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『文芸・小説、立東舎』の電子書籍一覧

1 ~16件目/全16件

  • シリーズ38冊
    1,9802,420(税込)
    著:
    太宰治
    イラスト:
    今井キラ
    レーベル: 立東舎

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    太宰治の『女生徒』が人気イラストレーターとコラボレーション!

    太宰治の『女生徒』が、ファッションブランドAngelic Prettyなど、乙女心をくすぐる作品で知られるイラストレーター・今井キラによって、鮮やかに現代リミックス。全イラスト書き下ろしで贈る、珠玉のコラボレーション・シリーズです。巻末には、『グッドモーニング』『死んでしまう系のぼくらに』などで知られ、今をときめく詩人・小説家である最果タヒのシリーズ共通エッセイを収録。自分の本棚に飾っておきたい。大切なあの人にプレゼントしたい。そんな気持ちになる「乙女の本棚」シリーズの1冊です。
  • 「家族と故郷」「愛」「日常」「生き延びること」「社会」「仕事」「記憶」
    生活に根ざしたテーマで、早稲田大学教授が名作の魅力を再発見!
    あなたの読書愛を再燃させる、人生のための書評集。

    最近すっかり小説が読めなくなったあなたへ
    朝日新聞書評を中心に、都甲先生の最新おすすめ小説てんこ盛り!

    古典から最新作、日本から世界の様々なところまで。人生におけるままならないものとどう付き合うかについて、かすかな囁きに耳を澄まし、読書を通して考える書評集。

    【目次】
    ・「家族と故郷」について
    ・「愛」について
    ・「日常」について
    ・「生き延びること」について
    ・「社会」について
    ・「仕事」について
    ・「記憶」について
  • 小説家になりたいすべての方へ 創作の秘術をお伝えします
    『シェーラひめのぼうけん』『桜風堂ものがたり』の作者による入門書

    大人気作家・村山早紀による小説の書き方本がついに登場! 本を出すための方法や文献の見つけ方といった基本的なことから、新人賞への応募まで、主に子どものための物語の書き方についてわかりやすくお伝えします。
    巻末には、自作に創作意図を細かくコメントした「付録 「トロイメライ」~ひとつの参考例として」も掲載。作家が実際どういうことを考えながら創作をしているのかがわかり、実践的に学ぶことができるでしょう。
    カバーイラスト:げみ

    【目次】
    第1章 100年は無理でも
      はじめに
      子どもの本の変化について
      理想の子どもの本とは
      コラム 作家の日常
    第2章 誰のためにどう書くか
      子どもの本を出すためには
      それはどういう本なのか
      あなたが書くべき物語
      コラム 作家の収入はどれくらい
    第3章 物語の書き方、あるいは、夢は叶わないこともある、という話
      夢のかたち
      メモをつなげてゆく方法
      何も思いつかないけれど本を書いてみたい人へ
      コラム 夢と呪い
    番外編 作家の仕事の流れ
      スケジュールの組み方と制作環境
      コラム 作家の一日
    第4章 では、新人賞に投稿してみよう
      投稿し続ける勇気
      旅路の果てに
      コラム 投稿時代の思い出
    付録 「トロイメライ」~ひとつの参考例として
  • 1,980(税込)
    編集:
    立東舎
    イラスト:
    問七
    レーベル: 立東舎

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。



    登場する文豪は約120人!
    あの文豪は、きょうどうやって過ごしたんだろう。
    365+1日、毎日が文豪記念日!

    1月17日、芥川龍之介がインフルエンザにかかり、10日間ほど寝込む。
    8月4日、内田百閒が妻の提案で生まれて初めてキュウリの味噌汁を食べる。
    11月10日、萩原朔太郎の家の近所に室生犀星の一家が引っ越してくる。

    文豪にまつわる記念日といえば、どんなものを思い浮かべますか? 有名なところでは6月19日の「桜桃忌」があります。1948年に玉川上水に入水した太宰治の遺体が発見されたのがこの日。奇しくも太宰の誕生日でもあるこの日は、彼の晩年の作品『桜桃』にちなんで名付けられました。そんな記念日は、この日だけでなく、1年中どこにでもあるのです。

    ある年のある日に、文豪たちがどこで何をしていたのか。作品の発表や受賞といった公的なエピソードだけでなく、恋愛や結婚、学生時代の思い出から日常の悩みに至るまで、文豪をより身近に感じられる私的なエピソードも含めてまとめてみました。

