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『文芸・小説、小学館、その他(レーベルなし)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全469件

  • シリーズ10冊
    869968(税込)
    著・絵:
    るるてあ
    作:
    谷口あさみ
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。

    カービィ、初の大人向け絵本シリーズ誕生。

    心温まる絵本シリーズ『いつでもカービィ』の誕生です。

    いつでもどこへでも、カービィの優しい世界を持ち歩けます。

    今巻は「寝る前に読む本」。
    カービィが眠りにつく前の、穏やかな時間が描かれています。
    枕元に置いて、カービィと一緒に幸せな夢を見ませんか?

    ※この作品はカラーです。
  • シリーズ2冊
    7151,485(税込)
    著:
    夏川草介
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    「お前は、ただの物知りになりたいのか?」

     夏木林太郎は、一介の高校生である。幼い頃に両親が離婚し、さらには母が若くして他界したため、小学校に上がる頃には祖父の家に引き取られた。以後はずっと祖父との二人暮らしだ。祖父は町の片隅で「夏木書店」という小さな古書店を営んでいる。その祖父が突然亡くなった。面識のなかった叔母に引き取られることになり本の整理をしていた林太郎は、書棚の奥で人間の言葉を話すトラネコと出会う。トラネコは、本を守るために林太郎の力を借りたいのだという。

     お金の話はやめて、今日読んだ本の話をしよう--。

     感涙の大ベストセラー『神様のカルテ』著者が贈る、21世紀版『銀河鉄道の夜』!
  • 喜劇王が初めて明かす「とんねるず」の真実。

    木梨憲武が還暦を期に書き下ろした本格自叙伝!

    祖師谷・木梨サイクルの幼少期。
    全国制覇を目指した帝京高校サッカー部。
    新宿中央公園でのネタ合わせ。
    駆け上ったテレビのスターダム。
    テレビバラエティの栄枯盛衰。
    愛妻・安田成美。
    「みなさんのおかげでした」伝説の最終回の裏側。
    そして、盟友・石橋貴明との本当の関係。

    エンタテイメントを取り巻く時代の劇的な移り変わりを、彼は何を武器にして、どう生き抜いてきたか。

    喜劇王の知られざる歓喜と苦悩がいま明かされる。

    ~~~

    俺たちをおもしろがってくれて、40代、50代、60代と一緒に年齢を重ねてきた「とんねるず」世代にも、感謝や恩返しがしたい。そういう人たちの中には、このところの暗くて冷え込んだ世の中の影響で気分的に落ち込んだり、長年勤めた会社で定年を迎えたりして、人生の次なるステップを見つけられずに、迷子になっている人も少なくないんじゃないかな。そんな人たちに、俺という人間を知ってもらい、そして、もしそこに人生の後半戦を生きる「ヒント」みたいなものがあるとするならば、参考にしてくれたらうれしいと思う。(「プロローグ」より)

    ~~~
  • シリーズ2冊
    1,386(税込)
    著:
    井上真偽
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    新・読書体験。驚愕のパラレルミステリー!

    古き良き商店街で起きた不穏な事件。探偵役は三姉妹と四兄弟、事件と手がかりは同じなのに展開する推理は全く違う!? 〈Brother編〉との「両面読み」がおすすめです!
    ぎんなみ商店街に店を構える焼き鳥店「串真佐」の三姉妹、佐々美、都久音、桃。ある日、近所の商店に車が突っ込む事故が発生した。運転手は衝撃で焼き鳥の串が喉に刺さり即死。詮索好きの友人を止めるため、都久音は捜査に乗り出す。まずは事故現場で目撃された謎の人物を捜すことに。(第一話「だから都久音は嘘をつかない」)
    交通事故に隠された謎を解いた三姉妹に捜査の依頼が。地元の中学校で起きた器物損壊事件の犯人を捜してほしいというものだ。現場には墨汁がぶちまけられ、焼き鳥の串が「井」の字に置かれていた。これは犯人を示すメッセージなのか、それとも……?(第二話「だから都久音は押し付けない」)
    「ミステリーグルメツアーに行く」と言って出掛けた佐々美が行方不明に!? すわ誘拐、と慌てる都久音は偶然作りかけの脅迫状を見つけてしまう。台風のなか、姉の足跡を追う二人に、商店街のドンこと神山が迫る――。(第三話「だから都久音は心配しない」)
  • 『BLUE GIANT』もうひとつの物語。

    沢辺雪祈は、言葉を覚えるより先に音を覚えた――。
    幼い頃、音が「色」に見えた少年は、やがてジャズの魅力に取り憑かれ、運命の仲間たちと出逢う。目指すは日本一のジャズクラブ「ソーブルー」での10代トリオ単独公演!
    ただ真っ直ぐに、ただただ真摯にピアノと向き合い続ける青年は、夢の舞台で磨き上げたソロを響かせ、喝采を博すことができるのか!?
    大人気コミックのストーリーディレクターが魂を込めて書き下ろすフルボリューム音楽小説!!
    漫画でも映画でも描かれなかった『BLUE GIANT』もうひとつの物語。
  • シリーズ12冊
    726880(税込)
    作:
    ダレン・シャン
    訳:
    橋本恵
    絵:
    田口智子
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    『ハリー・ポッター』の作者、J.K.ローリングが激賞!世界中で大ヒットした英国産ダークファンタジーの超大作!
    世代を超えて大人たちもハマってしまった児童文学の最高傑作!

    ダークさ満載のストーリー、不気味にキャラ立ちした登場人物の不可思議な魅力。
    先の読めないどんでん返しの連続、そして、読み終わったときの心にずしんとひびく人間社会へのアイロニー。
    優等生ファンタジーと一線を画した本作品をシリーズでお楽しみください!

    ふとしたことから手に入れた『奇怪なサーカス』のチケット。主人公のダレン少年を待ち受ける不思議な運命とは……。
    親友の命を救うために半バンパイアになった少年の大長編物語です。

    世界中の子どもたちが作者のホームページにメールを寄せています。「今まで読んだ本の中で、最高におもしろかった。ハラハラ、ドキドキの連続で、他の本のように退屈する暇がない」などなどと。
  • 1,584(税込)
    著:
    中山七里
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    緊急出版! 人工知能は罪を裁けるのか!?

    東京地方裁判所の新人裁判官・高遠寺円は、日々の業務に忙殺されていた。公判、証人尋問、証拠や鑑定書の読み込み、判例等の抽出、判決文作成と徹夜が続く。
    東京高裁総括判事の寺脇に呼び出された円は、ある任務を命じられる。中国から提供された「AI裁判官」を検証するというものだ。〈法神2〉と名付けられたその筐体に過去の裁判記録を入力する。果たして、〈法神〉が一瞬で作成した判決文は、裁判官が苦労して書き上げたものと遜色なく、判決もまた、全く同じものだった。業務の目覚ましい効率化は、全国の裁判官の福音となった。しかし円は〈法神〉の導入に懐疑的だった。周囲が絶賛すればするほどAI裁判官に対する警戒心が増す。
     そんなある日、円は18歳少年が父親を刺殺した事件を担当することになる。年齢、犯行様態から判断の難しい裁判が予想された。裁判長の檜葉は、公判前に〈法神〉にシミュレートさせるという。データを入力し、出力された判決は――「死刑」。ついに、その審理が始まる。
     罪は、数値化できるのか。裁判官の英知と経験はデータ化できるのか。連載、即緊急出版! 目前に迫るあり得る未来に、人間としての倫理と本質を問う法廷ミステリー。

    (底本 2024年2月発売作品)
  • 1,782(税込)
    著:
    額賀澪
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    戦時下と現代の熱い駅伝魂を描く感涙小説。

     ボストンマラソンの会場で、とある選手から古びたボロボロの日記を受け取った新米駅伝監督・成竹と学生ナンバーワンランナー神原。それは、戦時下に箱根駅伝開催に尽力したとある大学生の日記だった。その日記から過去を覗いた二人が思い知ったのは、美談でも爽やかな青春でもない、戦中戦後の彼らの壮絶な軌跡。そこには「どうしても、箱根駅伝を走ってから死にたい」という切実で一途な学生達の想いが溢れていた。
     現代の「当たり前」は昔の人々が死ぬ気で勝ちとってきた想いの積み重ねと知った彼らは・・・・・・・。そして、戦時下の駅伝を調べ、追う彼らに起きた、信じられないような奇跡とは。
     先人達の熱い想いが襷として繋がり、、2024年、第100回箱根駅伝は開催される。
     熱涙間違いなしの青春スポーツ小説、最高傑作です。

    (底本 2023年12月発売作品)
  • 新・読書体験。驚愕のパラレルミステリー!〈Sister編〉〈Brother編〉の合本版!!

