『文芸・小説、ファンタジー、怪異・妖怪』の電子書籍一覧
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稀代の宮廷陰陽師・安倍晴明も齢八十四。あるとき自分が「光の君」と呼ばれる人物になっている夢を見た。その夢を見るたびに晴明は、奇怪なことに現実世界でどんどん若返ってゆくのだ。巷では大内裏北面の「不開の門」が開き死人が続出。中宮彰子のまわりでも後宮の女たちの帝の寵愛をめぐる諍いが巻き起こる。まさに紫式部が執筆中の「源氏物語」と奇妙な符合を示しながら……。(『源氏夢幻抄 安倍晴明伝』改題)
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お人好しそうな青年が「白羽一座」という幟を立てた大八車を引いて村の峠に向かう。かたわらを歩くのは着流し浪人姿の若い女。大八車の上には、鳥追い姿の色香あふれる女と居眠中の おかっぱ髪の女の子。一見、旅芸人一座風だが、その奇妙ないでたちはいかにも怪しげ。それもそのはず、彼らは心と体に人間と妖怪を併せもち、人間と妖怪が幸せに暮らすために戦う〈妖 かし守り〉――妖怪と人が共存していた時は過ぎ、不可侵を守る両者の暮らしで時に起こる両者の諍いを解決するた組織されたのが「千槍組」だ。 海比呂藩で跋扈する天人修羅畜生餓鬼地獄、〈六道〉妖怪たち、悪を懲ら しめる戦いが、今始まる!
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「僕とおじいちゃんと魔法の塔」の香月日輪が贈る、癒やしと勇気の物語。
継母に子供ができて家族とうまくいかなくなった舞子。学校でもいじめられ、幽霊が出るというイラズ神社にひとり行かされることに。だがそこは、ねこまたのおばばと不思議な物の怪たちが住んでいる世界で!?
※この作品は二〇一二年五月、角川つばさ文庫から刊行された『ねこまたのおばばと物の怪たち』を底本とし、一部漢字を替えたものです。 -
変人奇人を地でいく霧島仁は、霧島物ノ怪研究所を立ち上げ、心霊現象や物ノ怪を迷信と片づけずに、その 存在を追い求めていた。研究所には、押しかけ助手の沢井結羽と、モモンガに見えるが実は物ノ怪のモモち ゃんがいた。その二人と一匹(?)が、科学では解決できない世の中の不思議に、真正面から挑戦する!
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