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『小手鞠るい、1001円~(文芸・小説、ライトノベル)』の電子書籍一覧

1 ~42件目/全42件

  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    発売後即重版、大人気の「うさぎのマリーのフルールパーラー』の人気コンビ新作幼年童話。
    小学館出版文化賞、うつのみやこども賞、ラガッツィ賞受章の小手鞠るい氏による優しい詩のような言葉で紡がれたお話と、”カラーインクの魔術師”永田萠氏の繊細で美しいさし絵たっぷりのコラボレーション。
    4月のチューリップから3月のさくらまで、一年の花のようせいたちの物語。
    一日一話で読み聞かせにもぴったり。1年生からひとりでも読めます。
    (総ルビ、すべての見開きに永田萠氏の挿絵入り)

    花、フルーツ、色、星座と続きます。


    ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • シリーズ3冊
    1,540(税込)
    著者:
    令丈ヒロ子
    著者:
    いとうみく
    著者:
    山本悦子
    著者:
    吉野万理子
    著者:
    石川宏千花
    イラストレータ:
    結布
    レーベル: ――
    出版社: 岩崎書店

    一歩踏み出すと世界がかわる!

    新しい一歩をふみだすのは勇気がいるけれど、ほんの少しでも変わることはできる。そんな日常の冒険からファンタジーまでをあつめたアンソロジー。朝読にもぴったり。
  • 列車内には、学校や職場へ行こうとしている人が乗り合わせていた。
    突然、「ダダダダーン」という爆音が鳴り響いて、窓から外を見ると、アメリカ軍の飛行機が間近まで迫ってきているではないか。
    操縦席のパイロットの表情まで見えるほど、爆撃機は近くにいる。
    明かに、僕らの乗っている列車を攻撃しようとしている。
    このままでは死んでしまう。
    反射的に、列車から飛び降りた。
    (本文より)


     *****
    「軍国少年って、おじいちゃんのこと……?」ぼくはページをめくる手を止めて、ひとりごとをつぶやいた。軍国ということばと、優しいおじいちゃんがうまく結びつかない。祖父の絵はとてもユーモラスで、川滝少年はとても可愛くて、列車通学のきびしさも、剣道の時間の痛い話も、すべては笑い話のように読めてしまう。でも、このとき祖父は「まじめな軍国少年」だったのだ。(本文より)


    いつだったか、うちの郵便受けに、日本の父から届いた小包をあけてみると、そこに何冊かのスケッチブックが入っていました。そのうちの二冊がこの作品に登場するスケッチブックです。父の戦争体験について、少しは知っていたものの、くわしいことは何も知らなかったので、スケッチブックに描かれている漫画を見て、また、父の書いた文章を読んで、私はとても驚きました。こんな大変な戦争を、父はよく生き抜いてきたものだと、感心もしました。けれども、これらのスケッチブックは、長いあいだ、私の机の引き出しの奥で眠ったままになっていたのです。なぜなのでしょうか。私はその頃、戦争にも、平和にも、関心がなかったからです。日本は憲法で戦争を永久に放棄した平和国家なのだから、戦争や平和について、考えたり、悩んだりする必要はない、と思っていたのです。(後書き)

    Twitterでバズった小手鞠氏父のマンガ絵日記、91歳が生き抜いてきた戦争の記憶と記録が漫画でつぶさに表現されている当時のスケッチブックと、その内容から創作された祖父と孫の物語。
    戦前戦中戦後、60頁の絵日記を掲載し、戦争だけでなく昭和の懐かしい風俗も味わうことができる資料としても貴重な一冊。
  • 1,386(税込)
    作:
    小手鞠るい
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    手のひらの上に命の重さを感じて。

    チアチアチアリー……ぽぴぴぴぴぴ……

    「ハーイ、元気にしてたか」
    朝起きると日本から届いたばかりのメールをあけて読む。
    アメリカ東海岸の朝の七時は、日本の午後八時だ。
    わたしは、日本にいる大親友とメール文通しているのだ。
    そして、わたしたちは「小鳥の会」を結成している。

