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『文芸・小説、小川晴央』の電子書籍一覧

1 ~4件目/全4件

  • 『僕が七不思議になったわけ』の著者最新作。 声の色が見える僕は、透明な君に恋をした。

    芸大に通う杉野誠一は“声の色”で見たくもない人の感情や嘘が見えてしまうことに悩まされていた。そんな彼がキャンパスで出会ったのは声を失った透明な女の子。『川澄真冬』と書かれたメモ帳で自己紹介をした彼女は、誠一の映像制作を手伝いたいと申し出た。不審がる誠一の前に、古ぼけたカセットが置かれる。そして、彼女は手伝う条件として、テープに録音された姉の歌を映像に入れて欲しいという。 声の色を気にせず話せる彼女に惹かれ、生まれて初めて心の色を知りたいと願う誠一。だけど、彼女の透明な色には秘密があって――。
  • 忘れられない初恋を捨てる旅に出た。

    難病を抱えた彼女を捜す旅。
    あの日の恋と謎の結末は――。
    暖かい涙こぼれる青春恋愛ミステリー。

    「シュレディンガーの猫」は生と死が重なり合っているならば、俺の初恋はシュレディンガーの恋というべきだろう。意地を通し
    会社を退職した俺に、妹から一年ぶりの電話。それは高校時代の恋人の小夜を捜そうという誘いだった。彼女の足跡を辿り妹と旅
    に出た俺が出会う、切なく優しい恋と謎。旅の終着地で俺が目にする終わった恋の結末とは。心に希望が灯る青春恋愛ミステリー。
  • 時を遡って紡がれる、あたたかくて切ない夏休みの物語。

    小学生の青斗が住む海沿いの田舎町には、ひとつの伝説があった。それは土岐波神社にお願いすると、神様のトキコさまがやり直したい過去に“時渡り”させてくれるというもの。両親の離婚で、大好きなこの町と離ればなれになってしまう少女・鈴。そんな彼女のために最高の夏休みをプレゼントしようとする少年・青斗。二人きりで過ごす最後の夏休み。神社で遊んでいた彼らの前に現れたのは、遠い所からやってきたという不思議な女性・一花だった。――これはそれぞれが胸に秘めたさよならの物語。
  • 第20回電撃小説大賞<金賞>受賞作品! 生きながらも七不思議となった中崎くんのちょっぴり切ないミステリアス・ファンタジー。

    石橋を叩いても渡らない心配性の高校生・中崎夕也はある夜、七不思議を司る精霊・テンコと出会う。深夜の校庭に桜が舞い散る中、宙に浮かぶ袴姿の彼女は、高らかに不吉な言葉を彼に投げかけるのだった。 「おめでとう、お主はこの学校の新しい七不思議に選ばれた」 なんと彼は七不思議の引き継ぎに、仮登録されてしまったのだ! そして、とまどいながらも、テンコとともに学校で起こる事件を解決していくことになるのだが……。 七不思議の一つとなった少年の日々を綴った、思わずもう一度読み返したくなるミステリアス・ファンタジー。

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