『文芸・小説、警察・刑事もの』の電子書籍一覧
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大人気ドラマ「ハンチョウ」原作小説、安積班シリーズの特別短編
「今野敏の軌跡 作家生活35周年記念 特製ブックレット」に収録された、今野敏作品のオールスターが出演する『課長室』と、
『流行作家は伊達じゃない』に収録された、理想に燃える若き日の安積と速水、警察学校時代を描いた『初任教養』の2作品を収録。
安積班シリーズの安積&速水はもちろん、その他の人気シリーズで活躍するあの人も登場!?
※安積班シリーズ本編は電子書籍化されておりません。 -
二人の特別捜査官が突然、行方を絶った。彼らは宗教団体“至福教”に絡んだ殺人事件を解明するため、潜入捜査中であった。至福教――それは神楽遊びとお助けぐらし(性の解放と生活互助)を教義にした有数のマンモス教団であり、権力と結んで何ぴとも手を触れることのできぬ存在だった。“事件を闇に葬ってはならぬ。隠密裡に徹底捜査し、首脳部を一掃せよ!”警察庁特別監察室別室の滝田一郎警部に密命が下った…。流血のバイオレンスと強烈な性描写で迫る“非情警部”の第2弾!
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塩路市は悪名高き二大暴力団・黒石組と花竜会が激しく抗争を繰り返す新興地方都市である。市政は麻痺し、市民生活は危険にさらされていた。警視庁特別監察官・滝田一郎に下った命令は「塩路市を監察せよ」というものだった。それは射殺も含め、手段・方法を選ばず、超法規的行動を認められた非情捜査を意味していた。塩路市の利権をめぐる両組の対立抗争には市警察も絡んでいるらしく、滝田は地元警察と暴力団の警戒網を突破して現地潜入を果たしたが…異才飯干晃一が放つハードアクションの白眉!
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白昼、現金輸送車が制服警官に襲撃され三億円が強奪されるという大事件が起きた。偶然にも付近を生中継していたテレビで一部始終が映し出されたにもかかわらず、なぜか警察は事件の存在自体を否定。現場となった鬼木市は、日本の地下経済を支配する闇の首領・宝殿賢治の牙城で、もはや警察組織ですら意のままにしているのだった。事件の真相を究明し、宝殿を抹殺せよ!――警察庁特別監察室別室の滝田警部に密命が下った。バイオレンスとエロスが充満する“非情警部”シリーズ第3弾。
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世界シリーズ累計2000万部突破。マカヴィティ賞受賞の警察小説シリーズが待望のカムバック!
★深夜3時にロス市警殺人課の警部補デッカーをたたき起こした電話。それは残虐な多重殺人を告げる第一報だった。被害者は土地開発で財をなした大富豪ガイ・カフィー。30万平米もの私有地にそびえる要塞のような豪邸で、ガイと妻、警備員2名とメイドが殺され、長男が瀕死の重体で見つかったのだ。デッカー率いる特捜班は現場から消えた警備員の行方を追うと共にガイの周囲を洗いはじめるが……。 -
捜査一課の刑事・朝倉は、陸自の空挺団出身の変わり種。都内で自衛官の首が切断される猟奇殺人事件が起こり、自衛隊の警務官が捜査本部に乗り込んできた。互いの矜恃をかけて捜査を進める男達だが、朝倉は警務官が抱える機密――基地で首を切られて死んだ別の自衛官の存在を知る。さらに米国海軍犯罪捜査局も絡み、事件はより複雑な様相に……「傭兵代理店」の渡辺裕之が描く、新時代の警察小説。シリーズ開幕。
