『文芸・小説、ノンフィクション、幻冬舎メディアコンサルティング、1円~』の電子書籍一覧
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あの日以来、私の生活は狂るってしまった――4年間、県が運営するテーマパークにパートとして勤めていた「私」。このまま勤務を続けることを希望していたにもかかわらず、ある日届いたのは、突然の「不採用通知」だった。理不尽な圧力に「私」は抗議の声をあげたが、その声は、「県」という巨大権力を前に、ひそかにもみつぶされようとしていた……。「人を雇うということは、決して軽いことであってはならないのだ」繰り返される、県との応酬。やがて明らかにされる、パートタイマーの悪質な労働環境――冷徹な目で県を弾劾し、資本主義社会において「雇うこと」と「雇われること」とはどういうことかを問いかける、魂のノンフィクション。
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何気ないひと言で救われる人がたくさんいる
家族や友人に言えない悩みでも、医療者にだけ相談できることがある。
その声を聞き、夢や希望を与えるためにどんなことばをかけられるか――。
患者の不安に寄り添い、臆せず、気負わずに伝えることの大切さを説いたエッセイ。
「田中君なんかそこら辺にいる15歳のガキと同じなんやで」
透析治療が始まり生きる気力も目標も失っていた時にかけられた、ある看護師のことば。
それは、幼少期から行動を制限され、自分は人とは違うと感じていた著者の心に強く響き、自身が看護師を目指すきっかけとなった。
医療者、そして慢性腎臓病を抱える患者の両方の立場から、「ことば」が与える力の偉大さを描いた回想録。 -
明日が来るかもわからない日々を、生きていく。
内戦が泥沼化していくミャンマー。
雑誌記者として訪れた日本人・國分は、国の未来を担う若者が、終わらない戦いに身を投じている現状を目にする。
一人の“外国人”としてできることは何かを考えさせられる、ノンフィクション小説。 -
生まれてきてくれて、ありがとう
難病を抱え生まれてきた娘・綾音。
共に歩み、もがき、そして生きた…
母と娘の苦難と愛に満ちた7年間を綴る、輝ける人生のエッセイ。 -
狭間研至さん推薦!
「老人ホームを『姥捨て山』にしない…。熱血税理士施設長の想いが詰まった一冊!」
施設長として、一人の人間として入居者に向き合い続けた著者が綴る、ありのままの老人ホーム。
温かく情熱溢れる日々がここに。
多くの入居者が自分らしく一生懸命生きること。
一緒に愚直に生きて生活を創ること。そこにはひとりひとりのエピソードがあり、私はそのエピソードが自分らしく完結を迎えるよう微力ながら支えたいと思っています。(はじめにより。)
講演依頼多数の著者が綴る、渾身の初エッセイ集。 -
幻冬舎ルネッサンス開催「第3回自分史コンテスト」大賞受賞作品!
昭和20年代、栃木県山奥の自然豊かな場所に生まれた筆者は、慎ましくも穏やかな日々を送っていた。
ところが小学6年生の頃、父の事業が立ち行かず一家は莫大な借金を背負うことに。
さらに追い打ちをかけるように父は帰らぬ人となってしまった。
家族を養うために働きに出た母に代わって、彼女は幼いきょうだいの世話と家事を担っていた。
大人の女性へと成長した彼女に訪れたのは、夫との出会い、幸せな結婚生活と子育て、生徒たちに教わることも多かった教員生活、そして癌闘病の末に起きた奇跡……。
道は決して平坦ではなかったけれど、この人生に無駄な経験などひとつもなかった。
筆者の半生を振り返った本作では、当時の貴重な思い出と記録が色鮮やかに綴られる。
【目次】
はじめに
第一章 記憶の始まり
第二章 ぜいたく三昧な小学生の頃
第三章 貧困に耐えた中学時代
第四章 自信を得た高校時代
第五章 自立への大学時代
第六章 幸せな結婚と子育て
第七章 夢を叶えた教員生活
第八章 最後の試練、命を賭けた癌との闘い
おわりに
【著者紹介】
伊藤フサ子(いとうふさこ)
1945年 栃木県生まれ。
宇都宮大学卒業。
元小学校長。
平成2年9月25日~10月10日 文部省教員海外派遣栃木92団にてデンマーク、イギリス、フランス訪問。
教員退職後「栃木県子ども総合科学館」学芸嘱託員3年勤務。
著書『下癌(げがん)、大腸癌が体外に排出された』(文芸社 2018年)にて2021年「第24回日本自費出版文化賞」個人部門入選。 -
女は、実に過酷な宿命を神に与えられた、何とも不憫な生き物だ。
保健師としての生き方は「私」に病苦を与え、挫折を経験させ、再出発へと導いた——。
ショートスリーパーであることを逆手に取り、使命感から激務をこなしてきた彼女は、いつの間にか眠りたくても眠れない体質へと変化していた。
不眠への不安と認知症の母の介護、役職が上がることで増加する業務量によりさらに悪化の一途を辿る中、なぜ彼女は保健師にこだわるのか。
保健師としての34年間とこれからを綴った、ノンフィクション小説作品。
〈著者紹介〉
1963年生まれ。大学病院病棟看護師を経て行政保健師として34年間勤務。
看護師時代の悲壮な看取りの経験から保健師に転職し、のめり込むように公衆衛生活動に明け暮れる。「統括保健師としての激務」と「認知症の母の介護」との狭間で病に倒れ、定年を待たずに離職するも「生涯一保健師」を夢見て再起中!
