『文芸・小説、女性向け、藤原眞莉』の電子書籍一覧
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最近、安倍保名の頭痛が止まらない理由……それは都じゅうの男女の諍いが絶えないため。家に帰れば帰ったで、神様認定カップルで息子夫婦の晴明・陵王が喧嘩をしているし…。どうやら居候中の狐精・梛子と白山華の疾走が原因らしいのだが!? 書き下ろし2編を含む5編を収録した大人気シリーズ『姫神さまに願いを・平安晴明編』の愉快な番外編珠玉の短編集。泣いて笑ってこれにて完結!【目次】ハロー、マイムーンリットラプソディ/Pure Refractory Shine/Are You Shine, Today?/Broken Shine/Everyday's Shine ――いつの日にも輝きを――/あとがき
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ミシェルに決別を宣言され、正真正銘「自由」の身となったエヴァ。愛する人から切り離される痛みを必死にこらえ「さよなら(アデュー)」を告げる。ジークを伴って街に出るが、国王が暗殺され非常事態に陥った首都レー・ルティアは、騒がしく危険な状態だった。クインシードに渡りたい、と言うエヴァを、ジークは「連絡係」の『水車小屋(ムーラン・ア・オー)』の屋敷に連れて行き…。「自由」な姫君の本当の旅立ちの時がくる!【目次】王宮ロマンス革命 花の都を旅立つ姫君/夢散る少女に絡まる荊の指輪/あとがき
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ランヴィエルス王国の病める首都、レー・ルティアに暮らすミシェルは、「思い出(ル・レクエルド)」という名前で仕事をする男娼の少年。「うそつき女(ラ・トランぺーラ)」と呼ばれる少女リカとの衝撃的な出逢いがミシェルの過去の結び目をほどいていく…。敵なのか味方なのか分からないリカに翻弄されながら、ミシェルが見つけた真実とは? ラ・コット伯爵をはじめとする登場人物たちの謎がつまびらかに明かされる歌劇的短編集。【目次】明日の泡沫寝(うたたね)/夢恋う少年に響く都の歌/或る明日のための微睡(まどろみ)/夢なき少年に降る春の雪/夢ひそかな明日のための断片/あとがき
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クインシード王国第二王女のエヴァのまわりには、ひと癖もふた癖もある人ばっかり! シスコンの弟王子ウィリアムに、過保護な兄王子レオン、鉄面皮の従者ジークに苦労性の侍女アリア。そんな人たちに囲まれて、何も起きないわけがない! やっぱり今日も王宮には大騒動が巻き起こり……!? 表題作に加えて4つの短編を収録した、大人気王宮ファンタジー、初読み切り作品集!【目次】退屈姫の不埒な日常/退屈王子の微妙な悲劇/憂鬱騎士の華麗な転身/偏屈王子の果敢な失恋/箱入侍女の贅沢な災難/あとがき
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黄帝不在のまま、新たな年を迎えようとする頃――赤の地では、奇妙な噂が流れていた。炎のように赤い髪を振り乱した「首」が夜毎、空を駆けるというのだ。赤帝・飛茜は、この「首」を悪しき異変の象徴と考えて追討を命ずるが、そこに鳳凰族の凰茱が現れる。彼女も「首」をずっと追っていたらしい…。一方、須玄とともに黄の宮に残っていた絳星は、胸の奥で言い知れぬ不安を感じていたが――!?※イラストは収録されていません。
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絳星が黄帝となって、一年が過ぎた。新たな黄帝と闇帝を迎えたことで、世界はひとまず落ち着きを取り戻している。だが、新闇帝の昏藤はまだ『星読』を成功できずにいた。そこへ、白帝・慂皓が白の地に現れた『僵尸』を届けてくる。砂漠地帯である白の地には風葬の習慣があるが、誤った扱いを受けた死体は『僵尸』――凶暴な「動く死体」――となって人を襲うのである…!? 第二部、スタート!※イラストは収録されていません。
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森羅万象を司る『力』の流れが大きく歪んでいた。草木は萎れ、人々は為す術なく病に臥す。その原因は一月前に遡る。白の麒麟・索冥による「暗日」の術が施されたのだ。影響は絳星にも及んでいた。高熱と闘いつつ、彼女は黄帝としてケイ惑星として対策に悩んでいた。そんな時、二人の来訪者が現れた。鳳凰族の蓮鳳、玄武族の静黎。二人の棟梁が黄の宮を訪れた時から確実に気が変わっていた。※イラストは収録されていません。
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白帝・慂皓に求婚されて以来、絳星はずっと不調だった。白帝を断る理由を蒼帝・汀華に問われても、はっきりと答えることができない。――白の麒麟・索冥が、幼虎の梗を使って絳星を操っていたのである。さらに、青龍族を騙る幼獣が現れて「青龍族を救いたければ、黄帝を差し出せ」と告げた。汀華はなぜか動こうとせず、須玄が変装して絳星の代わりに青龍門へと向かうことになったが…!?※イラストは収録されていません。