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犯人=〔バッドマン〕を名乗る手紙が、捜査本部に届き始めた。巻島史彦は捜査責任者としてニュース番組に定期的に出演し、犯人に「もっと話を聞かせて欲しい」と呼びかけ続ける。その殺人犯寄りの姿勢に、世間および警察内部からも非難の声が上がり、いつしか巻島は孤独な戦いを強いられていた──。犯人に“勝利宣言”するクライマックスは圧巻。「普段ミステリーや警察小説を読まない人をも虜にする」と絶賛された、世紀の快作。
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闇に身を潜め続ける犯人。川崎市で起きた連続児童殺害事件の捜査は行き詰まりを見せ、ついに神奈川県警は現役捜査官をテレビニュースに出演させるという荒技に踏み切る。白羽の矢が立ったのは、6年前に誘拐事件の捜査に失敗、記者会見でも大失態を演じた巻島史彦警視だった──史上初の劇場型捜査が幕を開ける。第7回大藪春彦賞を受賞し、「週刊文春ミステリーベストテン」第1位に輝くなど、2004年のミステリーシーンを席巻した警察小説の傑作。
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「蒲田署内で拳銃自殺だ」。遺体は強姦痴漢事件の犯人を追いつめていた腕利きの巡査部長。警視庁人事一課監察係、通称ヒトイチのエリート榎本博史が真相究明に乗り出すと、警察のデータサーバーには防犯カメラから転送された驚きの画像が――「警察が警察を追う」シリーズ、絶好調第二弾! 〈文庫書き下ろし〉
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東京と秋田で、トリカブトによる毒殺事件が発生。手口に一貫性がなく、同一犯か複数犯か絞れず捜査は難航していた。その最中、耳や手首が切り取られた惨殺死体、銃殺死体が東京近郊で相次いで見つかる。すべての現場に残る同一人物の指紋から、SRO室長の山根新九郎はある仮説を立て犯人に迫っていく。大人気警察小説、待望のシリーズ第六弾!
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ダメおやじ刑事の鉄槌!
事件は広がり、つながる――ダメおやじ刑事の真実とは? 時代小説界の雄、初の現代ミステリー! 東京都西南地区にある雲雀ヶ丘市を舞台に、メタボな親父刑事・土田貫太郎と準キャリア・遠藤理香子が事件を追う。発端は連続盆栽窃盗。その後、一億円を要求された犬の誘拐、女子大生失踪、下着泥棒、川辺で発見された女性溺死体、幼児誘拐……次々と起こる事件に凸凹コンビが奔走、複雑怪奇な謎に迫る。ラスト、意外な真実が明かされる! -
大人気警察小説シリーズ! すべてを犠牲にして、俺は最高の刑事を目指す――孤高の刑事・澤村が難事件に立ち向かう。
10年前の未解決事件を模倣した連続殺人。立て続けに3人の惨殺体が見つかった。県警捜査一課・澤村は、コンビを組む初美とプロファイリング担当の橋詰と犯人を追うが、上司と激しく衝突し孤立を深める。澤村は過去に自分が犯した失態により心に大きな傷を抱えていた。トラウマを払拭すべく澤村が捜査に邁進する中、さらに4人目の犠牲が出てしまう。被害者の共通点を洗うと、浮かび上がってきたのは意外な人物だった――。(「逸脱」より) -
乱歩賞作家が人間の奥底を描き出した、社会派警察小説!
長野県警・城取警部補は不正な寄付を受けた疑いの代議士の身辺調査を命じられた。更に彼の秘書2名は相次ぎダイビング中に事故死。やがて事件を結びつけるある人物の存在が明らかとなり、事態は思わぬ方向へ -
警察小説の名手、新たな挑戦。孤独な3人の若者と孤高の警視正――命をかけた潜入捜査が幕を開ける!
