『岩井志麻子、21~30冊(文芸・小説、マンガ(漫画))』の電子書籍一覧
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お化け好きに贈るエンターテインメント・マガジン!
「怪と幽」16号は、特集二本立て!
特集1 陰陽師を知る
もともとは古代律令国家の官職のひとつでありながら、さまざまな物語のなかに登場し活躍し、我々の心をつかみ続けている陰陽師。天文と暦を読み解き、占いや祭祀やまじないを行うその者たちは、歴史上にあまた実在し、研鑽を積みながらそれぞれの時代に合った姿に進化し続けてきた。現在、古と同じ〈陰陽師〉は存在しない。だが創作のなかでは、ときに史実を採り入れながら、令和の今も新たな陰陽師像が生み出され続けている。呪術や式神を操る特殊能力者のようなイメージとともに想起されるようになった彼らは、そもそもどういった存在だったのだろうか。また、現代の我々にとって陰陽師とはどのような存在なのか。
フィクションのなかの陰陽師、歴史のなかに実在した陰陽師、両面から迫ります
特集2 京極夏彦「巷説百物語」了
デビュー30周年を迎えた京極夏彦の代表作「巷説百物語」シリーズ。完結編『了巷説百物語』が、いよいよ今夏刊行される。「怪」から「怪と幽」へと連載された本作は累計140万部に達し、『後巷説百物語』で直木三十五賞、『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞、『遠巷説百物語』で吉川英治文学賞を受賞し、史上初となる同一シリーズで文学賞三冠を獲得した。京極作品クロニクルの起点となる本作は、「書楼弔堂」「江戸怪談」そして昨年『【ぬえ】の碑』が刊行されて大きな話題を呼んだ「百鬼夜行」シリーズにも繋がってゆく! 完結編の刊行を目前に控えた今こそ、「巷説百物語」を振り返る。
※【ぬえ】は空へんに鳥
●表紙 石黒亜矢子 特集連動「安倍晴明と京極夏彦」をモチーフに描き下ろし!
―――
※電子化に伴い、一部省略されたページがございます。あらかじめご了承ください。 -
現代ホラー小説30年の至宝を一挙収録。新世紀ホラーシーンへ!
『影牢 現代ホラー小説傑作集』に続く2010年代を中心に発表された傑作ホラー短編7選。小野不由美の“営繕かるかや怪異譚”シリーズからは死霊に魅入られた主人公の心理に慄然とさせられる「芙蓉忌」。土俗的作品で知られる岩井志麻子による怨霊の圧倒的恐怖を描いた海の怪談「あまぞわい」。怪談の存在意義を問う辻村深月の「七つのカップ」など。作家たちの巧みな想像力により紡がれた悪夢の数々がここに。解説・朝宮運河
【収録作】
小野不由美「芙蓉忌」(『営繕かるかや怪異譚 その弐』角川文庫
山白朝子「子どもを沈める」(『私の頭が正常であったなら』角川文庫
恒川光太郎「死神と旅する女」(『無貌の神』角川文庫
小林泰三「お祖父ちゃんの絵(『家に棲むもの』)角川ホラー文庫
澤村伊智「シュマシラ」(『ひとんち』光文社文庫
岩井志麻子「あまぞわい」(『ぼっけえ、きょうてえ』角川ホラー文庫
辻村深月「七つのカップ」(『きのうの影踏み』角川文庫 -
東南アジアを舞台に元AV女優や風俗嬢など過去にわけありの女たちが、“女の性”に葛藤しながらも痴態の限りを尽くし、快楽に溺れ続ける。
シンガポールの代表的なホテルといえばラッフルズホテルだ。この名門ホテルのバーが元AV女優・福岡まりんのお気に入りの場所だ。時折、日本人観光客にうっすらと素性がばれることがあっても気にしない。AV女優とは気が付かないまでも、華奢なのに乳房だけ盛り上がったまりんは男たちの視線を引き付けるほど目立っていた。現地の中華系の大金持ちの息子であるリーが現在の恋人だ。しかし、リーとの出会いは最悪のものだった。同じ語学学校に通っていた派手で遊び好きな女が、まりんを元AV女優と気付いて中華系の金持ちの男たちに売ったのだ。日本のAVはシンガポールでも人気があるからだ。だまされて、彼らの待ち構えるチャイナタウンの豪華マンションに連れて行かれる。そこにはリーのほかに二人の男がいた。マリンをだました女は吐き捨てる。「好きにしていいよ、この女」。AVでは複数プレーもSMもレズも経験済みだったが、それらはあくまで仕事。報酬をもらって合意の上だ。しかし、異国で拉致監禁みたいな真似された上で輪姦など、完全な犯罪である。
しかし、まりんは開き直った。怒りに燃えた。自ら裸になって彼らを一人ずつ相手にしてやった。やられたのではない。こちらから、やってやった、のだ。あまりのテクニックに彼らは降参してしまった。特にリー。なんとまりんを恋人にしてしまうのである。そんなあるとき、まりんが世の中でもっとも憎んでいた、自分を捨てた実母が所用でシンガポールにやってくるという。運命の再会を果たしたまりんの心に去来したものとは・・・・・・。
この「熱帯性熱情的寝室」を含めた7編のオリジナル短編集。 -
5人の巧者が炙り出す、家族の間の心霊怪異奇譚
家族が次々と病に倒れていく!