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黄帝死去! 善後策を検討するために、黒帝を除く天帝たちが黄の宮に集まった。次期黄帝の指名、昏藤の失踪と相次ぐ衝撃から受けた傷が癒えないまま、絳星も黄の宮に留まる。昏藤の不在によって揺れ動く不安定な己の感情を、一人で持て余していた。そんな絳星のもとに、美しい女の幽鬼が現れる。彼女は、昏藤によく似た容貌で、闇帝族の証である紫色の瞳を持っていた…!? シリーズ第四弾!※イラストは収録されていません。
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黄の宮の麒麟の祠で眠り続ける絳星。聖魔獣によって呼ばれた夢の世界に囚われているのだ。黄帝候補として絳星を認めない煌麒から彼女を守るために、麟耀が傍らで見守っていた。その頃、静黎の分身である蛇霊を伴って黄の宮へ向かっていた須玄は、途中で見かけた闇の宮に立ち寄る。異形の獣たちが棲む奇妙な部屋で昏藤と再会を果たすが、様子がおかしい。彼もまた、夢に囚われていたのだ!!※イラストは収録されていません。
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暦は赤中月――年に一度、闇帝が赤の宮を訪う時期である。闇帝と赤帝の直接対決を控え、赤の宮には緊張感が漂っていた。息詰まる宮から抜け出そうと、闇の宮に里帰りする昏藤について行くことにした絳星。そこで、亀の姿の須玄と再会する。異界から現れた人面鳥を追いかけているというが…。そのころ、赤の聖霊獣である鳳凰が絳星に会うために赤の宮を訪っていた! 人気シリーズ第二巻!!※イラストは収録されていません。
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聖なる獣に与えられた力によって、六帝が統治する世界――。赤帝の一人娘である絳星は十七歳。黄帝に招かれて黄の宮を訪れた夜、半人前の聖霊獣・須玄に出会った。昼は人間、夜は亀の姿になる須玄は、謎の暴風に吹き飛ばされて道に迷っているという。玄武族の棲む地まで道案内をすることになった絳星は、教育係の昏藤を連れて旅に出た。その旅が絳星を試す運命の旅になることを知らずに…!!※イラストは収録されていません。
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昏藤が結界の調査のために、黒帝と一緒に黒の地へ向かうことになった。見送る絳星は、何故か胸騒ぎを覚える。黄の宮で聖霊獣の長である麒麟の麟耀に会った絳星たちは、もう一方の麒麟が行方不明になっているという衝撃的な事実を知った。その麒麟・煌麒は、昏藤のもとに現れ、昏藤に<紫翠の者>と呼びかける。昏藤の出生は、黄帝が犯した禁忌――聖魔獣の殺害に深く関わりがあるというのだ。※イラストは収録されていません。
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「お前は、姫をお守りするために生まれたのだ」――徳川家ゆかりの武者に育てられた少女・楓は、徳川秀忠の娘である千姫に仕えることに。ちょっと変わったところのある千姫に振り回される日々を送るが、わずか七歳の姫の輿入れが決まった。相手は、亡き豊臣秀吉の息子・秀頼。千姫とともに大坂城にやってきた楓は、思いがけない形で秀頼との対面を果たす。それがすべての始まりだった!!
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記紀につづられし女神の寝床、慈悲あふるる神の寛き懐――隠国熊野。長年の夢である熊野詣を果たしたカイは、小さな草庵にテンとともに留まっていた。ある日、カイは山中で蔓に足をとられた小狐を助けた。信太の辰狐を妻とし、大陰陽師の父親であった前世はいまだ他人事。夜、臥したカイを簾越しに訪ねる者がある。その姿、一寸の疑いの余地もない、妖かしの類であった。『杜の遊宴地』【目次】杜の遊宴地/様々果恋草子/夢彩あかく/テン&カイのカンサツ日記 by 鳴海ゆき/杜の遊宴地・割増編(エクストラ)/あとがき
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白妙のあが恋のすえ露知らず思はぬ影のにくきかなしき――燃えるような赤い薄様に記された一首。贈られたのは晴明の師・賀茂保憲の大君(長女)。齢十一の少女に届けられたこの恋歌は、晴明の妻である陵王をその身形から男性と勘違いし、自分の恋敵として捉えたもの。保憲の呪符によって護られた邸に暮らす大君を恋慕する者は常人ではない。ある日、晴明の乗る牛車に一本の矢が刺さった。【目次】Sweet Empty Shine/Interlude-one/Little By Little Shine/Interlude-two/Immortal Shine/Period./あとがき
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