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『中島京子、501円~800円(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧

1 ~22件目/全22件

  • シリーズ22冊
    660990(税込)
    訳:
    池澤夏樹
    レーベル: 河出文庫

    世界の創成と、神々の誕生から国の形ができるまでを描いた最初の日本文学、古事記。神話、歌謡と系譜からなるこの作品を、斬新な訳と画期的な註釈で読ませる工夫をし、大好評の池澤古事記、ついに文庫化。
  • 人気女性作家6人による、心に沁みるアンソロジー

    美味しい一皿、彼が口にしたことば、愛したものとの思い出、葛藤の記憶……。あの街の空気が語りかけてくるような、珠玉の短編6作。
  • シリーズ5冊
    814968(税込)

    「ゴルゴダ」飴村行
    「逆縁の午後」長岡弘樹
    「枇杷の種」友井羊
    「願い笹」戸田義長
    「ちびまんとジャンボ」白井智之
    「探偵台本」大山誠一郎
  • 「図書館を愛した」喜和子さんと、「図書館が愛した」人々の物語
    上野公園のベンチで偶然、出会った喜和子さんは、
    作家のわたしに「図書館が主人公の小説」を書いてほしいと持ち掛けてきた。
    ふたりの穏やかな交流が始まり、
    やがて喜和子さんは
    終戦直後の幼かった日々を上野で過ごした記憶が語るのだが……。
    日本で初めての国立図書館の物語と、戦後を生きた女性の物語が
    共鳴しながら紡がれる、紫式部文学賞受賞作。
    解説・京極夏彦

    個性的でキュートな喜和子さんの物語と、
    波乱万丈な国立図書館の物語が共鳴しながら紡がれる、
    唯一無二の小説です。
    軽妙洒脱に語られる図書館の物語パートと、
    戦後を生きた喜和子さんの切なくも愛おしい記憶。
    そのなんともいえないハーモニー……。
    京極夏彦さんが解説で「小説でしか為しえない技法で、
    小説という装置を用いる以外に行きつけない場所に連れて行ってくれる、
    そうした小説なのである」とお書きになったのを読んで、
    「まさに!」と膝を打ちました。
    読書の喜びを存分に味わっていただける作品です!

    ※この電子書籍は2019年5月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 670(税込)
    著者:
    中島京子
    レーベル: 朝日文庫

    目をこらすと今も見える、あなたの隣の幽霊……うっそうとした原宿の館に出没する女の子、戦時中活躍したミシン、ぼけたおじいちゃんが繰り返す謎の言葉、廃虚と化した台湾人留学生寮。温かいユーモアに包まれ、涙がこぼれる七つの幽霊連作集。
  • 今から三十年以上前、小学校帰りに通った喫茶店。店の隅にはコーヒー豆の大樽があり、そこがわたしの特等席だった。常連客は、樽に座るわたしに「タタン」とあだ名を付けた老小説家、歌舞伎役者の卵、謎の生物学者に無口な学生とクセ者揃い。学校が苦手で友達もいなかった少女時代、大人に混ざって聞いた話には沢山の“本当”と“噓”があって……懐かしさと温かな驚きに包まれる喫茶店物語。(解説・平松洋子)
  • 結婚――それは人生の墓場か、パラダイスか? 古今東西の解けない謎ともいえる「結婚」に、人気作家7名が迫ります。ダークサイドから見た〈黒い結婚〉と、ハッピーサイドから見た〈白い結婚〉。白黒両面から見た結婚の裏と表、たっぷりお届けします。

    黒い結婚
    窪美澄 「水際の金魚」
    深沢潮 「かっぱーん」
    木原音瀬 「愛の結晶」
    中島京子 「家猫」

    白い結婚
    森美樹 「ダーリンは女装家」
    瀧羽麻子 「シュークリーム」
    成田名璃子 「いつか、二人で。」
  • 太宰、漱石、鴎外、賢治、芥川から、ドイル、アンデルセン、ケストナー、ベケットまで。古今東西の名作をもとに編み上げられた16のパスティーシュ小説集。禁酒時代にアブサンの代用酒として作られたパスティスが、以後もずっと人々の口を愉しませ、酔いを誘ってきたように、オリジナル作品を知らなくても、知っていればなお一層、小説の醍醐味を存分に楽しめる珠玉の作品集。
  • 〈五十歳になっても、人生はいちいち驚くことばっかり〉