夫の実家の墓を見て感じた妻の違和感――(「義実家の墓」西浦和也より)
親子の愛憎、きょうだいの確執、無念、怨念──家族という入れ物の中で起こる逃げ場のない心霊怪異の数々!
・義理の家で起こる病気の連鎖、その原因は…「義実家の墓」(西浦和也)
・祖母の部屋に毎夜来るモノ「家族以外のなにか」(松永瑞香)
・異国の地で聞いた凄惨な母親殺しの顛末「焦熱極楽家族」(岩井志麻子)
・家系を呪う、その代償とは…「リキの一族」(Dr.マキダシ)
・伯父が庭に建てた異物、そして家族が壊れていく…「鉄塔のある家」(川奈まり子)など。
川奈まり子が書き手を初プロデュース!家族をテーマに、濃密濃厚な怪談奇譚が集結──あなたの家族は大丈夫ですか? -
忌まわしき蝶が乱れ舞う、灼熱無惨浪漫紀行。
明治三十八年、岡山。名家・大鹿家に拾われた一人の赤子。保和と名付けられた彼は、大鹿の養子として乳母の春に育てられることに。春の語る残酷な怪異譚を聞きながら、愛憎渦巻く名家で青年となった彼は、この世ならざるものを感じることができた。昭和四年、失踪していた文学の師で放蕩者の作家・金光から保和に帳面が届く。そこには、自ら殺し、そして蘇らせた妻とのおぞましくも妖しい旅行記がつづられていた。金光の記録に魅せられ、読みこんでいくうちに精神を浸食される保和。日常さえも次第に歪められていく中、彼はことの真相を確かめるべく、金光夫妻が逗留しているという新嘉坡へ向かう。 -
この地獄に、魅せられる。『ぼっけえ、きょうてえ』待ち望まれた正統後継作
コレラが大流行する明治の岡山で、家族を喪った少女・ノリ。
ある日、日清戦争に出征しているはずの恋人と再会し、契りを交わすが、それは恋人の姿をした別の何かだった。
そしてノリが生んだ異形の赤子は、やがて周囲に人知を超える怪異をもたらしはじめ……(「でえれえ、やっちもねえ」)。
江戸、明治、大正、昭和。異なる時代を舞台に繰り広げられる妖しく陰惨な4つの怪異譚。
あの『ぼっけえ、きょうてえ』の恐怖が蘇る。 -
最凶最高の怪談二人羽織がまたも降臨!! by 平山夢明
メディアで活躍中の岩井志麻子と徳光正行による禍々しさ満載の実話怪談第二弾!
・父が突然別人に…違和感の奥底に隠された真実の恐怖…「父の話」
・コンビニの向こうは、ふしぎの国⁉奇妙な異世界奇譚…「トイレ」
・全員違う記憶をもつ、不気味すぎる著者の実体験…「呪憶」
・何処からも行けない階がある謎に満ちた建物に住んだ男の話…「ピシャッ」
・事故物件に住む男が語る過去に住んだ最恐部屋の体験談…「誘い物件」
――などの怪異譚を収録。
二人が共鳴し合う阿鼻叫喚の恐怖、どこまで振り切れていくのか!
巻末にはホラーの鬼才・平山夢明を迎えての最恐鼎談を掲載! -
オバサンは波乱万丈な物語ではなく、日常のロマンスを求めている…。
これまできちんと語られることのなかった中年女性の「セックス」や「性欲」について、
人気女流作家が初めて挑んだ意欲作! -
角川ホラー文庫約30年の遺産!90年代から現在までの最恐セレクション。
1993年4月の創刊以来、わが国のホラー・エンターテインメントとともに歩んできた無二の文庫レーベル、角川ホラー文庫。その膨大な遺産の中から、時代を超えて読み継がれる名作を厳選収録したベストセレクションが登場。大学助教授の〈私〉が病院で知り合った美しい女性、由尹。ミステリアスな雰囲気をたたえた彼女は、自分の体は呪われていると告げる。ともに暮らし始めた二人だが、やがて悲劇的な事件に見舞われて……。ミステリとホラーの巨匠・綾辻行人90年代初頭に執筆した傑作「再生」をはじめ、『リング』の鈴木光司が東京湾のクルーズ船を舞台に戦慄の一夜を描いた「夢の島クルーズ」、故・今邑彩が角川ホラー文庫のために書き下ろした不穏な物件ホラー「鳥の巣」、の第72回日本推理作家協会賞に輝いた澤村伊智の学園ホラー「学校は死の匂い」など、バラエティ豊かに、ホラージャンルの面白さと可能性を示す全8編。最高にして最恐、これが日本のホラー小説だ。ホラー評論家・ライターの朝宮運河セレクション。
収録作は以下の通り。
綾辻行人 「再生」(『亀裂』、『眼球綺譚』)
鈴木光司 「夢の島クルーズ」(『仄暗い水の底から』)
井上雅彦 「よけいなものが」(『怪奇幻想短編集 異形博覧会』)
福澤徹三 「五月の陥穽」(『怪談歳時記 12か月の悪夢』)
今邑彩 「鳥の巣」(『惨劇で祝う五つの記念日 かなわぬ想い』)
岩井志麻子「依って件の如し」(『ぼっけえ、きょうてえ』)
小池真理子 「ゾフィーの手袋」(『異形のものたち』)
澤村伊智 「学校は死の匂い」(『などらきの首』) -
日本でAV女優として活躍していた“福岡まりん”。そもそもAV女優になったのは、母への当てつけというのが大きい。父と自分を捨てて金持ちと再婚し、雑誌の専属モデルになった母。写真の中でしか知らないが、確かに美人でスタイルは抜群。自分には到底かなわない。全てにおいて負けている。そう思ったまりんは、高校を卒業して街で声をかけられた時、それがAV女優のスカウトであろうと、なんだか自分が認められた気がして即OKしたのだった。ただこの時、まりんは正真正銘の処女であり……。