    古き良き商店街で起きた不穏な事件。探偵役は三姉妹と四兄弟、事件と手がかりは同じなのに展開する推理は全く違う!? 〈Sister編〉〈Brother編〉の「両面読み」がおすすめです!

    〈Sister編〉

    ぎんなみ商店街に店を構える焼き鳥店「串真佐」の三姉妹、佐々美、都久音、桃。ある日、近所の商店に車が突っ込む事故が発生した。運転手は衝撃で焼き鳥の串が喉に刺さり即死。詮索好きの友人を止めるため、都久音は捜査に乗り出す。まずは事故現場で目撃された謎の人物を捜すことに。(第一話「だから都久音は嘘をつかない」)

    交通事故に隠された謎を解いた三姉妹に捜査の依頼が。地元の中学校で起きた器物損壊事件の犯人を捜してほしいというものだ。現場には墨汁がぶちまけられ、焼き鳥の串が「井」の字に置かれていた。これは犯人を示すメッセージなのか、それとも……?(第二話「だから都久音は押し付けない」)

    「ミステリーグルメツアーに行く」と言って出掛けた佐々美が行方不明に!? すわ誘拐、と慌てる都久音は偶然作りかけの脅迫状を見つけてしまう。台風のなか、姉の足跡を追う二人に、商店街のドンこと神山が迫る――。(第三話「だから都久音は心配しない」)

    〈Brother編〉

    ぎんなみ商店街近くに住む元太・福太・学太・良太の兄弟。母は早くに亡くなり父は海外赴任中だ。ある日、馴染みの商店に車が突っ込む事故が起きる。運転手は衝撃で焼き鳥の串が喉に刺さり即死した。事故の目撃者は末っ子で小学生の良太。だが福太と学太は良太の証言に違和感を覚えた。弟は何かを隠している? 二人は調査に乗り出すことに(第一話「桜幽霊とシェパーズ・パイ」)。

    中学校で手作りの楽器が壊される事件が発生。現場には墨汁がぶちまけられ焼き鳥の串が「井」の字に置かれていた。学太の所属する書道部に犯人がいるのではと疑われ、兄弟は真実を探るべく聞き込みに回る(第二話「宝石泥棒と幸福の王子」)。

    商店街主催の「ミステリーグルメツアー」に随行し、長男で料理人の元太は家を空けている。学太が偶然脅迫状らしきものの断片を見つけたことから、元太が誘拐事件にかかわっている可能性が浮上。台風のなか兄の足跡を追う福太たちに、ある人物が迫る!(第三話「親子喧嘩と注文の多い料理店」)

    ※電子版合本特典のイラストが含まれます。

    ※この作品はカラーが含まれます。
  • 1,683(税込)
    著:
    林真理子
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    一章完結形式の新感覚の歴史大作!

    日本古典文学史上の名作を、作家林真理子氏が換骨奪胎。「鹿谷の謀議」「一の谷の合戦」「壇ノ浦の戦い」「大原御幸」など、誰もが興味を惹かれる著名な場面、現代人の心に響く部分だけを抽出して鮮やかに再構築しました。スピード感あふれる展開! 美しい情景描写! さらに、平安時代末期の平家源氏皇室を取り巻く、ドロドロとした抗争に翻弄される人々の内面を、丹念に、リアルに描き出した部分は圧巻!
     治部卿局、平清盛、平維盛、平敦盛、建礼門院徳子、二位尼時子、後白河法皇、源義経、阿波内侍と、人物ごとに全九章で構成される本作は、一章完結形式なので、前から順番に読んでも、どこから読み始めても楽しめる仕掛け。これまで「平家物語」には興味はあるけれど、前から長々続く展開に“途中で挫折した”という読者も、本作ではグイグイと引き込まれていくことでしょう。歴史ファン、古典文学ファンのみならず、現代小説のような感覚で楽しめる“令和の平家物語”になっています。
    “滅びゆくもの皆美しく…。「平家物語」には日本美のすべてが凝縮している” と語る、林真理子氏、渾身の歴史大作、ここに誕生です!
  • ご遺族、故人の納得できる葬儀を行います。

    清水美空は、スカイツリー近くの葬儀場「坂東会館」に務めている。訳ありの葬儀ばかりを担当する葬祭ディレクターの漆原のもとで、亡くなった人と遺族の気持ちに寄り添えるよう日々研鑽を積む毎日だ。入社して早二年、葬儀場の繁茂期である冬が訪れようとするころ、人員不足の現場に、大手葬儀場での勤務経験がある木暮千波が入社する。社長の甥でもある木暮は、坂東会館の現状に不満を漏らし、改革を断行しようとする。
     グリーフケア小説として大反響のロングセラー「ほどなく、お別れです」シリーズ最新作!

    (底本 2022年7月発行作品)
  • 宇宙食をつくった高校生たちの探究リレー。

    「ジューシーなお魚。しょうゆもしっかり染みていておいしいです!」
    2020年11月、野口聡一宇宙飛行士が宇宙からYouTubeで食レポを配信したのは、高校生たちが開発した宇宙食のサバ缶だった。
    本書は、JAXA認証宇宙日本食「サバ醤油味付け缶詰」をつくった福井県立若狭高校の生徒たちの、山あり谷ありの14年の軌跡を取材したノンフィクション児童書。

    それは、地元の名産「サバの缶詰」を宇宙食に、という生徒の一言から始まった。
    でも、宇宙で食べたくなる味って?
    行ったことのない宇宙での「正解」は、先生だって知らない。
    そんな宇宙食開発で大切なことは、宇宙飛行士の体と心によりそうことだった・・・・・・。

    どうにもならない困難にたびたび直面しつつも、「探究」のワクワクを原動力に、疑問に思ったことを調べてみる、仮説を立ててやってみる、結果を観察し記録する。先輩から後輩へと「探究」のバトンが受け継がれ、ついに夢をかなえた実話です。

    そのほか、JAXA認証宇宙日本食のメニュー一覧や、宇宙での食事や健康にまつわる5つのコラムも収録。まるごと一冊、宇宙食の本です。

    ※この作品は一部カラーが含まれます。
  • 幽霊×少女のシアターファンタジー小説!

     イングランドの海辺の保養地シーショーにあるロイヤルシアターは数年前に閉鎖され、様々な時代の個性的な幽霊たちが棲みついていた。嵐の日に本を守って海にのまれた元図書館司書、脱毛と脱「せりふ」ノイローゼになった元俳優、暴走族の乱闘に巻き込まれて死んだモッズ族の少年…。劇場再生のためにやってきた俳優夫婦の娘グレイシーは、なぜか彼らを見ることができ、生前の話を聞かせてくれとせがむ。最初は訝しんでいた幽霊たちも、やがてグレイシーに心を許すように。そんな中、劇場を壊そうと企む者が…。
     現代を代表する英国の児童文学作家が贈る、ユーモラスでスペクタクルな傑作小説。幽霊たちの独白に泣き笑い、劇場の魔法にドキドキ。ひょっとしたらあなたの町の劇場でも起きるかも…?世代を超えて愉しめるシアターファンタジー!
  • 【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。

    カサの尖った先端を後ろに向けて振る翼竜、「カサウシロフルス」。
    痛快!キャラで学ぶ新時代のマナー本!