    息子は巣立ち、夫と二人暮らし。会計事務所でパート勤務の宇藤聖子が、
    ふとしたことで読み始めたのは、六十年前にベストセラーとなった「女性論」。
    一見古めかしい昭和の文士の随筆と、
    聖子の日々の出来事は不思議なほど響き合って……。

    どうしたって違う、これまでとこれから。
    人生の新たな段階を迎える世代ならではの感慨と、思いがけない新たな出会い。
    セクハラ、LGBT、貧困――身近な社会問題を織り込みながら、
    くすりと笑える読み心地のよさ。
    ミドルエイジを元気にする上質の長編小説
  • 724(税込)
    著:
    中島京子
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    認知症を患い、正常な記憶が失われていく父。日々発生する不測の事態のなかでも、ときには笑いが、ときにはあたたかな感動が訪れる。

    「十年か。長いね。長いお別れ(ロング・グッドバイ)だね」
    「なに?」
    「ロング・グッドバイと呼ぶんだよ、その病気をね。少しずつ記憶を失くして、ゆっくりゆっくり遠ざかって行くから」

    東家の大黒柱、父・昇平はかつて区立中学校長や公立図書館の館長をつとめ、十年ほど前から認知症を患っている。
    長年連れ添った妻・曜子とふたり暮らし。
    娘が三人、長女の茉莉は夫の転勤で米国西海岸暮らし。次女の奈菜は菓子メーカー勤務の夫と小さな子供を抱える主婦、三女の芙美は独身でフードコーディネーター。

    ある言葉が予想もつかない別の言葉と入れ替わってしまう。
    迷子になって遊園地へまぎれこむ。
    入れ歯の頻繁な紛失と出現。
    記憶の混濁により日々起こる不測の事態――しかし、そこには日常のユーモアが見出され、昇平自身の記憶がうしなわれても、自分たちに向けられる信頼と愛情を発見する家族がいつもそばにいる。

    認知症の実父を介護した経験を踏まえて書かれた短編連作。
    暗くなりがちなテーマをユーモラスに、あたたかなまなざしで描いた作品は、単行本発表時から大きな話題になり、中央公論文芸賞や日本医療小説大賞にも選ばれた。

    映画化決定!

    解説・川本三郎
  • 「2003年~2007年、2013年~2017年 職業:AV女優」AV女優という職歴を履歴書に書くことはできない。――だけど、これがわたしのまぎれもない肩書き。普通の家に育った、普通の女の子がどうしてAV女優になったのか。なぜ一度引退後、復帰したのか。なぜ、出版を決意したのか。急性一過性精神病障害、過食、アルコール依存……。彼女は苦しみ、傷つき、そして壊れた。けれど、闘い続ける道を選んだ。AV女優、中島京子として。「大切なのは、何をしてきたかではない。これから何ができるかだ」わたしに何ができるだろう。わたしにしかできないことは何だろう。AV女優デビューから16年。人生のどん底から、彼女が見つけた生きる希望とは?生き方に悩む多くの人々に贈る、「わたしの道」の見つけ方を彼女ならではの経験と言葉で描いた作品。
  • 770(税込)
    著者:
    中島京子
    レーベル: 集英社文庫
    出版社: 集英社

    遠野の羚羊の片角には霊妙な伝説がある。慶長五年、根城南部氏当主直政の妻・祢々は片角の羚羊と出会う。直政と幼い嫡男・久松が立て続けに不審な死を遂げた直後から、叔父の三戸南部氏・利直の謀略が見え隠れしはじめた。次次とやってくる困難に祢々は機転と知恵だけで立ち向かう。「戦でいちばんたいせつなことは、やらないこと」を信条に波瀾万丈の一生を送った江戸時代唯一の女大名の一代記。河合隼雄物語賞(第三回)、歴史時代作家クラブ賞作品賞(第四回)、柴田錬三郎賞(第二十八回)、王様のブランチブックアワード2014大賞受賞作!!
  • 亡き妻の残したレシピをもとに、椎茸と格闘する泰平は、料理教室に通うことにした。不在という存在をユーラモスに綴る表題作のほか、叔母の家に突如あらわれ、家族のように振る舞う男が語る「ハクビシンを飼う」など。日常の片隅に起こる「ちょっと怖くて、愛おしい」五つの偏愛短編集。<泉鏡花賞受賞作>
  • 597(税込)
    著:
    中島京子
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    昭和6年、若く美しい時子奥様との出会いが長年の奉公のなかでも特に忘れがたい日々の始まりだった。女中という職業に誇りをもち、思い出をノートに綴る老女、タキ。モダンな風物や戦争に向かう世相をよそに続く穏やかな家庭生活、そこに秘められた奥様の切ない恋。そして物語は意外な形で現代へと継がれ……。最終章で浮かび上がるタキの秘密の想いに胸を熱くせずにおれない、上質の恋愛小説。第143回直木賞受賞作。山田洋次監督で映画化。
  • 652(税込)
    著:
    中島京子
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    笑って泣いて怒って再び笑う――旅は恋とよく似ている母を亡くした美雨は「台湾の三人のおじさん」を探しに台北に。彼らは母のかつての恋人か、それとも…三都の旅をめぐる女たちの物語。
  • シリーズ2冊
    572616(税込)
    著者:
    中島京子
    著者:
    辻村深月
    著者:
    朱野帰子
    著者:
    添田小萩
    著者:
    小中 千昭
    著者:
    沙木とも子
    他6名
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    10名の作家が描きだす、現実と虚構のあわいにひっそりと花開く夢

