『飯沼一茂(実用)』の電子書籍一覧
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なぜ年齢を重ねるにつれて、病気にかかりやすくなるのか。その理由は、私たちの体に備わった自然治癒力、特に免疫が少しずつ弱くなっているからなんです。
免疫のバランスが崩れると、体内には慢性的な炎症状態が起きやすくなり、慢性炎症が続くことで次のような病気のリスクが高まることが知られています。
① 生活習慣病(糖尿病、高血圧、高脂血症、非アルコール性肝炎など)
② がん、がんの転移
③ 神経変性疾患(認知症、アルツハイマー、パーキンソン病、うつなど)
④ 自己免疫疾患(慢性関節リウマチ、バセドウ病、クローン病など)
⑤ 動脈硬化症(脳梗塞、脳出血、心筋梗塞)
このような病気にならないため、そして健康寿命を延ばすためには、免疫アップが欠かせません!
この本で解説することは「何をすれば免疫で健康寿命を延ばせるか」です。
医学的な知識や理論をできるだけわかりやすく説明しているので、日々の生活の中で行えそうなものを選んで、セットリストを作ってみてください。
老化を軽減し、健康寿命を延ばすためには、総合的なアプローチが重要です。皆さんの生活に合わせて実行していただけると幸いです。
――著者より。
【著者プロフィール】
飯沼一茂(いいぬま・かずしげ)
医学博士。純真学園大学客員教授。日本機能性免疫力研究所代表。
1948年生まれ。1971年立教大学卒業後、ダイナボットRI研究所(現:アボットジャパン)入社。1987年大阪大学医学部にて医学博士取得。2008年よりアボットジャパン上級顧問。2010年より国立国際医療研究センター・肝炎免疫研究センター客員研究員、2012年からは純真学園大学客員教授も務める。
ホルモン、腫瘍マーカー、感染症マーカーの測定法の開発に多く携わる。特に、C型肝炎マーカーの開発によりC型肝炎の輸血による感染を撲滅し、世界的な評価を得た。その他、HIVマーカーの測定法開発やエイズ撲滅のボランティア活動を積極的に行っている。
著書に『それでは実際、なにをやれば免疫力があがるの? - 一生健康で病気にならない簡単習慣 -』(小社刊)など。 -
さて、問題です。
Q お風呂に入るとき――
・35℃のお湯に20分つかる
・40℃のお湯に10分つかる
どちらが免疫力アップに良いと思いますか?
正解は―――
A 「40℃のお湯に10分つかる」です。
40℃のお湯に10分間つかると体温が約1℃上がります。
体温が1℃上がるだけで、
私たちの免疫はなんと5~6倍もアップさせることが可能なのです。
そればかりか、がん細胞は39.6℃付近でほとんどが死滅することに。
昨今のがん治療に温熱療法が導入されるようになったのは
こうした効果が期待できるからといわれています。
では、反対に体温が1℃下がるとどうなるのでしょう?
免疫力は30~40 %も低下します。
恐ろしいことに35℃程度の低温状態がもっとも、がん細胞が増殖することになるのです。
本書では、最新の免疫研究に基づいたさまざまな「どっち?」を紹介します。
免疫力を高めるために、少しのコツで健康寿命を大幅に伸ばすことができる〝習慣〟をクイズ形式でわかりやすくご紹介していきたいと思います。
すべての習慣を実行すれば、健康寿命を20年延ばすことも夢ではありません。
みなさんの健康生活において、本書を大いに役立てていただければ幸いです。
――著者より。
【著者情報】
飯沼一茂 (いいぬま かずしげ)
医学博士。純真学園大学 客員教授。日本免疫予防医学普及協会代表。
1948年生まれ。
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