    SNS上で他人に石を投げて炎上させる「イシナ原人」。
    「男は~」「日本人は~」など語る主語がやたらでかい「シュゴデカウルス」。
    前例ばかりにこだわる保守的アンモナイト、「ゼンレイナイト」。
    暗い映画館でスマホを光らす「シネマアンコウ」…。

    迷惑な振る舞いや古い慣習を、古生物や動物と組み合わせて、キャラクターをつくりました。史上初、「絶滅してほしい」生物の図鑑です。子どもから大人まで、マナーや共生について考えるきっかけに!

    おすすめポイント
    ★へんてこかわいいキャラクターを通してマナーを学べる!
    ユーモラスでちょっとシュールな「絶滅してほしい」迷惑生物たちが大暴れ。どんな行動や言動が問題なのかを学べます。

    ★これからの時代を生き抜くためのヒントが満載!
    理不尽と戦う武器になる考え方や、ちょっと心が軽くなるような対策法を掲載。法律、科学データ、格言など、あらゆる角度から紹介します。

    ★古代生物や動物の知識も深まる!
    それぞれのキャラのモデルとなった恐竜・古生物・動物たちの基礎情報も、写真やイラストつきで楽しく学べます。

    ※この作品はカラー版です。
  • 少年とゴリラの信じられないような絆を描く!

    舞台は、第二次世界大戦下のイギリス、ロンドン。

    戦火がひどくなる中、動物園には年老いたゴリラが取り残されていた。父親が戦争に行き、知人の女性に預けられたひとりぼっちの少年ジョゼフ。それぞれの孤独の中、ゴリラと少年は心を通わせるようになる。

    人間であることの意味を描いた話題作品。
  • 1,782(税込)
    著:
    御木本あかり
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    女4人で272歳。終の棲家に立退き迫る!

    私たち、まだまだ人生諦めませんから!
    東洋文化大学の学生である速水翔太は、風変わりなアルバイトをしている。自称料理研究家の奥村歌子さんを始めとした女性三人のシェアハウスの秘書、要するに小間使いだ。私立女子校時代の同級生である68歳の三人から無理難題を押しつけられてもバイトを辞められないのは、歌子さんによる賄い(お酒付き)が美味しすぎるから。そこに新たな同居人・緑川恒子さんがやってくる。彼女は認知症の初期で、帰り道が分からなくなることもしばしばで…。さらに歌子さん所有のシェアハウスにも売却の危機が迫っていた。
  • 戦国武将にして剣聖が辿った艱難辛苦の道。

    上泉信綱は剣槍を縦横無尽に振るっていた。
    相模国小田原城主・北条氏康の機略により、武蔵河越城を落とし損ねた関東管領・山内上杉家憲政と扇ガ谷上杉家朝定、関東公方・足利晴氏の連合軍を救うため、一騎当千の働きをせねばならぬのだ。
    しかし、獅子奮迅の活躍虚しく、主君である上野国箕輪城主長野業政の嫡男・吉業は護りきれなかった。
    肩を落とす信綱に、業政は無能な関東管領を見限るという。
    甲斐国躑躅ヶ崎館・武田晴信の誘いにもなびかず、我が道を行く主君に仕える信綱だったが、ついに業政の命運が尽きてしまう。
    信綱は「兵法を極めよ」という業政の遺言を成し遂げるべく、弟子の疋田文五郎、神後宗治とともに諸国修業の旅に出る決意を固めることに。
    出立後、信濃国諏訪大社で奉納演武してからというもの、長坂釣閑斎をはじめ、諏訪四郎左衛門、武田晴信、小山田信茂らが、兵法家として名高い信綱を引き留めては策を弄してくる。
    なんとか魔手を振り切り、常陸国へ向かう一行。
    ようやく辿り着いた、武の神を祀る鹿島神宮を詣でていると、なんと剣聖・塚原卜伝が現れた。
    教えを乞う信綱に卜伝は……。
    戦国武将剣豪ロマン。
  • 1,485(税込)
    著:
    藤ノ木優
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    母はなぜ、義母だと嘘をついたのか。

    明日見つむぎはごく幼い頃に父と母を亡くし、母方の親戚である奈緒に引き取られた。奈緒は心に不調を抱えながらも「義母」としてつむぎを懸命に育てる一方、心の距離を取ることにはこだわり、「母」と呼ばれることをかたくなに拒んでいた。

    そんなある日、病院から奈緒が倒れたと連絡が入る。持病の子宮腺筋症が悪化し、大量に出血したのだという。急ぎ病院に駆けつけるつむぎだったが、そこで医師から奈緒の病状だけでなく、奈緒がつむぎの実の母親であることも告げられる。

    信じがたい話に愕然とするが、医師が持つカルテには、たしかにこの病院で奈緒がつむぎを出産したことが書かれていて――。

    母はなぜ、義母だと嘘をついたのか。18年間隠された出生の謎を追う、現役医師作家が描く圧巻の家族小説。
  • 1,980(税込)
    著:
    神山恭昭
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

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    椎名誠が心酔! 松山の「ささやかな天才」。

    作家・椎名誠が心酔する松山の奇才・神山恭昭による、人間味とユーモアあふれるイラストエッセイ集。神山氏は愛媛新聞連載やフリーペーパー「松山百点」で愛される絵日記作家・造形作家。これは地方版を増補・改訂した神山氏の決定版と言える一冊となっている。
    <内容の一部>
    ●地下室の大研究 ●夢日記大研究 ●宝の持ち腐れ研究 ●噛みつきネコの研究 ●日向水小研究、●地老漫の研究 ●あだ名の研究、●古着大研究 ●便所哲学の研究 ●大豆コーヒーの研究 ●しょう油もち入り雑煮の研究 ●わが家ではごちそうでもよその家では・・・大研究 ●靴下片方だけ紛失の大研究 ●使い捨て物品の大研究 ●比較好き学の研究 ●古希の大研究 ●白髪頭大研究 ●お酒による赤面の研究 ●地小説の研究 …などなど。
    40年以上にも及ぶ“ゲージュツ生活”を追ったドキュメンタリー映画『ほそぼそ芸術 ささやかな天才、神山恭昭』(品川亮監督/ナレーション・榎本佑/朗読・ヒコロヒー)も話題!

    読めばわかる、「ほそぼそ芸術」のクセになる素晴らしさ!
  • 1,782(税込)
    著:
    山崎ナオコーラ
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    登山で頂上まで行く? 途中で降りられる?

    「『あきらめる』って言葉、古語ではいい意味だったんですってね。『明らかにする』が語源らしいんです」

    近所の川沿いを散歩するのが日課の早乙女雄大。
    入院中の愛する人との残り少ない日々の過ごし方や、
    ある告白をきっかけに家を出てしまった家族のこと、
    あれこれと思い悩みながら歩いていると、親子風の二人組に出会う。
    親に見える人は何やら思い詰めた表情で「自分の人生をあきらめたい」と言う…。

    ふとしたきっかけで生まれた縁だったが、
    やがて雄大は彼らと火星に移住し、「オリンポス山」に登ることを決意する…!?

    「あきらめる」ことで自らを「あきらかにしていく」――
    火星移住が身近になった、今よりほんの少し先のミライが舞台の新感覚ゆるSF小説。
  • 1,683(税込)
    著:
    早見和真
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    まったく新しい高校野球小説が、開幕する。

    秋山菜々子は、神奈川で看護師をしながら一人息子の航太郎を育てていた。湘南のシニアリーグで活躍する航太郎には関東一円からスカウトが来ていたが、選び取ったのはとある大阪の新興校だった。声のかからなかった甲子園常連校を倒すことを夢見て。息子とともに、菜々子もまた大阪に拠点を移すことを決意する。不慣れな土地での暮らし、厳しい父母会の掟、激痩せしていく息子。果たしてふたりの夢は叶うのか!?
    補欠球児の青春を描いたデビュー作『ひゃくはち』から15年。主人公は選手から母親に変わっても、描かれるのは生きることの屈託と大いなる人生賛歌! かつて誰も読んだことのない著者渾身の高校野球小説が開幕する。
  • 1,683(税込)
    著:
    森本萌乃
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    人とお金と人生について学べるビジネス小説!

