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『藤本義一、401円~500円(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧

1 ~17件目/全17件

  • 550(税込)
    著者:
    藤本義一
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    個を描き偏らない著者の力量が傑作にしたモデル小説

    乱心した楼主によって両腕を切断された、大阪・堀江遊郭の17歳の芸妓“佐原ちよ”は、血の海の中で、九死に一生を得た。明治38年夏、世に言う六人斬り事件である。その後、不自由な身にもめげず、踊りに生きがいを見い出そうとするが、詐欺による借金に追われ、一家は離散し、失意のあまり、彼女は死の淵に立たされた。そんな時出合った、若き新進の日本画家、谷口艸香に愛を告げられる…。日本のヘレン・ケラーといわれた大石順教尼の歩んだ波乱の半生を描いた会心の力作。
  • 501(税込)
    2024/5/17 (金) 配信予定
    著:
    藤本義一
    レーベル: PHP文庫
    出版社: PHP研究所

    おんなの敵はおんな、男の敵もおんな。おんなの味方は男、男の味方も男……? ――昭和の西鶴が快刀乱麻に筆写する、現代女性の閻魔帳。

    おんなの敵はおんな、男の敵もおんな。おんなの味方は男、男の味方も男……? 愛しきおんなも時には怖い。笑顔の陰で爪を研ぐ。恐れを知らないこの男、眉根にシワ寄せ一苦言。目尻を下げて一甘言。耳が痛いか片腹痛いか、まずはとくと、ごろうじろ。 ――昭和の西鶴が快刀乱麻に筆写する、現代女性の閻魔帳。
  • 501(税込)
    2024/5/17 (金) 配信予定
    著:
    藤本義一
    レーベル: PHP文庫
    出版社: PHP研究所

    小心で見栄っ張りな男の虚像を辛辣に抉りつつ、男の生き方とは何かを考えた。鬼才・藤本義一による異色の男性論。

    二十代の頃、おれは難解な本を読めば、愚かな頭が賢くなるものだと思っていた。……三十代のおれという男の顔は証明書だった。そして、四十代になって、おれという男の顔は、おれの持ち分の時間を食いつづけて、領収書面になってきた。小心で見栄っ張りな男の虚像を辛辣に抉りつつ、男の生き方とは何かを考えた異色の男性論。
  • 女の虚栄心、女の可愛さ、女の感覚、女の愛のかたちなど、女の生態の不思議さを鬼才・藤本義一が快刀乱麻に綴る異色の女性論。

    「かつて女性は太陽だった」。惜しみなく男たちに希望と光を与えてくれた女たちは、いったいどうしてしまったのか? 本書は、女の虚栄心、女の可愛さ、女の感覚、女の愛のかたちなど、女の生態の不思議さを鬼才・藤本義一が快刀乱麻に綴る異色の女性論である。本書を読めば、女は図星をつかれて大笑いし、男は心の中でひそかに快哉を叫ぶことであろう。
  • 嫁いでいくおまえに、親としてこれだけは言っておきたいことがある……藤本義一が愛娘に宛て、あふれる父の想い切々と綴った書簡集。

    嫁いでいくおまえに、親としてこれだけは言っておきたいことがある……藤本義一が愛娘に宛て、あふれる父の想い切々と綴った書簡集。結婚とは、男とは、夫婦とは、家族とは、愛とは、幸福とは、そして人生とは……。生き方についての深い知恵と、温かなやさしさでいっぱいのメッセージは、親子でぜひ一緒に味わってもらいたい。
  • いま彼の胸にとびこもうとしているあなたに。もう彼の心をつかんでいるあなたに。そして、ふり向いてくれない彼に胸をいためているあなたに――。愛の講師・藤本義一さんがやさしく、きびしく語ってくれます。これはこころ美しい魅力的なあなたをつくる、ちょっぴりスパイスのきいた愛のテキストです。
  • 娘たちへ! いつも女性にこうあって欲しいという希いをこめて書いた。男が女に近づく方法、逃げる方法。これが悪妻への入り口。「金魚」の自覚こそ、精いっぱい生きるスタート。恋愛に方程式はない、とにかく臨気応変の心を忘れるな……。ホントの愛のために、父から娘へ21通の手紙。恋の予感の只中にいるアナタに。
  • 「わしは俳諧師という商人や」と豪語し、知恵才覚を駆使して版元を巧みに操ってゆく西鶴。「俳諧は興行や」といい、大坂住吉大社に人集めして昼夜ぶっつづけの矢数俳諧を行ない、世間を驚かせる西鶴。そんな彼が、芭蕉についに比肩することあたわず、俳諧へのこだわりをきっぱりと捨て、「好色一代男」をはじめとする浮世草紙作家へと変貌してゆくまで。――著者渾身の力作長編小説。
  • 「女護(にょうご)が島」「おさがり」「赤貝猫」「金箔屋」「建礼門院」「茶漬け間男」「からくり医者」「揚子江」「松茸」「張形(はりがた)」など24編の上方艶笑落語の傑作が勢ぞろい。
  • シリーズ2冊
    418506(税込)
    著者:
    藤本義一
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    映画への限りない愛をこめて。アメリカの監督たち

    世界的な話題作を創り続けるアメリカの映像作家たち。――自由と正義の国といわれるアメリカ内部に潜む排他性を鋭くついた「イージー・ライダー」の“ピーター・フォンダ”。少年の頃より、寝ても醒めても映像の世界に没頭した“コッポラ”の情熱。酒と女と暴力を追求する“ペキンパー”が、少年時代オランダ北部の大自然のなかで人間としてのやさしさを知った話等を、著者が映像への限りない愛をこめて描いた、映像作家たちの心の軌跡。
  • 506(税込)
    著者:
    藤本義一
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    市井の不思議をサスペンス・タッチで描く、秀作6篇

