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『文芸・小説、半村良』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全158件

  • 神道とともに発生し、超常能力をもって歴史の闇で暗躍してきた異端の集団・鬼道衆。彼らの出没する処、必ず戦乱と流血、姦と淫が交錯する。八代将軍・吉宗が退いた今、鬼道衆の跳梁が再び開始された!人類の破壊と再生を壮大なスケールで描く大河伝奇巨編、全3作が合冊版で登場!
  • 時は慶長、徳川との雌雄を決する大坂の陣が迫る中、豊臣方の起死回生策が密かに進行していた。幾多の敵を斬り伏せながら、常陸から陸奥へと向かう鈴波友右衛門、野笛、そして織田家の血を引く三四郎は、いつしか深い情愛で結ばれていく。やがて蒲生領に入ると、豊臣方か徳川方かで藩論は真二つに割れていた……。壮大な構想で関ヶ原後の暗闘を描く鬼才・半村良の大河時代小説、待望の電子化、興奮の第2弾!
  • 681(税込)
    著者:
    半村良
    レーベル: 祥伝社文庫
    出版社: 祥伝社

    時は慶長、徳川との雌雄を決する大坂の陣が迫る中、豊臣方の起死回生策が密かに進行していた。密命を帯びた鈴波友右衛門は大久保長安の血をひく美女・野笛と織田の遺児・三四郎を会津に入れたが、さらに伊達政宗と組んで徳川包囲網を敷く秘策は、脆くもその地で潰える。やがて越後・松平忠輝に望みをつなぐが、突如真田昌幸の訃報が!壮大な構想で関ヶ原後の暗闘を描く鬼才・半村良の大河時代小説、待望の電子化、堂々の完結編!
  • 歴史は我々に何をさせようというのか?

    日本海側で大演習を展開していた自衛隊を、突如<時震>が襲った。突風が渦を巻きあげた瞬間、彼らの姿は跡形もなく消えてしまったのだ。伊庭三尉を中心とする一団は、いつの間にか群雄が割拠する戦国時代にタイムスリップし、そこでのちに上杉謙信となる武将とめぐり逢う。 <歴史>は、哨戒艇、装甲車、ヘリコプターなどの最新兵器を携えた彼らに、何をさせるつもりなのか。日本SF界に衝撃を与えた傑作が新装版で登場。
  • 日本SF界初の直木賞作家・半村良。戦慄のビジョンが令和に蘇る! 
    油田開発を巡りテロの標的となった日本が再軍備「いつか来た道」を逆走する(『軍靴の響き』)。
    豊かな地方都市が濃霧に包まれた夜。山中の研究所で生物学者が謎の集団自殺。
    豹とナマケモノを用いた謎の実験は、巨大な政治的陰謀へ繋がっていた(『不可触領域』)。
    権力と嘘に翻弄されるディストピアの悪夢、ここに集成。(解説 マライ・メントライン)
  • 名古屋三四郎を預けるために頼った会津では留まることができず、友右衛門と野笛の一行三人は越後へと向かった。
    山間の集落、阿田村で友右衛門と野笛は正式な夫婦となりしばしとどまった後、城下へ。まさに徳川秀忠の弟、家康の六男、松平忠輝が入封したばかりで新興の国の勢いがあった。
    三四郎は家中の重臣の家に預けられている、忠輝との対面も果たす。三人はしばらく落ち着いた生活を送ることができるが、真田昌幸の訃報が届き、世情はまた緊張感を増していく。
    果たして三四郎、友右衛門、野笛らはどこへ向かうのか……。
    壮大な歴史物語の完結編!
  • 堺の豪商、今井宗薫からの依頼で鈴波友右衛門は出雲のお国の子、三四郎を守って会津を目指した。
    安房の国を経て北へ向かう旅には、真田幸村の娘、野笛との3人旅だが、行く先々で真田の手のものに守られていた。
    頼る会津・蒲生家は内紛が激しく一行はやむなく越後へと峠をこえることになる。そこにあったのは松平忠輝と大久保石見守の影響と、真田の勇士たちの姿だった。
    戦乱の世に翻弄される三四郎、友右衛門、野笛の運命は……。
  • 越前の漁師の倅、友吉は関ケ原合戦に雑兵として参加した。なぜか、太閤の黄金を南蛮船に運ぶ作業に加わり、そこから真田幸村の家臣、霧隠や猿飛の知己を得る。名を鈴波友右衛門と勝手に名乗り始める。
    大坂の浪人宿でくすぶる友右衛門に、霧隠は出雲阿国の子、三四郎を会津まで届けるよう依頼する。今井宗久の力を借り海路、房総へと向かった。そこで待っていたのはまた真田の家臣たち。そしてそこには激しい黄金の謎の匂いがした。
    黄金を巡る伝奇小説の傑作長編、第1巻!
  • 682(税込)
    著:
    半村良
    レーベル: ――