    コスメ業界で働く加藤スミレは、リモートでゆるく働く毎日にどこか物足りなさを感じていた。そんなスミレにあるとき、上司から突然の「クビ」宣告が。絶望するスミレだったが、ハローワークや周囲の人の話を聞くうちに、かつて「起業したい」と感じていたことを思い出す。昔から本が大好きだったスミレ。これはもしかして「好きなことで生きていく」に挑戦できるラストチャンスでは? 転職先も決まらず背水の陣となったスミレは、意を決して起業家の知り合いを訪ねてみるが……。

    スキルも人脈もお金もないスミレは、本への熱い「想い」だけで起業できるか!? 貧困、孤独、どん底から這い上がり夢を実現させた女社長の唯一無二のスタートアップ奮闘記! キャリアや恋愛に悩みながらも、資金調達や仲間集めといった困難のひとつひとつに体当たりで立ち向かっていくパワフルな主人公の姿をリアルに描く。

    電通での激務を経てオンライン書店「Chapters(チャプターズ)」を起業した著者が、これから起業を考える全ての日本人に贈るビジネス小説。
  • 1,287(税込)
    作:
    椰月美智子
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    毎日小学生新聞人気連載小説が単行本に!

    あわて者のジュン。中学受験を目指してるスカイ。人気者でサッカー少年のシン。おっとりしているレオン。かわいいものが大好きなミナ。しっかり者で正義感の強いルイ。みんな仲の良い友だちだ。
    ある日、事件が起きた。なぜそんなことになるんだ? 

    小学六年生は、小学校生活最後の年。卒業までの毎日を笑ったり、怒ったり、熱くなったり……。いろんな子がいて、いろんな気持ちがある。
    小学六年生の何気ない日常を描く友情物語。
  • 1,683(税込)
    著:
    はらだ有彩
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    烈しい時代をサバイブしてきた女たちの生涯。

    酒井順子さん、ヤマザキマリさん推薦!

    「熱い魂を持つ女たちが拓いた道を、私たちは決して見失ってはならない」
    (酒井さん)

    「「烈」という甲冑の下に、宿命を満身創痍で受け入れる健気な女たちの姿が見えてくる」
    (ヤマザキさん)

    歴史に名を刻んだ女性たちは、その生の中で何を思い、行動したのか。性別、人種、文化、階級――数々のスティグマの中にあった20人の人生を、『日本のヤバい女の子』シリーズ等で注目を集める気鋭の著者が独自の視点で紐解く。

    「誰にも「幸福だった」とか「不幸だった」などとジャッジできない、彼女たちの人生をもっと知りたいと思ってしまう。私も今、生きているから」(はじめにより)

    〇登場する女性たち
    トーベ・ヤンソン/鴨居羊子/相馬黒光/フローレンス・ナイチンゲール
    崔承喜/エバ・ペロン/マリー・キュリー/ワンガリ・マータイ
    フリーダ・カーロ/プーラン・デーヴィー/秋瑾/ダイアナ・フランセス・スペンサー
    ローラ・モンテス/マーガレット・ミード/吉屋信子/ハンナ・アーレント
    ソニア・ドローネー/カミーユ・クローデル/人見絹枝
    ほか

    決して遠い時代の話ではない。今を生きる私たちに強いメッセージと気づきを与えてくれる一冊です。
  • 2,277(税込)
    著:
    安西水丸
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    【ご注意】※この電子書籍は紙の本のイメージで作成されており、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。

    安西水丸、幻の未発表小説を初めて書籍化。

    ニューヨークからパリ、リスボン、マドリード、ローマへ。イラストレーターである主人公のモノローグと日本にいる恋人への手紙、そして現地でのさまざまな出会い……。これまで日の目をみることのなかった幻の小説「1フランの月」(未完)を没後10年となる2024年春に初めて書籍化。「旅」をテーマにした未刊行エッセイ、イラスト、スケッチなどを加え、懐かしくも新しい、イラストレーター/作家・安西水丸の世界をこの一冊に凝縮。

    ※この作品はカラーが含まれます。

    (底本 2024年2月発売作品)
  • 難民児童と施設職員の交流を描くYA小説。

     スウェーデンの小さな町にある灰色の建物。高校を出たばかりの「わたし」は、保護者のいない難民児童が暮らす収容施設で働いている。職員は規則と指示に従うことを求められ、帰宅したら仕事のことは考えるなと言われるけれど、アフガニスタンから逃げてきた少年たちと日々接していると、それはとても難しい。「わたし」は、家族と離れ一人で逃げてきた14歳のザーヘルや17歳のアフメド、ハーミドという3人の少年たちと心を通わせるうちに、タリバンへの恐怖やトラウマに苦しむ彼ら、18歳になり施設を出なければならないことを恐れる彼らに寄り添おうとする。
     静かな筆致で難民児童の現実と職員の葛藤を描いた、2021年北欧理事会文学賞(YA&児童部門)受賞作。
  • 1,683(税込)
    著:
    伊吹亜門
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    犯人は誰? 探偵こそ誰?

    時は明治、那珂川二坊は文学で名をなさんとす。尾崎紅葉に師事すれど執筆がかなうのは小説どころか三文記事ばかり。この日も簡易食堂に足を運び、ネタを探して与太話に耳を傾けた。

    どうやら昨晩、かの徳川公爵邸に盗人が入ったらしい。蓋を開ければ徳川公にも家人にもこれと云った被害はなく、盗人は逃走途中に塀から落ちて死んだという不思議な顛末。酔客らは推論を重ねるが、「そりゃ違いますやろ」という声の主、福田房次郎が語り始めたのは、あっと驚く“真相”だった(「長くなだらかな坂」)。

    京都・奈良をつなぐ法螺吹峠、ナチス勃興前夜のポツダム、魔都・上海ほか、那珂川の赴く地に事件あり、妖人あり! “歴史・時代ミステリの星”伊吹亜門が放つ全5話の連作短編集――


    絢爛たる謎解き秘話を通して、
    〈あの人〉たちの妖人ぶりにあらためて瞠目した
    ――有栖川有栖(作家)

    著者の本領発揮作と呼ぶに相応しい完成度
    ――千街晶之(ミステリ評論家)
  • シリーズ3冊
    1,4852,970(税込)
    作:
    鈴木のりたけ
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

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    もういつピンチが来ても大丈夫だ!

    大ピンチを知れば、いつ大ピンチになってもこわくない。
    この図鑑は、こどもが出あう世の中のさまざまな大ピンチを、「大ピンチレベル」の大きさと、5段階の「なりやすさ」で分類し、レベルの小さいものから順番に紹介します。また、その大ピンチの対処法や、似ている大ピンチ、大ピンチからさらにおそいかかる大ピンチなど、あらゆる方向から 大ピンチを ときあかします。
    ・・・などといえば、かたい本に聞こえますが、もちろんそうではありません。期待を裏切らない「のりたけワールド」炸裂で、鋭くもあたたかい観察眼と、思わずふき出すユーモアにあふれた1冊です。

    ※この作品はカラーです。
  • 1,980(税込)
    著:
    柏木伸介
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    ハードボイルドは死なず!

    「裏切りと破壊、薄汚れた時代をぶったぎる瞠目のハードボイルド」 
    “レジェンド”志水辰夫氏も認めた新時代のエンタメ超大作!

