・木造二階建てと並ぶ鉄骨ガレージ上の赤い小屋を間借りすることになったわたし。ヘンテコな家で個性派揃いの彼の一家と生活し始めたある日、イチローから「たまに同じ一日が二度繰り返される」と打ち明けられる──芥川賞作家が描く未体験パノラマワールド!
  • 765(税込)
    著:
    東山彰良
    著:
    中田永一
    著:
    柴崎友香
    著:
    王城夕紀
    著:
    佐藤友哉
    著:
    遠藤徹
    他8名
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    あなたは走っていますか?
    人生には、走るシーンがつきものだ。
    中田永一、東山彰良、柴崎友香など、十四人の多彩な作家が「走る」をテーマに競作した異色のラン小説アンソロジー。

    【収録作品】
    中田永一「パン、買ってこい」
    柴崎友香「ベランダと道路」
    王城夕紀「ホープ・ソング」
    佐藤友哉「熊の野戦」
    遠藤徹「桜の並木の満開の下」
    前野健太「いびきが月に届くまで」
    古川日出男「藤村加奈芽のランニング・ストーリー」
    岩松了「走る男」
    小林エリカ「飛田姉妹の話」
    恒川光太郎「リスタート」
    服部文祥「小さな帝国」
    町田康「ずぶ濡れの邦彦」
    桜井鈴茂「誰にだって言いぶんはある」
    東山彰良「或る帰省」
  • 1,650(税込)
    編:
    BSジャパン
    編:
    若林正恭
    その他:
    西加奈子
    その他:
    朝井リョウ
    その他:
    長嶋有
    その他:
    加藤千恵
    他17名
    レーベル: ――
    出版社: ポプラ社

    小説家って面白い! 無類の本好き芸人・オードリー若林正恭と、20人の作家たちが“自分のルール”を語りつくす。 大人気番組、ついに書籍化! 西加奈子/朝井リョウ/長嶋有/加藤千恵/村田沙耶香/平野啓一郎/山崎ナオコーラ/佐藤友哉/島本理生/藤沢周/羽田圭介/海猫沢めろん/白岩玄/中村航/中村文則/窪美澄/柴崎友香/角田光代/尾崎世界観/光浦靖子
  • 703(税込)
    著:
    柴崎友香
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    第151回芥川賞受賞作。「春の庭」
    書下ろし&単行本未収録短篇を加え 待望の文庫化!

    東京・世田谷の取り壊し間近のアパートに住む太郎は、住人の女と知り合う。
    彼女は隣に建つ「水色の家」に、異様な関心を示していた。
    街に積み重なる時間の中で、彼らが見つけたものとは――
    第151回芥川賞に輝く表題作に、「糸」「見えない」「出かける準備」の三篇を加え、
    作家の揺るぎない才能を示した小説集。

    二階のベランダから女が頭を突き出し、なにかを見ている。(「春の庭」)

    通りの向こうに住む女を、男が殺しに来た。(「糸」)

    アパート二階、右端の部屋の住人は、眠ることがなによりの楽しみだった。(「見えない」)

    電車が鉄橋を渡るときの音が、背中から響いてきた。(「出かける準備」)

    何かが始まる気配。見えなかったものが見えてくる。

    解説・堀江敏幸
  • 440(税込)
    著:
    柴崎友香
    レーベル: 新潮文庫
    出版社: 新潮社

    ここが昔どんなんやったか、知りたいねん――。28歳の歌ちゃんは、勤めていた会社が倒産し、カフェでバイトをしている。初めて参加したのに最低最悪だった合コンの帰り道、年下の良太郎と出くわした。二人は時々会って、大阪の古い写真を一緒に見たりするようになり――。過ぎ去った時間やささやかな日常を包みこみ、姿を変えていく大阪の街。今を生きる若者の日々を描く、温かな物語。
  • 離婚して1年、夫と暮らしていたマンションから引っ越した36歳の砂羽。昼は契約社員として働く砂羽は、夜毎、戦争や紛争のドキュメンタリーを見続ける。凄惨な映像の中で、怯え、逃げ惑う人々。何故そこにいるのが、わたしではなくて彼らなのか。サラエヴォで、大阪、広島、東京で、わたしは誰かが生きた場所を生きている――。生の確かさと不可思議さを描き、世界の希望に到達する傑作。
  • 748(税込)
    著者:
    柴崎友香
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    週末は、いつもより、少しだけ特別な日。輝いて見える日。

    30代で独身、恋愛、結婚に縁がなく、平日は生活のためにひたすら働いている女たちの何気ない日常がこまやかな感性とともに描かれている。だからこそ、週末のどこかへの旅が特別になる。
    ひょんな事故から乗り合わせることになったドライブ――日常からふっと「週末」ぐらいの距離感で抜け出したその先にあるもの――。

    「一瞬一瞬が奇跡的。その懐の深さが、私は泣きたくなるくらい好きだ」瀧井朝世(ライター)さんが本書の解説に寄稿。芥川賞作家が見つめる、見慣れたはずの風景が違って感じられる8つの物語。