家族を何者かに惨殺された過去を持つタケルは、クチナワと名乗る車椅子の刑事に、極秘の捜査チームへ誘われる。早速、“本社”と呼ばれる組織が麻薬売買目的で企画する音楽イベントへの潜入を命じられたタケルは、会場で二人の若者――中国残留孤児三世としての鬱屈を抱えるホウ、復讐のためイベント企画者の恋人を演じる美少女カスミ――と出会う。孤独な潜入捜査班の葛藤と成長を描く、エンタテインメント巨編! 解説・小島秀夫
※本書は小社より二〇一〇年十二月に刊行された『カルテット1 渋谷デッドエンド』『カルテット2 イケニエのマチ』を文庫化したものが底本です。 -
何度事件を解決しても、惨殺された妻子は戻ってこない。それでも社会悪に立ち向かう刑事、棟居弘一良。同僚の横渡刑事が帰路、女性を助けようとして刺殺された。新宿のホテルの駐車場では女性の死体が発見される。同僚の復讐を誓う棟居たちは、大物政治家の女婿になろうとする人気画家の大江雅弘に行き当たる。過去を消し去って野望を実現しようとする青年が、事件の鍵を握っているのか、それとも!? 森村ミステリーの真骨頂。
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一九八一年、横浜中華街。日本に生まれ中国文化の中で育ち、屈折を抱えながら獅子舞の練習に没頭する三人の少年。日中の軋轢は崩れず、中華街でも中国系と台湾系が争い、外事警察は大物華僑を狙っていた。そして三人はある日失踪する。三一年後、横浜。失踪した少年の一人が刺殺体で発見される。犯人は誰か。あとの二人は。県警捜査一課の若き刑事は、所轄のベテランとコンビを組む。捜査線上に浮かんだのはあの大物華僑だった。
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天国区(ヘブンズスラム)のデイサービス施設で、宿直員の若者一名と利用者の老人二名の死体が発見された。三人とも、刃物でメッタ刺しという惨状。横浜市警第3分署の杉山と鳴海が捜査にあたることとなった。やがて被害者たちがそれぞれ抱える問題や家庭の事情が浮き彫りになる。彼らに共通する接点は? 攪乱のための猟奇殺人と指摘する署員もあらわれ……。注目の警察小説、血に染まった第二弾![解説/杉江松恋]
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定年間近の郷田功。交通課・車庫証明係で勤務する警察事務職員。彼は常に仕事をサボることしか考えていないお荷物社員。反対に自分の仕事以外全く興味がなく、就業規則優先で融通の利かない若手堅物職員の石狩悠太。ある日、定例業務である車庫保管の現場検証に渋々二人で向かうことになった。ある一軒家で二人はある予想だにしない事件に巻き込まれてしまうのであった…。
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極道坊主・天道正義、世と人と女のために、粉骨砕身邁進する!
殺人を犯して十三年の“おつとめ”をはたし、これからは真人間になって世のため人のため身を粉にして働く、と僧侶になった天道正義。しかし、彼にはひとつだけ“欠点”があった。色道に滅法強すぎるのだ…。
長編官能バイオレンス「闇刑事(ヤミデカ)」シリーズ、第3弾。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。 -
極道坊主・天道正義が渾身の力をふりしぼり、現代社会の悪を討つ!
十三年の服役を経て、これからは真人間になると出家した天道正義。その天道が服役中に知り合った友人・根岸が出所後、妹のマンションで殺害された。天道は独自調査に乗り出し、持ち前の反抗心で世の悪を叩く。
長編官能バイオレンス「闇刑事(ヤミデカ)」シリーズ、第4弾。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。 -
「真人間」を目指す元極道が男に鉄拳制裁、そして出会った女には…?
伝説の極道・天道正義、四十五歳。殺人罪で十三年もの長い間塀の中にいたが、五年間修行すれば真人間になれるといわれ、海然和尚の弟子になった。頭を丸め、僧衣姿になった天道だが、女の味だけは忘れられない。「色」にも「悪」にも滅法強い破戒坊主・天道が思い描く真人間とは…?
長編官能バイオレンス「闇刑事(ヤミデカ)」シリーズ、第1弾。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。 -
墨染めの僧衣をまとった天道は、破戒坊主にして絶倫坊主だった!
十三年の“おつとめ”からかえってきた伝説の極道・天道正義。五年修業すれば真人間になれると海然和尚の弟子になったが、生来の正義漢と性豪ぶりは変わりようもなく、美貌の人妻を救わんと一大騒動を起こす。
長編官能バイオレンス「闇刑事(ヤミデカ)」シリーズ、第2弾。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。 -
迷宮入り事件を担当する警視庁捜査一課の鷺沼は、新年早々神奈川県警・宮野から、警察の制式拳銃だったニューナンブが失踪中の右翼の大物が死体で発見された現場から見つかったという話を聞く。捜査に着手する鷺沼らに公安警察が接触してくる。三たび、コンビを組むことになった2人にたちはだかる巨大な陰謀の影。絶好調の『越境捜査』シリーズ。
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迷宮入り事件を追う警視庁捜査一課の鷺沼は、パチンコ業界の雄・飛田を訪ねていた。事情を聴取したのは、飛田の甥・川端について。川端は、ある電子部品会社の社長を殺した殺人容疑で勾留中に自殺を図っていた。捜査を開始した鷺沼に声をかける男がいた。神奈川県警の刑事・宮野。はからずも再びコンビを組むことになった2人にたちはだかる飛田の影。前作を凌ぐ長編警察小説。
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第153回(2015年上半期) 直木賞候補作
警視庁公安部の「アンタッチャブル」と捜査一課の「落ちこぼれ」コンビが巨大テロ脅威に挑む。馳星周の新骨頂、ファン待望の公安エンターテインメン ト!