    1月1日から12月31日まで、文豪たちがいつどこで何をしていたかがすぐわかる。まさに文豪の日めくりカレンダー!各月の章扉には、イラストレーター・問七による誕生月の文豪イラストを掲載。
  • 1,650(税込)
    著:
    村山早紀
    イラスト:
    げみ
    レーベル: 立東舎

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    猫たちが、そばにいてくれる。人間を愛して、そばにいて、見捨てずにいてくれる。
    収録作は猫にまつわる作品のみ! オールカラーでおくる短編集。

    大人気作家・村山早紀の書き下ろし作品を含む4つの短編に、数多くの装幀で知られるイラストレーター・げみの世界観に寄り添うやさしいイラストが彩る、華麗な1冊。『春の旅人』『トロイメライ』に続くコラボレーション第3弾は、すべてが猫と人間の物語。
    オールカラー・全イラスト描き下ろし。

    【収録作品】
    4匹の猫が、あなたのもとへ。

    「七日間のスノウ」
    小学生の真実ちゃんは、公園で真っ白な子猫を拾い、秘密の隠れ家で育てようとするのだけれど......。

    「五千年ぶんの夜」
    引っ越してきたばかりの街。わたしは出会ったばかりの猫と一緒に、人間と猫の歴史を調べはじめた。

    「春の約束」
    みいこは、久しぶりに訪れたおばあちゃんの家で、あるお話を聞きます。それは、昔この家に遊びに来ていたという猫のお話でした。

    「約束の猫」
    頭に星の形の黒いぶちがある「星子」という名前の猫と、大切な「お父さん」の物語。
  • 名作を「街縛り」で読んで、文豪と一緒に仮想街歩きをしよう!
    25の小説に詰まった、8つの都市の魅力に迫る。

    室生犀星と古井由吉の金沢、村上春樹と坪内逍遙の早稲田、そしてフィッツジェラルドとサリンジャーのニューヨーク。本書は、人気翻訳家の都甲幸治が、自らと関わりのある街を中心に、小説を舞台ごとに読みくらべて、「街」と「小説」の関係を探る1冊だ。同じ場所でも、作家によって見え方、書き方は異なり、読み比べることで街はどんどん立体的になり、新たな奥行きが生まれてくる。街歩きと書評が融合したエッセイ集。
  • 『文豪ストレイドッグス』の原作者・朝霧カフカ監修!
    漱石、鏡花や中也など、文豪30名にまつわるさまざまな聖地をエピソード込みで紹介!

    本書のカバーを飾るのは、中原中也と小林秀雄の鎌倉・妙本寺での「仲直りの図」。ときは中也の没年である1937年、海棠の花が散る美しい季節のことでした。
    文豪には、その生涯を彩るエピソードとセットになった、土地の記憶が数多く残っています。
    例えば......夏の夜、京都の街路をそぞろ歩くまだ学生服姿の夏目漱石と正岡子規。師・尾崎紅葉への軽口を許せず、自宅で徳田秋声に殴りかかった泉鏡花。銀座のバーで坂口安吾にケンカをふっかける中原中也。自宅の土蔵でロウソクを1本立てて創作に励んだという江戸川乱歩、川端康成の自宅庭先で歓談する、伊藤整と三島由紀夫、などなど。こうした逸話の舞台のなかには、私たちが訪れることができる文豪たちのゆかりの地がたくさん残されています。
    本書ではそんな文豪30名の聖地エピソードを、特に交流の深かったグループごとに紹介しています。お互いの関係がよりはっきりわかるよう相関図も掲載。第五章は、「畸人作家列伝」としてここまでのグループに入りきらなかった個性的なエピソードを持つ文豪たちの豪快なエピソードをまとめています。
    生身の人間でもあった文豪たちが実際の土地に残していった痕跡を愛で、往時に思いをはせていただけたら幸いです。

    イラストレーション:鈴木次郎
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    やさしくて、せつなくて、うつくしい。小説とイラストのすてきな出会いを、あなたに。
    書き下ろし作品を含む短編集。

    大人気作家・村山早紀の書き下ろし作品を含む3つの短編に、数多くの装幀で知られるイラストレーター・げみの世界観に寄り添うやさしいイラストが彩る、華麗な1冊。『春の旅人』に続くコラボレーション第2弾。
    オールカラー・全イラスト描き下ろし。