    「野性時代」「デジタル野性時代」に掲載した短編に、「モンキービジネス」に掲載、英語版にも載っている「海沿いの道」、「わたしがいなかった街で」につながる「ハルツームにわたしはない」も収録した全8篇。どれも週末にまつわる話です。(著者オフィシャルサイトより)
  • 突然空が黄色くなった十一歳の日、爆竹を鳴らし続ける十四歳の日……十歳から十九歳の日々を、自由に時を往き来しながら描く、不思議な魅力に満ちた、芥川賞作家の代表作。有栖川有栖氏、柴田元幸氏絶賛!
  • 1,018(税込)
    著:
    柴崎友香
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    世界はしるしに満ちていて、もろく、美しい――。『春の庭』で第151回(2014年上期)芥川賞を受賞した柴崎友香の傑作!30歳を目前にした会社員・果絵と、その恋人、友人、同僚、居候らが大阪の街を舞台に織りなすゆったりとしたドラマ。祖父の死、占い、ヒーリング、UFO、宇宙人……。日常の中にごくあたりまえにあるいくつもの見えない「しるし」が、最後に果絵にひとつの啓示をもたらす。繊細で緻密な描写力によって、世界全体を小説に包みこむ方法を模索してきた、純文学の世界で最も注目される作家の集大成的作品です。
  • ●内容紹介映画通であり、自称「テレビっこ」の著者は、「かわいい女の子」を見つける能力に飛び抜けて長けている。将来の売れっ子を見抜く力もすごければ、一見女性が敬遠するような「男ウケ」する女優やタレントまでチェック。本書は、そんな著者がとくに魅力的と感じた女性たちについてクールかつちょっぴりミーハーに綴ったもの。その視点は、男性的でもなければ一般女性のそれとも違う。しかし、著者の言葉にかかると、それほど気に留めていなかった、むしろ苦手だった女優やタレントさえ好きになってしまう! 「素敵な女の子はこの世の宝」。10代からオーバー70まで、女の子の魅力には果てがない。女性の見方、映画の見方がきっと変わる、読むだけでうきうきした気持ちになれる痛快エッセイ。美女観測日記つき。スカーレット・ヨハンソン/ジュリー・デルピー/エマニュエル・べアール/ケイト・ブランシェット/インリン・オブ・ジョイトイ/ニコール・キッドマン/クリスティーナ・リッチ/カイリー・ミノーグ/ペネロペ・クルス/松坂慶子/ヴァネッサ・パラディ/キャサリン・ゼタ=ジョーンズ/ナタリー・ポートマン/ドリュー・バリモア/ヘレン・ミレン/ジュディ・デンチ/カトリーヌ・ドヌーヴ/マドンナ etc.●著者紹介柴崎友香(しばさき ともか)73年生まれ。作家。2004年『きょうのできごと』が行定勲監督により映画化。2007年『その街の今は』で第57回芸術選奨文部科学大臣新人賞、第23回織田作之助賞大賞、第24回咲くやこの花賞(文芸その他部門)受賞。小説はほかに『フルタイムライフ』『ドリーマーズ』など。エッセイに『ガールズファイル』。
  • 毎月ひとりの女性にインタビュー、その女性ならではのエピソードや人となりを作家・柴崎友香さんがエッセイにまとめるハナコウエスト連載の「WEST GIRLS FILE」が1冊の本になりました。リアルな等身大ストーリーが共感をよんでいます。特別書き下ろしとして、登場した女性に改めてインタビューしたその後のストーリーも綴ります。
  • 493(税込)
    著:
    柴崎友香
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    職場の同僚と女の子のかわいさについて語り、グラビア誌の「永遠のセクシー女優名鑑」に見入ってしまう実加。美術大学時代の友人たちの行く末を思いつつ、自宅で催した女の子限定カフェなど、今ここに一緒にいることの奇跡のような時間をみずみずしく描いた表題作をはじめ、著者の世界が凝縮された作品集。(講談社文庫)
  • この春、美大を出てOLになった喜多川春子。なれない仕事に奮闘する春子だが、会社が終わると相変わらず大学の友人とデザインを続けたり、男友達にふられたりの日々。ようやく仕事にもなれた頃、社内にリストラの噂がでて、周囲が変わり始める。一方、昼休みに時々会う正吉が気になり出した春子にも小さな心の変化が訪れて…新入社員の10ヶ月を描く傑作長編。
  • 「どこかよくわからない場所で、何時かよくわからない真夜中に、ぼくは何度目かの失恋をした」─友人カップルのドライブツアーに、男二人がむりやり便乗。行き交う四人の思いを乗せて走る車の行先は?恋をめぐる、せつなくユーモラスな物語。「きょうのできごと」と並ぶ名作、待望の文庫化!
  • 人を思う気持ちはいつだって距離を越える。離れた場所や時間でも、会いたいと思えば会える。「だって、わたしはどこでも行けるから」─遠い隔たりを“ショートカット”する恋人たちのささやかな日常の奇跡を描いた、せつなく心に響く連作小説集。
  • 超美人でゴーマンま女ともだち音生<ネオ>と、彼女に言いなりな私。音生にひきずられるように、大阪→トルコ→四国→石垣島と続く、女二人の凸凹感傷旅行はどこへ行く?抱腹絶倒、やがてせつない旅の空。映画「きょうのできごと」原作者による、各紙誌で絶賛された、ウルトラ・キュートな話題作!
  • 高校の修学旅行の夜。鳴海くんとの間に感じた、恋とは違う、何か特別な感情……七年後、会社員になった有麻は、それを確かめるべく、東京に行くついでに、彼に会ってみようと思い立つ。はたして鳴海くんは、同じあの時間、何を感じていたのか?せつない一週間の東京観光を描くロングセラー!
  • 576(税込)
    著:
    柴崎友香
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    父の一周忌のために故郷の街に暮らす妹夫婦を訪ねた「わたし」は、すっと眠りに引き込まれて、自分が死んだことに気づいていない父を夢に見る――。日常でふいに感じる思いのはかなさは、夢を思い出そうとするときのもどかしさに似ている。夢も現もない交ぜになった目の前にある世界のかけがえのなさを描いた連作短篇集。 (講談社文庫)

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