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『文芸・小説、ノンフィクション、シティブックス、1円~』の電子書籍一覧

1 ~8件目/全8件

  • 半村良自選短編集。表題作「ぐい呑み」をはじめ10作品を収録。
    昭和という時代を生きた男と女、人情の機微をたぐいまれなる筆致で描き出す。
    怪談から人情噺、したたかな女から一途な女、振り回される男と‏生きる意味を考える男……。物語の中に、さまざまな人々が生き生きと描かれる。
    浅草、銀座など、作家がすくいとった昭和の東京の町の風情と雰囲気も楽しめる極上の短編集。
  • マムシと呼ばれたプロゴルファー杉原輝雄が、2011年12月28日に亡くなる直前まで語り続けた遺言メッセージ。
    マムシのニックネームは、逆転勝ちや競って優勝した回数があってつけられたと振り返りながら、「逆転勝ちは思い切っていけるから割と楽です。逆に逃げ切りは難しい」と語る。プロゴルフ界の現状についても、舌鋒鋭く語る。生命の灯が遠くない先に消えるのを自覚しているからこその苦言は、若手プロからスター選手にも及んでいる。
    本書は読むうちに、杉原輝雄の生きざまそのものが、遺言メッセージに思えてくる。マムシと呼ばれた杉原輝雄。ゴルフにすべてを捧げた生きざまは見事だ。
  • 682(税込)
    著:
    半村良
    レーベル: ――

    ちょっと思わせぶりなタイトルだが、それもそのはず。半村良のものがたりに登場する女性たちのための観察メモなのだから。だがそこは作家、まして「嘘つき」と言われてた著者だけに、虚実とり交ぜて、物語性のあるエッセイに仕立てられている。
    様々な女性たちが登場するが、その一人一人が小説の中で生き生きと動き回っているのが想像できる。創作の裏話であり、ひとつの面白い物語でもある。
  • 著者の数多くの著作や新聞・雑誌コラム、対談といったものの中から選りすぐった言葉、文章。
    生真面目すぎる生き方よりも、笑って過ごせる粋な人生を生きたほうがいいのではないかという。
    ささくれだった心や複雑化した人間関係を和らげることや、荒れる子供たちをどう考え、国家を愛することとはどういうことか、と著者の意識は広がっていく。
    そして誰もが迎える「老」と「死」について考えることは大切なことで、それが後悔のない人生、明日を信じて歩むことにつながっていくと提言する。
    一読だけでは乱暴に思えるかもしれないが、その裏にはキリスト教者としての人々に対する無償の愛がある。
    含蓄深い言葉の数々だ。再読、再々読すべき箴言集。
  • 「人間万事泣けば(相手より)下、腹を立てれば対等、笑えれば上。」
    「自分を追い詰めないようにすること。その方法は、何にでも『たかが』をつけて考えることで。」
    「何がどうあろうとも、私たちの望まぬ試練が、私たちを強めるということは真実なのである」……。
    現代を透徹した目で見つめ、数々の作品を紡ぎ出してきた曽野綾子の珠玉の言葉を集めた箴言集。
    漠然としていた惑い、モヤモヤしていた疑問について、力強い言葉で伝え、一歩前に進むための勇気を与えくれる貴重な一冊。

    六章立て
    人生に失敗ということはない
     生きるということ
     人生に完全はない
     人間は運命を選び取ることができるか
     この悲しみの世に
     死によって人は高められる
     よく死ぬことはよく生きること
     死を意味あらしめるもの

    愛は生命そのものである
     その人のために死ねるか
     愛される資格
     結婚とは、相手の総てをコミで引き受けることである
     夫婦は、自分の未知の部分を相手によって発見する
     許した時だけ人は本当に愛を自分のものとする
     “老年”は精神の完成期である

    神は私たちひとりひとりの中にいる
     神は人間を束縛するのではなく、解放する
     信仰は報いられない人生を祝福する
     生命に関することは総すべて神の仕事である
     祈りの力
     覚えたる罪と覚えざる罪
     この世のすべては神の作品である

    無力からの出発
     強い人、弱い人
     愚かで盲目だから可能性をもつ
     完全な善人もいない。完全な悪人もいない
     悪を認めることによって人間の深さを知る
     断念は敗北ではない。新たな希望である

    持てる能力を生かす
     足し算の幸福、引き算の不幸
     本当の自由を手にするには
     苦しみが人間をふくよかにする
     貧しさは神からの贈り物である
     与える歓よろこび、損のできる強さ
     昏くらいからこそ私たちは勉はげむ
     責任をとるのは誰なのか

    “私”は人々の中で生かされる
     この世で不用な人は一人もいない
     一生はひとと共に始まる
     親は子供にとって土である
     生活は自分で選びとるもの
     本職とは書いてこそ作家、教えてこそ教師である
     人間は国家によって生かされもするし、殺されもする
  • さて、晩年とは何歳なのだろうか、という簡単な疑問から始まる。当人にはいつが晩年かわからないからだ。連載当時七十歳代半ばだった著者は、晩年をどう美しく生きるかを、人生の締めくくりとして考え始める。超高齢化社会に加速度的に向かう日本と日本人は様々な問題を抱えている。老後の生活の不安、ひとり残された暮らし方、老いた親のことなど。ボケを防止するという消極的なことではなく、自らを律し(自律)、自ら生活を立て(自立)積極的に老後を生きることを提案する。不幸な家庭と戦争という少女時代、貧しかった世の中、作家として生きることを決め、キリスト教者として「神の存在」を確信し「愛」で自らを見つめる。人みな老いていく中で、どう生きるべきか、どう人生を締めくくるか。
    本書は考えるきっかけを、心に語りかけてくれる。
  • 何かがふっと気になった時、腑に落ちない「何か」を感じた時、生きていくうえで迷った時、その迷いの原因がわからない時、本書が役に立つことでしょう。物事に隠されている真実、普段の意識では見抜けない核心、生きていくために必要な「何か」が、きっと見えてくるはずだ。多岐に渡るテーマを真正面から見据える曽野綾子の目線は、時に辛辣だが、温かであり、力強い。我々の心を励ましてくれるのだ。
  • 東京都監察医務院に監察医として勤務し、数多くの解剖を手掛けた著者が「解剖学」という学問を通じて、人の体、死と生について様々な角度から解き明かす。法医学は死んだ人間を対象とする医学だが、ここでは死体を通して生きた人間の体に迫る。細胞と体のしくみ、骨と筋肉と美男美女の関係、循環器・呼吸器・消化器・泌尿器・生殖器などの器官、男と女の体の違いとDNA、体のバランスを取る内分泌や神経や感覚器など。看護学校の解剖学の授業の副読本として書かれたものを、多くの例を加えて分かりやすく一般書として編集しなおしたもの。私たち自身の体のしくみや不思議を知る上でも楽しめる一冊だ。

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