    幼い息子が口にする「だまだまマーク」ということばに隠された秘密、夢で聞こえる音が生活を脅かしていく異様さ……ふとした瞬間に歪む現実の風景と不協和音を端正な筆致で紡ぐ。読む者を恐怖に誘う豪華怪談競作集。
  • 638(税込)
    著:
    中島京子
    レーベル: 中公文庫

    43歳シングル女子、まさかの転機に直面す――無情な肩たたきの憂き目に遭って、会社員からアパート管理人に転身した茜。昭和の香り漂う「花桃館」の住人は、揃いも揃ってへんてこで……。若くはないが老いてもいない。先行きは見通せずとも、進む方向を選ぶ自由がある。人生の折り返し地点の惑いと諦観を、著者ならではのユーモアに包んで描く長編小説。
  • 792(税込)
    著:
    中島京子
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    日系の学生エミを追いかけて、東京で行われた学会に出席した花袋研究家のデイブ・マッコーリー。エミの祖父の店「ラブウェイ・鶉町店」で待ち伏せするうちに、曾祖父のウメキチを介護する画家のイズミと知り合う。彼女はウメキチの体験を絵にできるのか。近代日本の百年を凝縮した、ユーモア溢れる長編小説。付録として、田山花袋作『蒲団』(青空文庫)を収録した。
  • 770(税込)
    著:
    中島京子
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    暴力男の留守を狙い、一週間ぶりに外出した瑛。公園で出会った謎の中年女は、『森のくまさん』を歌って言った。この歌にはあなたへのメッセージが隠れてる。「お嬢さん、今すぐそこから逃げなさい」。瑛は南へ旅立ち、ホテルで一本の留守番電話を聞いた。「ボート乗り場に十時でいいですか?」。瑛は待ち合わせ場所に向かうことを決める。それが運命を劇的に変える出会いだとは知らずに。直木賞作家渾身の、希望溢れる長編小説。(講談社文庫)
  • 556(税込)
    著者:
    中島京子
    レーベル: 集英社文庫
    出版社: 集英社

    直木賞作家の痛快じんわり家族小説。三十路のひきこもり息子&90歳過ぎの姑と4人で静かに暮らす緋田夫婦。ある日突然、破産した長女一家と離婚した次女が戻ってきて、四世代8人の大所帯に! 騒動続きの毎日が…。

    三十路のひきこもり息子と90歳過ぎの姑と共に、静かに暮らしていた緋田夫妻。ある日突然、破産した長女一家と離婚した次女が戻ってきて、4世代8人の大所帯に! 物置に閉じこもる孫、離婚後に妊娠が発覚した次女、戦中の記憶と現在を混同する姑……平穏を愛する当主・龍太郎の思いをよそに、次から次へと騒動が押し寄せる。悩み多き一家の姿を軽妙に、時にシニカルに描く痛快家族小説。
  • 770(税込)
    著:
    中島京子
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    維新後間もない日本の奥地を旅する英国女性を通訳として導いた青年イトウは、諍いを繰り返しながらも親子ほど年上の彼女に惹かれていく――。イトウの手記を発見し、文学的背景もかけ離れた二人の恋の行末を見届けたい新米教師の久保耕平と、イトウの孫の娘にあたる劇画原作者の田中シゲルの思いは……。
  • ふらりと旅に出たまま帰らない内田均の家に泥棒が入り、この家に出入りしていた元妻の高校美術教師と重役秘書と雑誌編集者という年代の違う女たちが警察で鉢合わせ。均ちゃんへのそれぞれの思いを胸に、ひょんなことから三人そろって箱根の高級温泉旅館に行くことになり……。切なくも軽やかな恋愛小説。

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