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『角川文庫、藤本義一、0~10冊(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~16件目/全16件

  • シリーズ2冊
    418506(税込)
    著者:
    藤本義一
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    映画への限りない愛をこめて。アメリカの監督たち

    世界的な話題作を創り続けるアメリカの映像作家たち。――自由と正義の国といわれるアメリカ内部に潜む排他性を鋭くついた「イージー・ライダー」の“ピーター・フォンダ”。少年の頃より、寝ても醒めても映像の世界に没頭した“コッポラ”の情熱。酒と女と暴力を追求する“ペキンパー”が、少年時代オランダ北部の大自然のなかで人間としてのやさしさを知った話等を、著者が映像への限りない愛をこめて描いた、映像作家たちの心の軌跡。
  • 418(税込)
    著者:
    藤本義一
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    著者の“芸”への愛情と造詣が生んだ、傑作6篇

    “釘師”とは、パチンコの出玉率を一定に保つスペシャリストの呼び名である。――20年間この道ひと筋、プロのパチンコ打ちに嫌われている初老の釘師・天頂は、自分の娘ほどにも年の離れた若い愛人と楽しく暮らしている。だが、そんな生活が、ある日、こわされそうになってきた。それは、パチンコ台に、今まで出合ったこともないほど手強い“プロパチ”の微妙な細工が仕掛けられていたからだった。意地を張って勝負に応じたが、何と敵は愛人の元情夫だったのだ。一発のパチンコ玉に人生を賭けた哀れな闘いのてんまつは……。表題作ほか「夢芸大色咄」「泥々座綺談」「やがて哀し記」「だ・・・・。お好きなように読んで下さい」「淀川父子節」を収録。“芸”の世界に生きる、さまざまな哀歓を熱っぽく描いた著者得意の芸人ものの傑作集。
  • 506(税込)
    著者:
    藤本義一
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    市井の不思議をサスペンス・タッチで描く、秀作6篇

    「世の中で正常と思われていることが実は異常であり、異常と思われていることが正常なのである」――精神病院に入院している、あどけなく可憐な娘・由香子。由香子は、食虫植物と話ができるというのだ。実際に、植物園のなかで何時間でも、植物たちと話し合っていることがよくあった。そんな由香子が、ある時、自らを食虫植物化させて、大きな事件を起こしてしまった…。表題作ほか、「玉手箱の女」「解体部屋」「蛞蝓」「現代熊野抄」「妻よ」を収録。若いOLが、サラ金業者から身に覚えのない多額の借金の返済を迫られる不可解な謎や、交通事故で生き残った男女の運命的結びつき等を描いた異色のサスペンス推理集。
  • シリーズ2冊
    594682(税込)
    著者:
    藤本義一
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    結婚詐欺師修行始まる。目指すは最高位“お天気師”

    不況で自宅待機中の昭太郎は、ひまつぶしに入ったポルノ映画館で佐倉と名乗る、ダチョウに似た面構えの奇妙な中年男と知りあった。驚くほど博学で不思議な雰囲気と哲学をもって語りかけてきた。――男は、色と欲で女をだまして金をまきあげる結婚詐欺師だという。同業者はなんと、全国に100万人。そのプロとしての技量によってランクがあり、最高の位は“お天気師”と呼ばれているというのだ。佐倉を師と仰ぎ、花の“お天気師”めざして昭太郎の女修業がはじまった。
  • 550(税込)
    著者:
    藤本義一
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    滑稽かつ不条理な世界…才気溢れるデビュー長編

    デパートの宣伝部に勤め、平平凡凡の毎日を送っている男が、ある日突然、小説の主人公にされてしまった。2年前まで会社の同僚だった作家に、私生活を新聞小説のネタにされた彼は憤然と抗議した。しかし作家に説得され、あえてモデルになった彼は、一転して主体的に情報を提供し始めた。小説の主人公を自在に操り、作者以上の優越感に浸る男。だがそこに大きな誤算が……。小説の二重構成という難問に挑戦した藤本義一の傑作!
  • 385(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    藤本義一
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    頂点を極めるも満たされないヤクザを描いた異色長編