    【収録作品】
    あなたの心に寄り添う、3つの物語----。
    「トロイメライ」:近未来、ロボットがぐっと身近になった世界。愛美ちゃんはお父さんと、ロボットのお兄ちゃんと暮らしていたのだけれど......。
    「桜の木の下で」:大晦日、久しぶりにゆりちゃんが帰ってきた。同じ年にうまれた猫と女の子の物語。
    「秋の祭り」:山奥に捨てられてしまった古いお雛様とお内裏様、三人官女。そんなお人形たちに、ある夜魂が宿ります。
  • 浅野忠信、菊地成孔絶賛! インディーズでカルト的人気を誇るミュージシャン、衝撃の小説デビュー。

    荒涼とした精神の砂漠を徘徊する日々、どこまでが幻覚か現実か。ようやく、僕たちの時代の「文学」が生まれた。

    カバーのコラージュは、国内外で幅広く活躍するコラージュ・アーティスト、Q-TAが担当。

    これは苦しんでいる人の話だ。
    文句なしに面白かった!
    浅野忠信(俳優)

    ラッパーが書いた純文学にベットできるか? 本当か?
    菊地成孔(音楽家/文筆家/著者のマイメン)

    【著者プロフィール】
    檀 廬影(だん いえかげ)
    平成元年、横浜生まれ。日本人と黒人のハーフ。二十歳よりDyyPRIDE名義でラップを始める。2011年 音楽レーベルSUMMITより1st ソロアルバム「In The Dyyp Shadow」 グループSIMI LAB 1st アルバム「Page 1 : ANATOMY OF INSANE」 2013年 2nd ソロアルバム「Ride So Dyyp」 2014年2nd グループアルバム「Page 2 : Mind Over Matter」をリリース。2017年にSIMI LABを脱退。
  • 穂村弘推薦! 1980年代に彗星の如く現れ、突如姿を消した天才ゴス歌人。
    その謎に満ちた生涯を、彼の作品と関係者の証言で追う、異色の伝記小説。

    1990年に亡くなった紫宮透(しぐう・とおる)という歌人がいて、友人だったんだけど----。

    歌人が遺した31首の短歌から紐解かれていく彼の生涯。
    虚構と現実が入り乱れた作品世界で、「私」が見つけた真実とは。
    1980年代の日本を舞台に繰り広げられる、当時の若者文化と短歌が混ざり合った「ザ・文化系」の青春グラフティ。
    『ゴシックハート』『不機嫌な姫とブルックナー団』の著者、待望の書き下ろし長編小説!

    ●穂村弘・推薦文
    極度に文系な魂のための青春のバイブル、ただし80年代限定版。

    著者プロフィール
    高原 英理(たかはら えいり)
    1959年、三重県生まれ。小説家、文芸評論家。立教大学文学部卒業。東京工業大学大学院博士課程修了(価値システム専攻)。1985年、小説「少女のための鏖殺作法」で幻想文学新人賞受賞(選考委員は澁澤龍彦・中井英夫)。1996年、三島由紀夫と江戸川乱歩を論じた評論「語りの事故現場」で群像新人賞評論部門優秀作を受賞。著書に『怪談生活』『ゴシックハート』(立東舎)、『不機嫌な姫とブルックナー団』(講談社)、『うさと私』(書肆侃侃房)、『ゴシックスピリット』(朝日新聞社)、『抒情的恐怖群』(毎日新聞社)、編著に『リテラリーゴシック・イン・ジャパン----文学的ゴシック作品選』(ちくま文庫) など。
  • 1,650(税込)
    著:
    石井千湖
    イラスト:
    鈴木次郎
    イラスト:
    ミキワカコ
    レーベル: 立東舎

    彼らの関係は、とてもややこしくて、とても美しい。
    文豪同士の友情を追ったエッセイ集。

    佐藤春夫と堀口大學は仲良しすぎて男色関係を疑われた?
    室生犀星と萩原朔太郎の出会いは最悪だった?
    国木田独歩と田山花袋は同居していてもケンカばかり?

