『文芸・小説、雑学、海外文学』の電子書籍一覧
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1593(文禄2)年にイエズス会天草学林にて刊行されたローマ字綴の日本文イソップ物語を新村出氏の手によって漢字仮名交り文に翻刻したもの.伊曾保物語は西洋文学を日本語に移した最初のものであり,桃山時代京阪地方の口語を基調とした文体,語法,語彙,発音など,国語史・国語学研究の上で貴重な資料となっている.
(※本書は1997/11/1に発売し、2022/4/13に電子化をいたしました) -
時代の趨勢で漢文は言うに及ばず、古典が大学入試に占める比率も徐々に小さくなり、青少年が論語の素読を、という時代も遠いものになりつつある。しかし長い日本語の歴史を通じ、漢文や中国古典の教養が私たちの生活に深く浸透したのも事実で、近年では「論語」などを現代的に解説したもので多くのヒット書籍が生まれた。そこで今作では広島大学副学長で漢文学者の佐藤氏が中心となり、どこかで耳にしたり、読んだことがあったような、代表的な中国故事を選出。越智広島大学学長とともに、明日誰かに話したくなる内容で解説を展開する。コロナ禍で混沌とする時代だからこそ、磨き抜かれた「古典」に学べ!
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誤解・妨害・障害を超えて恋を成就させる過程を丁寧に描き、
現在でも映画化・ドラマ化が引きもきらない人気作品。
『ブリジット・ジョーンズの日記』の元ネタとなった作品としても有名。
中流階級の次女エリザベスと、上流階級の紳士・ダーシー。
格の違いによるプライドと偏見が邪魔をして、
出会ったときにはお互いに反目しあった2人だが、
エリザベスの知性と快活さにダーシーは惹かれていく。
■主な登場人物
●ベネット家
・ベネット氏(ハーフォードシァの地所邸宅ロングボード・ハウスの主)
・妻ベネット夫人
・長女ジェーン(二十二歳。ベネット嬢)
・次女エリザベス(リジ―、エライザとも呼ばれる。二十歳。この小説の主人公)
・三女メァリー(読書好き。知識、芸事が自慢)
・四女キャサリン(キティ―とも呼ばれる。十七、八歳)
・五女リディア(十五、六歳)
●ルーカス家
・サー・ウィリアム・ルーカス(受勲士(ナイト)、ルーカス・ロッジの主)
・妻ルーカス令夫人
・長女シャーロット(二十七歳。ルーカス嬢。エリザベス・ベネットの親友)
・次女マライア その他、息子、娘が数人。
●ビングリー家
・チャールス・ビングリー(二十二歳。地所邸宅ネザフィールドの借り主。遺産十万ポンドを所有)
・ハース氏とルイーザ・ハースト夫人(ビングリーの姉夫婦)
・キャロライン・ビングリー(ビングリー嬢。ビングリーの妹。二万ポンドの持参金を持つ)
●ダーシー家
・フィッツウィリアム・ダーシー(二十八歳。ダービシァのペンバリー荘園の主、年収一万ポンド。母(故人)は伯爵(故人)の上娘)
・ジョージアナ(十六歳。ダーシー嬢。ダーシーの妹)
・レノルズ夫人(ペンバリー荘園の女中頭)
・アンズリー夫人(ジョージアナの付添人)
・ヤング夫人(ジョージアナの元家庭教師兼付添人)
●デ・バーグ家
・キャサリン・デ・バーグ令夫人(キャサリン令夫人。ロージンズ荘園の主。伯爵の下娘でアーシーの母方の叔母)
・アン・デ・バーグ(デ・バーグ嬢。キャサリン令夫人の娘。ダーシーの従妹)
・フィッツウィリアム大佐(現在の伯爵次男。三十〇歳くらい。キャサリン令夫人の甥。ダーシー、ジョージア、アンの従兄)
●コリンズ家
・ウィリアム・コリンズ氏(二十五歳。ケント州ハンスフォードの牧師。ベネット氏の従弟、ロングボーンの後継者)
●著者 ジェーン・オースティン
●翻訳 パーカー敬子 -
暗鬱な地名のコレクション
いざ、人類の闇へ――。
「死」「無し」「世界の終わり」──。悲しい地名には何があるのか? 世界じゅうの<虚無な場所>をのぞき込む、旅行ぎらいのためのガイドブック。
「絶望山(Mount Hopeless)」「虐殺島(Massacre Island)」など、知られざる虚無スポット24か所をガイドブック形式で紹介。それぞれの場所の歴史や興味深いエピソードをユーモアとペーソスをまじえて綴り、大の旅行ぎらいである著者による旅エッセイも掲載。さらに詳細な地図や、日本からのアクセス・総費用など、役に立つ旅情報もてんこ盛り。巻末には、全144か所掲載の「世界の「虚無な土地」リスト」を収録。
世界で話題の旅Instagram(@sadtopographies、フォロワー10万人超え)の著者による、虚無な時代のための旅行書です。#虚無場所 -
日本を代表するシャーロッキアン夫妻の長年にわたる活動から生まれた決定版入門書。全作品のあらすじや基礎データ、名探偵の生涯、貴重なホームズ逸話など、知っておくべき情報が満載。
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「ムーミンたちが本当はどのような生き物で、彼らの住む谷はどのような場所なのか、その答えはアニメは言うまでもなく、原作、絵本、いずれにおいても一切語られていません。もしかすると、私たちは今まで肝腎な問題を見落としたまま、アニメを見ていたのではないでしょうか。」(第一章より)「原作をめぐっては、これまでも冨原眞弓さんをはじめ、多くの研究書や関連本が出版されてきました。しかし、ムーミンの世界は、読者それぞれが受け取ってくれればよいので、あえて趣旨を語らないという著者トーベ・ヤンソンの意向があり、その意向を尊重する研究者の配慮がなされてきました。そのため、あらすじをたどる表面的な指摘に止まるものが多く、原作の内容に踏み込んだ読解は、いまだに充分とは言えません。それでは、アニメの平穏な世界だけが記憶され、原作のユートピアは理解されず、あまりに勿体ないのではないか、と私は思うのです。〔…〕今回、私はみなさんに原作(児童文学)を読み解くことで「(原作の)再生後のユートピア」をお伝えし、さらに「(アニメの)省略されたユートピア」に隠された本当の魅力を知ってもらいたいと思い、文章にまとめてみました。」(まえがきより)
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バスクの人々はピレネーに囲われ、起源不明な独自の言語を持ち、地理的条件からその特異性をいまだ保持しているが、それは、伝説や民話にいきいきと伝えられている。妖精・怪奇譚・奇跡物語・魔女伝説、動物譚など、本邦初訳の書。
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