    週刊誌で連載されただけで、単行本にならなかった半村良の小説を発掘!
    有名画家の二人の娘、中学三年生の姉、小学校五年生の妹。彼女たちの美しさは近所で評判だった。
    姉はさまざまなアプローチの末に、大手芸能プロダクションの誘いを受け女優としてデビューし、スターへの道を歩きはじめるが……。
    ひとりの少女を巡って繰り広げられる大人たちの暗躍、深慮、情熱。芸能プロダクション、テレビ、CM、夜の巷など、ギョーカイを通して少女たちの成長を描く。
    半村良の幻とされた小説!
  • 682(税込)
    著:
    半村良
    レーベル: ――

    半村良が紡ぎだす独特の幻想的な小説。
    作家である私はなぜか夢世界に引きずり込まれ、夢中の犯罪を取り締まる夢中署の刑事から拳銃不法所持を疑われる。そして現実逃避の長期不法滞在は強制覚醒処置を取るといわれる。
    飛行夢、既視夢、疑夢といったさまざまな夢を見るうちに、甥の会社で起こった毒入り缶コーヒーの殺人事件を夢刑事とともに捜査をすることになる。
    夢と現実は想像でつながり、夢の中の自分を俯瞰していく。夢とも現実ともつかない、自らを「嘘つき」と呼ぶ半村良らしい幻想的かつ伝奇的物語。
  • 770(税込)
    著:
    半村良
    レーベル: ――

    古典随筆の名作「徒然草」の著者、吉田兼好は謎の多い人物だ。そこに目を付けた鬼才半村良。
    鎌倉幕府の滅亡、後醍醐天皇の建武の中興の動きの中に、歴史を操る人物として兼好法師を置き、『太平記』には書かれなかった裏の歴史を紡ぎだす。
    物語の中で実在の人物と創作の人物たちが自由闊達に動き、新しい歴史を生み出していく。
    伝奇小説の巨匠が残した幻の長編小説。
  • 半村良自選短編集。表題作「ぐい呑み」をはじめ10作品を収録。
    昭和という時代を生きた男と女、人情の機微をたぐいまれなる筆致で描き出す。
    怪談から人情噺、したたかな女から一途な女、振り回される男と‏生きる意味を考える男……。物語の中に、さまざまな人々が生き生きと描かれる。
    浅草、銀座など、作家がすくいとった昭和の東京の町の風情と雰囲気も楽しめる極上の短編集。
  • 682(税込)
    著:
    半村良
    レーベル: ――

    ちょっと思わせぶりなタイトルだが、それもそのはず。半村良のものがたりに登場する女性たちのための観察メモなのだから。だがそこは作家、まして「嘘つき」と言われてた著者だけに、虚実とり交ぜて、物語性のあるエッセイに仕立てられている。
    様々な女性たちが登場するが、その一人一人が小説の中で生き生きと動き回っているのが想像できる。創作の裏話であり、ひとつの面白い物語でもある。
  • 682(税込)
    著:
    半村良
    レーベル: ――

    原宿あたりにたむろする若者たち8人、それぞれが広告、カメラマン、イラストレーター、スタイリストなどという職業を持つが、不安定なフリーとして生活をしていた。そんな彼らに、房総半島の先端の町から、地域おこしの相談が持ち込まれた。
    その町は、どうみても魅力がなく、観光客が行きそうもない場所だった。彼らは苦肉の策として、「里見八犬伝」の伝説を利用することを思い立つ。
    さらにストリーを練り、戦時中の供出ダイヤモンド、そして徳川の埋蔵金にまで話しを広げる。
    空想だったものに、大手のデベロッパーが食いついてくる。そして戦国時代、江戸初期、そして戦後と膨大な物語が展開される。半村良の青春群像小説。
  • 酒場と着物、恋愛模様、修羅場……。
    男と女のさまざまな心の機微を描いた短編集。
    財界の中心人物の囲われ者だった女、こよなく愛した着物にも飽き次第に男との距離も空き、年齢を重ねていくとこに恐れを感じる表題作「ながめせしまに」。客を足蹴にしたい、という思いから奇想天外な酒場を作り上げる「酒亭抜荷丸」など、新宿、銀座など舞台に夜ごと酒を仲立ちにして希望と後悔を繰り返す7編を収録する。
  • 671(税込)
    著:
    半村良
    レーベル: ――