容疑者追跡中に人身事故を起こした捜査一課の宮澤に、異例の辞令が下った。異動先は警視庁公安部外事三課。上司は公安の「アンタッチャブル」―― かつては将来の警察庁長官と有望視され、妻の浮気・離婚を機に、「頭がおかしくなった」とうわさされている椿警視。宮澤に命じられたのは、椿の行動を監視・報告すること。椿とともに、北朝鮮のスパイと目される女の追跡をはじめるが......
疾走するストーリーに、一筋縄ではいかない人物たちが次々登場。
数多のトラップ、ラストの大どんでん返しまで一気読み必至のコメディ・ノワール! -
新宿署管内のマンションで若い美容師が暴行された。そして立て続けに年頃のOLが、部屋に侵入した暴漢に襲われる。ふたつの現場に残されたのは、いずれも一輪の深紅の薔薇(ばら)。「犯行の刻印」は十四年前の未解決連続強姦殺人犯「ペルソナ」を思い起こさせた。女刑事・夏目凜子が卑劣な犯人を追う。警察庁直属の特捜チーム「α特務班」の活躍を描くクライムミステリー登場!
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新宿署管内で立て続けに起こった連続婦女暴行事件。女性刑事・夏目凜子をはじめとする特任捜査チーム「α特務班」は、山口茂樹という男に容疑者を絞った。ところが山口は何者かに監禁され、ネットの動画配信で自白を強要される。十四年間、行方をくらましていた未解決連続強姦殺人犯「ペルソナ」。その不気味な影が特務班に迫る! 驚愕のクライムミステリー第二弾![解説/大谷博子]
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丸の内のオフィス街で爆破事件が発生。現場の物流企業で事情聴取を行った一之瀬は、企業脅迫事件と直感する。昇進前の功名心から事件担当を名乗り出ると、教育係の藤島からは一人でやれ、と突き放されてしまった。管内で新たに殺人事件も起き……。新米刑事・一之瀬に、自立の刻が訪れる。現代社会を鮮やかに描きだす、進化する警察小説。〈刑事の挑戦・一之瀬拓真〉シリーズ第3弾、登場!
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帝国復古を目論む反米組織・黎明会が国防軍創設を達成するための軍事蜂起を企てた。特務機関「ラバーズ」に招集された防衛省情報官・伊吹司(いぶきつかさ)の任務は、このクーデターを阻止すること。しかし、黎明会のメンバーがアメリカの特殊部隊に次々と強襲されていく。さらに攻撃はラバーズにも。圧倒的な戦闘力の前にラバーズのメンバーは散り散りになり、司は独り黒幕を追う。シリーズ第三作!
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「おれは殺(や)っていない!」
犯人を射殺してしまった元SPの別所は酒浸りになり、生活安全課勤務となった。ある日、警視庁人事一課 監察室の矢代から、盗品横領の疑義がかけられていると知らされる。まったく身に覚えがないが、ロッカー からは別所の指掌紋が付着した証拠品が次々と見つかり……。指名手配された刑事の孤独な逃亡劇。
SP時代に正当防衛とはいえ、テロリストを射殺し、人殺しの罪悪感に苛まれている別所雄也。現在は上野署生活安全課の警部となり、やさぐれた日々を過ごしている。酒におぼれ、妻子とは別居中。そんな転落人生に追い打ちをかける事件が……。部下の土屋隆直巡査部長が絞殺されてしまったのだ。そして凶器の革紐から検出されたのは、別所の指掌紋。何者かの罠だった。殺人犯として指名手配された別所は、無実を証明すべく逃亡操作に奔走する。再起すべきときはいま! -
非常識上等! 究極の刑事コンビ誕生!
