『文芸・小説、産業編集センター、1円~、半年以内』の電子書籍一覧
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外道箱と血に狂う赤黒い犬、ないはずの右腕を掴む手、皮袋を引きずり徘徊する童殺し、化粧箱を泳ぎ回る異形の魚、ループする隧道(すいどう)…
隻腕の見鬼(けんき)・千早と、オカルト嫌いな県庁生安課・大野木は、骨董屋「夜行堂」店主によって引き合わされ、多発する怪異の解決に挑む。人の情念や想いが、人ならざるものとなり引き起こす、数々の呪いと悲劇。その様を静かに眺める、夜行堂店主の真の目的とは…。SNSで話題の怪異譚、待望の書籍化!
書き下ろし250ページ以上!
装画:げみ -
10代の思い出。宝塚入団から退団まで。
そして映像世界に飛び込んでから今までのこと。
自身が日々考えていることや人付き合いから学んだこと…宝塚トップスターから映画・ドラマの世界へ。
ヴィヴァーチェ(生き生きしている)と言われる彼女の、暮らし、仕事、恋愛、家族や愛犬との生活など、映像では見せない心のひだを綴った書き下ろしエッセイ。自宅、カフェやバーでのオフの様子を写した写真の数々も掲載。
自分らしさを大切にした彼女のライフスタイルが見えてくる一冊。 -
【わたしの旅ブックス新人賞(第1回)】インド北部、ヒマラヤの西のはずれにある小さな王国ラダックには、決して怒らない人々が暮らしている―。その言葉に誘われるようにラダックを訪れた著者が、新たな希望を見つけるまでの旅の記録。
インド最北部ヒマラヤの西のはずれにあるラダック。そこには決して怒らない人々が暮らしている――。その言葉に誘われるようにラダックを旅した著者の贖罪と再生を描いた私小説的旅紀行。ラダックの街の道端で見つけた凍りついた犬の屍体。徐々に明らかになっていく旅の理由。ラダックの荘厳な自然と現地の人々のおおらかさに包まれながら過去から解放されていく著者の姿が描かれる。2020年度「わたしの旅ブックス新人賞」受賞作。 -
無数に配置された検問所、瓦礫と化した町並み、
そして、現地の人たちとの不確かで曖昧な会話……
観光旅行者として入国した著者が見た、戦下の国シリアの今2011年から内戦が続くシリア。政府と反政府勢力の対立を軸に、宗教や大国干渉といった問題も孕みながら内戦は泥沼化。国民の貧困化とともに670万人以上とも言われる難民を流出させたアサド大統領による独裁国家は、今世紀最大の人道危機を招いたとして世界中から問題視されている。
著者は、混迷を極めるこのシリアの現状を自分の目で見るために、一介の観光客として入国。わずか10日間の、しかもルート限定の観光旅行だったが、自ら果敢に戦下の町を歩き、地元の人々と言葉を交わしていく。国によって仕組まれた、作られた旅行ではあるが、わずかながらも垣間見えたシリアの今の姿を著者は見事に描写。なかでも悪名高きサイドナヤ刑務所で過酷な拷問を受けながらも生き延びたシリア人の話は圧倒的だ。
異色の旅行記であるとともに、多くの人に読んで欲しい問題提起の書でもある。
第3回わたしの旅ブックス新人賞受賞作。 -
今も精力的に世界を旅するベテラン旅行作家が、これまでの旅で出会った「桃源郷」を紹介。
ラオスのルアンパバーン、パキスタンのフンザ、ウズベキスタンのサマルカンド、日本の多良間島、チベットのラサ、そして著者の故郷である長野県安曇野。自分にとってそれらの地がなぜ桃源郷なのか、自らの人生を重ねながら、その理由を紡いだ珠玉の紀行エッセイ集。
旅の桃源郷は人によって違うが、そこに至るプロセスは酷似している。それぞれの桃源郷をみつけてほしい――と著者は読者に問いかける。忘れかけていた旅の魅力と力を改めて思い起こさせてくれる一冊。 -
