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『文芸・小説、日本文学、PHP文庫』の電子書籍一覧

1 ~13件目/全13件

  • 570(税込)
    著:
    夏目漱石
    編:
    長尾剛
    レーベル: PHP文庫
    出版社: PHP研究所

    「人とは」「正義とは」「学問の意味とは」……文豪・夏目漱石が遺した数々の名言を膨大な作品群からセレクト、テーマ別に編集した一冊!

    『吾輩は猫である』『三四郎』『こゝろ』など、今も読み継がれる多くの作品を残した日本を代表する文豪・夏目漱石。本書は、価値観が二転三転するような明治という大変革期に、神経衰弱や胃潰瘍などと闘いながら、“人間とは何か”“いかに生きるべきか”を探求し続けた漱石の名言の数々を、テーマ別に編集した一冊である。「生と死」「人の罪悪」「知性を磨く意味」「社会と世間」「女の宿命」「夫婦」「この世の理」など、いつの時代も変わらない人情の機微や人生の断面を鋭く抉り出した言葉の数々に、ある時は大きく頷かされたり、ある時は目から鱗が落ちるような感動を覚えたり、ある時はニヤリと笑みがこぼれることもあるはずだ。「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される」(『草枕』)といった誰もが知っている名文句から、「女を見るのは、やっぱり女の方が上手ね」(『虞美人草』)のような箴言まで、現代にも通じる“人生のエッセンス”がちりばめられた珠玉の箴言集!
  • あらゆる価値観が大転換した幕末維新期、時代に翻弄されながらも精一杯に生きた若者たち(アドレサン)の哀歌を謳う。会心の長編作。

    黒船の重い砲声によって切って落とされた維新の幕。その舞台の上では、時勢に翻弄されるアドレサン(adolescent:フランス語で青春期の男(女)子の意味)たちのさまざまな人生が演じられる。久保田宗八郎は旗本の次男坊。ひょんなことから講武所通いの生活を捨て、芝居の立作者に弟子入りする。身なりは町人風に馴染んでいくのだが、己の体内を流れる武家の血はどうしても抜けきらず、その狭間で葛藤しつづける。一方、同じく旗本の次男に生まれた片瀬源之介は、養子先がすんなり決まり順風満帆の生活が約束されたかに思えたが、予期せぬ兄の出奔、また彼自身、徳川家への忠誠から日本初の陸軍へ志願するなど、彼の人生もまた社会の急激な変化に大きく揺さぶられるのである。複雑な時代背景を巧みに織り込みながら、歴史の巨大なうねりに翻弄される二人の若者の生き方を見事に交差させ、青春の鬱屈をいとおしさを込めて描き上げた大作である。
  • 江戸幕府最後の将軍・徳川慶喜。激動の幕末に「家康の再来」と称され、大政奉還の大英断を下した男の生涯とは。書き下ろし歴史小説。

    「いたずらに権勢を慕えば、世は騒乱に陥れることになる。戦いは断固避けねばならぬ」内憂外患の日本を救うべく、慶喜は「大政奉還」の大英断を下した。……幕末騒乱の政局の中で「家康の再来」とその英明さを讃えられながらも、あえて時代の幕引き役に殉じた十五代将軍・徳川慶喜。自らの信念を見失わず、新しい時代の流れを見定めた最後の将軍の実像に迫る書き下ろし歴史小説。
  • 620(税込)
    著:
    上田滋
    レーベル: PHP文庫
    出版社: PHP研究所

    史料を渉猟し、想像力と構想力を駆使して著者が浮かび上がらせた本能寺の変の真実とは――。壮大な歴史ロマンの幕がいま開かれる!

