『生頼範義、平井和正(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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満月の夜のおれ、犬神明を殺すことのできる者は、どのような手段によろうと、この世には存在しない。おれは犬神一族の生き残り、正真正銘の人狼なのだ。おれはルポライター。トラブルがおれのビジネス。トラブルはいつも向こうから飛びこんでくる。通りすがりの銀行にひょいと入っていくと、銀行強盗がオモチャのコルトを行員につきつけていたり、行く先々でジェット旅客機が墜落したり、追突した車のトランクからは全裸の美女の死体が転がり出す……。月齢が増すにつれ、おれの体臭は強くなり、力はみなぎる。おれは誇り高く心優しい狼男だ――。平井和正“アダルト・ウルフガイ”シリーズ第1作のノン・ノベル版が、生頼範義の表紙画&挿絵で復刻!
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犬神明――しなやかな長身に驚異的な野性の活力を秘めた少年は、孤独の影を引いてやってきた。「悪徳学園」と異名をとる私立学園、そこはありとあらゆる人間悪の病巣だった。そこで少年は若く美しい女教師と宿命の遭遇を遂げる…。学園を暴力支配する非行少年ら狂犬群は、犬神明に牙をむきキャンパスを鮮血で染める!残忍卑劣な人間暴力に、狼の凄絶な怒りの咆哮が爆発する――平井和正“ヤング・ウルフガイ”シリーズ第1作のノン・ノベル版が、生頼範義の表紙画&挿絵で復刻!
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コンピュータが支配する自動管制文明は、人間の生気を奪い、4Dフィルム“イマジネーター”による疑似世界に引き籠もらせることで、治安の維持を図っていた。
人気番組を抱えるイマジネーター社の制作担当プロデューサー大村は、イマジネーターによる不法なブルー・フィルム制作の嫌疑をかけられる。それは、メガロポリスを支配するAIコンピューターの“意志”の発動と関わっていたのだった。
仮想空間に耽溺する人類の近未来を予見する、巨匠平井和正のSF処女長編作品。
〔1968年発表〕
イラストレーション:生頼範義
解説:荒巻義雄 -
あの名作が電子書籍限定で、合本版として登場! 「幻魔」と正義の超能力者の戦いを描く壮大な物語が、今、幕をあける――!
パリからニューヨークへと向かう飛行機に一人の美女が座っていた。トランシルヴァニア国のルナ姫。彼女は未来透視の才能を持つミスティック(神秘家)だった。精神を集中して予知夢の世界に入った彼女の意識を、強烈な衝撃が遅い、膝の上の水晶玉が炸裂した。「――落ちる!」彼女の絶叫の直後、凄惨な現実が訪れる。それは、地球征服を企む宇宙の破壊者「幻魔」との戦いの幕開けだった。「幻魔」には、いかなる近代兵器も用をなさない。対向しうるのはただ一つ、エスパー(超能力者)の力のみ。ルナ姫は宇宙戦士ベガとともに、世界中から有能なエスパーを探し集める。その中に、日本の高校生・東丈がいた――。宇宙の邪悪な存在に敢然と立ち向かう正義のエスパーたちの活躍を描く、壮大な宇宙ドラマが、今、はじまる! 本書は『幻魔大戦』第1巻から20巻までを1冊にまとめた合本版です。
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