死への衝動から逃れるために、四国一周自転車の旅に出た著者。旅を続けるうちに、これまでの自分と真正面から向き合うようになっていき…。過酷だが自然豊かな四国路を舞台に、壊れかけた心の再生を綴った異色の自転車旅行記。
ある夜、突然襲ってきた死への誘惑。
その危険な衝動から逃れるために、著者は四国一周自転車の旅に出る。
途中、自転車が壊れるというアクシデントに見舞われてしまう。
壊れかけた自転車を漕ぎながら旅を続けるうちに、脳裏に蘇るこれまでのつらい記憶と旅の断片。
過去と現在が交錯していく中で、著者はこれまでの自分と真正面から向き合うようになっていく。
果たして無事に完走できるのか、そして、前向きな心を取り戻すことはできるのか――
過酷だが自然豊かな四国路を舞台に、壊れかけた心の再生を綴った異色の自転車旅行記 -
シーナが旅から連れてきた不思議なモノや道具たちが、屋根裏部屋で話しはじめ、動きはじめた。そのにぎやかな物音を聞きながら、遠い国、遠い日の旅をふりかえったエッセイ集。写真には著者の自筆文字による説明文を掲載する。
世界中を旅してきた著者が旅先から持ち帰ったモノや道具を一堂に集めた一冊。フランスのフライパン、パタゴニアのカンナ、アムチトカ島のナイフ、南米の飾り馬とホルスタイン、世界各地の道で拾った石ころ、アメリカ西海岸のなめくじ人形など、何の役にも立たないが、なぜか気になって手放せない愛しきガラクタたちを、旅のエピソードとともに紹介。椎名誠ならではのユニークな旅の流儀が見えてくる。作家生活45周年を迎える著者初の「モノ雑文集」。 -
世界はまだ見ぬカレーにあふれている!
※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
スパイスカレーのプロフェッショナルが、世界各国を旅して出会った究極のカレー&スパイス料理を語り尽くす。
インドのフィッシュカレーで人生観を覆され、
ラオスではナマズの卵で作るショッキングピンクのカレーに舌鼓。
マレーシアのインド人街で「苔」が決め手のカレーに唸り、
フランスでは幻のミックススパイス「忘れられた宝」とご対面。
22カ国の探訪記と33の本格レシピを収録したフォトエッセイ。
※フォトグラファーとしても活躍する著者によるカラー写真を豊富に掲載。 -
銃密造工房で、パリの地下空間で、独房のようなNYの安宿で…。危険地帯ジャーナリストの旅と取材の相棒はいつもタバコだった。瞼の裏に残る“煙のあった風景”をたぐりよせ紡いだエッセイ。『ケムール』連載を再編集。
危険地帯ジャーナリストであり裏社会に迫るYouTuberとしても大活躍中の丸山ゴンザレスが、旅先の路地や取材の合間にくゆらせたタバコの煙のあった風景と、その煙にまとわりついた記憶のかけらを手繰り寄せた異色の旅エッセイ15編。海外の空港に到着して一発目のタバコ、スラム街で買ったご当地銘柄、麻薬の売人宅での一服、追い詰められた夜に見つめた小さな火とただよう紫煙……。煙の向こうに垣間見たのは世界のヤバい現実と異国の人々のナマの姿だった。ウェブ連載を加筆修正し書き下ろしを加えた待望の一冊。 -
広大なバーラトの大地を、飛行機やバスを使わず列車だけでぐるり一周してやる!
インドの混沌パワーに辟易し「二度と行きたくない」と言い放っていた旅作家の嵐よういちが、13年ぶりに彼の地を旅した。インド鉄道は過酷か? 天国か? 遅延・キャンセル当たり前、過酷な暑さ寒さ、ヒドいトイレや変な乗客に耐え、無事に旅を完遂できるのか……。筋金入りのバックパッカーが挑んだ混沌と憤怒と灼熱の鉄道紀行。
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