『文芸・小説、KADOKAWA、幸田真音』の電子書籍一覧
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逆境をバネに大事業に挑んだ二人の男!
広島県の造り酒屋に生まれた池田勇人は、大蔵省に入って5年目に「落葉状天疱瘡」という難病に罹り、退転を余儀なくされた。絶望の底に叩きつけられた池田だったが奇跡的に同省へ復職。主税局長、次官と上り詰めたのち、政治の世界へ身を投じる。時を同じく、新聞記者で水泳指導者としても活動する田畑政治は、幻のオリンピックを再び東京で開催しようと決意。やがて二人の人生は「この日」に向かって収斂し始める——。 -
最先端科学が可能にした「余命予測」。時代に先んじて描かれた人間ドラマ!
定年を四年後に控えた永関恭次は、ある日、人間の正確な「余命予測」をする国際アガスティア研究所の存在を知る。余命検査をしようと説明会に参加した永関。そこにはほかに四人の男女がいた。恋愛、夫婦、介護、家族……彼らが自らの余命を知ったとき、運命の歯車は狂いはじめる。 -
ネットを使った恐るべきマネーゲーム。その行き着く先は!?
外銀ディーラー、女性銀行員、青年ハッカー──三人が共謀して銀行のシステムに侵入し、一か八かの大がかりな取引を実行。その最中、銀行の不正が明るみに出て……。世界を舞台にするオプション取引の驚くべき手口とは? コンピュータと現実社会の衝突を描く迫力の銀行犯罪小説。
※本書は一九九六年六月に講談社より刊行された「インタンジブル・ゲーム」を改題したものが底本です。 -
情報技術革命の功罪を人間ドラマから迫った連作短編
証券会社を辞め、警備会社に再就職した「私」篠山孝男は、自衛官上がりの藤木達也と東都銀行本店ビルの警備中、屋上から飛び降り自殺をしようとしていた三田村光治を助ける――「eの悲劇」。警備を務める中で知り合った、自殺願望者、司会者、元会社員……。「私」篠山孝男が直面する数々の事件を描く、四編の連続短編集。 -
不世出の財政家の生涯を描く著者入魂の歴史経済小説にして新田次郎賞受賞作!
足軽の家に養子となった少年、のちの高橋是清は、英語を学び、渡米。奴隷として売られる体験もしつつ、帰国後は官・民を問わず様々な職に就く。生来の勉強家は、現場経験を積んだことで不世出の銀行家へと成長する。日露戦争の戦費調達を命じられた是清は、ロンドンで日本国債を売り出し、英語力と人脈を駆使して成功を収める。蔵相、首相をも歴任、金融恐慌の鎮静化にも尽力するが、経済を破壊する軍国主義の波が押し寄せる。新田次郎賞受賞の話題作がついに合本版に!
※本電子書籍は「天佑なり 上 高橋是清・百年前の日本国債」「天佑なり 下 高橋是清・百年前の日本国債」を1冊にまとめた合本版です。 -
日本の財政問題に警鐘を 鳴らしたベストセラーの電子オリジナル合本版!
ある事件を追いかける特捜刑事。重要人物と目される日本国債ディーラーの不審な交通事故。そして、日本国債入札における「未達」の発生――。国の行方を左右する未曾有の危機の背後には壮大な罠が。証券会社、財務省・金融庁、警察、マスコミ……、様々な人々を巻き込んだ破局へのシナリオの行方は!? 手に汗握る経済小説の電子オリジナル合本がついに登場!
※本電子書籍は「日本国債 改訂最新版(上)」「日本国債 改訂最新版(下)」を1冊にまとめた合本版です。 -
国際金融戦を描く緊迫の経済小説!
世界の市場で巨額の資金を動かし暗躍するヘッジファンドが、次に狙いをつけたのは日本市場だった――。手口は巧妙をきわめ、ボスの動きも闇に包まれている。米国系銀行、証券会社出身の著者が鮮やかに描き出すリアル経済小説。
※本書は一九九五年九月に講談社より刊行された『回避』を改題したものが底本です。 -
業界の裏側に鋭く切り込む、新時代のサクセス・ストーリー
有名ブランドの販売員として働く真昼。社内恋愛で結婚の約束までしていた彼にふられてやむなく転職した真昼に海外出張のチャンスが巡ってきた。だが、帰国後の彼女を待ちうけていたのは大トラブルで――!?
※本作品は、二〇一一年九月に集英社より刊行された単行本『ランウェイ』を上・下刊に分冊した文庫が底本です。
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