    主人公の少女は、サンクチュアリでアルバイトをしながら、生きものの死と直面することで成長していく。
  • SNS、感想文など、文章について、若い読者からの質問に著者が答えます。文章読本の形をとりながら、人生論にも通じるエッセイ。
  • 木の物語、恋の物語、旅の物語……。 著者自身のその後の進路や生
    き方に、大きな影響をあたえた本をテーマ別に紹介。短編2編も収録。
  • シリーズ3冊
    1,540(税込)
    著者:
    戸森しるこ
    著者:
    ひこ・田中
    著者:
    吉田桃子
    著者:
    魚住直子
    イラストレータ:
    佳奈
    レーベル: ――
    出版社: 岩崎書店

    どうして気になっているんだろう

    クラスの気になる同級生、いつもと何か違う家族、ノートに返事を書いてくれる誰か、おしゃれなあの子。多様性をテーマに『ちょっと気になる人』を描く4つの物語。
  • シリーズ10冊
    1,265(税込)
    作:
    森川成美
    絵:
    石井聖岳
    レーベル: ――
    出版社: 講談社

    【物語の概要】
    主人公の鍛人は、養殖マグロの衝突死問題が、遺伝子編集によって解決されるかもしれない、
    というニュースをきき、マグロが死ななくてすむときいて安心する。

    そんなとき、大好きなおばあちゃんががんで入院する。
    おばあちゃんは「遺伝子」を調べたら、治しかたがわかると聞いて驚く。
    未来のお医者さんはどんな治療をすることになるのか想像して、鍛人は未来の技術にワクワクする。

    ●シリーズ「おはなしサイエンス」の刊行趣旨
    科学的な知識をもとに、論理的に考え、適切な答えを導く──。
    それは、新しい時代を生きるために必要な力です。
    その力を身につけるには、理科に親しみ、興味を持つことがいちばん。
    理科の学習は、これまで以上に重要になってきています。
    「おはなしサイエンス」は、
    理科=科学の、おどろきや感動を、物語をとおして伝え、
    「科学する心」を育むシリーズです!

    ●現代を代表する一流の児童文学作家の書き下ろし。
    ●物語を味わいながら、科学への関心を深めます。
    ●物語の背景を、豊富なグラフや図表で説明。
    ●上質なイラストもたっぷり。楽しみながら科学を理解できます。
    ●巻末の「おはなしサイエンスひとくちメモ」で、各巻のテーマと小~中学校で学ぶ理科の内容との関連を解説します。

    ●シリーズ「おはなしサイエンス」のラインナップ※刊行予定も含みます

    『遺伝子工学 光るマウスが未来を変える』 森川成美・作 石井聖岳・絵
    『美容の科学 神永くんは知っている』 神戸遙真・作 藤本たみこ・絵
    『未来のたべもの 未来の給食、なに食べる?』楠木誠一郎・作 下平けーすけ・絵
    『AI(人工知能)ロボットは泣くのか?』佐藤まどか・作 酒井以・絵
    『未来の医学』片川優子・作 大管雅晴・絵
    『バイオミメティクス(生物模倣技術)マンボウ、空を飛ぶ』吉野万理子・作 黒須高嶺・絵
    『鉱物・宝石の科学 七つの石の物語』小手鞠るい・作 サトウユカ・絵
    『宇宙の未来 パパが宇宙に行くなんて!』松素めぐり・作 木村いこ・絵
    『恐竜 恐竜の町で見つけたこと』松原秀行・作 梶山直美・絵
    『危険生物 ひょうたん池の怪魚?』赤羽じゅんこ・作 ウラケン・ボルボックス・絵
  • シリーズ116冊
    5501,320(税込)

    ※本作品は『小学館世界J文学館』(紙版)に収録されている同タイトルの作品と同じ内容です。

    ことばを覚えてしゃべる、天才きつねくんの痛快大活躍!

    森番に育てられたこぎつねは、次第に人間のことばをおぼえ、字を書いたり話したりできるようになった。きつねはやがて、お話の中に登場する「かしこいきつね」にあこがれて、家を抜け出る。人間をみごとにだます「一人前のきつね」になるために! なかなかお話のようにうまくはいかず、失敗続きだが、きつねはめげない。あるとき、きつねは人間が「電話」を使っているところをみかける。そうだ、これを使えば……!
    チェコの作家・画家、ヨゼフ・ラダの楽しくとぼけた傑作物語。原書のゆかいな絵もすべて収録!