幻冬舎グループ主催「わたしの生きがいコンテスト」1月度大賞受賞。
著書に『母を想いて』(2021年、文芸社刊)がある。 -
まだ、終われない。まだ、果たせていない約束がある。
あの高校時代から三十年の年月が過ぎていた。
二〇〇六年九月上旬、一本の電話が来た。
「蟹江高校が来年の三月で無くなるのを知っとるか? ラグビー部も既に無いとのことだ」
母校の閉校をきっかけに再会を果たした、昔の仲間たち。ラグビーに青春をかけたあの頃が鮮やかによみがえる。
「三月に皆を集めて記念試合を実現しよう」という目標の元、続々と熱い思いが集まり始める。
第二の青春を謳歌する中年男たちを描いた、真実の物語。
プロローグ
第一章・再会の秋
第二章・記念試合 ~二度目の卒業式~
第三章・緊急入院
第四章・準備期間
第五章・社会人チーム発足
第六章・「おやじ」たちの熱い夏
第七章・初トライ
第八章・葛藤の秋
第九章・悲しみの冬
第十章・前へ、再びの春エピローグ
~ノーサイドの笛はまだ聞こえない~
あとがき
〈著者紹介〉
相木英人(あいき・ひでと)
愛知県立蟹江高等学校卒業
愛知学院大学 法学部法律学科卒業
株式会社CSK(現SCSK)、株式会社大塚商会、株式会社キングコーポレーションを経て、現在オーガスタラボ株式会社にてRPAによる業務の自動化及びシステム開発に従事中 -
さようなら、
ありがとう。
いい家族だった。
穏やかな毎日がずっと続くと思っていたのに、
突如として発覚した妻の病――。
介護生活の中で気付いたのは、彼女の深い愛だった。
看取りの瞬間まで温かく寄り添い続けた夫婦最後の1年間の手記。 -
二人の息子、そして天国の夫へ
ある日、夫が亡くなった。
息子と3人での生活が始まってから、
息子の幸せだけを願い「いつ死んでもいい」と思っていた尚子。
そんな思いから救ってくれたのは息子たちの愛だった――。
夫を亡くした著者が愛する家族へ伝えたい想いを等身大に綴った手紙。 -
商社勤務時代に経験した命懸けの出張。
愛くるしいアザラシの子供が次々と惨殺される現場から、子供が20人いる家庭へ。
まるで不思議な国のアリスの主人公になったような気持ち。
その商社を辞める段になって経験した針のむしろ。
まさに日本の会社を辞めることは裏切り行為とみなされた。
その後はウオール街の証券会社に。そこでマフィアとの血も凍る恐怖の体験。
そして世界貿易センタービルで体験した不思議な現象など……。
非日常に彩られた筆者の人生の断面図を消化する一冊。
<目次>
●マフィア経営の秘密クラブ会員に
●ええ! ここからジャンプしろだって?
●ゴルフでアマチュア・チャンピオンに
●撃つな! 俺はFBIじゃない ……etc. -
令和二年。昭和の雰囲気を強く残す三田小山町の今昔――。
息抜く力は生き抜く力。文豪・永井荷風の『日和下駄』を片手にぶらぶらと、今日も歩き、今日も記す。路地、裏道、坂道などの豊富な写真、古地図、現在の地図を掲載したカラービジュアル本『平成日和下駄』シリーズ、待望の続編。
上坂泰樹(こうさか・やすき)
昭和33年、福岡県生まれ。メーカー勤務を経て、現在は東京の調査会社に勤務。永井荷風の『日和下駄』を下敷きに、東京の街の記録を残している。三田周辺には特に詳しい。趣味は、街歩き(坂道探訪、寺社探訪、暗渠探訪、路地探訪、樹々や草花の四季の移り変わりをスマホにおさめることなど)、読書、ちょい飲み。コロナの猖獗を契機に、「エア散歩」(空想散歩)が加わる。著書に「平成日和下駄 一名 三田高輪散策記」(幻冬舎)がある。 -
届けたいのは、世界の片隅で懸命に生きる人々の姿
テリー伊藤氏推薦!
「70過ぎて私は人生をまだ迷っている。
なんとかならないのか……
答えがこの本にある。まさに救世主本!
