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『幻冬舎、中野信子(新書、文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~3件目/全3件

  • 「シャーデンフロイデ」とは、他人を引きずり下ろしたときに生まれる快感のこと。成功者のちょっとした失敗をネット上で糾弾し、喜びに浸る。実はこの行動の根幹には、脳内物質「オキシトシン」が深く関わっている。オキシトシンは、母子間など、人と人との愛着を形成するために欠かせない脳内ホルモンだが、最新の研究では「妬み」感情も高めてしまうことがわかってきた。なぜ人間は一見、非生産的に思える「妬み」という感情を他人に覚え、その不幸を喜ぶのか。現代社会が抱える病理の象徴「シャーデンフロイデ」の正体を解き明かす。
  • セックス、ギャンブル、アルコール、オンラインゲーム--人間はなぜ、これらをやめることができないのか。それは中脳から放出される“脳内麻薬”ドーパミンが「快感」を司る脳の各部位を巧みに刺激しているからである。コカインや覚醒剤はこの脳内回路「報酬系」を誤動作させて過剰な快楽を与え、依存症を招くものだ。だがこのドーパミンは他人に褒められたり、難易度の高い目標を達成するなど、「真っ当な喜び」を感じる時にも大量に放出されている。なぜ人間の脳はこんなしくみになっているのか。話題の美人脳科学者が人体の深遠なる謎に迫る。
  • 「恋は盲目」とはいえ、「好き」という感情をコントロールできずに、暴走した苦い経験は誰しもあるでしょう。
    そんな失敗が必要な時期もあります。
    しかし、好きなゆえに、暴走して終わり、ではあまりにも悲しい――。
    本書は、現代の男女の機微に精通するAV監督の二村ヒトシさんが、三人の恋愛賢者たちとさまざまな角度からその秘訣を探ります。
    「非モテの独身男子こそ、狙いどころ」
    「幸せな恋愛に必要なのは、“陶酔能力”」
    「セックスは好きだけど重い女は嫌いな男の脳内とは?」
    など、恋愛の苦しさに自滅する前に知っておきたい教えが満載です。

    <目次>

    パート1
    アルテイシアと二村ヒトシが語る
    「オクテ女子のための恋愛指南」

    ■オクテ女子は非モテ男子を育てるべし!
    ■恋愛至上主義の両親を反面教師に!?
    ■非モテのオクテ独身男子は“ブルーオーシャン”
    ■乳首の感度も高めな20代男子に希望あり!?
    ■男は「受け力」を、女は「攻め力」を鍛えるべし!
    ■「レズビアンのリバ同士」みたいなセックスを推奨したい


    パート2
    仲俣暁生と二村ヒトシが叫ぶ
    「今こそ、恋愛には『橋本治的陶酔能力』が必要だ!」

    ■30年の間に2度の復刊を果たした不朽の名作
    ■「橋本治とは○○である」と言い表せない幅広さ
    ■恋愛に必要なものは“陶酔能力”である
    ■王者とクイーンの気高きドッジボール対決
    ■「恋は戦い」ではなく、「戦いこそが恋」だ!
    ■恋愛の暴走を止め、恋愛の何たるかを教える


    パート3
    二村ヒトシが中野信子に訊く
    「恋をする時、脳では何が起きるのか?」

    ■人はなぜ“苦しい恋愛”にハマるのか?
    ■恋愛=快楽だけを得ようとする行為?
    ■脳の“建て増し構造”が生み出す苦しみ
    ■快楽と幸せはまったく違うもの!?
    ■セックスは好きだけど重い女は嫌いな男の脳内
    ■インチキ自己肯定は競争激化の産物!?
    ■男はまともな恋愛ができず、女は苦しい恋愛を繰り返す
    ■脳に電流を流すとセックスがうまくなる?
    ■「心」とは、非合理にして不完全な脳のユニット
    ■セックスする男たち、AKBを崇める男たち

    ※本作品は、幻冬舎plus(http://www.gentosha.jp)で2016年3月に公開した「一億総オクテ時代の恋愛学」、2014年9月に公開した「橋本治の『恋愛論』を読む。」、2014年5月に公開した「恋をすると、脳で何が起きるのか」を抜粋し再構成したものです。

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