    ※この作品は一部カラーが含まれます。
  • シリーズ10冊
    1,650(税込)
    著者:
    那須田淳
    イラストレータ:
    十々夜
    レーベル: ――
    出版社: 岩崎書店

    平安初期、弘法大師として親しまれている空海の生涯とは、どのようなものだったのか。物語性豊かな人生を描く。
  • まりえのお母さんは目が見えない。だんだんと見えなくなってきて、まりえが小学校の時に完全に失明。2022年7月刊行の絵本『うちのおかあちゃん』は、作者がお母さんをモデルにその一時期を描いたものだがフィクションである。
    この作品はもっと具体的に、リアルにお母さんについてつづられたエッセイ集。
    本が好きで好きで作家になりたかったが叶わなかったお母さん、似たような道を歩む作者だが、人生の場面でお母さんとぶつかりあうこともしばしばだった。戦争にも学歴偏重の社会にも、障害にも、差別偏見にも負けずチャレンジし続けた「お母ちゃん」は、世間や自分のなかの「鬼退治」を成し遂げた。
    小手鞠さんいわく「60代になって初めて『母の愛』を知ったように思います。美人で、優しくて、がんばり屋さん。顔に似合わず、毒舌家。そんなお母ちゃんについて、あますところなく書いてみました。」
    若い人たちにとって生き方の一つの指針となるような作品。
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    世界中で愛されている『赤毛のアン』。

    長いお話ですが、実は、1章ずつがとても楽しい物語になっています。
    小さいお子さんでも楽しめる、とびきり楽しいお話をえりすぐり、素敵な絵とともにお届けします。

    読み聞かせや、はじめてのひとり読みにもぴったりです。
    もちろん、アンが大好きなあなたもぜひ!

    *3年生以上の漢字にふりがなつき
    *人気絵本作家の美しいイラストが楽しめる、オールカラーの55ページ

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  • 1,584(税込)
    著:
    小手鞠るい
    レーベル: ――
    出版社: 平凡社

    50年前に起こった世界初の空港テロ事件。それは崇高な使命からだったのか、それとも……。恋愛小説の名手が拓く新境地。
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    ここは森の中にある「モニカのケーキ屋さん」。うさぎのきょうだいがつくる、本日のスペシャルケーキをめあてに、りすの三きょうだいがやってきました。お店のテーブルは、たちまち、お客さまでいっぱいになりました。と、そのとき、くまのおじいさんがお店へ入ってきて・・・。
    森の動物たちとたくさんのケーキ、かわいいさし絵たっぷりで1年生からひとりで読める!『ある晴れた夏の朝』で小学館出版文化賞受賞の小手鞠るい氏の最新幼年童話。おいしくて、やさしい物語。
  • ようこそ、ベイカリーカフェ「りんごの木」へーー。
    料理用のエプロンから、接客用のTシャツに着がえて、ショーケースの前に立った。
    あたりには、焼き上がったばかりのパンの香りが満ち満ちている。
    パンの香りは、幸せの香りだ。
    パンの味は、元気のエッセンスだ。
    りんごの木の下には、味と香りの楽園がある。
    そんなことを思いながら、ふと、うしろをふり返ったとき、厨房のなかで一心に、じゃがいもの皮をむいている、中学生の男の子の背中が見えたーーような気がした。(本文より)


    開店の日はりんごの木の下で
    日曜日はポテトざんまい
    月曜日はサンド・オン・パレード
    火曜日はパスタで決まり
    水曜日はベントー・ボックス
    木曜日はカレー日和
    金曜日は炎の焼きめし
    土曜日は定休日

    あとがき 遊びにおいでよ

    ベイカリーカフェ「りんごの木」の
    特別メニュー&読むレシピ集
  • 1,782(税込)
    著:
    小手鞠るい
    レーベル: 幻冬舎単行本
    出版社: 幻冬舎