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日本でAV女優として活躍した“福岡まりん”は、語学留学のため1年前からシンガポールを訪れていた。今は現地人のリーというイケメン男と付き合っている。しかし二人の出会いは最悪、最低だった。学校内で日本での過去がバレてしまった彼女は、複数の男たちからレイプされる。その中にリーがいた。ただ、他の男たちがまりんを物のように手荒く扱う中、彼だけは紳士的に抱いてくれて……。
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日本でAV女優として活躍し、シンガポールに語学留学している“福岡まりん”。現地人の恋人・リーと濃厚なセックスを楽しんでいた時、携帯電話が鳴った。日本にいる父親からだった。「お母さんが撮影でシンガポールに行くらしい。お前に会いたいそうだ」。動揺するまりん。雑誌の専属モデルをしている美人でスタイル抜群の母だが、まりんが1歳の時に父と別れたため、物心ついてからは一度も会ったことはなかった。結局、妖しげなバーでセクシーな親子は対面するのだが……。
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地方都市の地味な繁華街でヒッソリと営業している店舗型風俗店『ショコラ・サイダー変態オタク倶楽部』。建前上、本番行為なしとされるが、なんでもありの変態向けの店だ。お客に首輪をつけられ、犬になってドッグフードをむさぼりながら肉棒で突かれる陶子は、そのままリードをつけられ、お散歩に連れだしてもらっている。異様に足の指が長く、まるで手のように動かすことができる沙織は、整形しすぎでマネキンのような顔をしているが、足コキだけで指名客を集めている。変態客向けの風俗嬢が揃うが、一番の変態は経営者のショコラ・サイダーだった。スレンダー美女のアイコン画像を使っているが、実は薄毛で脂ぎった小太りのオッサン。いつも変態プレイを覗き見しては勃起している。自分自身を変態オタクと呼ぶ彼がこうなったのは、両親との壮絶な過去に理由があって……。
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美保は四十路を迎えたが未だに独身。ひたすら地道に生きてきた。小柄でぽっちゃりした美保は今どきの美人ではないが、純朴そうで親しみやすいようで、それなりに男性は近づいてきた。しかし、結婚を夢見ることができなかったのは父親のせいと言えるかもしれない。父親は美保が子供の頃に自殺。ショコラ・サイダーという飲み物の紙パックを残し、緑色の長い髪のカツラを被り、女物のひらひらした薄水色のミニのワンピースを着て死んでいた。遺族は同情されてもいいはずなのに、その女装を理由に美保はいじめられ、深夜のお色気TV番組『変態オタク倶楽部』のタイトルをそのままあだ名にされた。母も水商売や風俗で働いて、美保を育ててくれたが若くして病死している。性的な知識を身につけるにつれ、父が変態で首絞め自慰プレイ中に事故死したと考えるようになった美保は……。
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アイドルグループのショコラ・サイダーは『ショコラ・サイダー変態オタク倶楽部』という曲でデビューするもあっと言う間に解散。メンバーの真理絵はAV嬢になって芸能界にしがみついたものの、すぐに消えた。20数年後、地方都市の中小企業に務める冴えない中年男・克史はSNS上でショコラ・サイダーと名乗り、美女になりすまして人気を得る。なりすました理由は高校時代の経験にあった。当時好きだった女の子・ノリエは真理絵に似ていて、学園祭ではショコラ・サイダーの歌を披露していた。自分大好きのノリエは支持者を増やそうとどの男にも平等に振る舞い、克史にも優しく対応してくれた。今の克史はお見合いで結婚もし、娘も生まれたが、ノリエと会いたいという思いが強くなり、ショコラ・サイダーになりきる。すると、真理絵と名乗る女が連絡してきて、会うことになり……。
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危険度MAXの最恐実話ホラー
怪奇と狂気が交差する最凶の二重奏!
ホラー界の女豹・岩井志麻子と怪の追究者・徳光正行によるふたり怪談!
某国で出会った男の凄惨な末路「腰痛」
おかしな隣人に隠された奇妙な過去「安アパートで」
彼氏のスマホにあった身の毛がよだつ動画とは「三つめのスマホ」など岩井志麻子が綴る人の業と因縁話の数々。
とある一族が担う恐ろしくも哀しい宿命「代々」
肉親が次々におかしくなっていく部屋「離婚部屋」など日常に仕掛けられた罠のような恐怖譚を披露する徳光正行。
巻末おまけとして岩井×徳光の最恐対談も収録!
怪異に魅入られたふたりの共鳴が禍々しく幕を開ける。 -
株式会社秋田書店と株式会社誠文堂新光社による新たな文芸エンタテインメントを生み出す新レーベル【APeS Novels】の第二弾!!
『ブラック・ジャック』『恐怖新聞』に続き、本年7月に創刊50周年を迎える大人気コミック誌『週刊少年チャンピオン』の、輝かしい歴史を彩った名作コミック『エコエコアザラク』のノベライズです!!
「エコエコアザラク、エコエコザメラク……」どこからともなく聞こえてくる妖しい呪文と共に黒井ミサが帰って来た!!
