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『文芸・小説、水野梓』の電子書籍一覧

1 ~4件目/全4件

  • 2,090(税込)
    著者:
    水野梓
    レーベル: ――
    出版社: 徳間書店

    臨床心理士になって四年の水沢藍を訪ねてきた聡美。 診察室に入った彼女は、何かに憑かれたように話し始める。同時期、藍はボランティアで英語を教えるため小学六年生の綾香を訪ねていた。 表情がないことに違和感を覚えたとき、手首に刻まれた何本もの傷跡に気づく。 綾香が発する‘サイン’とは――。両者の話を聴くうちに、 藍はある殺人事件の真相を知ることになる。 事件の背後で苦しむ人々の声を掬う、臨床心理士の物語。■著者からのコメント■すべてに白黒つける二項対立の世界で「生きづらい」と感じることが多くなりました。人が人として生きるために何が必要か。自分の中の汚いものを見つめながら、魂の底をえぐり出すようにして書きました。生きづらさを抱えるすべての人に捧げます。
  • 1,881(税込)
    著:
    水野梓
    レーベル: ――
    出版社: 講談社

    私たち、38歳。全てが順風満帆にすすんでいる、はずだった。

    出産によって「マミートラック」に追いやられてしまった凛。
    シングルマザーとして、発達障害の子供を抱え貧困から抜け出せずにいる響子。
    週刊誌のサブデスクまで上り詰めがらも、不妊治療がうまくいかない美華。

    月一回のランチ会で愚痴をこぼすことでストレスを解消していた私たち。
    いつの間にか「本当の悩み」は避けるようになっていた―。
    相手を見下すことでしか自分の人生を肯定できない「私」は心が汚れているのだろうか。
    「女」、「妻」、「母」。
    役割を背負わされ、反発しながらも生き抜く、三者三様の戦い。
  • 1,980(税込)
    著:
    水野梓
    レーベル: ――
    出版社: ポプラ社

    テレビ局に在籍し、ドキュメンタリー番組の制作を手がける美貴。ある日、高齢者施設で不審死が相次いでいるとの週刊誌の記事が目に留まる。その後、主要メディアや官邸に犯行声明が届く。書面には「何も生み出さない高齢者は『社会悪』だ」などと書かれていた。取材を進める美貴は、偶然の出来事から悟と名乗る青年とかかわるようになる。悟の生きてきた道程を知った美貴は、この国が抱える深い闇の存在に強い衝撃を受ける--。
  • 1,980(税込)
    著:
    水野梓
    レーベル: ――
    出版社: ポプラ社

    「私は事件には一切関係していません。真犯人は別にいます」そう言い残して絞首台を登っていった男。時は巡り、小学生が学校の屋上から落ちて亡くなるという事故が起きる。いじめによる自殺の線で取材を進めていたテレビ局社会部の女性記者は、少年の母親が、冤罪が疑われる事件の加害者として極刑となった男の娘だと知る。果たして二つの事件と事故に関連はあるのか!? 警察権力との暗闘の果てに、女性記者が辿りついた真実とは

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