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『文芸・小説、出窓社』の電子書籍一覧

1 ~2件目/全2件

  • 先天性聴覚障害者に生まれながらも、「小さき神のつくりし子ら」で主演し、第7回読売演劇大賞・優秀女優賞を受賞するなど、女優・ダンサーとして活躍する著者の元気と勇気がいっぱい詰まった青春記。

    「聞こえない世界」に生まれ、血のにじむような努力の末、習得した言葉と口話。「聞こえる世界」との狭間で、もがき苦しんだ少女時代。
    あくまで口話にこだわる母親との葛藤、社会への絶望、自暴自棄と虚無の時間の中、自分の喉をつぶしてしまおうとまで考えた著者が、ダンスに出会い、表現者として生きる道を発見するまでの心の軌跡を余すところなく吐露した感動の書。著者の真摯でパワフルな生き方に、勇気と希望が湧いてくると、評判の書。
  • 四国の山里に眠る、ある外科医の墓に刻まれたアインシュタインの言葉。墓碑銘に秘められた天才物理学者と日本人外科医の友情と数奇な運命。戦争に翻弄され切り裂かれた二人の友情と人生を鮮やかに描いた感動の実話。

    1922(大正11)年秋、アインシュタインは、日本への講演旅行の途中、日本郵船「北野丸」の船中で体調不良を訴えた。(癌を疑ったという)。
    彼を診察し、回復に導いたのは、たまたま欧州から日本へ帰国するため同じ船に乗り合わせていた外科医・三宅速(はやり)である。
    以後、二人は、お互いの家を訪問しあい、書簡を通じて友情を深めていった。
    しかし、海を越えた二人の友情も、第二次世界大戦の勃発によって途絶え、三宅速は妻と共に岡山空襲の犠牲となった。
    力及ばず両親を亡くした失意の息子・博は、戦後、アインシュタインへ父の死を知らせる。
    やがて送られてきたアインシュタインの手紙には、英語とドイツ語の墓碑銘が同封されていた。
     「ここに 三宅速と その妻 三宅三保が眠る。彼らは共に人類の幸せのために尽くし
     そして共にその人類の過ちの犠牲になって逝った。
     米国プリンストンにて 一九四七年三月三日  アルベルト アインシュタイン」
    日本を愛し日本人を慈しんだ天才アインシュタインと医学を通して日欧の橋渡しに貢献した日本人外科医にとって、戦争とは何だったのだろう。
    ナチス・ドイツのホロコースト、米軍の一般市民への無差別爆撃、原爆投下、そして九大生体解剖事件……。
    近代史の暗部に踏み入り、戦争と平和の意味を現代に問い直す渾身の著。

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