70年代のオカルトブームの中でも、「黒魔術」を操る美少女主人公が異彩を放ったホラーコミック『エコエコアザラク』が、自身も作品の大ファンだったと語る岩井志麻子氏により小説として現代に蘇ります!!
あるときは災いの象徴として、またあるときは自分に害を為した者への復讐劇として描かれることの多かった黒井ミサとその物語。
悪霊の力を借りて執行される呪術という神秘的なイメージと相まって、昏い魅力に溢れた『エコエコアザラク』のイメージはそのままに、情念を描いた作品で人気を集める岩井氏の筆によって、人々を惑わせる「運命の女」黒井ミサへと昇華され、あたかも幻想文学をも想起させる作品となっています。
黒井ミサの存在に翻弄され、愚かな者たちがさまよい続ける出口のない迷宮へ、あなたも足を踏み入れて見ませんか……?
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●第一話 逃げる女
「私はいつでも逃げている女なの」――平凡な街の平凡な家庭に生まれ、なんの才覚にも恵まれず、唯一の取り柄である容姿も十人並みをちょっと上回る程度。高校受験の失敗からお決まりの転落を辿った女・有里が目を背け続けてきた真実とは……。
●第二話 さまよう夫婦
有名画家の息子と美人女優の娘。親からの才能を受け継げなかった残念な二人が運命のような出会いを果たす。二人の子供時代に共通する謎の女性「黒井さん」「ミサちゃん」の記憶が、互いの結びつきをより強固なものにしていく。そして…。
●第三話 居すわる母
留利子の高校時代からの恋人・俊博には、二人の母がいる。一人は生みの母、そしてもう一人は、俊博の家庭を壊した「父親の愛人」。父が亡くなったいまでもその女を「義母」と呼び続ける俊博の気持ちがわからず、今日も留利子は行きつけの喫茶店で、ウェイトレスの少女に愚痴をこぼす。
●第四話 追いかけてくる愛人
裕福な家に生まれ容姿にも恵まれ、周囲にはちやほやされて育った須美香だったが、その過去にはひとつの暗い影があった。失踪とも誘拐ともつかぬままいなくなった母。最後の電話で母の口から語られた「黒井ミサ」の名前が、それからずっと須美香の心を縛りつけている。
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レイラこと岡崎留美子は、18歳の頃から風俗以外の仕事をしたことがなかった。決して裕福とは言えない家庭に嫌気がさし、高校を中退して家を出ると、ハンパなヤクザものに騙されてソープへ売られてしまう。容姿はさほどパッとしない留美子だったが、若さのおかげで人気は出た。稼いだ金で整形手術を受け、胸にもシリコンを入れ、たちまち店のナンバー1に。しかし栄光はそこまでだった。バブルが弾け次第に落ちぶれていく留美子。その時、彼女が取った行動は……。
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官能エッセイストとして暮らしている私の元へ、ある日、レイラと名乗る風俗嬢から手紙が届いた。「ぜひ先生に、私の半生を書いてほしいんです」。とりあえず会い、話を聞いてみると、彼女は全身全霊で虚構を演じている女、つまり強烈なホラ吹き娘だった。嘘なのは話だけでなく、顔はほとんど整形されていて、肌は毛穴が目立ち、体毛も濃いのでまるで男のようであった。家にレイラを連れていった私は、同居している自分の彼にも会わせる。その夜、彼は「俺、あの女を知っているよ」と話し始めたのだった……。
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庭山由紀は幼い頃からアイドルに憧れていた。しかし、家庭も容姿も頭も身体能力も、何もかも平凡。クラスのアイドルにすらなれず、かといって派手な男性経験を誇るようなこともなかった。実際にアイドルになろうと行動したこともない。性的なことには極端に厳しい母の影響もあり、下着はもっぱら地味なものだった。それでも高校時代には初体験を経験。短大に入ると、家庭教師のような男と問題を起こさないようなバイトは許され、派手な下着も買えるようになる。そして、家庭教師先の父親と関係を持つようになった。親にも見せたことのない場所をくまなく見てくれる。バツイチで連れ子持ちとはいえ、彼だけのアイドルになれた由紀だったが、妊娠が発覚し……。
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庭山由紀は子供の頃からアイドルに憧れていた。しかし、地味で平凡な由紀は普通の主婦になるのもいいかなと考えるようになったが、親に認めてもらえず。地元を出てやり直そうと上京。実際にアイドルを目指してみたが、結局は全て持ち出しのいわゆる地下アイドルにしなれなかった。芸名は萌野夢乃。整形もしたが人気は出ず、ファン相手に風俗まがいの個室撮影をするようになる。自称プロデューサーには騙され肉体関係も持った。誕生日会を開催してもみじめな思いをしただけ。ただ、そこに参加してくれた熱心なファンだと思っていた男にAVへスカウトされた。由紀は初めて事務所に所属することになり……。
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浮気症の父のおかげで、私にはいろいろな母がいたが、本当の母はシンガポールに居るらしい。そう父から聞いて、シンガポールへと向かう私であった。思えば、金持ちのお嬢様として育てられたが、大学生の頃にひと周り年上の男に騙され破滅の道へ。SM嬢として働くも客にヒドイ目に遭わされて親バレしてしまう。どんな時でも母のことを思って生きてきた私。母に会えるかどうか分からない。実際には生きていないのかもしれない。それでも私は旅立つのであった……。