    男と女の機微を描いた絶品の短編が並ぶ。
    戦後間もない銀座のバーの同僚だった男と女。長い時間を経て二人が始めた「家庭」を、かつての弟分が訪ねる。三人の会話を通して人生の浮き沈みを描く「夢のおわり」。連れ込み旅館を営む老女を取り巻く人々の生き方、関係を一枚の「焙烙」という道具を通してあぶり出す「焙烙」など、絶妙な語り口で綴った短編6編と、あとがきにかわる自伝的なエッセイ「屋根の上のマッカーサー」を収録する。
    このあとがきでは、ペンネーム「半村良」と「イーデス・ハンソン」との関係(イーデス《良》・ハンソン《半村》)について明かしている。
  • コレクションの第三部はバラエティに富んだショートストーリーでまとめられる。
    著者の博覧強記ぶりがうかがえるストーリーばかりで、SFと一括りするには民話、落語、怪談、書評などなど、幅が驚くほど広い。
    第四部はSF中編が収録される。本格的なSFの味を存分に楽しめる二篇。『半村良コレクション』として刊行されていたものを二分冊した。
    半村良の神髄を存分に楽しめる。
  • 半村良の初期の短編や中編を収録した。のちの長編のもととなるものや、サイドストーリーとして書かれたものもある。
    SF作家としてスタートした著者だが、その後人情もの、時代ものなどのジャンルの小説を書き分け、高い評価を得ている。
    第一部は短編でまとめられさまざまな手法でのSF。第二部の中編は伝奇ロマンが綴られる。『半村良コレクション』として刊行されていた文庫を二分冊にした。半村良マニア垂涎の作品集である
  • 長さ10キロ。幅5.5キロ。厚さは3キロという巨大宇宙船は露木ら400人のクルーを乗せて宇宙へと旅立った。「ママ」と呼ぶ宇宙船の意思で向かったのは1400光年離れた白鳥座のα[デネブ]の第9惑星だった。そこには巨大化したアリの姿の[蟻人]の文明が栄えていた。‌次に向かったはさらに離れた植物の知性体がはびこる惑星だった。いずれも歪んだ進化の結果を見ることになる。神にも匹敵する意思を持った宇宙船「ママ」は人類に何を伝えようとしているのが。該博な知識を持つ著者のSF伝奇ロマンの傑作。
  • 何者かがアパートに侵入し、拳銃と麻薬と思しき白い粉を置いていった。これをきっかけに露木一郎は国家権力から追われることになる。信州に住む叔父の手配で秘密組織が逃亡を助ける。その組織は虚空蔵菩薩を祀りいくつかの顔持つ組織は、宇宙へ飛び出すクルーを集める組織でもあったのだ。太古の時代に飛来し、秩父山中に隠されていた巨大な宇宙船に乗り込んだ露木ら400人のクルーは宇宙へと飛び出していく。宇宙船は「神」か。船の意思によってクルーは教化され成長し、太陽系外の惑星への旅を始める。壮大な仕掛けのもとに描かれるSF伝奇小説の傑作。
  • 682(税込)
    著:
    半村良
    レーベル: ――

    二つの世界、私たちが生きている世界と別の世界がふとしたことから触れ合ったとき事件が起きる。SFの名手の著者が描き出す12の短編。
    同じ夢の中に入りたいという仲睦まじい夫婦の願いがかなった時の結末を描く表題作「夢あわせ」、「雪洞夜話」は江戸時代の女郎の悲しい願いが籠められた雪洞の物語。「怪談桜橋」は著者の戦争体験が生み出した東京大空襲の日のリアルな幻想。「特異点」は著者自身のホテル暮らしに想を得た不思議でユーモラスなオハナシ。20種近い職業を経て作家になった著者の経験や生き様から生み出された、読み応え充分の奇抜ながら納得のSF譚。
  • 682(税込)
    著:
    半村良
    レーベル: ――

