『文芸・小説、森まゆみ、501円~800円』の電子書籍一覧
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明治40年夏、与謝野鉄幹が北原白秋、木下杢太郎、平野萬里、吉井勇の若き四詩人を連れて九州を旅した。「五人づれ」という連名で「東京二六新聞」に連載された紀行文『五足の靴』には、その後活躍する詩人たちの才能の萌芽を見ることができる。2018年に世界遺産に指定された長崎、天草の地も踏んでいた彼らの足跡を、森まゆみが10年以上かけて歩き、追体験した詩情と旅情あふれるノンフィクションは、知られざる名著の解説書、歴史を体感できる旅へと誘う極上のガイドブックでもある。世界遺産(文化遺産)「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」を巡る付録つき。
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編集者、地域雑誌『谷根千』の発行人、作家として、1970年代から仕事の道を切り開いてきた著者。歩んできた仕事の一本道、脇道、遠回りの道…を自伝的に語る。男子学生が圧倒的に多い大学での学生生活、男女雇用機会均等法施行のはるか以前のPR会社や出版社での勤務…。編集者、書き手として今に至るフリーランスの日々……。新型コロナウイルス感染症の蔓延によって社会が変容するなか、自らの「しごと放浪」を振り返ることで、今、仕事について考え、悩む人たち、特に女性へのヒントを贈る。
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昭和初期。自由を求め奔放に生きたひとりの女性の日記が出版されベストセラーとなった。それは林芙美子の「放浪記」。いま広く読み継がれている版は、後世の手が多く入り「成功者の自伝」と化していると指摘する森まゆみが、改造社版「原・放浪記」の生き生きとした魅力を紹介する。各章に鑑賞が入り、時代背景や芙美子の生涯についての解説も収録。林芙美子を知ろうとするならまず手に取るべき一冊。
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31名の人気クリエイターが語る、とっておきの“夜更けのおつまみ”。 読んだら一杯やりたくなること間違いなし!おいしい記憶がたっぷり詰まった珠玉のエッセイ・アンソロジー。巻末にはキリンビールとコラボし、noteで開催したコンテスト大賞受賞作も掲載!
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東京には、明治時代に創業し、100年以上の長きにわたって愛されてきた名店が数多くある。 東京に生まれ育ち、地域に根ざした活動を続けてきた町歩きの達人が、味へのこだわり、店の歴史や創業のエピソードなどを店主への聞き書きでつづり、老舗の魅力を紹介する食のエッセイ。 明治13年「藪蕎麦」、明治18年「たいめいけん」、明治32年「銀座ライオン」、明治36年「日比谷松本楼」など誰もが知る有名店を含む27店を紹介。
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【第24回紫式部文学賞受賞作】「元始女性は太陽であった。」という平塚らいてうの創刊の辞が有名な、女性による女性のための雑誌『青鞜』。その創刊から休刊までを「雑誌編集」という独自の観点から描く。掲載作品から広告、デザインまでを紹介しつつ、雑誌刊行の高揚感や苦労をしのぶ。らいてう、伊藤野枝、尾竹紅吉、保持研ら刊行に携わった女性たちの等身大の姿を浮き彫りにする傑作評伝。
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新しくて古い町・東京で学び、働き、子育てもしてきた。タウン誌「谷根千(やねせん)」を十数年続けてきた筆者は40年近く生きてきた東京を愛してやまない。東京五輪、東大落城、都電消滅、地上げの嵐……それでも負けずにがんばっている路地裏の人々の哀歓を限りなく優しい筆で綴った、抱きしめたいほどの東京日記。
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女性作家たちの足跡を辿る、鉄道紀行×評伝。与謝野晶子、宮本百合子、林芙美子。愛と理想のため、シベリア鉄道で大陸を横断した三人の足跡を追う。ウラジオストクからパリまで鉄道を完乗した著者の、傑作ノンフィクション。
与謝野晶子、宮本百合子、林芙美子。明治末から昭和初めの動乱期に、シベリア鉄道で大陸を横断した逞しい女性作家たちの足跡を辿り、著者もウラジオストクから鉄道で旅に出た。愛と理想に生きた三人に思いを馳せながら、パリを目指す。車中での食事、乗客とのふれあい、歴史の爪跡が残る街…世界で最も長い鉄道旅をめぐるエピソードの数々。三人と著者の旅が、時を超えて交錯する評伝紀行。
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