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庭山由紀は子供の頃からアイドルに憧れていた。しかし、地味で平凡な由紀は主婦を夢見るが、結婚は親に認めてもらえず。地元を出てやり直そうと上京。実際にアイドルを目指してみたが、結局は全て持ち出しの、いわゆる地下アイドルにしかなれなかった。そして、企画物のAV女優、さらにSMデリヘル嬢へと転落してしまう。源氏名はレイラ。これまで自分を弄んできた芸能界の底辺にいる男たちへの怒りを客たちにぶつけていく。それでもアイドルの夢は諦められなかったが、30歳になると活動を休止した。そして、魅理亜というアカウント名で、SNSに偽りのセレブ生活をアップしていく。芸能人でもないのに、ゴージャスな生活をしている美女は注目を集めるが、破綻は唐突にやってきて……。
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東京に嫌気がさして、タイのバンコクに流れ着いたあたしは、日本人のオヤジ若槻に騙され、現地のエロマッサージの店に売り飛ばされた。日本へ帰ることを諦めたあたしにとっての唯一の楽しみは、人体標本や遺体写真が飾られている死体博物館という場所に足を運ぶことだけ。特に、気に入ったのはシーウィーと呼ばれるサイコキラーの遺体。彼は、中国から出稼ぎに来たが、逆に借金で故郷に帰ることが難しくなったらしい。そんなシーウィーと自分の境遇が、なんとなく似ている気がして、のめり込んでいったあたしの目の前に現れたのは…。
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「主婦という存在の暗黒のファンタジーを描きたい!」 作家・岩井志麻子が「書いていて楽しくてしょうがない」と自ら語った小説「おんなキラキラ おんなギラギラ」を長崎さゆりが漫画化! 女の中でも、主婦というカテゴリーほど幅広いものはない。お嬢様育ちでエリートと結婚し、タイ・バンコクで駐在妻の中でも女王的な存在である春奈、巨デブなのに自分は俳優とも交際できると信じて疑わない椿、地方のヤンキーとして育ちアイドルを目指して整形を繰り返し風俗でその日暮らしを送るユキ、タイの男娼・ゴーゴーボーイにハマって抜け出せない祐子、そして普通の主婦だった江梨子。椿の奇行に匙を投げた叔父叔母から椿を押し付けられた春奈…。次々と出会っていく5人の女たち…。欲望に満ちたバンコクで複雑に絡み合い向かう先は地獄か!? 全女性必見! 女のマウンティング&あるあるエピソード満載!
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女の幸せの舞台裏は、おぞましき嫉妬・欲望・敵意の泥沼ラビリンス――。そんな苛烈な境遇で虐げられながらも、強く逞しく生き抜く女たちをフィーチャーしたヒューマンドラマコミック誌『ダークネスな女たち』第13弾。Vol.13の特集は「異常性愛」。嬲られ凌辱され淫欲の谷間に堕ちていく――。巻頭作品は大人気連載中の「美醜島」。孤島に漂着した男女たち。島の女王になるために性技で男たちを虜にするが――!?(まんが/月森雅子)。このほか「吉原 花魁令嬢」(まんが/岡田純子)、など注目の特集テーマを描いた話題作を掲載。「今、一番読みたいテーマ!」を漫画化した注目作品満載の『ダークネスな女たち』をお見逃しなく。 ※本コンテンツは雑誌形式で、掲載作品が連載形式になります。読み切り形式の作品集ではありませんのでご注意ください。
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女の幸せの舞台裏は、おぞましき嫉妬・欲望・敵意の泥沼ラビリンス――。そんな苛烈な境遇で虐げられながらも、強く逞しく生き抜く女たちをフィーチャーしたヒューマンドラマコミック誌『ダークネスな女たち』第12弾。Vol.12の特集は「最下層奴隷女」。アナタはお金のために身体を売れますか――? 巻頭作品は大人気連載中の「吉原 花魁令嬢」。借金のかたに吉原に売られた、元華族の令嬢・綾が味わう廓地獄とは――!?(まんが/岡田純子)。このほか「復讐村~村八分で家族を殺された女~」(まんが/酒川郁子)、など注目の特集テーマを描いた話題作を掲載。「今、一番読みたいテーマ!」を漫画化した注目作品満載の『ダークネスな女たち』をお見逃しなく。 ※本コンテンツは雑誌形式で、掲載作品が連載形式になります。読み切り形式の作品集ではありませんのでご注意ください。
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女の幸せの舞台裏は、おぞましき嫉妬・欲望・敵意の泥沼ラビリンス――。そんな苛烈な境遇で虐げられながらも、強く逞しく生き抜く女たちをフィーチャーしたヒューマンドラマコミック誌『ダークネスな女たち』第11弾。Vol.11の特集は「壮絶な生い立ち」。借金のカタに売られた性奴隷子供の未来は――!? 元華族のお嬢様が堕ちた地獄の廓人生! 巻頭作品は「美醜島」(まんが/月森雅子)。両親を自殺に追い込まれ落ちぶれた、元公爵子息がもくろむ壮絶な復讐劇とは!? このほか「吉原 花魁令嬢」(まんが/岡田純子)、など注目の特集テーマを描いた話題作を掲載。「今、一番読みたいテーマ!」を漫画化した注目作品満載の『ダークネスな女たち』をお見逃しなく。 ※本コンテンツは雑誌形式で、掲載作品が連載形式になります。読み切り形式の作品集ではありませんのでご注意ください。