    平成末期の2019年、神奈川県警の元公安刑事・吾妻仁志が爆殺された。吾妻が生前追い続けていた過激派組織“日反”の関与が濃厚だという。爆弾闘争を繰り広げた日反は幹部らの中東逃亡や内部分裂を経て、事実上の休眠状態だった。なぜ今になって? 

    平成元年の1989年、横総大の学生・沢木了輔は、吾妻の命を受ける形で、同大の日反組織に潜入していた。接近したのが日反幹部の娘とされる月原文目だ。沢木は文目とともに警視庁と合同で立案されたプロジェクトに深入りしていくも、悲劇とともに計画は頓挫した。

    改元前夜、血塗られた30年前の計画に、公安刑事となった沢木が分け入ると官邸、警察、過激派、それぞれの思惑が絡まった国家の陰謀が見えてきた。相次ぐ関係者の死、行方をくらました日反幹部の出現、そして裏切り…ノンストップで展開する新時代のハードボイルド、ここに完成!
  • 1,782(税込)
    著:
    佐藤正午
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    著者七年ぶりの新作長編!直木賞受賞第一作!

    その年の七月、丸田君はスマホに奇妙なメッセージを受け取った。
    現実に起こりうるはずのない言い掛かりのような予言で、彼にはまったく身におぼえがなかった。送信者名は不明、090から始まる電話番号だけが表示されている。
    彼が目にしたのはこんな一文だった。

    今年の冬、彼女はおまえの子供を産む

    これは未来の予言。
    起こりうるはずのない未来の予言。
    だがこれは、まったく身におぼえのない予言とは言い切れないかもしれない。
    これまで三十八年の人生の、どの時代かの場面に、「彼女」と呼ぶにふさわしい人物がいるのかもしれない。
    そもそも、だれが何の目的でこの予言めいたメッセージを送ってきたのか。
    丸田君は、過去の記憶の断片がむこうから迫ってくるのを感じていた──。

    三十年前にかわした密かな約束、
    二十年前に山道で起きた事故、
    不可解な最期を遂げた旧友……

    平凡な人生なんていったいどこにあるんだろう。
    『月の満ち欠け』から七年、かつてない感情に心が打ち震える新たな代表作が誕生。読む者の人生までもさらけ出される、究極の直木賞受賞第一作!
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    「ご飯のおとも」が小説になるなんて。

    食堂と酒をテーマにした『食堂のおばちゃん』『婚活食堂』『ゆうれい居酒屋』など、シリーズベストセラーを生み出した小説家の山口恵以子さん。このたび、「ご飯のおとも」が登場する10編の新作を書き上げました。東京の片隅で夜だけ営業する「めしのせ食堂」。今宵も元デパート勤務の女将が用意するアツアツのご飯に味噌汁、そして全国から取り寄せた自慢の「ご飯のおとも」を目当てにお腹と心を満たそうとさまざまな客が訪れます。小説に登場する40品は「ご飯のおとも」専門家の長船クニヒコさんが取り寄せも含めて詳しく紹介しています。

    小説の一例
    第二話[ふりかけ]二十五年の逃亡
    第三話[海の幸]女の分かれ道
    第五話[佃煮]ハートと胃袋
    第六話[海苔と昆布]ハッピーの兆しはすぐそこ
    第七話[おかず味噌とラー油]心変わり
    ほか全10編

    「ご飯のおとも」の一例
    [ふりかけ]ぶっかけ海苔めし/しそわかめ
    [海の幸]鮭ルイベ漬/さばのドライカレー
    [佃煮]磯くるみ/ピリカラ青のりの佃煮
    [海苔と昆布]邦美丸の塩海苔/えびすめ
    [おかず味噌とラー油]ごぼう肉みそ/サクサクしょうゆアーモンド
    ほか全40品

    ※この作品はカラーが含まれます。
  • 歌舞伎役者が命を懸けて守りたかったもの。

    公演中に毒殺された歌舞伎の女形――驚愕の事情と意外な下手人!

    女形の歌舞伎役者・二代目瀬川路京は人気低迷に足掻いていた。
    天に授けられた舞の拍子「神の音」が聞こえなくなっていたのだ。
    路京は座元と帳元の強い勧めもあり、現状打破のため、因縁の演目を打つことに。
    師匠の初代路京が舞台上で殺され、さらに瀬川家が散り散りになったきっかけの「母子月」だ。
    子役として自分も出演した因縁の公演を前にして、初代殺しを疑われた者たちが集まってくる。
    真の下手人は誰なのか?
    初代はなぜ殺されてしまったのか?
    終幕に明かされる真相に涙を流さずにはいられない、感動の時代小説。
  • 警察×民事訴訟、小説界に新ジャンル誕生!

    この新人がデビューしたら、私の立場が危なくなるんじゃないか、と思うくらい評価した。
    ーー今野敏氏

    〈訟務係〉という着眼点は、埋もれさせるにはあまりに惜しい。
    ーー月村了衛氏

    本作を嚆矢として〈訟務係モノ〉とでもいった新ジャンルが切り拓かれていくことを願っている。
    ーー長岡弘樹氏

    嘘すら駆使して、正義を貫く。
    警察×民事訴訟 警察小説界に新たなジャンルが誕生!
    選考委員驚愕の第二回警察小説新人賞受賞作。

    「俺たちは、警察官ひとりを護るのと同時に、警察組織を、ひいては国民を護っているんです」
    バイクの自損事故現場で轢き逃げに遭った新人警察官の桐嶋千隼。病院で目を覚ますと、バイクの少年は死亡していた上、桐嶋はその責任を巡る訴訟を起こされてしまった。途方に暮れる桐嶋を訪れたのは、「県警の守護神」と呼ばれる弁護士資格を持つ異例の警察官・荒城。真実よりも勝利を求める強引なやり方に反発しつつも、訴訟に巻き込まれていく桐嶋だが、調査を進めるうち、訴訟は同日に起きた女性警察官発砲事案にも繋がっていきーー。
  • 水害に立ち向かう少女の冒険と成長の物語。

     2か月間雨が続くアフェイリア国。この先も天候が回復しないと知った女性最高指導者スプリーマは、「視察」とウソをつき、職務を投げ出して逃亡してしまった。スプリーマの屋敷で働いていた15歳のメイド・グローリアは、妻は戻ってくると信じているスプリーマの夫ミスター・ティモールから、当面の間、首相の影武者をするように命じられる。最初はいやいやだったグローリアだが、視察に出かけ水害に見舞われた市民の惨状やひどい労働環境を目の当たりにするうちに、本当に国を救うためにはどうすればいいのか考えはじめる…。
     2度のカーネギー賞、ガーディアン賞、ウィトブッレッド賞、マイケル・L・プリンツ賞受賞、現代最高の英国人児童文学作家が贈る、災害と冒険、成長と再生の物語。
  • 気づかぬうちに地球が大変なことに!?

    フィッシャー中学で新設された特別授業「地球クラス」。この授業ではSDGsのテーマのひとつである「気候変動」に注目し、これからも地球に住み続けるための方法を学びます。
    選ばれた9人の生徒たちは、みんな地球が大好き。自分たちの頭で考えながら、どうすれば地球の自然や資源を守ることができるのか考えます。

    「堆肥化」「クリーンエネルギー」「サステナブルファッション」など、注目のキーワードが多数登場。環境問題を考える入門書にもぴったりの1冊です。
  • 【ご注意】※この電子書籍は紙の本のイメージで作成されており、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。

    動物園で働く飼育員に一日密着!

    \イギリスで大人気の自然科学シリーズ!/

    動物園の飼育員に密着して、働きぶりをマンガで体験!

    「動物のうんちってどうしてる?」
    「コウモリのエサがバナナって本当?」
    「ヘビの健康診断ってどうやるの?」

    など、面白いトピックスが盛りだくさん!
    普段は見ることができない「動物園の裏側」を楽しく学んでいきましょう。

    ※この作品はカラーです。
  • 壁も溝も、自分のやり方で越えていく!