人間業とは思えない首斬り殺人事件が発生。新任刑事の心経琴枝は、猟奇殺人と巷で話題の恨みビジネスの間に関係を見出し、捜査を進めるが!? 超行動派女刑事・琴枝がたどり着いた驚愕のトリックと真相とは? -
殺人現場にぽつんと遺されたぬいぐるみ。そのぬいぐるみは、いったい何を語る? イケメン警部・音無美紀の密かな楽しみは、ぬいぐるみを愛でること。遺されたぬいぐるみから優れた洞察力で、事件解決の手がかりを発見する――。そして、男勝りの言動の一方で音無にぞっこんの則竹女史。さらに実はミステリおたくの江角刑事や、若手の桂島刑事など、個性派キャラクターが脇を固める連作短編集。「お弁当ぐるぐる」(『赤い糸の呻き』所収)で初登場した、音無&則竹コンビが遭遇した不可能犯罪の数々。〈ぬいぐるみ警部〉シリーズ、記念すべき第1弾。解説=霞 流一
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防衛省情報官・伊吹司(いぶきつかさ)が護衛するアメリカの要人が襲撃された。しかし戦闘のプロを相手に司は手も足も出ない。そんな司をあざ笑うかのように、今度は日本の高官が暗殺されてしまう。誰が何のために殺しているのか混乱する司だったが、同日、特務機関ラバーズへの招集がかかる。生存率60%と言われるラバーズの日々が、また始まった。ド派手アクション満載のシリーズ第二弾!
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軍需企業の開発拠点がロケットランチャーで爆破された。不可解なテロ事件解明のため、防衛省情報官・伊吹司(い ぶき つかさ)はチーム「ラバーズ」に召集される。ラバーズとは国家的危機に際し、公安、警察、防衛関連の各機関から精鋭を集め事案にあたる、民間の超法規特務機関だ。事件を追う伊吹の前に謀略と昭和戦史の闇がたちはだかる。日本の過去と現在を問う軍事謀略シリーズ第一弾!
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犯人を目撃した警官の卵! 東京・神戸を結ぶ事件の糸口は…?
マンションから女が墜落死した。第一発見者の北王子は、兵庫県警の警察官採用試験に合格し、警察学校入学を目前に控えていた。事情聴取に応じながらも、刑事たちの捜査ぶりに羨望と不安を覚える北王子。やがて学校生活が始まった。「見習生」と呼ばれ、厳しい教官に怒鳴られ、反発を覚えながら過ごす警官の卵たち。そんなある日、北王子が目撃した事件が教材として取り上げられることになった。
●龍一京(りゅう・いっきょう)
1941年大分県生まれ。元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。『偽装捜査』(光文社文庫)、『狂った正義』(廣済堂文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)、『重犯』『虐讐』(徳間文庫)など著書多数。 -
轢き逃げ事件と第二の事件を結ぶ凶悪犯の影とは…?
警察学校へ入学して半年。北王子政彦が実務修習で交番勤務に就いたその日、轢き逃げ事件が起きた。被害者の女性は多額の借金があったにもかかわらず銀行でローンを組み、中古車を購入していた。だが、肝心の車が見当たらない。一方、追跡した白バイ警官と共に事故死した加害者は覚醒剤の常習者だった。二人の関係は? 先輩と聞き込みを始めた北王子だが、その途中、第二の事件に遭遇する…。
●龍一京(りゅう・いっきょう)
1941年大分県生まれ。元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。『偽装捜査』(光文社文庫)、『狂った正義』(廣済堂文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)、『重犯』『虐讐』(徳間文庫)など著書多数。 -
入院中の元刑事が見舞客の話を聞いてベッド・ディテクティヴを務める
不治の病で入院中の元刑事「おやじさん」が、見舞いに訪れる探偵の「おれ」から、事件の話を聞く。十億円の宝石盗難事件、被害にあった宝石商殺害事件、これらを世間話のように語るうちに、やがて「真相」が徐々に明らかになっていくが…。
●多岐川恭(たきがわ・きょう)