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女の幸せの舞台裏は、おぞましき嫉妬・欲望・敵意の泥沼ラビリンス――。そんな苛烈な境遇で虐げられながらも、強く逞しく生き抜く女たちをフィーチャーしたヒューマンドラマコミック誌『ダークネスな女たち』第10弾。Vol.10の特集は「村のタブー因習」。村八分で、一夜にして村人全員が敵に変わる恐怖――。巻頭作品は新連載「復讐村~村八分で家族を殺された女~」学校新聞に村の不正選挙の実態を書いた少女の身に起こる悲劇。村の男たちに嬲られ、家族までも殺されていく…。(まんが/酒川郁子)。このほか「闇に光るなみだ~虐待を受けた動物たち~」(まんが/空路)、など注目の特集テーマを描いた話題作を掲載。「今、一番読みたいテーマ!」を漫画化した注目作品満載の『ダークネスな女たち』をお見逃しなく。 ※本コンテンツは雑誌形式で、掲載作品が連載形式になります。読み切り形式の作品集ではありませんのでご注意ください。
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「主婦という存在の暗黒のファンタジーを描きたい!」 作家・岩井志麻子が「書いていて楽しくてしょうがない」と自ら語った小説「おんなキラキラ おんなギラギラ」を長崎さゆりが漫画化! 女の中でも、主婦というカテゴリーほど幅広いものはない。お嬢様育ちでエリートと結婚し、タイ・バンコクで駐在妻の中でも女王的な存在である春奈、巨デブなのに自分は俳優とも交際できると信じて疑わない椿、地方のヤンキーとして育ちアイドルを目指して整形を繰り返し風俗でその日暮らしを送るユキ、タイの男娼・ゴーゴーボーイにハマって抜け出せない祐子、そして普通の主婦だった江梨子。この5人の女たちが、欲望に満ちたバンコクで複雑に絡み合い向かう先は――地獄? それとも――!? 全女性必見! 女のマウンティング&「あるあるエピソード」に満ちたオンナが喜ぶエンターテイメントをお届けします。
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「なんて気持ちがいいんじゃろう…!」 身寄りもなく誰からも愛されなかった娘・トヨ。年頃になり、男たちに抱かれたあとだけ人の温もりで満たされる。愛に飢えた女が暴走しだした瞬間、忌まわしき出来事が起こり出す!(淫売監獄) 天真爛漫で無神経な女、明子。賢いが地味な女清子。明子の夫を中心に、ふたりの女がひとりの男を奪い合い憎しみ合う! 女のドロドロ人生物語の決定版!(自由戀愛) コレラが蔓延する田舎村では、互いを監視しあい密告する箱があった。役人の弘三はその密告箱を管理していた。妖しい女、お咲との情事にのめり込む弘三は、徐々に妻の素顔に気づいていく……!(密告函) 日本ホラー小説の名手、岩井志麻子が織りなすほの暗く淫蕩な世界を完全コミカライズ!
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女の幸せの舞台裏は、おぞましき嫉妬・欲望・敵意の泥沼ラビリンス――。そんな苛烈な境遇で虐げられながらも、強く逞しく生き抜く女たちをフィーチャーしたヒューマンドラマコミック誌『ダークネスな女たち』第9弾。Vol.9の特集は「サイコパス」。愛などいらない…求めるものは欲望と快楽だけ――。動物虐待を正当化する犯罪者。孤島で起こる輪姦地獄! 巻頭作品は「美醜島」(まんが/月森雅子)。船が難破して無人島に流れ着いた令嬢が、使用人の男たちの性奴隷に! 生きて島を脱出できるか!? このほか「闇に光るなみだ~虐待を受けた動物たち~」(まんが/空路)、など注目の特集テーマを描いた話題作を掲載。「今、一番読みたいテーマ!」を漫画化した注目作品満載の『ダークネスな女たち』をお見逃しなく。 ※本コンテンツは雑誌形式で、掲載作品が連載形式になります。読み切り形式の作品集ではありませんのでご注意ください。
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女の幸せの舞台裏は、おぞましき嫉妬・欲望・敵意の泥沼ラビリンス――。そんな苛烈な境遇で虐げられながらも、強く逞しく生き抜く女たちをフィーチャーしたヒューマンドラマコミック誌『ダークネスな女たち』第8弾。Vol.8の特集は「復讐に生きる女たち」。家族・プライド・婚約者――。大切な者を奪われ、身も心もボロボロになった女たちの命を懸けた復讐劇が始まる――。巻頭作品は「監獄のユンナ~絶望女子刑務所~」(まんが/花牟礼サキ)。獄中自殺した姉の死の真相を求めて、陰謀渦巻く監獄に自ら入るユンナの運命は!? このほか「吉原 花魁令嬢」(まんが/岡田純子)、など注目の特集テーマを描いた話題作を掲載。「今、一番読みたいテーマ!」を漫画化した注目作品満載の『ダークネスな女たち』をお見逃しなく。 ※本コンテンツは雑誌形式で、掲載作品が連載形式になります。読み切り形式の作品だけではありませんのでご注意ください。
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岩井志麻子「現代百物語」シリーズ、ついに最終巻!