    エミーは、生まれつき脊椎に障がいがあり、車いすで学校生活を送る12歳の女の子。車いすで宙に舞い、大ジャンプをキメるモトクロス選手にあこがれて、放課後は自宅の庭にあるパパ手作りのジャンプ台で練習を重ねている。
    しかしエミーが乗っている「車いす」は日常生活を送るためのもので、大ジャンプをものにするためには、モトクロス用の高性能な車いすが必要。
    そこで、親友のアレエと一緒に、二人それぞれの夢を叶えるため、手作りのバッグや拾い集めてきた木の実や植物を売るオンラインショップを運営し、売上は上々。特にバッグは、車いす使用者目線の便利グッズとしてファンも獲得し、コツコツと着実に、夢に向かってつき進んでいた。
    そんなある日、学校でエミーが「転倒」した。
    学校の支援の対応はエミーの望まぬ方向へ進んでいき、友だちや家族との関係までギクシャクしていく・・・・・・。
    「人は知らないことについてはまちがいをおかすものだ。だから、対話し続けるんだ。人に伝えて教えて、そして人から教わるんだ」という作中のセリフが胸にしみる感動作。
    アメリカ学校図書館ジャーナルの優秀作品に選出された児童書。
  • 衝撃の巨大自動車企業小説、ついに完結!

    「99%が真実」という噂で書店から本が消えた!?

    気鋭の経済記者が「覆面作家」となって、初めて書くことができた「世界一の自動車メーカー」禁断の真実。あまりに詳しすぎる内部情報や関係者しか知らない極秘ネタを小説に偽装したノンフィクションではないか……そう噂され、発売と同時にベストセラーとなった超問題作『トヨトミの野望』と続編『トヨトミの逆襲』。その「完結作」がついに発売! 

    世界中を襲った未曾有のパンデミックのなか、巨大自動車会社トヨトミも待ったなしのEV(電気自動車)シフト転換を迫られていた。しかし、販売ディーラーの相次ぐ「不正事件」や持ち株比率たった2%の創業家の「世襲問題」など暗雲が垂れ込める。カギを握るのは“トヨトミの母”と呼ばれる元女優の謎の老女。彼女がひた隠す「豊臣家の秘密」とは──。

    「本書の内容のどこまでが事実でどこまでがフィクションなのか。これについて、巨大自動車企業に極めて近い経営者は99%が事実と私に言い切った」(夏野剛氏、『トヨトミの野望』文庫版解説より)綿密な取材をもとに描き、経済界を震撼させてきたトヨトミシリーズ。

    その“衝撃のラスト”を見逃すな!
  • 1,683(税込)
    著:
    花田菜々子
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    20名のゲストと名物書店員が語り尽くす!

    ドラマ化されて大反響をよんだ『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』の著者で、「蟹ブックス」を経営する名物書店員の花田菜々子氏が20名のゲストを招き、さまざまなテーマについて語り尽くした対談集。いまを生きる私たちの羅針盤となり、心の処方箋となってくれる必読の一冊。

    <お話をしたゲストたち>
    *ヨシタケシンスケ 「大人だって完璧じゃない」
    *窪美澄 「子持ちの恋愛」
    *山崎ナオコーラ 「家事と生産性」
    *ブレイディみかこ 「エンパシーの鍛え方」
    *荒井裕樹 「マイノリティーと人権」
    *岸政彦 「『聞く』ってむずかしい」
    *ひらりさ 「推しとお金と私」
    *東畑開人 「心を守るには」
    *西加奈子 「助けを求める」
    *ジェーン・スー 「おばさんを楽しむ」
    *ツレヅレハナコ 「コロナ禍と食」
    *永井玲衣 「手のひらサイズの哲学」
    *宇多丸 「人生相談に正解はない」

    その他
    メレ山メレ子/田房永子/植本一子/大前粟生/吉田貴司/岩田徹/飯間浩明 

    文芸誌『STORY BOX』の人気連載が待望の書籍化!

    (底本 2023年11月発売作品)
  • 【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。

    昼は女の子。夜はネコ。はじめての冒険物語。

     ミルクのママはネコ魔女。毎晩、ネコみたいなすごい能力<キャットパワー>を、正義のために使っている、かっこいいスーパーヒーローです。
     ミルクは、ママみたいなネコ魔女になりたいけれど、怖い気もするし、今はパパお手製のコスチュームでなりきりごっこをして遊ぶので十分。・・・と、思ったら、その姿を見た町ネコ、ソックスが話しかけてきて・・・。

     かわいい町のネコたちと一緒に、ネコ魔女として初めての冒険に出かけるミルク。「あなたは自分が思っているより勇気があるんだよ」というママの言葉を思い出しながら、いろいろな困難を乗り越えていきます。

     <キャットパワー>の特別な力を持ちつつも、その使い方は、ミルク本来の勇気とやさしさがあってこそ。ドキドキハラハラの冒険のすえ、最後はじんわりとやさしい気持ちが胸に広がる物語です。
  • 1,683(税込)
    著:
    辻堂ゆめ
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    祖母が守りたかったもの、それは?

    瑞ノ瀬村に暮らす佳代、千代、三代の三姉妹は、美しい自然の中をかけまわり元気に暮らしていた。大切な人が戦地から帰ってくる日も、村中から祝われながら結婚式を挙げた日も、家で子を産んだ日も、豊かな自然を讃えた山々の景色が、佳代たちを包み込み、見守ってくれていた。あるときそんな瑞ノ瀬村に、ダム建設計画の話が浮上する。佳代たちの愛する村が、湖の底に沈んでしまうという。佳代は夫の孝光とともに懸命に反対運動に励むが──。
     定年退職まで営業部で忙しく働く佳代の娘・雅枝と、海外留学先であるイタリアで「適応障害」になり、1ヶ月と少しで実家に帰ってきてしまった孫・都。湖の底に沈んだ瑞ノ瀬への想いはそれぞれにまったく異なっていた。
     大藪春彦賞受賞、吉川英治文学新人賞ノミネートなど、いま最注目の若手作家・辻堂ゆめの最新刊! 都市開発や自然災害で、瞬く間に変わりゆく日本の古き良き故郷(ふるさと)の姿。私たちが得たものと失ったものは、一体何なのか。若き作家が三世代の親子の目を通じ、変わりゆく日本の「故郷」を壮大なスケールで描いた感動作。
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    ほんわかキュート!星のカービィまんが絵本。

    ほんわかキュートな『星のカービィ』のまんが絵本ができました。
    カービィたちの、プププと笑っちゃう楽しいまいにちが、やさしい色えんぴつタッチで描かれています。小さなお子さんはもちろん、大人の方も、カービィのかわいさ&愉快さに惹き込まれます!
    低学年向け誌『ぷっちぐみ』の大人気れんさい初の書籍化です!見開きごとの読み切り漫画を、たっぷり13話収録。執筆は、学年誌で長年『星のカービィ』を連載されたレジェンド作家の、さくま良子先生です。

    ※この作品はカラーです。
  • 1,584(税込)
    著:
    横関大
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    信子様、天下統一お願いしまーす!

    ルパンに忍者、そして今度は…
    映像化オファー殺到の最旬エンタメ作家が放つ、
    全五話の異世界警察ミステリー。

    女が国を守る時代、到来す――
    “尾張の大うつけ”こと織田信子率いる捜査一課第5係は、策士・木下秀美と理論派・明智光葉ほか曲者揃いだ。信子の野望は警視庁を統べること。事件解決のためには潜入捜査も辞さないというトンデモ捜査班に、徳川康子は迷い込んだ。難事件の捜査に加え、信子のパワハラ、いや恐怖政治に戦々恐々。日中呼び出されるや、リアル千本ノックに付き合わされ、夜は歌舞伎町でホスト三昧だ。休む間もなく、捜査一課で次々と汚職が発覚。
    どうする康子? その面白さ、切腹絶倒級!
  • 2,178(税込)
    著:
    呉勝浩
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    圧倒的な「いま」を描く、著者史上最大巨編!