    2030年ごろ、世界は大きく変わっていた。
    ことに日本は、東京が多民族都市となり、各地で自治区ができ、東北は福島を除く5県が自治区として独立してしまった。
    ジャーナリスト丸谷は取材で訪れた山形で古代の遺物と思われる直径2メートルはあろうかという石の球体を見る。
    多民族化した東京は古代文明に興味のある丸谷は再度、東北自治区への潜入を試みようとする。
    自治区から逃れてきた生化学者を匿った上司が殺されたことから、東北自治区の企みが見えてくる。
    古代文明の技術を超えた球体の存在は神の意思なのか宇宙からの技術なのか、思いあがった人類に何を警告しようとしているのか。
    30年後の日本の状況を示唆する伝奇小説の傑作。
  • 715(税込)
    著:
    半村良
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    新宿歌舞伎町の喧騒をやりすごした片隅に、その小さな酒場はある。ここに慕い寄る常連客たちの、歯に衣着せない会話の妙。だが、彼らの情報やマダムとの応答の背後には、人生の明暗や世相の風波が見え隠れするのだった。軽妙洒脱な語り口で定評のある「小説の名手」が、酒場を舞台に人生模様を描く独特の長編小説。
  • ギメル、そこは悪人だけが住む星。全宇宙の極悪非道な犯罪者がここに送られ、送られたら最後、容易に出ることはできない。しかしこの星には、アクナル・バサックの埋めた宇宙最大の巨宝があるというのだ。とある日、「絶星」の美女が、この悪人の星に乗り込んで来た! という表題作のほかに、「復讐のギャンブラー」など異色4短編を収録。
  • 1,540(税込)
    著:
    半村良
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    美少女・鈴女(すずめ)は、戦乱の嵐の中、周囲の信望を得て、飛雲城の女城主となった。鈴女は近隣諸国と友好関係を築き、大国・大潟氏とも和睦し、新国「扇の国」を樹立する。そこへ都の大王家から、北方で勢力を増す築山氏討伐の命が下る――単行本化されなかった新原稿も加え、未完の大長編時代伝奇ロマン、甦った超大作!
  • 715(税込)
    著:
    半村良
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    作家・水戸宗衛の助手・井上は、偶然にも、謎の美女・ユミと知り合う。彼女は、戸隠の神につながる家系の娘だった。ふたりは恋人同士になり、同時に、井上自身の感覚には奇妙なものが漂いはじめる。やがて彼は、信州に戻っているというユミからの誘いで、戸隠山へ出かけた。彼を待ちうけていたのは、古代の神々の激闘だった。壮大なる伝奇ロマンの名作!
  • アメリカの大富豪の弟は、中国・雲南で兄夫妻を殺し、莫大な富を手に入れようとしたが、妻は、地の神の力を持つ道士の住む聖狐院に逃がれ、女児を生んで死んだ。米富豪一家虐殺で唯一生き残ったその女児の胸には、復讐を意味する炎の形の痣があった。悪事に加担した暗黒街の帝王は、満州に強力な軍隊を創設し支配にのり出したが、なぜか狐につきまとわれた――。絢爛妖異の大冒険伝奇ロマンの傑作!
  • 605(税込)
    著:
    半村良
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    下町生まれで、その風土習慣によって育てられた著者は、35歳で作家へ転身した。それまでに問屋の小僧、水商売、旅館経営、広告代理店員などと、職を変えながら、人生の表裏を見、かつ味わってきた。小説とは、いかに上手に嘘をつくか、だという。その自称「嘘屋」が自身をふり返り、創作の秘密や独特の下町精神を、赤裸々な告白(嘘?)で綴った好エッセイ集。半村作品の秘密を明かすファン必読の書。
  • 550(税込)
    著:
    半村良
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    見る者の血を妖しく煽り、燦然と輝く黄金の侏儒宮。その所有者・津降家は、一代前にのしあがった大富豪だ。だが、その莫大な富の背景は、ベールに隠れたままである。津降家の娘・渚との愛の破局を迎えた江木が、北海道で出合った油絵をヒントにたどりついた、その謎の答えは? 夢はらむ侏儒と黄金伝説を、著者一流の筆で現代化した、傑作2編。男の魂を駆りたてる、夢と冒険のロマン!
  • 【第9回日本SF大賞受賞作】岬一郎は東京・下町に住むごく普通のサラリーマン。だが、彼の体内では不思議な力が成長していた。一方、町内では犬や猫が連続死する異常事態が発生。公害とみた町内有志は都庁に陳情、岬も同道する。ところが、のらりくらりと対応する環境整備課長が、有志たちの前で突然死した。そして第二の突然死が……。
  • 下町高校は、伝統ある進学校だ。大学進学に向け、クラブ活動も自粛して勉強一辺倒。そんな高校生活に疑問を抱いた2年生3人が、野球の巧い生徒を集めて対外試合をしようと画策。3年生のエースを口説き落とし、チームを結成した彼らは、社会人野球チームとの練習で、その実力ぶりを発揮する。受験のため、青春を犠牲にしてしまうことに反旗を翻した奮戦記。
  • もと能役者で、異国人の血を引く大久保長安は、鉱山採掘の技術によって、徳川家康に重用される。戦国時代、武器の材料として貴重な鉱物は、各国、争奪の的であった。それゆえ、腕利きの忍者が動員され、各地で激しい争奪戦が繰り広げられた……。長安の採掘した莫大な金・銀・鉱物が、やがて家康を万全のものにしていく。時代を変えた長安の秘密に迫る、異色の長編。
  • 流れ稼ぎの夫婦盗賊の子に生まれた余助は、強盗団の大金を横取りしようとした父母が潜伏先で殺されたため、4歳で孤児になった。爾来、寺に引き取られ雛僧になったのを皮切りに、次々に生きる場所と名前を変えていく。未知なる世界で様々な知識を授けられた彼は、やがて、江戸入りした後、豪商や公儀を相手に「大仕事」に取りかかった! 痛快無比の大盗賊伝!
  • 関ヶ原合戦の裏で、大久保長安は石見銀山の開発に努め、続いて佐渡の金脈を発見。採掘した大量の金銀によって、徳川の財力は天下を威圧する。南蛮船との交流で輸入した大砲の威力により、大坂の陣も徳川勝利のうちに終結。やがて長安が没すると、徳川幕府は彼の邸を没収。「長安は悪人」という噂が……。史実を踏まえ、随所に新解釈を盛り込んだ異色の時代長編!
  • 770(税込)
    著者:
    半村良
    レーベル: ――
    出版社: 祥伝社