百物語の十回目――最後の話を読み終えた時、これまでシリーズで書かれた物の怪の類があなたをじっと見ているかもしれない……。著者が体験、取材した実話をもとに恐怖を描く人気シリーズ、ついに最終巻! -
女の幸せの舞台裏は、おぞましき嫉妬・欲望・敵意の泥沼ラビリンス――。そんな苛烈な境遇で虐げられながらも、強く逞しく生き抜く女たちをフィーチャーしたヒューマンドラマコミック誌『ダークネスな女たち』第7弾。Vol.7の特集は「性的虐待」。拒否することも、逃げることも許されない。孤島で! 監獄で! 廓で! 男たちの慰みものにされる輪姦地獄――。巻頭作品は「美醜島」(まんが/月森雅子)。船が難破して無人島に流れ着いた令嬢が、使用人の男たちの性奴隷に! 生きて島を脱出できるか!? このほか「監獄のユンナ~絶望女子刑務所~」(まんが/花牟礼サキ)など注目の特集テーマを描いた話題作を掲載。「今、一番読みたいテーマ!」を漫画化した注目作品満載の『ダークネスな女たち』をお見逃しなく。 ※本コンテンツは雑誌形式で、掲載作品が連載形式になります。読み切り形式の作品集ではありませんのでご注意ください。
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女の幸せの舞台裏は、おぞましき嫉妬・欲望・敵意の泥沼ラビリンス――。そんな苛烈な境遇で虐げられながらも、強く逞しく生き抜く女たちをフィーチャーしたヒューマンドラマコミック誌『ダークネスな女たち』第6弾。Vol.6の特集は「淫習村」。監禁、集団レイプ・性奴隷…閉ざされた村に潜む恐ろしい闇とは――。巻頭作品は「輪姦婚~村の因習~」(まんが/汐見朝子)。5年に一度開かれる、娘を強姦して嫁にする村の祭りに隠された忌まわしき奇習――。このほか「側室は金髪だった」(まんが/葉月つや子)、など注目の特集テーマを描いた話題作を掲載。「今、一番読みたいテーマ!」を漫画化した注目作品満載の『ダークネスな女たち』をお見逃しなく。 ※本コンテンツは雑誌形式で、掲載作品が連載形式になります。読み切り形式の作品集ではありませんのでご注意ください。
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女の幸せの舞台裏は、おぞましき嫉妬・欲望・敵意の泥沼ラビリンス――。そんな苛烈な境遇で虐げられながらも、強く逞しく生き抜く女たちをフィーチャーしたヒューマンドラマコミック誌『ダークネスな女たち』第5弾。Vol.5の特集は「セックスレス夫婦」。夫婦の約46%がレス状態! 「子供を産んだら女として見てくれないの?」愛されたい女たちの赤裸々な告白! 巻頭作品は「セフレの審判」(まんが/WAKO)。レス歴2年。パイパンで迫っても、朝立ちを襲っても夫に拒否され落ち込む主婦が出会ったのは――。このほか「おんなキラキラ おんなギラギラ」(原作/岩井志麻子 まんが/長崎さゆり)、など注目の特集テーマを描いた話題作を掲載。「今、一番読みたいテーマ!」を漫画化した注目作品満載の『ダークネスな女たち』をお見逃しなく。 ※本コンテンツは雑誌形式で、掲載作品が連載形式になります。読み切り形式の作品集ではありませんのでご注意ください。
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女の幸せの舞台裏は、おぞましき嫉妬・欲望・敵意の泥沼ラビリンス――。そんな苛烈な境遇で虐げられながらも、強く逞しく生き抜く女たちをフィーチャーしたヒューマンドラマコミック誌『ダークネスな女たち』第4弾。Vol.4の特集は「最下層に生きる女たち」。嬲られ、虐げられ、辱められ、家畜以下の扱いを受ける女たちの悲惨な生きざま! 巻頭作品は「吉原 花魁令嬢」(まんが/岡田純子)。名家令嬢が借金のカタに売られた先は吉原…!? このほか「監獄のユンナ~絶望女子刑務所~」(まんが/花牟礼サキ)、「赤線乙女~入れポン出しポン、ゼニをくれ!~」(まんが/汐見朝子)など特集テーマを描いた作品が目白押し! 人気作品満載の『ダークネスな女たち』をお見逃しなく。 ※本コンテンツは雑誌形式で、掲載作品が連載形式になります。読み切り形式の作品集ではありませんのでご注意ください。
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女の幸せの舞台裏は、おぞましき嫉妬・欲望・敵意の泥沼ラビリンス――。そんな苛烈な境遇で虐げられながらも、強く逞しく生き抜く女たちをフィーチャーしたヒューマンドラマコミック誌『ダークネスな女たち』第3弾。Vol.3の特集は「ブスの生きざま」。顔が醜ければ心も醜い!? 巻頭作品は「美醜島~ブス姉の逆襲~」(まんが/月森雅子)。富豪一家と使用人らが乗る船が難破! たどり着いた島で令嬢を待ち受ける運命とは……!? このほか「監獄のユンナ~絶望女子刑務所~」(まんが/花牟礼サキ)、「吉原 花魁令嬢」(まんが/岡田純子)など特集テーマを描いた作品が目白押し! 人気作品満載の『ダークネスな女たち』をお見逃しなく。 ※本コンテンツは雑誌形式で、掲載作品が連載形式になります。読み切り形式の作品集ではありませんのでご注意ください。
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エッセイと呼ぶにはあまりに怖い物語。ホラー大賞を受賞して上京間もないイワイに、ぶんぶん寄って来るヤバイ人々。「ぼっけえ」「きょうてえ」「やっちもねえ」など岡山弁のニュアンスを存分に盛り込んだ、人気ホラー作家とっておきの14話。ここまで書いたら、もう岡山には帰れんかも。