    最近再び注目を集めている、日本の文豪たち。学生時代、教科書で彼らの存在を知った、という人も多いでしょう。でも、教科書に載っているから、後世に名をのこしているから、彼らはわたしたちにとって遠い存在なのでしょうか?文学で成功してやろうとがんばっていた若き日の彼らは、本当はどういう人たちだったのでしょうか?

    本書では、文豪同士の友情にまつわる逸話を紹介しながら、彼らの人生と作品に迫ります。第一章は自他ともに認める「ニコイチ」の二人を取り上げました。第二章は若くして亡くなった文豪を取り巻く人間関係がテーマです。友人を代表して一人の作家を選んでいますが、他にも親しかった人たちの言葉を多めにピックアップしています。第三章は絶交のあと和解するなど、一筋縄ではいかない二人の複雑な関係を浮き彫りにすることを目指しました。全13組の文豪たちの「友情の履歴書」を、ぜひ味わってみて下さい。文豪がテーマのマンガやゲームの元ネタもわかります。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    『桜風堂ものがたり』のコンビが贈る、小説とイラストの、しあわせな融合。

    大人気作家・村山早紀の未発表作品を含む3つの短編を、数多くの装幀で知られるイラストレーター・げみの世界観に寄り添うやさしいイラストが彩る、華麗な1冊。
    オールカラー・全イラスト描き下ろし。
    どこまでもやさしい、3つの物語----。

    【収録作】

    「花ゲリラの夜」
    さゆりさんは、いつもポケットに花の種や小さな球根を隠し持っている。散歩のふりをして、町中に種をまくのだけれど......。

    「春の旅人」
    夜のゆうえんち。そこで出会ったおじいさんから、ぼくは星をみながらとあるお話を聞くことになった。

    「ドロップロップ」
    ドロップロップ かんを ふると ころん----。大人も子どもも楽しめる、カラフルなお話。
  • 翻訳家・岸本佐知子推薦! web連載で話題沸騰の若手女性詩人によるエッセイ、ついに書籍化。

    「早熟」「天才」と騒がれた女子高生は、今やどこにもいない。残されたのは、臆病で夢見がちな冴えない女----。
    「ないない」尽くしの私は、現実に向き合うことができるのか?
    18歳で中原中也賞を受賞した著者が、JK詩人からの脱却を図った体当たりエッセイ集。
    連載時、話題を呼んだ「私は詩人じゃなかったら「娼婦」になっていたのか?」を始め、初詣から近所の八百屋、海外からストリップ劇場まで、詩人の気の向くままに「街へ出る」体験記です。web連載に書き下ろしエッセイを2篇追加した決定版になります。

    岸本佐知子・推薦の言葉
    「これはコントローラーのないRPG。
    冒険の最後に詩人が見つける宝石みたいな言葉は、
    私たちの胸も明るく照らす。」

    ●目次
    まえがき――憧れと怖れの街へ
    JK詩人はもういない
    失敗だらけの初詣
    お祓いと地獄の新年会
    八百屋で試される勇気
    ガラスの靴を探して
    恋愛音痴の受難〈前篇〉
    恋愛音痴の受難〈後篇〉
    鏡の向こうにストレートを一発
    私は詩人じゃなかったら「娼婦」になっていたのか?
    フィンランドで愛のムチ〈前篇〉
    フィンランドで愛のムチ〈後篇〉
    TSUTAYAと私の「永遠」
    私って必要ですか?----『ニッポンのジレンマ』出演のジレンマ〈前篇〉
    あなたの言葉に立ち止まる----『ニッポンのジレンマ』出演のジレンマ〈後篇〉
    雨宮まみさんの遺したもの〈前篇〉
    雨宮まみさんの遺したもの〈後篇〉
    秘密のギター教室
    ストリップ劇場で見上げた裸の「お姉さん」
    臆病な詩人がアイドルオーディションに出てみたら〈前篇〉
    臆病な詩人がアイドルオーディションに出てみたら〈後篇〉
    テレビに映る残念な私が教えてくれること
    恋人と別れたあの日から〈前篇〉
    恋人と別れたあの日から〈後篇〉
    臆病な詩人、本屋で働く。〈前篇〉
    臆病な詩人、本屋で働く。〈後篇〉
    あとがき――臆病と勇敢
  • 2017年ノーベル文学賞受賞作家の作品の謎に迫る
    いちばん読みやすい解説書が登場! !