    昭和40年代、喧騒と混沌の町・新宿。だが、バー〈ルヰ〉の周りには、穏やかな大人の遊び場としての新宿が生きていた。直木賞受賞作「雨やどり」に続き、1軒のバーを舞台に男女が綾なす人間模様を描く、半村良の新宿人情物語、ついに電子化。「昔カウンターの中から水上先生や柴田先生を畏敬の目で見ていたバーテンが、今ではその先生方のように客として新宿を歩き回っている。人と人とのからみ合いとはふしぎなものだ。そんなことを考えると、自分の人生がいとしくって、ふと涙ぐんだりする。」(著者あとがきより)
  • 770(税込)
    著者:
    半村良
    レーベル: ――
    出版社: 祥伝社

    昭和から平成へ。新宿、銀座と渡り歩いた仙田は、神田の地に再びバー〈ルヰ〉を構えた。神田の夜を賑やかにしてみせる――それは老境に立つ仙田の最後の夢だった。過去を背負う女たち、老やくざ、芸人たち…様々な人間が交差する都会の夜を名手が描く。「雨やどり」「新宿馬鹿物語」に続く夢の酒場の物語、待望の電子化。名手の筆致に、あなたはきっと、こんな素敵なバーに行ってみたいと思うはず。
  • 770(税込)
    著者:
    半村良
    レーベル: ――
    出版社: 祥伝社

    ここを子供らの故郷にしよう…戦前から東京の下町・葛飾で、肩寄せ合い助け合って暮らした春野家と三軒長屋の仲間たち。本家もなければ分家もない、いわば故郷を喪失した彼らが、敗戦―戦後復興―高度成長と時代が流れ、それぞれ人生の悲哀を乗り越えながら、今年もまた春野家当主の命日に集う――著者が自らの故郷・葛飾を舞台に、戦中・戦後・平成と時代の奔流の中で、たくましく生きた庶民の〈昭和〉を描く長編小説、ついに電子化。
  • 770(税込)
    著者:
    半村良
    レーベル: ――
    出版社: 祥伝社

    大学卒業とともに資産家の御曹司に嫁いだ碧は、妊娠中に浮気した夫を早々に見切って、子連れで出戻った。そろそろ暴れてやろうかしら…銀座ホステスとして人生を再出発した碧は、その美貌と才知でたちまち成功を手に入れた。次に碧が目指したのは北海道の秘境。祖父の遺した謎の絵図を手がかりに、隠された黄金探しの旅に出た――夢を追い続け、奔放に生きる"夢見族"を描いた冒険ロマン小説、ついに電子化。
  • 592(税込)
    著:
    半村良
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    研ぎ師の勝蔵は剣の師匠・奥山孫左衛門に見込まれ、暗殺者の裏稼業を持つようになる。九寸五分の匕首で次々に悪党を消してゆく中で、次第に現れる闇の権力者・一橋治済の影。治済と老中・青山忠裕の陰の争いに巻き込まれていく勝蔵もまた、いつしか殺しの悦楽にはまり、のっぴきならなくなっていく……。

    解説・井家上隆幸
  • 770(税込)
    著者:
    半村良
    レーベル: ちくま文庫
    出版社: 筑摩書房

    粋なやつ、不器用なやつ、土地っ子、よそ者……、色とりどりの人間模様が見られる東京浅草。その奥深さに、作家自らも吸い寄せられてゆくかのように書かれた連作小説全12話。SFから時代小説まで幅広い作品を残した半村良。彼が愛した昭和末年の浅草を舞台に、なさけ、酒、色恋を実際の風物を織り交ぜながら描いた人情小説の最高傑作。
  • 880(税込)
    著者:
    宇治谷順
    原案:
    半村良
    レーベル: Benjanet
    出版社: Benjanet

    1979年&2005年に映画化された大ヒット小説「戦国自衛隊」にインスパイアされた衝撃の続編が、結末を書き換えた新版となって電子書籍に登場!