    「すべての愛には、裏がある。」

    恋愛小説の名手が描く、大人たちの上品で下品な恋愛事情、その一部始終。

    著書メッセージ:「不倫に嫌悪感を抱いているあなたにも、不倫小説が大好きなあなたにも」
    だらしない女ときちんとした女。女癖の悪い男と誠実な男。天使と悪魔。結婚と不倫。純愛と情事。あなたは、どっちが好きですか。私はもちろん、だらしない女と、女癖の悪い男と、悪魔と、不倫と、情事です。だって、おもしろいじゃないですか、読むのも書くのも。きちんとした女と誠実な男が結婚したって、つまらない家庭しか築けませんよ。「幸福な家庭はどれも似たようなものだが、不幸な家庭はそれぞれに不幸なものである」と語ったのはトルストイですが、私はこう言いたい。「恋愛を描いた小説はどれも似たようなものだが、情事を描いた小説はそれぞれに不条理で病み付きになる」と。アメリカのテレビドラマシリーズを意識して、毎回ノンストップで読ませるエピソード7つ。今までの小手鞠るいとは、ひと味もふた味も違った悪魔的に優雅な情事小説です。
    不倫に嫌悪感を抱いているあなたにも、不倫小説が大好きなあなたにも、自信を持っておすすめします。もちろん、恋愛小説が好きなあなたにも、嫌いなあなたにも。
  • シリーズ18冊
    1,1881,210(税込)
    作:
    戸森しるこ
    絵:
    しんやゆう子
    レーベル: ――
    出版社: 講談社

    【物語の概要】
    離婚したお父さんに連れてきてもらった、回らないお寿司やさん。小林伝は、そこで女性の寿司職人・春原さんに出会います。しかし伝は、クラスメイト・海江田美緒が将来寿司職人になりたいといったとたん、「それ、無理じゃね?」と夢をすぐさま否定されたときに、勇気を出して声をあげることができませんでした。そこで春原さんのお店・寿司春へ、海江田さんもいっしょに、つれていってもらうことにしたのです……。

    【シリーズ「おはなしSDGs」の特色】
    ・各児童文学賞受賞作家やベストセラー作家など、現代を代表する一流童話作家の書き下ろし作品です。「物語の楽しさ」を第一に書かれた作品は、どの一冊をとっても、すぐれた児童小説として楽しむことができます。
    ・実力のあるイラストレーターによる挿絵が多数掲載され、確実に物語を読み通す手助けとなります。
    ・各巻とも、SDGsが掲げる17のゴールのうちの一つがテーマとなっており、いま世界が協力してその目標に向かわなくてはならない理由が自然と理解できるストーリーが展開されます。
    ・本文中に、物語とリンクさせるかたちで、関連する図表、グラフ、年表などが入ります。さらに、各巻の巻末で、テーマとしたSDGsのゴールについてくわしく解説しますので、テーマ学習の教材としても使用できます。
    ・SDGs全体について解説する「総論編」も刊行します。さまざまなゴールをテーマにした物語と、「総論編」を併読することで、SDGsについての理解がさらに深まるように設計されています。
    ・80ページ(一部カラー)。朝読書にもぴったりのボリュームです。

    【シリーズ「おはなしSDGs」のラインナップ】
    総論SDGsとは何か(那須田淳)/貧困をなくそう(安田夏菜)/ジェンダー平等を実現しよう(戸森しるこ)/安全な水とトイレを世界中に(石崎洋司)/エネルギーをみんなにそしてクリーンに(森川成美)/つくる責任つかう責任(小林深雪)/気候変動に具体的な対策を(楠木誠一郎)/海の豊かさを守ろう(佐藤まどか)/陸の豊かさも守ろう(吉野万理子)/平和と公正をすべての人に(小手鞠るい)
  • 1,870(税込)
    著:
    小手鞠るい
    イラスト:
    西山竜平
    レーベル: ――
    出版社: ポプラ社

    日本人であることが、罪になる。祖母は、母は、そんな時代を生き抜いた――日本人というルーツに苦しめられた祖母、ルーツを捨てようとした母、そしてそのルーツに惹かれる私。アメリカ在住日系人家族の三世代を描く百年の物語。太平洋戦争を挟んでの日本とアメリカの姿、時代に翻弄されながらそこに生きる人々のアイデンティティのありようを描き出し、現在の世界に巻き起こる問題をも浮かび上がらせる骨太な感動作。
  • 1,500(税込)
    著:
    小手鞠るい
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    寂しさを消すことができるなら、私は死んでもいい――
    女が女になり、女でしかなくなる瞬間を描く問題作!