    “野郎!”誠は渾身の力を匕首にこめ、よこ腹をえぐり、肺までとどけと突き立てた。肉がはじける音が手許に伝わり、生温かい血が噴出し、酸味がかった血の匂いが漂う。ふるえるような殺しの快感が全身をつらぬいた!――行方不明のヤクザの子として、貧乏農家に生まれた古畑誠は、腕一本で生きられる渡世の世界に生きる道を見出した。狂気とも覆える“殺し”の達人として頭角をあらわした古畑は、戦後の焼跡を背景に組統率をまかされる……。日本最大のヤクザ集団・大原組々長の激しい生涯を描いた問題長編。
  • 594(税込)
    著者:
    藤本義一
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    スリの親玉と老刑事の攻防と交情を描く、人情小説

    ひらやんのスリひと筋に磨き上げてきた指先の技術は、天下一品の“芸術”である。だが、前科三犯の彼でも、いつもよれよれのレインコートを着て執拗に付け回す「あの男」だけは、大のにが手。かつては戦友だったが、手足に手錠をかけて芋虫のように地面に転がすあのきたないやり口、いまや、明らかに敵なのだ。ある晩、この男から素頓狂な指令を受けて、ひらやんは仰天した!バイタリティのある雑魚のようなスリの一団と刑事の胸をうつ人生、著者会心の傑作長編小説。
  • 462(税込)
    著者:
    藤本義一
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    作家・藤本義一の視座を示す、傑作5篇を収録する

    B29から曳光弾が落とされて約1年。少年航空兵の夢破れ、家出同然で大阪の焼け跡をさまようちんぴらたち、ズロー、ガンジー、ベビイ、ヘソ……。自在に隠語を操り、アメリカ軍の品物(ブツ)を売買(バイ)して、非行歴を勲章にのし歩く。そんなある日、突然むかえた仲間の死! 浮浪児狩りが厳しくなる中で、「明日には明日の風が吹く」を合言葉に彼らが新しくはじめたのは、日本人娼婦と米兵の間をとりもつポン引きであった……。戦後の混乱と欠乏の中、傷ついた魂を引きずって歩く少年達の悲哀を、直木賞作家・藤本義一が愛情をこめて描く。ほかに「すってんてん」「夜のチンレツ屋」「死んだ鱗」「風に聞け」を収録。
  • 253(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    藤本義一
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    行きつ戻りつ…人生の機微を穿つ8篇を収める作品集

    「うち、赤ちゃんできたらしいんや」「なんやて…」。成人式を迎えたばかりの歌手志望の家出娘・友枝と、有線放送会社の営業マン・新作。二人の四畳半一間の同棲生活にも、そろそろ転機がやってきた。そして、新作の会社も、後発の会社に地盤を奪われ、日々、切羽詰まった状況に追いやられていた。そんな中で、ふと新作に脈絡なく根ざした恐怖。“僕は殺されるかも知れない!”二人に降りかかる人生の哀切は……。ひとりの男と、ひとりの女の交流と宿命を、浪速情緒豊かに描く名作。表題作ほか「たまらんでェ」「節穴節」「出臍物語」「ろくでなし」「けったいな癖」「ちりぬるを」「隣りの風景」を収録。
  • 550(税込)
    著者:
    藤本義一
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    個を描き偏らない著者の力量が傑作にしたモデル小説

    乱心した楼主によって両腕を切断された、大阪・堀江遊郭の17歳の芸妓“佐原ちよ”は、血の海の中で、九死に一生を得た。明治38年夏、世に言う六人斬り事件である。その後、不自由な身にもめげず、踊りに生きがいを見い出そうとするが、詐欺による借金に追われ、一家は離散し、失意のあまり、彼女は死の淵に立たされた。そんな時出合った、若き新進の日本画家、谷口艸香に愛を告げられる…。日本のヘレン・ケラーといわれた大石順教尼の歩んだ波乱の半生を描いた会心の力作。
  • 462(税込)
    著者:
    藤本義一
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    過酷な応報の連鎖に挑む男。連作サスペンス、4篇

