『合原一幸、0~10冊(実用)』の電子書籍一覧
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はじめに
第1章◉脳とAI
脳から見た問題解決のメカニズム――酒井邦嘉
数理工学の方法論――合原一幸
次の一手を決めるプロセス――羽生善治
鼎 談――酒井邦嘉/合原一幸/羽生善治
人間とAIの棲み分けと融合
「詰み」とレーサーの感覚の共通点
AIは大局観を持てるか
文脈と共感
機能の理解が課題
解 説――自然と人間――酒井邦嘉
第2章◉AIは人間の脳を超えられるか
座談―酒井邦嘉/辻子美保子/鶴岡慶雅/福井直樹
これまでのAIブーム
自己組織化する脳とコンピュータの進歩
生成文法とAI
第二次AIブームと言語学
AIと言語学の乖離
人間が持つ生得的能力
脳のプリプログラム
自然言語処理研究の現状
学習するゲームソフト
AIのクリエイティビティ
シンギュラリティのその先
タAIを人間が手放さないこと
解説――想像力と創造力(酒井邦嘉)
第3章◉チョムスキーと脳科学
対 談――福井直樹/酒井邦嘉
神経科学と言語学の接点
チョムスキーの生い立ちと人となり
チョムスキーと物理学
生成文法理論の誕生前夜
構造主義との決別
『統辞構造論』の思想的背景
反戦運動と生成意味論の時代
生成音韻論と理論物理学
「規則系としての文法」から原理とパラメータのアプローチへ
次の科学革命
解説――言語と思考(酒井邦嘉)
おわりに -
最近毎日のように報道され、日々進歩している人工知能を、多面的に解説した一冊。ニューラルネットワークを含む脳研究と人工知能研究の関係、AI研究を牽引するIT企業の人工知能がどのように創られているか、脳型コンピュータの可能性、自然界から着想を得て人工知能を生み出す「ナチュラル・コンピューティング」の最前線等をまとめている。また、ニューラルネットワークの精度を高めるきっかけとなった「ディープラーニング」を紹介する「技術解説」も附録。
巻頭言 甘利俊一(東京大学名誉教授)
第1章 人工知能研究と脳研究―歴史と展望
第2章 身近なところで使われる機械学習
第3章 Watson の質問応答からコグニティブ・コンピューティングへ
第4章 脳型コンピュータの可能性
第5章 ナチュラル・コンピューティングと人工知能─アメーバ型コンピュータで探る自然の知能
技術解説 ディープラーニングとは何か?
<著者プロフィール>
第1章 合原 一幸(あいはら・かずゆき)
東京大学生産技術研究所教授、同大学院情報理工学系研究科教授、同大学院工学系研究科教授、理化学研究所AIP 特任顧問。専門はカオス工学、数理工学。
第2章 牧野 貴樹(まきの・たかき)
Google Inc. シニアソフトウェアエンジニア。専門はコミュニケーションのシステム論と強化学習。
第3章 金山 博(かなやま・ひろし)
日本アイ・ビー・エム株式会社東京基礎研究所のリサーチ・スタッフ・メンバー。2011年に米国のクイズ番組で人間に勝利したWatson のプロジェクトに参画。
第4章 河野 崇(こうの・たかし)
東京大学生産技術研究所准教授、医師。専門はニューロモルフィックハードウェア、神経システムモデリング。
第5章 青野 真士(あおの・まさし)
慶應義塾大学環境情報学部(SFC)准教授、東京工業大学地球生命研究所(ELSI)フェロー。平成28年度文部科学大臣表彰「若手科学者賞」受賞。
技術解説 木脇 太一(きわき・たいち)
東京大学情報理工学系研究科特任助教。専門は機械学習、ニューラルネットワーク学習アルゴリズムの分析。
※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『人工知能はこうして創られる』(2017年9月20日 第1刷)に基づいて制作されました。
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