1920年福岡県生まれ。東大経済学部卒。戦後、横浜正金銀行をへて毎日新聞西部本社に勤務。1953年『みかん山』で作家デビュー。『濡れた心』で第4回江戸川乱歩賞を、翌年には短編集『落ちる』で第40回直木賞を受賞。以降、推理小説と共に時代小説も旺盛に執筆した。 -
17年前の誘拐殺人事件で容疑者有罪の決め手となった証拠は偽造されていた。捜査を指揮した刑事ヴィスティングは責任を問われて停職処分を受ける。自分の知らないところで何が行なわれたのか? そして真犯人は誰なのか? 世間から白眼視されるなか、新聞記者の娘リーネに助けられながら、ヴィスティングはひとり真相を追う。しかしそのとき、新たな事件が起きていた……。北欧ミステリの最高峰「ガラスの鍵」賞をはじめ、マルティン・ベック賞、ゴールデン・リボルバー賞の三冠に輝いたノルウェーの傑作警察小説
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不気味なわらべ歌が残る英国中西部の炭鉱の村で、夫婦と幼児が突如失踪した。ロンドン警視庁のディ警部補とハマースミス巡査部長が捜索に派遣されたが、与えられたのはわずか二日間。採掘による坑道のため沈みつづけ、やがて滅びゆく運命にある村を襲う春の吹雪。原因不明の奇病が蔓延し、不気味な目玉が発見される中、正義を固く信じるディ警部補、我が身の危険を顧みないハマースミス巡査部長、愁いを帯びた法医学検査官キングスリーの苦闘が始まる……。迷信と因習に満ちた村の犯罪の闇と、刑事たちの光がせめぎ合う、ノンストップ警察小説。シリーズ第2弾!
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1950年3月。アメリカのマサチューセッツ州にあるパーカー・カレッジの一年生、ローウェル・ミッチェルが失踪した。彼女は美しく成績優秀な学生で、男性とのうわついた噂もなかった。地元の警察署長フォードが、部下とともに捜索にあたるが、姿を消さねばならない理由も、彼女の行方もまったくつかめない。事故か? 他殺か? 自殺か? 雲をつかむような事件を、地道な聞き込みと鋭い推理・尋問で見事に解き明かしていく。アメリカ・ミステリ界を代表する巨匠が、捜査の実態をこの上なくリアルに描いた警察小説の里程標的傑作、新訳決定版!
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凶悪化する犯罪! 警視庁特命捜査班の捜査が犯人を追いつめる!
東京都内の駐車場にとめてあった乗用車の中から、男の死体が発見された。鑑識の結果、被害者は睡眠導入剤で眠らされた後、鋭利な刃物で頸動脈を切られ死亡したものとみられた。警視庁の各課から選ばれたエリートで構成された、特命捜査班『セクション9』の絹田歩夢と武田哲郎は、事件の真相を追って捜査を始めるが…。被害者の男の汚れた過去と、驚愕の結末とは? 九人の刑事たちの魂が新宿の街に谺する!
●龍一京(りゅう・いっきょう)
1941年大分県生まれ。元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。『偽装捜査』(光文社文庫)、『狂った正義』(廣済堂文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)、『重犯』『虐讐』(徳間文庫)など著書多数。 -
四人の女豹刑事が三つの事件を結ぶ点と線から真相解明の突破口を開く!
沖縄の珊瑚礁の中で女性の全裸死体が見つかり、その女友達二人が失踪した。同じ頃、スチュワーデスと銀行員が拉致され、それぞれ十億円ずつの身代金要求がきた。警視庁の五加木警視は、特務機関の四人の女豹刑事に極秘で事件解決を命じる。だが、彼女たちの行動は筒抜けで、犯人は銀行側から見事に金を奪い取った。内部に共犯者が…? 四人は殺人と誘拐事件の繋がりを掴むや、黒幕を炙り出すべく罠を仕掛けた。長篇ポリス・アクション第4弾!
●龍一京(りゅう・いっきょう)
1941年大分県生まれ。元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。『偽装捜査』(光文社文庫)、『狂った正義』(廣済堂文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)、『重犯』『虐讐』(徳間文庫)など著書多数。 -
国際的麻薬シンジケートとの闘いに挑む四人の女豹たち!