    「世の中で正常と思われていることが実は異常であり、異常と思われていることが正常なのである」――精神病院に入院している、あどけなく可憐な娘・由香子。由香子は、食虫植物と話ができるというのだ。実際に、植物園のなかで何時間でも、植物たちと話し合っていることがよくあった。そんな由香子が、ある時、自らを食虫植物化させて、大きな事件を起こしてしまった…。表題作ほか、「玉手箱の女」「解体部屋」「蛞蝓」「現代熊野抄」「妻よ」を収録。若いOLが、サラ金業者から身に覚えのない多額の借金の返済を迫られる不可解な謎や、交通事故で生き残った男女の運命的結びつき等を描いた異色のサスペンス推理集。
  • 506(税込)
    著者:
    藤本義一
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    行きつ戻りつ…人生の機微を穿つ8篇を収める作品集

    「うち、赤ちゃんできたらしいんや」「なんやて…」。成人式を迎えたばかりの歌手志望の家出娘・友枝と、有線放送会社の営業マン・新作。二人の四畳半一間の同棲生活にも、そろそろ転機がやってきた。そして、新作の会社も、後発の会社に地盤を奪われ、日々、切羽詰まった状況に追いやられていた。そんな中で、ふと新作に脈絡なく根ざした恐怖。“僕は殺されるかも知れない!”二人に降りかかる人生の哀切は……。ひとりの男と、ひとりの女の交流と宿命を、浪速情緒豊かに描く名作。表題作ほか「たまらんでェ」「節穴節」「出臍物語」「ろくでなし」「けったいな癖」「ちりぬるを」「隣りの風景」を収録。
  • 550(税込)
    著者:
    藤本義一
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    滑稽かつ不条理な世界…才気溢れるデビュー長編

    デパートの宣伝部に勤め、平平凡凡の毎日を送っている男が、ある日突然、小説の主人公にされてしまった。2年前まで会社の同僚だった作家に、私生活を新聞小説のネタにされた彼は憤然と抗議した。しかし作家に説得され、あえてモデルになった彼は、一転して主体的に情報を提供し始めた。小説の主人公を自在に操り、作者以上の優越感に浸る男。だがそこに大きな誤算が……。小説の二重構成という難問に挑戦した藤本義一の傑作!
  • 462(税込)
    著者:
    藤本義一
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    作家・藤本義一の視座を示す、傑作5篇を収録する

    B29から曳光弾が落とされて約1年。少年航空兵の夢破れ、家出同然で大阪の焼け跡をさまようちんぴらたち、ズロー、ガンジー、ベビイ、ヘソ……。自在に隠語を操り、アメリカ軍の品物(ブツ)を売買(バイ)して、非行歴を勲章にのし歩く。そんなある日、突然むかえた仲間の死! 浮浪児狩りが厳しくなる中で、「明日には明日の風が吹く」を合言葉に彼らが新しくはじめたのは、日本人娼婦と米兵の間をとりもつポン引きであった……。戦後の混乱と欠乏の中、傷ついた魂を引きずって歩く少年達の悲哀を、直木賞作家・藤本義一が愛情をこめて描く。ほかに「すってんてん」「夜のチンレツ屋」「死んだ鱗」「風に聞け」を収録。
  • 当代の戯作者の挑戦。西鶴の色模様が現代に甦る

    ……西鶴先生は、女のずるさを書こうとなさったのではないか。たしかに女の哀れさ、悲しさがあるけれども、相手をする男が、どれも阿呆に描かれている。……そこで女をすべて悪女に仕立てあげ書き直してみようと思ったわけである。哀れな被害者は、これすべて男であるという設定もまた面白いではないか。〈西鶴くずしの言訳――藤本義一〉。浪花の戯作者・藤本義一が絶妙の語り口で、女のなかにある嫉妬、増悪、虚栄等、可愛くも好色で残酷な性のすべてを描き“西鶴はんの文学”に挑んだ異色官能小説。
  • 462(税込)
    著者:
    藤本義一
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    過酷な応報の連鎖に挑む男。連作サスペンス、4篇

    小さな金融会社の看板をかけ、人生の裏街道を歩くインテリ・ヤクザ大沼の5歳になる息子が誘拐された。その子供は人工腎を受けており、あと5日後に処置をしなければ生命があぶない。大沼が隠し持っていた末端価格1億5000万円にものぼる覚醒剤も奪われていたのだ。この事実を知っているのか、誘拐者は子供と覚醒剤をひきかえに、5日後までに、5000万円をよこせという脅迫電話をかけてきた。虚飾にみちた現代の巨大な“街”にうごめく一匹の虫・大沼は野獣を求めて夜の街に向かった。欲望という激しくも哀しい人間の業を描く著者会心の連作サスペンス。
  • 550(税込)
    著者:
    藤本義一
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    著者の独壇場〈おもろい人びと〉。笑いと悲哀の、7篇

    丸い顔のなかに、団子鼻とぶ厚い唇、ヨレヨレの背広を着た、どこから見てもさえない中年の女子高教師。だが、ひとたび家に帰ると、生き生きとして別人のように変る――彼が、猛烈に打ちこんでいるのは“屁学”つまり、オナラの研究である。最大のパートナーであり良き助手を務める彼の女房は、あらゆる種類の屁の採集に協力している。そして、同好の士と「屁学」なる会報まで発行していた。そんなある日、どこで聞きつけたのか、大阪のテレビ局から夫婦に出演の話が舞いこんできた……。ひょんなことから、人生が変ってしまった、おかしな夫婦を描いた表題作ほか「縄張りを捨て母を捨て」「吝の進軍」「道化細工」「祭文金魚節」「崖下風呂」「性々堂々」を収録。

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