    本能寺の変は、光秀と信長・秀吉のあいだに渦巻いた愛と憎しみの葛藤の結果であった。現在、考えられる限りの史料を渉猟し、想像力と構想力を駆使して著者が浮かび上がらせた本能寺の変の真実。それは情念と情念の交錯する壮大なドラマであった。本書は学問としての歴史と伝記、それに文学創作を融合させて世に問う新しい試みである。
  • 幕末から明治にかけて国家建設に邁進した初代内閣総理大臣・伊藤博文の数奇な生涯を、日本の近代化の過程と重ねながら描く長編小説。

    明治の最高指導者として内閣制度の創設、憲法の制定など、わが国を西欧列強に伍する近代国家に育て上げた初代内閣総理大臣・伊藤博文。本書は、伊藤の数奇な生涯を、日本が歩んだ近代化の道と重ね合わせながら描いた長編歴史小説である。農民の子として生まれた博文は、下士の伊藤家に養子に入り、吉田松陰の松下村塾に学ぶ。若い伊藤はそこで長州藩、また日本が直面しているさまざまな問題を知り、次第に国事に奔走するようになっていく。明治の世になってからは、新政府を築いた大久保利通、岩倉具視等の後を継ぎ、渡欧によって開かれた視野と、「周旋の才」をいかして、次第に権力の階段を昇っていく。そして明治14年、北海道開拓使官有物払下げ事件に端を発した参議大隈重信の罷免によって(明治14年の政変)、最高権力者に昇りつめるのである。国を想い、天皇の厚い信頼を得て、日本の舵取りをした偉大なる政治家の軌跡を綿密に辿る力作である。
  • 信長に仕え、日本初の鉄甲船を造って毛利水軍を撃破した九鬼嘉隆。後に秀吉にも仕えて大活躍をする。水軍の将として天下に恐れられた武将の生涯を見事に描いた長編。

    「そのほう、地獄が見てきたのは一度や二度ではあるまい」。初対面ではあったが、信長の鋭い眼力は人目で嘉隆の本性を見抜いた。「三度ばかり」。嘉隆は軽く会釈してその場を退いた……。織田信長に気に入られ、世界初の鉄甲船を造って毛利水軍を撃破した九鬼嘉隆。その後、秀吉に仕え、関ヶ原の戦に敗れ最期を遂げる。水軍を率いて天下に恐れられた武将に新たな光をあてた歴史長編。
  • 結城秀康の遺児虎之介の残月剣が大坂の街に舞う! 家康の陰謀に敢然と立ち向かう豊臣秀頼と虎之介の生きざまを描いた痛快長編歴史小説。

    実の父である徳川家康に毒殺された悲劇の猛将・結城秀康。その落胤にして、必殺の富田流残月剣の遣い手・結城虎之介が、自らの祖父である徳川家康の陰謀と刺客に敢然と立ち向かう!――己れのすべてを賭けて幕府の圧迫に対抗する豊臣秀頼。そんな秀頼を護り、父の仇である家康を打つべく、死んだ父の形見である名剣「鬼切丸」を携えて、ひたすら剣の道を突き進む虎之介。慶長年間の活気あふれる大阪を舞台に、二人の生き様を迫真の筆致で描いた、筆者渾身の痛快時代小説。
  • 自信をもって誰かを好きになるために、ジャストな自分を探している女性達を描いた恋愛短編集。彼女達が生き直す予感を感じさせる物語。

    田口ランディの初めての恋愛短編集、待望の電子化。20代後半から30代の、等身大の女性たちが主人公の物語には、恋愛ベタの女、自分に素直になれない女、自信のない女や男、下心に震える小心者、怒りを押さえられない女、孤独な男、寂しさにつぶされそうな女、愛されたい身勝手な男と女が登場する。自分の気持ちを見失って、やりきれなさにもがきながらも、本当の自分を生きようとする彼女たちは、それぞれに魅力にあふれている。人間の持つ生命力やユーモアを感じ、せつなくもあたたかな気持ちになれる作品ばかり。「アカシヤの雨に打たれて」「花嫁の男友達」「四月になると彼女は」「海辺のピクニック」「海辺のピクニック、その後」「健康のため吸いすぎに注意しましょう」「電話を待ちながら」に、文庫版では「一〇〇万年の孤独」「京都の夜」の2編を収録。自信をもって誰かを好きになるために、ジャストな自分を探している女性たちを描く小説集。
  • 570(税込)
    著:
    村上元三
    レーベル: PHP文庫
    出版社: PHP研究所