南半球の夏、ブラジル・リオデジャネイロのサンバ・カーニバルが最高潮の熱気に包まれた夜の裏で、麻薬密輸ルートを内偵していた日本人捜査官が惨殺され、その犯人も何者かに命を奪われた。時を同じくして、日本では横浜中華街のホテルにチャイナマフィア『赤い星』が襲撃をかけ、台湾人経営者を誘拐した。緊迫する国際重要犯罪捜査の前線に立つ警視庁の切れ者・五加木警視は、自らが編成した超法規特務機関の投入を決断する。若い身体を危険に晒し、四人の女豹刑事が灼熱の大地を駆け、弾雨を縫って巨悪へと迫る。長篇ポリス・アクション第2弾!
●龍一京(りゅう・いっきょう)
1941年大分県生まれ。元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。『偽装捜査』(光文社文庫)、『狂った正義』(廣済堂文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)、『重犯』『虐讐』(徳間文庫)など著書多数。 -
特殊技能を持った選りすぐりの九人の刑事が、犯罪組織に挑む!
新宿の交番勤務の若い警察官が、何者かによって射殺された。刑事になりたいという夢のために、無謀にも単身で覚醒剤密売の実態を調べていたのだ。捜査を任された特命捜査班、別名『セクション9』の刑事たちは、事件の背後に、ある組織の存在を知る。捜査課、鑑識課、交通機動隊など各部署から招集された個性的な九人の刑事たちが、新宿歌舞伎町を舞台に、法では裁くことのできない凶悪犯罪組織を壊滅する!
●龍一京(りゅう・いっきょう)
1941年大分県生まれ。元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。『偽装捜査』(光文社文庫)、『狂った正義』(廣済堂文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)、『重犯』『虐讐』(徳間文庫)など著書多数。 -
新宿歌舞伎町で暗躍する巨大組織! 敢然と立ち向かう特命捜査班の運命は?
レイプ、クローン詐欺、戸籍売買、拳銃密売、恐喝…。多種多様な犯罪が頻発し、醜い欲望の渦巻く大歓楽街・新宿歌舞伎町。組織的かつ巧妙に仕組まれた法では裁くことの出来ない凶悪犯罪に、捜査課、鑑識課、交通機動隊などの各部署から選り抜かれた、特命捜査班『セクション9』の個性的な九人の刑事たちが命をかけて挑む!
●龍一京(りゅう・いっきょう)
1941年大分県生まれ。元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。『偽装捜査』(光文社文庫)、『狂った正義』(廣済堂文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)、『重犯』『虐讐』(徳間文庫)など著書多数。 -
麻薬・武器の密輸組織を壊滅せよ! 権力に守られた巨悪に挑む!
警察組織から外れて捜査をする特務機関を編成した警視の五加木は、国会議員の黒柳茂勝が麻薬・武器密輸組織の黒幕であるとの極秘情報を掴み、部下の若き美貌の警部・本間亜紗見をリーダーとする四人が、黒柳の右腕である神崎へ接触する。だが、協力者が無残に葬られ、亜紗見たちも敵の巧妙な罠に陥ってしまう。汚辱の果てに憤怒の炎を燃やす特務刑事たちは反撃の銃口を巨魁へと向けた。長篇ポリス・アクション第1弾!
●龍一京(りゅう・いっきょう)
1941年大分県生まれ。元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。『偽装捜査』(光文社文庫)、『狂った正義』(廣済堂文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)、『重犯』『虐讐』(徳間文庫)など著書多数。 -
警視庁・特務機関の四人が若さに弾ける肉体を武器に悪を断つ!
ロシアからプルトニウムの密輸を画策し、日本を経由して他国への横流しを企てる情報を入手した内閣調査室長の大沢は、総理大臣からの特命を受け、警視庁の五加木警視に極秘裡に事の顛末と組織の撲滅を命じた。五加木が自ら編成した超法規特務機関の四人の女豹は、密輸に重要なカギを握る二人に接触を図る、が、行く先々を尾行、監視され、四人を狙った罠が待っていた。大沢と五加木以外知らぬ女豹たちの動きがなぜ…。情報が漏洩されているのか。やがて、黒幕を炙り出すべく罠を仕掛けた女豹は厳寒の北海道知床へと飛んだ。長篇ポリス・アクション第3弾!