     千葉県富津市の清掃会社に勤める町谷亜八(ハチ)は、過去に傷害事件を起こし執行猶予中の身だ。ようやく手に入れた「まっとうな暮らし」からはみ出さぬよう生きている。唯一の愉しみは、祖父の遺したアウディでアクアラインを走ることだった。ある日、血の繋がらない姉・ロクから数年ぶりに連絡が入る。二人の弟、キュウを脅す人物が現れたというのだ。
     キュウにはダンスの天賦の才があった。彼の未来を守るため、ハチとロクは、かつてある罪を犯していた。折しも、華々しいデビューを飾り、キュウは一気に注目を集め始めたところである。事件が明るみに出ればスキャンダルは避けられない。弟のため、ハチは平穏な日々から一歩を踏み出す。
     一方、キュウをプロデュースする百瀬は、その才能に惚れ込み、コロナ禍に閉塞する人々を変えるカリスマとして彼を売り出しはじめた。<Q>と名付けられたキュウは、SNSを通じ世界中で拡散され続ける。かつてない大規模ゲリラライブの準備が進む中、<Q>への殺害予告が届く――。
     抗いようのない現実と、圧倒的な「いま」を描く。世界をアップロードさせる著者渾身の一作。
  • 1,485(税込)
    著:
    福徳秀介
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    光る感性と絶妙な言葉で青春をえがく短編集。

    キングオブコント2020優勝のジャルジャルの福徳秀介は、知る人ぞ知る文芸の名手。書籍はこれまでに、自伝的長編小説『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』や、絵本『まくらのまーくん』、『なかよしっぱな』などを発表しているが、今回、短編小説にて、その文才を発揮。
    ふとした瞬間をユニークな視点で切り取り、小さな感情の波を小気味よく言語化し、物語のゴールは爽快に駆け抜ける、粒選りの短編ばかり。
  • 1,287(税込)
    作・絵:
    角野栄子
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    【ご注意】※この電子書籍は紙の本のイメージで作成されており、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。

    ひねくれ者のザザさんと月さんの楽しいお話。

    スミカさんという歩く家で一人暮らしのちょっとひねくれたザザさん。
    ザザさんは、毎日朝から晩までもんくばかり言っているひねくれ者。
    そんなザザさんのところに、月さんは気まぐれにやってきて、おもしろい話をしてくれます。
    ザザさんのご機嫌も良くなるでしょうか?

    角野栄子さん自ら描くちょっととぼけたキャラクターも魅力的です。
  • 世界中を席巻している超大作ファンタジー!

    失踪した兄から謎のメッセージが届く。アマリは、兄が参加していたというキャンプに参加し、兄の失踪の謎を解明し兄を見つけ出そうと心に決める。兄は無事に見つかるのか? アマリの冒険と超常界での戦いが始まる。
  • 1,584(税込)
    著:
    鈴木るりか
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    花実母娘のルーツとなる祖母の壮絶な人生譚。

     花実は中学三年生となった。進路を考える年頃。そして、ほんのり初恋の気配も。そんなある日、花実の母・真千子がひったくりの被害に遭う。その事件から、花実は「金」に対しての意識がより強くなり、よりシビアな中三となる。事件の犯人が判明するが、それは予想外のほろ苦い結果に。
     そんなある日、見知らぬ女性から祖母タツヨの訃報が届く。以前「太陽はいつもひとりぼっちだ」と言い放ち去って行った祖母。そして、その女性からタツヨの日記を渡される。そこには、暗く辛い昭和を生き抜いてきたタツヨの長い長い凄惨な人生が刻まれていた。それを読んだ花実は・・・・・・。
     前半と後半ではまったく違う世界を味わえる作品。本当に二十歳の著者が書いたのだろうか、と驚く展開、描写。著者のまったく新しい一面を見ることが出来る渾身の長編小説です。
  • 1,683(税込)
    著:
    鳴海風
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    吉良、浅野を操る黒幕は…。忠臣蔵の真相!

    暦作りを巡る秘法・利木に対立する朝廷と幕閣。両者の綱引きの手駒として利用された吉良・浅野。実力者の思惑に引き裂かれる和算への情熱、武士の意地、恋の行方……。華麗な元禄を駆け抜ける青春群像。
  • 1,485(税込)
    著:
    原田ひ香
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    人生もコーヒーも、苦いけれどうまい。

    松尾純一郎、バツイチ、57歳。大手ゼネコンを早期退職し、現在無職。妻子はあるが、大学二年生の娘・亜里砂が暮らすアパートへ妻の亜希子が移り住んで約半年、現在は別居中だ。再就職のあてはないし、これといった趣味もない。ふらりと入った喫茶店で、コーヒーとタマゴサンドを味わい、せっかくだからもう一軒と歩きながら思いついた。趣味は「喫茶店、それも純喫茶巡り」にしよう。東銀座、新橋、学芸大学、アメ横、渋谷、池袋、京都──「おいしいなあ」「この味、この味」コーヒーとその店の看板の味を楽しみながら各地を巡る純一郎だが、苦い過去を抱えていた。妻の反対を押し切り、退職金を使って始めた喫茶店を半年で潰していたのだ。仕事、老後、家族関係……。たくさんの問題を抱えながら、今日も純一郎は純喫茶を訪ねる。
    『三千円の使いかた』で大ブレイクの著者が描く、グルメ×老後×働き方!
  • 1,287(税込)
    著:
    長谷川まりる
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    【ご注意】※この電子書籍は紙の本のイメージで作成されており、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。

    AIも電力もない世界で人間のあり方を問う。

    AIによって人類ほぼ滅亡……。“防腐塵(ぼうふじん)”という特殊な砂におおわれた、植物と電力が存在しない世界で、人間の末裔たちはどう生きるのか?
     
    砂漠を自由気ままに旅してお宝を探す“旅ガラス”のぼく。
    実は数年前にある事件から逃げてきた過去があった。
    きっかけは、ポケットの中の茶色い謎の物体。
    この謎の物体をめぐり、生き方の違うさまざまな民族が、それぞれの思惑をかけて交錯する。

    講談社児童文学新人賞佳作、日本児童文学者協会新人賞受賞の作者が初めて挿絵も手がけたYA小説。
    先入観をぬぐい、多様性を認め合う、いまを生きる人たちに届けたい物語です。
  • 1,980(税込)
    著:
    志水辰夫
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    伝説のハードボイルド作家、渾身の現代長編。

    初老の介護士・三谷孝は、対人関係能力、調整力、空間認識力、記憶力に極めて秀でており、誰もが匙を投げた認知症患者の心を次々と開いてきた。ギフテッドであり、、内閣情報調査室に協力する顔を持つ三谷に惹かれたのが、ハーバード大卒のIT起業家・大河内牟禮で、二人の交流が始まる。大河内が経営するベンチャー企業は、牟禮の母・尾上鈴子がオーナーを務める東輝グループの傘下にある。尾上一族との軛を断ち切り、グローバル企業を立ち上げたい牟禮の前に、莫大な富を持ち90歳をこえてなお采配をふるう鈴子が立ちはだかる。牟禮をサポートする三谷も、金と欲に塗れた人間たちの抗争に巻き込まれてゆく。それぞれの戦いの結末は!?
    ギフテッドの介護士は、徹頭徹尾、人の心に寄り添える。
  • 美しき街への痛切な愛を謳う傑作トルコ文学。