    生涯、特定の主君に仕えず、己の人生哲学を求めた男・前田慶次郎。乗阿弥に導かれて、風流の心を研鑚した脱世俗の生き様を描く。

    織田信長、豊臣秀吉が「本物の男」と認めた戦国の雄・前田利家の甥として生まれながら、一生涯、特定の主君に仕えることなく、己の人生哲学をひたすら求め続けた男・前田慶次郎。調略・城の受け渡しなど、戦乱の世の争いにかかわり、蔭で抜群の働きを示しながらも、自らの立身出世は決して望まなかった慶次郎。軍師的、策士的な人間となって、多方面で活躍した後、申楽師の乗阿弥に導かれて風流の心を磨いていった“脱世俗の生き様”とは……。「自分だけの生き方」を模索しながら、激動の時代を駆け抜けた男の人生を綴った本格歴史長編。
  • 人生でいちばん美しい季節でありながら、ちょっぴりほろ苦くて、ふと気がつけばいつのまにか通り過ぎてしまう青春時代。さわやかな12のショート・ストーリーズ。

    あなたはいま、夢中で生きていますか? 人生でいちばん美しい季節でありながら、ちょっぴりほろ苦くて、ふと気がつけばいつのまにか通り過ぎてしまう青春時代。そんな青春のまっただ中で、恋愛、友情、自立、そして夢などにひたむきに体当たりしながら成長していく男女の姿を軽妙なタッチで描く。さわやかな12のショート・ストーリーズ。
  • 幕末の佐賀藩の最先端技術が、日本の未来を守る城となる。類まれな行動力と涙で幕末・維新を乗り越えた男・佐野常民の生涯を描く。直木賞作家が初めて挑んだ歴史長編。

    幕末の佐賀藩にともった技術の火が、必ず日本の将来を守る城となる――類まれな行動力と“涙”で、佐賀藩を雄藩に仕立て上げた男・佐野常民。いったい彼はいかにして静養の最先端技術を導入し、独自に蒸気船を造ることに成功したのか?超一流の技術者・からくり儀右衛門らの活躍、そして影で糸を引く彦根藩の長野主膳……。直木賞作家が初めて挑んだ本格歴史長編、待望の電子化!
  • 秀吉が惚れ込んで直臣とし、家康が絶対の信頼を寄せて腹心とした男。「ごますり大名」といわれてきた彼の、隠れた魅力に迫る長編小説。

    二人の天下人が惚れ込んだ戦国武将、藤堂高虎――豊臣秀吉は何がなんでも彼を自分の直臣にしようと画策し、徳川家康は譜代の家臣ではない彼に誰よりも厚い信頼を寄せた。近江の一豪族の次男として生まれた高虎が、浅井長政をはじめ、羽柴秀長、秀吉、家康とつぎつぎに主を変えながら、明日をも知れぬ戦国乱世をしたたかに生き抜き、伊賀・伊勢32万石の太守にまで上りつめることができたのは何故か。槍をとっての戦さ働きはもちろん、将としての駆け引き、水軍の指揮、築城技術、戦時だけでなく平時における情報収集など、あらゆる能力を身につけていった高虎は、持ち前の向上心と不断の努力によって、日々己の価値を高め、人生を切り開いていった……。主を何度も変えてきたのにもかかわらず、最後に仕えた家康からの絶大な信頼を勝ち取ったことから、「ごますり大名」「二股膏薬」と揶揄された藤堂高虎の汚名をすすぎ、その真実の姿を描ききった長編力作。
  • 日本にとって初めての海外からの侵略戦争となった元寇。この二度にわたる侵攻を退けたのが鎌倉幕府八代執権・北条時宗。日本を救ったリーダーの活躍を描く歴史長編。

    日本が初めて体験する海外からの侵攻―元寇(文永・弘安の役)。日本の存亡をかけたこの最大の国難に、鎌倉幕府8代執権・北条時宗はいかに悩み、そして決断をくだしたか…。蒙古侵攻をひかえながら、北条一族の政権争い、朝廷の分裂に巻きこまれる時宗。さらに暗躍する海商、そして日蓮の不気味な予言。内憂外患の中で一国を預かるリーダーの姿を描く長編歴史小説。

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