    1979年&2005年に映画化された大ヒット小説「戦国自衛隊」にインスパイアされた衝撃の続編が、結末を書き換えた新版となって電子書籍に登場!6巻あらすじ:【完結編】1979年&2005年に映画化された大ヒット小説「戦国自衛隊」にインスパイアされた衝撃の続編が、結末を書き換えた新版となって電子書籍に登場!6巻あらすじ:自衛隊と海兵隊の最後の戦いの火ぶたが切り落される!最後に勝つのはどちらか!?そして、島たち自衛隊戦士の未来は・・!?
  • 時は慶長、徳川との雌雄を決する大坂の陣が迫る中、豊臣方の起死回生策が密かに進行していた。かつて太閣の金塊移送に関わった牢人・鈴波友右衛門への新たな密命は、信長の血をひく美童・三四郎の会津への護送であった。背後で糸をひく豪商・今井宗薫、真田衆の猿飛佐助、霧隠才蔵、さらに猿渡一族とは……。壮大な構想で関ヶ原後の暗闘を描く鬼才・半村良の大河時代小説、、全3作が合冊版で登場!
  • 880(税込)
    著者:
    宇治谷順
    原案:
    半村良
    レーベル: Benjanet
    出版社: Benjanet

    1979年&2005年に映画化された大ヒット小説「戦国自衛隊」にインスパイアされた衝撃の続編が、結末を書き換えた新版となって電子書籍に登場!

    1979年&2005年に映画化された大ヒット小説「戦国自衛隊」にインスパイアされた衝撃の続編が、結末を書き換えた新版となって電子書籍に登場!5巻あらすじ:「とき衆」の島左近は、徳川秀忠が大坂決戦に踏み切ったのは、徳川軍とアメリカ軍が同盟をまだ結んでいるからだと想定し、自軍の近代兵器を使うタイミングを見計らっていたが・・。
  • 880(税込)
    著者:
    宇治谷順
    原案:
    半村良
    レーベル: Benjanet
    出版社: Benjanet

    1979年&2005年に映画化された大ヒット小説「戦国自衛隊」にインスパイアされた衝撃の続編が、結末を書き換えた新版となって電子書籍に登場!

    1979年&2005年に映画化された大ヒット小説「戦国自衛隊」にインスパイアされた衝撃の続編が、結末を書き換えた新版となって電子書籍に登場!4巻あらすじ:豊臣秀頼の狙撃に失敗して、徳川に捕らえられた大賀を救うために、島左近たち自衛隊員たちは決死の救出作戦に出る。その頃、徳川幕府二代目将軍となった秀忠は「大坂」との開戦準備を進めており・・。
  • 880(税込)
    著者:
    宇治谷順
    原案:
    半村良
    レーベル: Benjanet
    出版社: Benjanet

    1979年&2005年に映画化された大ヒット小説「戦国自衛隊」にインスパイアされた衝撃の続編が、結末を書き換えた新版となって電子書籍に登場!

    1979年&2005年に映画化された大ヒット小説「戦国自衛隊」にインスパイアされた衝撃の続編が、結末を書き換えた新版となって電子書籍に登場!3巻あらすじ:同時期にタイムスリップしたアメリカ軍との壮絶な「関ヶ原の戦い」で、形勢不利となった自衛隊員たちは薩摩に潜んでいたが、徳川家康の全国支配が進むにつれて再び過酷な歴史の波に翻弄され始め・・。
  • 550(税込)
    著:
    半村良
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    昭和二十年三月十日、空襲の劫火をくぐりぬけた戦災孤児の健は、いつしかすべてをなめつくす美しい炎の妖しい魅力にとり憑かれていた……。戦争の傷痕を背負った人間の哀しみと異常な心理を描く表題作、夜になると家族が次々に箪笥に上って座りこむ、能登の民話にヒントを得た奇譚「箪笥」ほか、摩訶不思議な世界への扉を開く異色短篇「白鳥の湖」「森の妹」「ちゃあちゃんの木」「逃げる」「散歩道の記憶」を収録。自らの体験を背景に据えて、短篇の名手が紡ぐ妖(あやか)しの世界。
  • 495(税込)
    著:
    半村良
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    湖上祭りに浮き立つ山間の町を離れて、車で東京へ向った伊島と婚約者敬子は、夜とともに白い霧の森に迷いこむ。渦巻く濃密なガスを押しのけて、突然フロント・フードの上に飛び乗ったのは、なんと牙をむき出した一匹の豹だった。さらに森の奥へと進んだ二人は、見るも無残な光景を見た。その“事件”が平和な地方都市に、どのような波紋を投げかけるのか……。現代の恐怖をリアルに描く異色のSF中篇に、ふとしたことで「異次元空間」を垣間見てしまった画家の奇譚「虚空の男」を併録。
  • 880(税込)
    著者:
    宇治谷順
    原案:
    半村良
    レーベル: Benjanet
    出版社: Benjanet

    1979年&2005年に映画化された大ヒット小説「戦国自衛隊」にインスパイアされた衝撃の続編が、結末を書き換えた新版となって電子書籍に登場!