    わたしの心が「寂しいの、なんとかして」と色目ならぬ物欲しげな瞳を駆使して、受動的に、男を付け狙っているわけです。(中略)
    男に付け込まれるように、狙われるように、心がそういう風に巧みに振る舞っているわけです。
    これがわたしの本性であるところの「受け身のストーカー」です。(本文より)

    これは、性にまつわるあらゆる体験を味わい尽くす「女」の物語。
    女という性をやめられず、女という性から逃れられない「生」の先には何が見えるのか?
    太宰治の『人間失格』を下敷きに、「女性が女性であることで覗きこむ深淵」を照らし出す意欲作!
  • どうしてそんなに、たいせつなの?

    小学2年生のあおいちゃんは本が苦手。でも弟はいつも絵本を読んでいる。弟の気持ちがわからず、あおいちゃんはちょっかいを出してしまいます。ある日、弟が風邪をひいてしまい、家で寝込んでいました。具合が悪いのにも関わらず、おとうとの手にはやっぱり絵本が…。あおいちゃんには、どうしてそんなに絵本が大切なのかわかりません。しかし弟には、絵本を大切にしている理由があったのです。相手の気持ちに寄り添おうとすることの大切さに気づかされる、あたたかな物語です。
  • アメリカの8人の高校生が、広島・長崎に落とされた原子爆弾の是非をディベートする。肯定派、否定派、それぞれのメンバーは、日系アメリカ人のメイ(主人公)をはじめ、アイルランド系、中国系、ユダヤ系、アフリカ系と、そのルーツはさまざまだ。日系アメリカ人のメイは、原子爆弾否定派として、演壇に立つことになる。はたして、どのような議論がくりひろげられるのか。そして、勝敗の行方は?

    原子爆弾や戦争を体験していない現代に生きるあらゆる出自の十代が、それぞれに抱く考え方の違い。今後の世界を生きていく若者たちに考えてほしい、議論してほしいテーマを扱った、日本人作家による、YAジャンルのあたらしい試みともいえる作品の英文版。※本書はすべて英語です
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    こぐまのジローくん、きつねのネネちゃん、たぬきのタントンくん、みんな、うさぎのマリーさんがつくってくれるキラキラ輝くフルーツのデザートが大好き。でもある日、みんながいつものようにフルーツパーラーへ行くと、「しばらくおやすみします」という張り紙が。こんなことははじめてです、マリーさんにいったいなにがあったのでしょうか……。うさぎのマリーさんと森のどうぶつの子どもたちの心温まる物語。
    優しい詩のような言葉で紡がれたお話と、“カラーインクの魔術師”永田萠氏の繊細で美しい挿絵のコラボレーション。
    (総ルビ、すべての見開きに挿絵入り) 

    ─まるで、お日さまのかけらみたいな、オレンジとパイナップル。
     バナナは、みかづき。
     さくらんぼうは、赤と黄いろのお星さま。
     きらきらフルーツのまんなかには、まっ白な雲のソフトクリームがもくもく。
     どこから、なにから、たべたらいいのやら。
     スプーンとフォークを手にしたみんなは、うっとりしています。
     たべるのがもったいないような、見ているだけでうきうきしてくる、きらきらフルーツのほうせきばこです。
    「さあ、めしあがれ」
     マリーさんはやさしく、こえをかけました。
    「いただきます」
    「いただきます」
    「いただきます」
     ひとくちたべると、こぐまのジローくんの顔は、お日さまみたいににっこり。
     ひとくちたべると、きつねのネネちゃんのほっぺは、まんまるいお月さまに。
     ひとくちたべると、たぬきのタントンくんのひとみは、お星さまみたいにきらり。
    ─本文より。
    ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 1,386(税込)
    著:
    小手鞠るい
    イラスト:
    タムラフキコ
    レーベル: ――
    出版社: 偕成社

    アメリカの8人の高校生が、広島・長崎に落とされた原子爆弾の是非をディベートする。肯定派、否定派、それぞれのメンバーは、日系アメリカ人のメイ(主人公)をはじめ、アイルランド系、中国系、ユダヤ系、アフリカ系と、そのルーツはさまざまだ。日系アメリカ人のメイは、原子爆弾否定派として、演壇に立つことになる。はたして、どのような議論がくりひろげられるのか。そして、勝敗の行方は?