    2017年10月、突然のニュースに日本が大騒ぎになりました。
    カズオ・イシグロのノーベル文学賞受賞。海外文学ファンは驚き、一般の人は「日本人っぽい名前だけど、誰?」となったのは記憶に新しいです。

    そんなカズオ・イシグロの生い立ちから作品世界まで、その実像に迫る解説書ができました。
    今回の受賞でイシグロのことを知った人も、『日の名残り』や『わたしを離さないで』なら読んだことがあるという人も楽しめる、イシグロ・ワールドへ読者を誘う、読みやすい1冊です。

    【本書のポイント】
    ・以前からノーベル文学賞受賞を予言していた専門家による解説書
    ・イシグロを読んだことがない人でも楽しめます
    ・イシグロを読んだけど難しかった人には副読本として役立ちます
    ・単著なので、ムックや特集よりも内容が一貫していて深いです
  • 僕を熱くさせる小説は、ほとんど全てこの本に書いてある。
    都甲幸治のベスト書評集。

    とにかく面白い本を、国・言語にかかわらずひたすら読みまくる。そしてその本について書きまくる。これは、そんな「狂喜の読み屋」の戦いの記録だ。

    現代日本の最重要翻訳家・都甲幸治。彼の膨大な原稿から厳選したベスト書評集。読書日記、長短様々な書評、自伝的なエッセイなどから、現代の世界文学のありかたが見えてくる!

    村上春樹『騎士団長殺し』についての書き下ろし書評も掲載。世界文学の今を知るための、最新ブックガイドが登場。

    【CONTENTS】

    まえがき

    1 2015年以降の読書日記

    2 日本、アメリカ、そして
    語りかけてくる言葉――村上春樹『騎士団長殺し』
    閉じた家、開いた家――坂口恭平の小説
    ラテンアメリカを引き継ぐ――ジュノ・ディアス『オスカー・ワオの短く凄まじい人生』と北米の魔術的リアリズム

    3 世界文学をひたすら読む
    涙の擁護――舌津智之『抒情するアメリカ――モダニズム文学の明滅』
    英語の中の東欧系文学
    死の帝国----ロベルト・ボラーニョ『第三帝国』
    作家たちの声を聴く----青山南編訳『作家はどうやって小説を書くのか、じっくり聞いてみよう! 』
    新しいサリンジャー像----ケネス・スラウェンスキー『サリンジャー 生涯91年の真実』
    あらかじめ失われた父を求めて――ジョン・アーヴィング『また会う日まで』
    文学の再発明――ドン・デリーロ『ボディ・アーティスト』
    沈黙の言葉――ポール・オースター『幻影の書』
    偽装された自伝――ポール・オースター『写字室の旅』
    アメリカの崩壊――ゲイリー・シュタインガート『スーパー・サッド・トゥルー・ラブ・ストーリー』
    三の物語――カレン・テイ・ヤマシタ『熱帯雨林の彼方へ』
    新たなフランツ・ファノン----タナハシ・コーツ『世界と僕のあいだに』
    すべては繋がり、循環する----いしいしんじ『海と山のピアノ』
    暴力と絶望――星野智幸『呪文』
    奇妙な師弟関係の中で----又吉直樹『火花』
    サリンジャーを書き直す----円城塔『バナナ剥きには最適の日々』
    外側の眼――筒井康隆『世界はゴ冗談』
    肯定の力----岩城けい『Masato』
    反転する河原と一般社会----木村友祐『野良ビトたちの燃え上がる肖像』

    4 英語を生きる
    英語を生きる
    トランプと人種差別――南北アメリカ文学に見る排除
    前山君のこと

    5 僕の好きな翻訳文学40冊

    あとがき
  • いつだって、怪談はあなたのそばにある。

    『ゴシックハート』『不機嫌な姫とブルックナー団』の著者による、江戸時代から現代までの怪談・奇談集。

    怪談は、夜の学校や墓地だけのものじゃない。夕食時や散歩道、そういう何気ない瞬間、私たちが生活している空間すべてに潜んでいる――。

    見えない「何か」が近くにいる感覚。その土地に伝わる奇妙な伝承。様々な伝説が残る石。至る所にあらわれる火の玉。美少年好きの天狗。果てはろくろ首の種類別考察まで。

    古今東西あらゆるところで伝わる怪談を、高原英理ならではの視点でまとめあげた、怪談随筆の新定番。

・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。

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