●龍一京(りゅう・いっきょう)
1941年大分県生まれ。元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。『偽装捜査』(光文社文庫)、『狂った正義』(廣済堂文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)、『重犯』『虐讐』(徳間文庫)など著書多数。 -
敵討ちを誓う妹の魂の叫びと特捜刑事たちの怒りの咆哮!
結婚を間近に控えた女性が、顔にタオルを掛けただけの全裸死体で発見される。絞殺でも刺殺でもなく、いったい死因は? 女性失踪者を捜す刑事たちがまた、彼女のマンションに行くと、そこにも同様の死体が…。連続殺人の様相を見せる事件に、刑事たちは色めきだつ。捜査線上に浮かんだ男は、女刑事・絹田歩夢が乳ガン検診で訪れた病院の院長だった…。警視庁特命捜査班『セクション9』の刑事たちが卑劣な犯罪に挑む!
●龍一京(りゅう・いっきょう)
1941年大分県生まれ。元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。『偽装捜査』(光文社文庫)、『狂った正義』(廣済堂文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)、『重犯』『虐讐』(徳間文庫)など著書多数。 -
警視庁・人事二課、環敬吾が率いる特殊任務チームは、一見何の関係もない複数の殺人事件に関連性がないか捜査を開始する。「大切な人を殺された者が、犯人に復讐することは是か非か」という社会的テーマとエンターテインメントを融合させた読み応え抜群の徹夜本。サスペンス、社会派、ハードボイルド、そして本格ミステリー。あらゆる醍醐味を味わえる、シリーズ三部作の掉尾を飾るにふさわしき大作にして傑作! 装い新たに新登場!
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誘拐事件が連続して起きていた。しかし子供の家族がなんとか払える身代金を要求するため、表沙汰にはなっていない。今、警視庁人事二課・環敬吾は影の特殊工作チームに招集をかける。だがその時、メンバーの一人で托鉢僧の武藤隆は、知り合いの子供が誘拐された事件に巻き込まれていた――闇に潜む卑劣な犯人を必ず炙り出す! ページを捲る手がとまらない、大人気「症候群シリーズ」新装版・三月連続刊行、第二弾!
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警視庁には、警察組織が扱いにくい事件を捜査する影の特殊工作チームが存在する。警務部人事二課の環敬吾が指令を送るのは、私立探偵・原田征一郎、托鉢僧・武藤隆、肉体労働者・倉持真栄、プロフェッショナルなメンバー3人である。若者の連続失踪事件。その背後にあるものを探るべく、チームは動き出す。最後のページまで興奮がとまらない、大人気「症候群シリーズ」新装版・三月連続刊行、第一弾!
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カーシャと明。二人のヒロインは、過去の想いをどう断つのか?
ロシアの要人の警護を命じられた特車二課のカーシャは、かつての師と因縁の再会を果たすが……。一方、明は高校の同窓会の通知に、戸惑いを覚えていた。特車二課のヒロイン二人をフューチャーした長編書き下ろし。収録作品:赤いカーシャ/THE LONG GOODBYE。 -
県警の相次ぐ不祥事で警察への信頼が揺らぐなか、横浜市長は「犯罪のないクリーンな国際都市」を旗印に、地域密着型の自治体警察を復活させた。治安の悪い危険なエリア天国区は別名〈ヘブンズスラム〉と呼ばれ、貧困と暴力に支配されている。管轄するのは横浜市警第3分署。殉職率の高さと地名をかけて、ここへの異動は刑事たちの間で「天国行き」と囁かれていた。警察小説、堂々開幕!
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澤村慶司シリーズ、クライマックス! 人気警察小説、最新刊!
県警捜査一課から所轄への異動が決まった澤村。その赴任署にストーカー被害を訴えていた竹山理彩が、出身地の新潟で無惨な焼死体で発見される。同時に理彩につきまとっていた男も姿をくらましていた。事件を未然に防げなかった警察の失態と、それを嘲笑うかのような大胆な凶行。突き動かされるように新潟へ向かう澤村だったが、今度は理彩の同級生が犠牲になってしまう。冷酷な犯人を追い、澤村の執念の追跡がはじまる――。
※本書は平成二十五年二月に小社より刊行された単行本『執着』を改題の上、加筆修正し文庫化したものが底本です。
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