『文芸・小説、白谷ゆう、半年以内』の電子書籍一覧
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「いらない子」といわれた私に居場所をくれたのは、鬼狩りの一族でした。
高校生の透子は唯一の味方だった祖母を亡くした。伯母に虐げられ絶望する透子の前に、失踪した母の親族が現れる。「鬼狩り」を生業とする神坂家は透子自身が嫌ってきた「力」を歓迎するという。初めて自分を認められた透子は神坂の神社で暮らすことを決める。
待っていたのは、同い年の少年・千尋や有能な術者・千瑛との共同生活。透子は神坂に生まれながら能力がない千尋の苦悩に触れ、正反対の二人は心を通わせていく。居場所をもらったように感じ始めた透子だが、頻発する行方不明事件をその力で探れと命じられ――。
===キャラクター紹介===
芦屋透子
高校2年生。「不思議なことばかり言う子」と伯母からは辛く当たられてきた。
唯一自分を守ってくれた祖母を喪い絶望していたところに、神坂家の人間が迎えにやってくる。
神坂千尋
高校2年生。一族に生まれながら能力が発現しなかったために思い悩んできた。
屈折した背景をもつが明るく素直な性格で、困っている人は放っておけない。学校でも人気がある。
だいふく
透子と千尋が作った猫又の姿をした式神。
人間の言葉をしゃべる。鬼のにおいには敏感。 -
「あなたの愛、私に買い取らせていただけませんか?」
ある過去から「お金で買えないものはない」と思っている大学生の山科俊介はひょんなことから参加した合コンで社長令嬢・御陵雛乃と出会う。
将来親の決めた相手と結婚することが決まっている雛乃は、短い間でもいい、映画のような恋をしたいと期間限定の恋人契約を俊介に持ちかける。
条件の良さに惹かれた俊介は雛乃の申し出を受け入れるが、偽りのデートを重ねる度に冷たいお嬢様かと思っていた雛乃が驚くほど可愛らしく、風変わりな雇用関係は意外と楽しいと感じるようになる。
しかし、この関係にはタイムリミットがあり……。
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