世代を超えて読んでほしい!」
長年テレビ番組制作に携わるディレクターが、
世界中の取材現場で見てきた人々の力強い生き様を通して、
日々を生きてゆくことの魅力を伝える一冊。
・人こそ特ダネ
・懺悔の記憶(阪神・淡路大震災)
・海に沈む国
・カトリーナの爪痕
・どっこい生きてるマイノリティ
・負け越しのボクサーたち ……ほか -
春はお花見に、秋には紅葉狩りに。
初めて食べる料理や初めて見る景色、歴史上の人物ゆかりの地……。
旅には素敵な出逢いや新たな発見が溢れている。
初詣には岡山・倉敷美観地区にある阿智神社へ、
日本100名城の一つ、鬼ノ城に登り古代ロマンに浸る。
長崎・上五島でキリシタンの歴史が眠る教会を巡り、
北海道の道東では大自然にふれる——。 -
「僕は人間がキライだ」
気が弱く、臆病なうえに、勉強も苦手で体臭も臭い僕はクラスでいじめられている。家に帰れば毎日のように両親の喧嘩を目の当たりにし、心は閉ざされるばかり。
そんなある日、家での騒動をきっかけに僕の心に微かな希望が見出されて……。
子供の苦悩を繊細に描いた、自分に隠された本音と向き合う葛藤の物語。
森田亮介(もりた りょうすけ)
いつの世にもイジメは存在する。人類の永遠のテーマなのではないだろうか? 昨今はSNSの発達によりさらにイジメは陰湿化している。その原因を自分の体験を通して本著で書いたつもりである。本著に用がないのが一番望ましいが、もし、同じ悩みを抱えている親子がいたら読んでいただきたい。読者の一助になることを心から念ずる。 -
誰もが温かく見守られ、安らかに逝きたいと願っている。著者が考えた高齢者専用住宅の目的とコンセプトは、安心の「終の棲家」。生活支援、介護、看護、医療支援が一連の流れの中で行われれば、高齢者の安心につながり、「終の棲家」は確保できる。しかし、医療と看護、介護には依然として制度の壁がある。現場と政治の認識の違いが障害になっている。このことを最も痛感している現場と国民の声が、行政に届かないとしたら、政治家の怠慢と言わざるをえない。事業仕分けと称してごく一部の問題が取り上げられ喝采を博しているが、我々はそこに多くの矛盾が存在していることを知っている。それを汲み上げるシステムができなければ、議論する場を作らなければ、問題の解決にはならない。現役の医師であり、日本の高齢者専用住宅の草分け「光が丘パークヴィラ」(東京都練馬区)の設立者でもある著者が、施設誕生までの紆余曲折と「福祉・介護・看護・医療」の連携の重要性を提言した一冊。
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日々の小さな変化の気配を大切に綴られたエッセイ集。
なんとなく好き、気になる、そしてなぜか切ない・・・・・・。そんな見過ごしてしまいそうな日常のひとコマをやわらかな視点で鋭くとらえた随想録。著者は、呼吸をするかのように、日々興味をもったことについて考え、気付いたことをメモし、文章にする。例えば、ハレの日の酒やふくらみ始めた梅のつぼみのこと、仕事先で出会った若者や年老いた母のことなどを感慨深く振り返る。そして日常とは、昨日と今日と明日の単なる繰り返しではないと認識する。だから、「慣れ」とか「それらしく見える」ことに安心していては、日々はちゃんと積み重なっていかないのではないだろうかと考える。著者にとって、生きることは感じて考え続けることであり、表現することだった。「ありふれた日々こそ愛しいのだ」と気付かせてくれる一冊。 -
平成時代、自衛隊で切磋琢磨した著者が国民と後輩に残す熱いメッセージ
元自衛隊(空挺隊員)の著者が令和の今、
後輩と日本国民にメッセージを送る熱い自叙伝。
自衛隊の本来任務である安全保障面に目を向けると、
拉致問題の解決には全く進展がないと感じている著者は
「覇権主義ではなく、民主主義を支援し守ることで日本国民に寄与し、
ひいては国際社会にも貢献するのが自衛隊の使命であるはずなのだから……。
何よりも、上から降りてくる命令をそのまま下に垂れ流すのではなく、
自分の信念や価値観にも十分に照らし合わせ、
入隊の時に立てた誓いを果たすためにはどうあるべきか?
そして日本国民を危険から少しでも遠ざけるためにはどの道を選ぶべきか?
それを良く考え、必要とあらば“ストッパー役”となってくれる者が
自衛隊の中から現れてくれることを期待して止まない」
と熱く語る。
著者のメッセージを読むと、私たち日本国民は
日本の平和、安全、そして将来について
今一度考えなければならないと身につまされる。
日々巷に流れているニュースではなく、
自衛官の生活、訓練、仕事ぶり、思考、日本の国との接し方が分かる貴重な自叙伝である。
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