    原子爆弾や戦争を体験していない現代に生きるあらゆる出自の十代が、それぞれに抱く考え方の違い。今後の世界を生きていく若者たちに考えてほしい、議論してほしいテーマを扱った、日本人作家による、YAジャンルのあたらしい試みともいえる作品。
  • 1,386(税込)
    作:
    小手鞠るい
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    自分のルーツを探す旅に出る。

    自分ではわくわく少女だと思っていた。   
    でも、今のあたしは、好きじゃない。
    ああ、無人島へ行きたい。

    学校生活に疲れたとげとげ少女が向かったのは生命力あふれるハワイ。
    ハワイは、彼女のお父さんの故郷だ。
    まだ会ったことのないおばあさんや親戚との出会いに、緊張しつつ、空港に降り立つ。

    すがすがしい香りの花々、真っ青な空と海、雄大なハワイの景色、そして、彼女を待っていたのは・・・・・・?
    自分を一人の人間として扱ってくれるハワイの人たちに囲まれて、自分につながる大切なものを見つけた。
  • 《これは、みんなでつくる本です。お金はいただきません。
    自由に持ち帰って、あなたの好きなお話を書いてください。
    書き上げたらまた、本棚にもどしておいてください。
    だれかがきっと、そのつづきを書くでしょう。》
    本をひらくと、とびらのページに、そう書かれていた。
    ──だれにも話せないことを心にかかえていた伊藤みなみは、
    「お話」として、書いておくことならできるかもしれない、
    もしかしたら雄大が見つけてくれるかもしれない?と
    ブックカフェの本棚でみつけた白い本に最初の一行を書いた。
    ちょうど一年前の、なかよしでむじゃきだった四人組のお話から、
    えんぴつを握りなおして、伊藤みなみを変身させて。
  • 結末がなかったら、作品は「いつまでもつづく」になってしまうか、あるいは、単なる「書きかけ」のままで終わってしまう。書き上げられないまま、作者が死んだってこともあるかもな(言っておくけど、僕は死なないし、主人公も彼女も死なない。どっちかが死んで終わるラブストーリーほど、僕の嫌いなものはない! ラブストーリーで片方を死なせるのは、作者の怠慢である! 鼻息荒いぞ)。ーーーー本文より
  • NYで亡くなった美しい叔母・千波瑠。謎を残した彼女の人生にはたった一つの秘められた恋があった――激しく切ない恋の結末。涙なくして読めない、著者7年ぶりの渾身の恋愛小説!
  • 絵本の海で、大ぼうけん!

    なかよしだった犬のマリンに会いたいぼくは、すなはまでふしぎな足あとをたどるうちに、絵本屋さんを見つけます。くじらの絵本をえらぶと、しろねこさんの読みきかせで絵本の中へ。空とぶくじらにのって向かった思い出の海で、まっていたのは……。

    ボローニャ国際児童図書賞受賞作家が「夢の絵本屋さん」を凝縮した物語を、人気イラストレーターが魅力的に描き出すシリーズ、待望の2作目。本の中にひろがる海を舞台に、大切な犬を亡くした主人公の哀しみが癒える過程を、透明感豊かな美しい色彩であたたかく描きます。読みきかせにも最適。
  • 1,430(税込)
    著者:
    小手鞠るい
    イラストレータ:
    高橋克也
    レーベル: ――

    森のなかで、見つけたものは?