     イスタンブルの地下牢獄の一室に、学生のデミルタイ、温厚なドクター、気難しい床屋のカモが閉じ込められていた。苛烈な拷問を待つあいだ、彼らは互いに物語をして時を過ごす。そこに激しい拷問を受けたばかりの老人キュヘイランが加わる。彼は幼い頃から父が影絵で物語ってくれたイスタンブルに憧れていた。彼らはまるで疫病を避けて家に閉じこもり物語をし合った『デカメロン』のように物語り合い、空想の世界でお茶を飲み、煙草を味わう。やがて彼らの過去が少しずつ明らかになり、と同時にそれぞれがまた拷問へと連れだされていく…。
     2018年EBRD(欧州復興開発銀行)文学賞受賞。東西が溶け合う美しい街と、その地下で彼らを襲う残酷な現実――クルド系トルコ人の作家がイスタンブルへの痛切な愛を謳う傑作トルコ文学。

    (底本 2023年9月発売作品)
  • 1,386(税込)
    文:
    すけたけしん
    絵:
    塚本やすし
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    【ご注意】※この電子書籍は紙の本のイメージで作成されており、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。

    鼻毛は伸びるよどこまでも・・・。

    たけしは嘘をつくと鼻毛が伸びる小学生。伸ばしたくなくても、なぜかどんどん伸びてしまう。お母さんに「きょうは宿題のない日!」と言って家を飛び出したたけしの鼻毛は、いったいどこまで伸びるのでしょう?

    ※この作品はカラーです。
  • AIに心は宿るか。慟哭の社会派ミステリー。

    東央大工学部特任教授・胡桃沢宙太は、交通事故で家族を失い、自身も半身に瑕疵を負って車椅子生活を余儀なくされている。
    彼はAIロボットに心を持たせるべく、盟友の二ツ木教授と産学官共同の巨大研究開発プロジェクトを立ち上げ、世間の耳目を集めていた。
    しかし、キックオフイベントとなる講演会でパネリストとして登壇した教授の一人が壇上で倒れ、帰らぬ人となってしまう。
    その後、胡桃沢を含む他の三人の教授たちにも殺害予告が届く。標的にされた胡桃沢たちは、AIの軍事利用に激しく異を唱えていた。
  • からだと心に効く松浦流リラックスのきほん。

    イモトアヤコさん推薦!
    「こんなにも優しいのにこんなにも具体的に寄り添ってくれる
    本にはじめて出会いました。
    わたしにとって大切な大切な人にそっと贈りたい一冊です」

    現在、日本人の5人に1人、2,400万人が不眠症に悩んでいます。そんな悩みを持つ人たちに、人気エッセイスト松浦弥太郎さんが贈る、こころを休ませて眠るためのアドバイスを満載した一冊です。


    「この本は、日々、眠れないことで悩んだり苦しんだりしている多くのみなさん
    に、僕が気づいたよく眠るために役に立つ、ちょっとした考え方や意識、その
    方法などをまとめました。いわば、よく眠るための処方箋のような読み物です」
    (はじめにより)

    〇朝の習慣、夜の習慣を作る
    〇苦手な人とは適度な距離感を
    〇「いいね」を気にしない
    〇メールの返信は長くて五行で
    〇今日嬉しかったことを三つ思い出す……ほか

    すぐに実践できるコツが八章に渡ってわかりやすく解説。

    これを読むだけで今日から安眠がつかめます。

    (底本 2023年9月発売作品)
  • 「戦争と人間」に迫る思索の旅エッセイ。

    1815年地中海に浮かぶ流刑地エルバ島を脱出したナポレオン・ボナパルトがサン・ジュアン湾に上陸して、再び天下を取るために都パリを目指し進軍した「ナポレオン街道」。現地実際に辿り、ナポレオンの子孫の取材なども交えながら、「英雄」「戦争」とは何かを綴った思索の旅エッセイ。征服者が繰り返し現れるヨーロッパにおいて、プーチンにはなくて、ナポレオンにあったものとは? 貧しいコルシカ島に生まれ、軍事の天才として頭角を現し、皇帝にまで上り詰めたナポレオン。法典を整備し、道路やルーヴル美術館、競馬の基礎を作るなど、数々の偉業を成し遂げながらも、ワーテルローの戦いに敗れ、セント・ヘレナ島に流され、孤独な最期をとげた。「英雄」の一生を紐解きながら「戦争と人間」の本質に迫る。当時の貴重なカラー写真も16ページ収録。27年前に週刊ポスト誌で連載していた「ナポレオン街道」(1996年7月26日号~1998年2月13日号)に加筆、修正して編集したもの。

    ※この作品はカラーが含まれます。
  • 米国発、LGBTQ+青春小説の金字塔!

     1987年の夏、メキシコとの国境に近い町エルパソ。両親と暮らすメキシコ系の15歳の少年アリことアリストートルは、自分にも家族にもまわりの世界に対しても、正体のわからない違和感と苛立ちを覚えていた。そんなある日、苦手な水泳の練習のために訪れたプールで、同い年のメキシコ系の少年ダンテと出会い、泳ぎを教えてもらうことに。独特の感性も臆さず、屈託なく自分をストレートにぶつけてくるダンテと、お互いの愛情を素直に表現し合う彼の家族に驚きつつも、アリは彼らに惹かれ、友情を育んでいく。そしてさまざまな「事件」や「別れ」を通して、アリはダンテとともに「宇宙の秘密」ーーこの世の真実に気づいていく…。
     ラムダ賞、ストーンウォール賞他数々の文学賞を受賞、タイム誌の選ぶオールタイムベスト100冊(YA部門)選出、2023年9月には全米映画公開。十代から親世代まで、すべての人に今だからこそ読んでほしい、限りなく美しく瑞々しいLGBTQ+青春小説の金字塔!

    (底本 2023年8月発売作品)
  • 『信長公記』に門外不出の「完本正篇」が!

    統治者と宣教師が語り合った、驍将の<剣>と<政事>、そして『君主論』――。

    令和四(二〇二二)年、イタリアのフィレンツェで“信長の遺書”なる古い紙束が見つかる。それは信長の近習の書記・太田牛一によって密かに編まれた『信長公記』の完本正篇だった――。
    時を遡ること今から四四〇年以上前の天正七(一五七九)年、イタリア人宣教師のアレシャンドロ・ヴァリニャーノが島原半島に上陸する。彼はその後、信長に謁し、ルネサンス期にイタリア半島を駈け巡った驍将チェーザレ・ボルジアのことや、マキアヴェリによって書かれた『君主論』について侍講した。信長は以降、ヴァリニャーノに数度引見し、その問答を漏れなく記すよう牛一に命じたのだった。

    天下を統べるはずだった男の果てなき好奇の思いを極大なスケールで描く、斬新吃驚の歴史長編!!

    (底本 2023年8月発売作品)
  • 1,782(税込)
    著:
    古内一絵
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    昭和~令和へ壮大なスケールで描く人間賛歌。

    人類の歴史は百万年。だが、子どもと女性の人権の歴史は、まだ百年に満たない。

     舞台は、令和と昭和の、とある出版社。コロナ蔓延の社会で、世の中も閉塞感と暗いムードの中、意に沿わない異動でやる気をなくしている明日花(28歳)。そんな折、自分の会社文林館が出版する児童向けの学年誌100年の歴史を調べるうちに、今は認知症になっている祖母が、戦中、学年誌の編集に関わっていたことを知る。
     世界に例を見ない学年別学年誌百年の歴史は、子ども文化史を映す鏡でもあった。
     なぜ祖母は、これまでこのことを自分に話してくれなかったのか。その秘密を紐解くうちに、明日花は、子どもの人権、文化、心と真剣に対峙し格闘する、先人たちの姿を発見してゆくことになる。
     子どもの人権を真剣に考える大人たちの軌跡を縦糸に、母親と子どもの絆を横糸に、物語は様々な思いを織り込んで、この先の未来への切なる願いを映し出す。
     戦争、抗争、虐待……。繰り返される悪しき循環に風穴をあけるため、今、私たちになにができるのか。

    いまの時代にこそ読むべき、壮大な人間賛歌です。

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