    小さな金融会社の看板をかけ、人生の裏街道を歩くインテリ・ヤクザ大沼の5歳になる息子が誘拐された。その子供は人工腎を受けており、あと5日後に処置をしなければ生命があぶない。大沼が隠し持っていた末端価格1億5000万円にものぼる覚醒剤も奪われていたのだ。この事実を知っているのか、誘拐者は子供と覚醒剤をひきかえに、5日後までに、5000万円をよこせという脅迫電話をかけてきた。虚飾にみちた現代の巨大な“街”にうごめく一匹の虫・大沼は野獣を求めて夜の街に向かった。欲望という激しくも哀しい人間の業を描く著者会心の連作サスペンス。
  • 当代の戯作者の挑戦。西鶴の色模様が現代に甦る

    ……西鶴先生は、女のずるさを書こうとなさったのではないか。たしかに女の哀れさ、悲しさがあるけれども、相手をする男が、どれも阿呆に描かれている。……そこで女をすべて悪女に仕立てあげ書き直してみようと思ったわけである。哀れな被害者は、これすべて男であるという設定もまた面白いではないか。〈西鶴くずしの言訳――藤本義一〉。浪花の戯作者・藤本義一が絶妙の語り口で、女のなかにある嫉妬、増悪、虚栄等、可愛くも好色で残酷な性のすべてを描き“西鶴はんの文学”に挑んだ異色官能小説。
  • 726(税込)
    著者:
    藤本義一
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    女ペテン師・ショウトクタイコの正正堂堂。傑作長編

    「世の中に金があるというのは神さんが嘘をつくようにというてはんのと同じ事や」と豪語するのは通称“聖徳太子”といっても、1万円札に鎮座まします方を想像されては困る。ショウトクタイコと読む、22歳のれっきとしたレディである。彼女は三寸より一寸長いという四寸の舌を武器に、しゃべりまくり、いつしか自分のペースに相手をまきこんでしまうペテンの大天才。ケチな本名よりも、正正堂堂の名前を使って金儲けをしたいという理由で、変名を使っている。さて、愛くるしい顔をふりまいての珍なる金儲けの顛末は……。〈珍魂商才〉の姉妹篇ともいえる、藤本義一の異色長編傑作!
  • 594(税込)
    著者:
    藤本義一
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    底辺から展望する経済学・社会学。会心の長編小説

    「常識なんてくそくらえ。どうせ金は水とおんなじやで。あるところからないところへ流れなあかんのや」とうそぶく釜ヶ崎の住人バラやん。さて、千円札一枚でがっぽり儲ける方法は? 世にも稀なるゼニもうけの嗅覚をもち、義侠にあふれ、情にめっぽう弱いナニワ男の土性骨!大阪下町の住人を描いて、冴えをみせる直木賞作家・藤本義一の異色長編傑作!
  • おかしく哀しい人情話、8篇。大阪の街が主役でもある

    競輪のノミ屋の見張りやら、株主総会の用心棒に明け暮れる、ちんぴらやくざの五郎。そんな彼に、ある時つづいて持ちこまれたおかしな仕事。――まず、芦屋の有閑マダムの不感症を治すため、貴重な学術的資料にすると称する自慰フィルムのモデル。次は、関係のできた部下のOLと別れたいサラリーマンから、彼女を数人で輪姦して、そのシーンをフィルムにおさめてくれ、というのだ。奇妙な仕事は無事終ったが思わぬおまけがついてきた……。大阪を舞台に、都会の底にたくましく生きる男と女の哀歓や人情の機微をユーモアたっぷりに描いた傑作集。
  • 275(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    藤本義一
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    著者の独壇場〈おもろい人びと〉。笑いと悲哀の、7篇

    丸い顔のなかに、団子鼻とぶ厚い唇、ヨレヨレの背広を着た、どこから見てもさえない中年の女子高教師。だが、ひとたび家に帰ると、生き生きとして別人のように変る――彼が、猛烈に打ちこんでいるのは“屁学”つまり、オナラの研究である。最大のパートナーであり良き助手を務める彼の女房は、あらゆる種類の屁の採集に協力している。そして、同好の士と「屁学」なる会報まで発行していた。そんなある日、どこで聞きつけたのか、大阪のテレビ局から夫婦に出演の話が舞いこんできた……。ひょんなことから、人生が変ってしまった、おかしな夫婦を描いた表題作ほか「縄張りを捨て母を捨て」「吝の進軍」「道化細工」「祭文金魚節」「崖下風呂」「性々堂々」を収録。

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