    ふくろうの声にみちびかれて森をぬけると、そこは、ふしぎなお店。
    くろねこの店員さんがえらんでくれた絵本の中には、夢みた世界がひろがっていました……。

    ボローニャ国際児童図書賞受賞作家が「夢の絵本屋さん」を凝縮した物語を、気鋭のイラストレーターが幻想的で色鮮やかな絵で描き出す注目の絵本。
  • 1,386(税込)
    作:
    小手鞠るい
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    母と娘の新しい物語。

    小学館児童出版文化賞受賞作家による、受賞後第1作目。
    『ある晴れた夏の朝』で内外から注目された小手鞠さんの書き下ろし新作。

    ある日、幼いころに両親が離婚し離れて暮らしていた母のノートが窓香の元に届く。ノートには、母がどのように生きていたのかがつづられていた。そして、世界の窓がひらかれている。一人の女性である母の生き方を知ることで、大きく成長する少女を描く。
  • アメリカはウッドストックの森に住む小説家が綴る四季の移ろい。美しくも厳しい自然や野生動物との交流、ときに森を飛び出し旅先でのできごとをたおやかな筆致で描き出す。
  • 1,155(税込)
    著者:
    小手鞠るい
    イラスト:
    岡田千晶
    著:
    岡本歌織
    レーベル: 文学の扉
    出版社: 講談社

    春休みにスキーで脚を骨折し、新学期早々学校を休んで退屈していた中学2年の龍樹の部屋の窓から、とつぜん銀色の美しい猫が現れる。猫のしなやかな動きに心を奪われた龍樹はずっと忘れていた絵を描きたい気持ちを思い出し、目の前にあったノートを一枚破ると……
  • 両親の離婚によってアメリカの小学校から転校してきたエリカ。友達なんていないし欲しいとも思わなかった美幸は、エリカと出会い……。

    小学6年生の美幸は、みんなと一緒に行動することが苦手で、いつも本ばかり読んでいた。仲良しの友だちもいないし、特にほしいとも思わない。本の中には友だちがいて、その友だちは人を傷つけたり、悪口をいったり、いじめたりしないから……。ある日、美幸のクラスに、アメリカの小学校から転校してきた少女、エリカがやってきた。エリカは、森に囲まれた小さな村で暮らしていたが、両親の離婚によってお母さんと一緒に日本で暮らすことになった。数日後、漢字が苦手なエリカと、算数が苦手な美幸は、自習の時間にこっそりプリントを交換して、お互いのプリントを終わらせることに成功。髪の毛の色も、得意な科目も、性格も、生まれた場所もちがう二人だったが、その日を境に距離が縮まっていく。美幸は、「新しい発見」というテーマの作文に、エリカのことを書くことを決めた。美幸にとって、新しい発見はエリカという友だちだった。ところが……。
  • 1,496(税込)
    著:
    小手鞠るい
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    炎は消えてもその来歴は残る。ひとりの男の人生を根底から動かして、海の向こうへ、燃えさかる炎へと向かわせた、崇高なその行為とは。二人の間を流れた電流とは何だったのだろうか――。戦後の日本とヴェトナムを舞台に人間の尊さと愚かさ、平和と戦争、愛と憎しみを描き出す激しくも美しい物語。心震わせる著者入魂の飛翔作。
  • ユダヤ人への迫害が厳しくなるドイツで、親と離れ、ドイツ人の戦争孤児といつわり、妹と二人で隠れ家にくらすユダヤ人の少女、ノエミ―。 空襲が激しくなった東京から、家族と離れ、田舎に疎開している日本人の少年、風太―。 戦争末期を生きる二人の少女と少年が見たものは?
  • 日本版「フランダースの犬」の誕生! 第二次世界大戦で両親をなくした少年、ツヨシ。 幼い彼の前に現れたのは、虐待同然に働かされ、捨てられた大型犬だった。 ツヨシはその犬に「ソラ」と名付け、家族同然に生活を共にし始める。 生まれて初めて平穏な日々を過ごすことになった犬が心に宿した、飼い主への感謝と愛。 しかし、別れのときは刻一刻と近づいてくる――。 「犬の愛」が最後に行きつくところとは、いったいどこなのか。 「フランダースの犬」へのオマージュとして描かれた、傑作長編小説!
  • 1,815(税込)
    著:
    小手鞠るい
    レーベル: ――