    1979年&2005年に映画化された大ヒット小説「戦国自衛隊」にインスパイアされた衝撃の続編が、結末を書き換えた新版となって電子書籍に登場!2巻あらすじ:「関ケ原の戦い」において西軍についた自衛隊の前に立ちはだかったのは、東軍と行動を共にしたアメリカ軍であった・・!
  • 880(税込)
    著者:
    宇治谷順
    原案:
    半村良
    レーベル: Benjanet
    出版社: Benjanet

    1979年&2005年に映画化された大ヒット小説「戦国自衛隊」にインスパイアされた衝撃の続編が、結末を書き換えた新版となって電子書籍に登場!

    1979年&2005年に映画化された大ヒット小説「戦国自衛隊」にインスパイアされた衝撃の続編が、結末を書き換えた新版となって電子書籍に登場!1巻あらすじ:大型輸送艦「おおすみ」が時空を超えてタイムスリップしたのは、前作でタイムパラドックスを引き起こした「本能寺の変」の約20年後、「関ケ原の戦い」が迫っている時代であった!
  • 平和の民・アム族と超能力集団・モアイ族は、聖なる土地ラ・ムーをめざし、果てのない旅を続ける――。壮大な大河ロマン18巻を1冊にまとめた合本版!

    かつて、南太平洋には巨大な大陸が存在していた。それはムーと呼ばれていた。そこには、想像を絶するほど高度に完成された一大文明が栄えていた。だがある日、広大で肥沃な土地に住み、完成された国家を持ち、平和な日々を送るムーの人々を、突然の災厄がおそった。大地震、大洪水、そして火山の爆発があいつぎ、そこに栄えたあらゆるものを、跡かたもなく海中に没し去ってしまったのだ――。失われた大陸・ムーの誕生から滅亡に至る2000年の歴史を描く大河ロマン。2002年に作家が永眠するまで書き続けられた畢生の一大叙事詩18巻を1冊にまとめた合本版!
  • 374(税込)
    半村良
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    日本政府は石油利権を保護する名目で派兵を強行。〈戦争の危機〉が近づいていた!

    ――それは、時代の曲がり角をはっきりと象徴していた。昨夜、寝室でその女を抱いて寝た男は“軍靴”をはいた男だった。〈戦争〉に虐げられた、あの忌わしい記憶がよみがえってきた……。すさまじい日本経済の海外進出は、インドネシアに政情不安を起こした。政治は腐敗堕落し、むき出しの反日感情が昂まった。日本政府は、西イリアンの石油利権を保護する名目で派兵を強行。既成事実がつくり上げられ、刻々、〈戦争の危機〉が近づいていた! どす黒い現代の恐怖感を描いた、著者会心の長編小説。

    カバーイラスト/杉本 一文
  • 夢にでてきた血まみれの手をした男が現実の中に出没し始めた。平凡なサラリーマンを襲う悪夢

    男はひんぱんにうなされていた――彼のみる夢の中には恐ろしい顔をした男が現れ、彼の前に仁王立ちになるのだった。その男の両手は、たった今まで人間の内臓をかきわけていたかのように血にまみれている。そして今、その血まみれの手の男が現実の中に出没しはじめた。「俺は気が狂ったのか……?」広告代理店に勤め、家庭を愛する平凡なサラリーマンを襲った悪夢の正体は何か? 直木賞受賞作家が描く、戦慄と恐怖のスリラー・サスペンス。表題作ほか「血霊」「自恋魔」など4編収録。
  • 本能寺、関ヶ原、幕末、動乱期に暗躍した謎の〈ヒ〉一族を軸に、日本史を見直す壮大な伝奇長編

    本能寺・関ヶ原・幕末そして戦後……日本歴史に記録されているいくつかの動乱期。そこでは必ず謎の〈ヒ〉一族が暗躍したと伝えられる。三種の神器を用い、人智を超えたその特殊能力を駆使して動き回る〈ヒ〉。そして今、時は戦国、一族の長、随風は信長に天下を取らせるべく活動を開始、白銀の矢となって全国の忍びのところへ飛んだ。数百年にわたる〈ヒ〉一族の運命を描き、日本歴史に新角度から壮大な構想で切りこむ著者会心の長編伝奇SF。第一回泉鏡花文学賞受賞作品。

    カバーイラスト/杉本一文
  • 638(税込)
    半村良
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    突然姿を消した妻の行方を捜す夫。彼の行く手に出現する“光る苔”の謎。愛と陰謀が渦巻く長編大ロマン

    周囲から嫉妬の目をむけられるほどの仲むつまじい若夫婦。だが、ある夜を境に、その妻が別れの手紙さえ残さずに姿を消してしまった。以来、仕事もやめてしまった夫は、妻を探す旅に出かける。そこで彼は、謎めいた動きをする巨大組織や、不可思議な事件に遭遇。あの妻に、かくされた別の世界があったのだろうか。最愛の夫さえ欺いて、果てしない逃亡の旅を続ける美貌の人妻、その手もとでひそやかな光を放つ“光る苔”とはなにか。愛と陰謀が渦巻く長編大ロマン。