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女の幸せの舞台裏は、おぞましき嫉妬・欲望・敵意の泥沼ラビリンス――。そんな苛烈な境遇で虐げられながらも、強く逞しく生き抜く女たちをフィーチャーしたヒューマンドラマコミック誌『ダークネスな女たち』第2弾。Vol.2の特集は「貧困売春」。ひ弱な女が生きるには、身体を売るしかない!? 文字通り身を削りながらも、生活はいつもカツカツ、そんな女たちの声にならない心の叫び…! 巻頭作品は「赤線乙女~入れポン出しポン、ゼニをくれ!~」(まんが/汐見朝子)。女がいいように扱われる村から逃げ出した少女たちがたどり着いたのは私娼街!? このほか「吉原 花魁令嬢」(まんが/岡田純子)、「おんなキラキラ おんなギラギラ」(原作/岩井志麻子 まんが/長崎さゆり)、「新 ダークネス」(まんが/魔木子)など特集テーマを描いた作品が目白押し! 人気作品満載の『ダークネスな女たち』をお見逃しなく。 ※本コンテンツは雑誌形式で、掲載作品が連載形式になります。読み切り形式の作品集ではありませんのでご注意ください。
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麻紀子は自分のことが普通だと思っている。今の彼氏は5歳年上で、合コンで知り合った。実は高校生の頃から結構遊んでいるけど、セックスを心から気持ちいいと思ったことはない。そんなある日、麻紀子は彼氏にストリップ劇場に連れていってもらう。その美しさに感動して……。伊井満喜子はその名前ゆえに、子供の頃は「まんきこ」とからからかわれていた。それでも真面目に過ごしてきて、中学から女子大付属に通い、彼氏もできなかった。親に言われるがまま見合い結婚するが、すぐに破綻し……。原真輝子は高校を2年で辞めて家出し、水商売を転々としてきた。今は「マッキー」の名前でギャル系AV女優をしている。NGはあるにせよ、ハードな撮影もこなし、仕事でセックスをする日々を過ごしていた。そんなある日、ファンからのプレゼントの中に思わぬものを発見し……。3人のマキコによる物語。
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綾花は女子大生の年齢ではあるけれど、すでに子供を産んでいる。身体もしっかり熟していて、柔らかみと丸みがあり、尻の形もいい。保育園から子供が帰ってくるのを気にしながらも、彼女はあまりの興奮からか、母乳を垂らしていた。美恵子は30代半ばでだらしない身体をしているが、妙に生々しさを感じさせる。見た目は金髪でギャル風の化粧をしていても、ベッドではとことん従順で、Mっ気に溢れていた。手錠やバイブまで使ってサービスすると、可愛らしいロリ声であえぎ始める。信恵はきつい顔立ちで男並みの体格だが、実は元風俗嬢。10代から風俗一筋で、淫靡な暗い雰囲気があった。夫は刑務所に入っていた期間が長く、夜の営みも機械的。そのため、優しく愛撫すると、本気で泣き始めた。同じ団地に住む3人の主婦には人に言えない秘密がある。それを調べるために、ライターのぼくは3人と身体を重ねるが……。
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私は3ヵ月前から芸能プロダクションでマネージャーをしている。所属しているのは、アダルト寄りの女の子ばかりだ。マネジメントするというより、実際は付き人のような感じ。身の回りの雑用をして、きつい仕事を嫌がったり泣いたりする子を慰める役目もある。女の私が側にいると、彼女たちも安心できるらしい。最初のうちは、大勢のスタッフの前で実際にセックスをしているのを目の当たりにして、めまいを覚えたものだ。今日は取材現場に初めて1人で立ち合うことになった。付くのは新人女優の石原ふみよ。本人の指名を受けて、私は彼女を担当するようになった。昨晩、ふみよのAVを見て、私は興奮して自慰をしてしまった。彼女は同世代の女から見てもイヤらしい裸をしていて、本人を目の前にすると、こっちが照れてしまう。彼女はなぜか私に興味津々。仕事が終わった後にお酒を飲むと、そのままマンションまで一緒に行くことになり……。
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私立高校の美術の臨時講師として雇われた大崎晴美。昼は教壇に立ち、夜は男子生徒に性の手ほどきをする。ほんの遊びだったが、晴美は、美少年の雄吾には本気になってしまう……シリーズ「黒い報告書」。
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医者の跡取り息子の中瀬克弥は、進学も就職もせず、親の金で無為の日々を送るニート。居酒屋で東京帰りのOL岩井理恵子と知り合い、男女の交わりを持つ関係になったが……シリーズ「黒い報告書」。
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男を好きになっては捨てられる、恋愛遍歴を繰り返していた林美花子。妻子持ちの大久保健太の子を孕んだ美花子は、健太と生まれてくる子との暮らしを夢見ていたが……シリーズ「黒い報告書」。
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美男の山口眞人は、学生の頃から“アイドル”と呼ばれた遊び人。結婚して娘をもうけたが、女グセの改まらない眞人は、取引先の受付嬢と不倫関係に陥り、妊娠させてしまう。……シリーズ「黒い報告書」。
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医者一家の武谷家に生れた次男の政司と次女の葵。幼い頃は仲がよかったが、長じて思春期を過ぎると口もきかなくなっていた。浪人中の政司は、奔放な妹を憎むようになり……シリーズ「黒い報告書」。
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