    幼なじみの鏡子とさやかは、鏡子の元恋人・耕太を巻き込むささいな諍いをきっかけに絶縁。互いに別々の道を歩み始める。鏡子はニューヨークでジャズピアニストに、さやかは岡山でシングルマザーに、耕太は東京でカメラマンに。歳を重ね人生の曲がり角を迎えた3人は、予想だにしなかった形で再び交わり合うことになり――。まだなにかを諦めるほど歳を取ったわけではない。しかし、無防備に新たな一歩を踏み出すほどの若さはない。微妙な年齢を迎えそれぞれの場所で立ちすくむ者たちは、秘めた情熱と葛藤を抱え、どこに向かうのか。
  • 1,265(税込)
    著:
    小手鞠るい
    レーベル: ――
    出版社: 講談社

    「未来が明るい、なんて、だれが決めたのでしょう。」「若さはすばらしい、なんてだれが決めたのでしょう。」―。「行きたくない場所は、学校」そして、家に帰っても「ふすまのような扉がついている勉強部屋に逃げ込む」毎日。「自分には価値がなく、生きていてもしかたがないのでは」という暗い気持ちで日々を送る中学生の「わたし」。不安、後悔、劣等感、秘密、孤独、嫉妬、自己嫌悪―。小手鞠るいが描く直球思春期小説。
  • 「女にはもう一つの顔がある」。3組の男女の揺れる恋心を繊細な筆致で描き、女の性(さが)を浮き彫りにしていくミステリアスな恋愛小説。

    正直に生きれば生きるほど、堕(お)ちていく――。松下絵里子(28歳)。スポーツ用品メーカー勤務。結婚も決まり、公私ともに充実の日々が始まるも……「優等生の悪女」。佐藤美鶴(34歳)。小さなサンドイッチ店で働く主婦。元デパートの店員。献身的な夫がいながら過去の男に……「懲りない悪女」。加賀美さとみ(53歳)。セレクトショップ「トップシークレット」社長。欲望にどこまでも忠実な女性起業家。多少の犠牲は……「華麗なる悪女」。向井沙也香(21歳)。セレクトショップ「トップシークレット」社員。さとみの下で働く上昇志向の強い新入社員。職場には絵里子の婚約者がいて……「純情そうな悪女」。――彼と同じ未来を見ていたはずなのに。――彼女には僕の知らない別の顔がある。人は星、人生は夜空。かかわり合う人々が点となり、ひとつの星座を形づくる。ままならない男と女の関係を、それぞれの視点で描いためくるめく恋愛小説。
  • 今は会えないあなたへ

    過去に愛した、今は会えないあなたへ――『欲しいのは、あなただけ』『美しい心臓』……恋愛の真実を追い求め続ける著者による鎮魂歌。「未来から現在へ、現在から過去へと時の流れを遡り、立ち上がってくる記憶と声に身をゆだねながら、愛しい人の不在を、私は「存在」として書く――」。職場の後輩だった女の子、はじめての仕事をくれた編集者、何通もの手紙をやりとりして別れた人、若くして旅だった詩人、亡き祖母、大好きな仕事のパートナー……亡くなってしまった、音信不通の、今はもう会うことのできない人々への思いを、記憶だけをたよりに綴る私小説的短編集。
  • 1,672(税込)
    著:
    小手鞠るい
    レーベル: ――
    出版社: 講談社

    ニューヨークと倉敷、距離を隔てた大人の恋は、年に一度の、せつない逢瀬だけでつづけられる――。老舗デパート「菊本屋」のニューヨーク店に勤務する柘植波奈子は、仕事で訪れた倉敷で陶芸作家の栄森徹司と出会う。徹司の作品、それを生み出す指、そして海のような徹司自身の大きさに、波奈子は惹かれていく。夫がいる身の波奈子はその気持ちに抗おうとするが、ふと徹司に伝えてしまう――「一年後のきょう、また会いたい」と。
  • 1,265(税込)
    著:
    小手鞠るい
    レーベル: ――
    出版社: 講談社

    アメリカにホームステイをした中学1年生の遥。あれもしたいこれもしたいと思い描いていたのに、初日から英語の発音をからかわれ、落ち込みます。そんな時、遥は、荷物の中に一冊の手描きのお菓子の本をみつけます。その本は遥に「自分で切り抜ける力」を与えてくれたあと、今度はおじいちゃんをなくしたばかりの中1の男の子、淳の手元に旅をしていきます。お菓子の本が運んでくれるのは「愛する人の気持ちの入ったレシピ」!?

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