    カバーイラスト/杉本一文
  • 528(税込)
    半村良
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    ひき逃げ事故をきっかけに〈地上の楽園〉をめざす組織の存在を知った男。古代から続く巨大な闇の力とは

    深夜、伊沢邦明は暴走族によるひき逃げ事故を目撃した。しかも被害者は、行方不明になっていたかつての上司であった。助けを求めに走った伊沢が現場に戻ってみると誰の仕業か、事故の痕跡はあとかたもなくかき消されていたのだ。この事件をきっかけに、〈地上の楽園〉建設をめざす組織の存在を知った伊沢の前に、次々と不思議な出来事がくりひろげられていった。そして、その背後には、古代から生きのびてきた巨大な闇の力が地底世界からよみがえり、不気味な活動を開始していた。

    カバーイラスト/杉本一文
  • 528(税込)
    半村良
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    政財界の黒幕、UFO、遮光器土偶と火焔土器、すべてが十和田湖畔の黄金に結びついたとき……

    政財界の黒幕として君臨し、総理の首さえ簡単にすげかえてしまう怪人物栗栖重人。その彼の大邸宅から或る夜、円盤が飛び立つのが目撃された。円盤と彼の間に、どんな関係があるのか。一方、栗栖の秘密を探る人々が謎の遺物と言われる遮光器土偶と火焔土器を手掛りに辿りついたのは、十和田湖畔の山深くにある、天然のものとは思われぬ大洞窟と、そこに眠る莫大な黄金の山であった。常に人の心をとらえて離さぬ黄金伝説をテーマに、雄大な構想で描く傑作長編「伝説シリーズ」第一弾。

    カバーイラスト/杉本一文
  • 迷子の宇宙人をマスコミから守り、遭難した仲間の宇宙人救出に団結する人々の心暖まる活躍

    真夜中、安アパートの裏庭に異常な衝撃を起こし、UFOが不時着した! 中からはい出てきたのは迷子の宇宙人宙(チュー)さん。彼をマスコミ攻勢から守り、一緒に遭難した宇宙人仲間の救出に一致団結して協力する人々との、心暖まる宇宙的交流を描く表題作。“地球最後の日がきても、お前だけは助けてやろう”という悪魔の囁きにすがったために、とてつもなく高い代償を払わなければならなかった人類の悲劇「悪魔の救済」ほか8編を収録した傑作SF短編集。

    カバーイラスト/杉本一文
  • 396(税込)
    半村良
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    源平の合戦にまつわる伝説の〈嘆き鳥〉を右肩の後に痣として背負う男の奇想天外な運命

    自家用運転手浜田五郎は、ある春の日の午後、銭湯の主人から、自分の右肩の後ろにある大きな痣が、〈嘆き鳥〉と呼ばれることを教えられた。嘆き鳥……それは、源平の昔、壇の浦の合戦に敗れた平時忠を能登の配所に導いたと伝えられる鳥の名だった……。浜田と恋人敏子の運命をあやつる痣の秘密とは何か? 奇想天外なSF的結末。平家物語に想を得た奔放なロマンのうちに、現代の若者の夢と生活を鮮やかにとらえた傑作小説。

    カバーイラスト/杉本一文
  • 528(税込)
    半村良
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    大手製薬会社の新薬開発に秘められた古代神社群の謎。広告代理店の社員が巻き込まれた恐るべき世界

    広告代理店の社員佐伯は大手製薬会社に烈な売り込みをはかり、会長に面会する機会を得た。ところが、同席した老人が突然暴漢に射殺された。この事件をひた隠しに隠そうとする製薬会社、そして沈黙を条件に広告契約をまとめようとする佐伯の周辺に相次ぐ殺人。すべてはこの製薬会社が新しく開発を始めた薬品に関係しているらしい。しかもその背後には、古代の神社群が影絵のように浮かびあがるのだが……。

    カバーイラスト/杉本一文
  • 謎の一族〈ヒ〉の自覚を持った土佐の坂本という青年が新しい日本を目ざす。数百年にわたる壮大な裏日本史

    日本歴史の動乱期には必ず出現し、暗躍する謎の〈ヒ〉一族。彼らは三種の神器を用い、人智を超えた特殊能力を駆使して動き回った。その秘密を知った徳川家康は、戦国の世を勝ち抜き、三百年にわたる治世の基盤を築いた。だが、平和が続きすぎ、そのため世の中に悪の翳りが見えはじめた時〈ヒ〉の自覚を持った土佐の青年坂本龍馬が新しい日本を目指し立ち上がった。数百年にわたる〈ヒ〉一族の運命を壮大な構想で描く長編伝奇SF。第一回泉鏡花文学賞受賞作品。

    カバーイラスト/杉本一文

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