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『文芸・小説、イースト・プレス』の電子書籍一覧

121 ~180件目/全401件

  • アーティストと名曲で読む、K-POP

    彼/彼女たちは、いかに乗りこえ、聴くものを魅了してきたか。
    ソテジ・ワ・アイドゥルやH.O.T.の黎明期、BoAやKARAの躍進、BLACKPINKやBTSの世界進出、さらにはYUKIKA、LOONAなどのK-POPの未来を描くアーティストまで。
    今では、世界中が熱狂する音楽になったK-POP、その軌跡を名曲とアーティストで追う。

    【目次】
    はじめに “ビビンバ的発想”が世界を魅了する

    chapter1 反抗と10代 ~時代を切り開いたアイドルたち~
    chapter2 斬新なアイデアとコンセプト ~K-POP大航海時代をサバイブするアーティストたち~
    chapter3 ガールクラッシュ ~ジェンダーと社会通念への挑戦~
    chapter4 オーディション ~K-POP人気を支える多彩な番組~
    chapter5 K-POPのその先へ ~未来を描くアーティストたち~
    chapter6 花咲くインディーズカルチャー ~多彩な魅力で聴かせるアーティストたち~

    おわりに K-POPの勢いに魅せられて
  • 聖書世界の堕天使から魔導書グリモワールの地獄の支配者たち
    世界の著名な悪魔たちを網羅。魔女、錬金術師などの関連人物もあわせて収録。

    魔王サタン、堕天使ルシフェル、ベルゼブブ、メフィスト・フェレス、ソロモン72柱、鬼神アスラ、魔女メディア、錬金術師パラケルスス…etc.

    【目次】
    1章 悪魔入門
    2章 七つの大罪と聖書の悪魔
    3章 ヨーロッパの悪魔
    4章 神話世界の悪魔
    5章 悪魔との契約者と魔術師

    巻末付録 『地獄の辞典』に書かれた悪魔たち
    主要参考文献
  • ドラゴンから妖精まであのモンスターの由来がわかる!
    ユニコーン、グリフォン、バジリスク、フェンリル、エルフ、ドワーフ、ゴブリン、ピクシー、ゴーレム、デュラハン、ヴァンパイア、ワーウルフ…etc. ファンタジーでおなじみのキャラ一挙紹介!

    【目次】
    1章 幻獣
    2章 ドラゴン・大蛇
    3章 妖精・亜人・獣人
    4章 精霊・悪霊・アンデッド
    5章 巨人・魔法生物

    主要参考文献
  • 樋口真嗣監督、田口清隆監督、斉藤麻衣氏、推薦!
    ガチの科学者によるエキサイティングな特撮考察!!

    ゴジラは高温高圧の地下マントルに潜り込める!!
    ウルトラマンの目は古生物学的には進化した?
    悪の秘密組織が日本ばかり狙うのには、太古の地球の大陸移動に理由あり!?
    よく戦っているあの岩場の地学的意味とは?

    画面に映る全てを「事実」と捉え、科学で解き明かす。
    特撮偏愛古生物学者の考察本!!

    「この本は怪獣やスーパーヒーローなどの特撮作品を『地球科学』の視点で見てみようというものです。地球科学とは、化石や地層、あるいは火山や地震など、地球の中身や歴史について考える学問です。」──『はじめに』より

    あるときは古生物学者、またあるときは特撮ファンな著者が、特撮をガチの科学で考察する、エキサイティングなサイエンスエンターテイメント本です。

    特撮界、大推薦!?

    「いいなあいいなあ。
    めっちゃ勉強できる友達とめっちゃモテる軽音部の友達と、クソの役にも立たない(褒め言葉です)くだらないバカ話(褒め言葉です)で盛り上がってた高校時代の放課後みたいでめっちゃ楽しくてめっちゃ懐かしいんだけど、友達のレベルがハンパなく高いからめっちゃ羨ましい!
    自分が好きなものって、こう云う事ができるから好きだったんだ!(ついでに栃木県!)
    オレもまぜて~ッ!」樋口真嗣(映画監督など)

    「これが特撮映画の究極の楽しみ方!科学ってこういう時のためにあったんでしょ?」 田口清隆(映画監督)

    「ああ!先生、困った時に並行宇宙論に逃げるのはやめてください!!」斉藤麻衣(俳優)

    【目次】
    はじめに――または、私は如何にして特撮を愛し、古生物学者になったか
    第一部 ゴジラの移動ルートを分析!謎を解くカギは地形にあり
    第二部 ウルトラマンの目は、おそらく少しずつ進化している
    第三部 あえて考察しよう!なぜ、スーパー戦隊はいつも岩場で闘うのかを
    第四部 ライダーで「悪墜ち」しがちな古生物学者、および研究と特撮の話
    おわりに――小さなアパートの一室で特撮を撮影していた20年前
  • 成熟した肉体は、あの日の激しい情交を忘れられずに……。
    夫には決して見せない妻の痴態に興奮し──。

    大学教授の雄一郎は勃起障害で妻の亜也子を抱くこともできずに玩具で彼女をイカせる日々だった。熟れた身体を持てあます妻を不憫に思う気持ちと、勃起を取り戻すための新しい刺激がほしいという考えが交錯し、やがてどす黒い感情が芽生えてゆく。雄一郎は娘の家庭教師で教え子の俊平を亜也子にあてがうことを決意する。だが、事態は思わぬ方向へと動きだし──!? ひとつ屋根の下、快楽を貪る男と女の痴態に目が離せない!

    【目次】
    第一章 清廉な美熟女の痴態
    第二章 美人妻との背徳の愉悦
    第三章 倒錯的な覗き見
    第四章 夫婦のふしだらな秘密
    第五章 肉悦の処女喪失
    第六章 飽くことなき愛欲
  • 792(税込)
    著者:
    葉月奏太
    レーベル: 悦文庫

    意気地がないのね。
    美人課長と夜のオフィスで、息を潜めて対面座位で……。

    平凡なサラリーマンの仁志は憧れの美人課長の美弥子が部長と言い争っている場面に遭遇する。彼女を助けようと声をかけるも失敗に終わったが、後日、食事へ行くことに。そこで普段は凜としている美弥子の悩みと意外な一面を知り、仁志は惚れた女性を守れる男になりたいと強く願う。その帰り道、酒に酔った美弥子のほうからラブホテルに誘われて……。夜のオフィスには秘密がいっぱい!? 手に汗にぎる誘惑官能ロマン。

    【目次】
    プロローグ
    第一章 会議室の秘めごと
    第二章 女課長のため息
    第三章 オフィスで愛して
    第四章 バスルームの誓い
    第五章 なにも望まない
  • 人生を彩る性愛の記録。
    サンスポ・性ノンフィクション大賞入選作より12編を収録

    「捕まえていて。ずっと……」半泣きの顔を私の胸にうずめ、彼女は全身でその思いをぶつけてくる。幼い交わりだったと思う。感情と欲情ばかりが先走り、暴走する体を制御することができなかった。私の性技は下手で、早紀子はそれ以上に未熟だった。股間はおびただしく濡れているのに膣孔は狭く硬い。ヴァージンだったのかもしれない。それでも早紀子は、私のすべてを受け入れて優しく包みこむ。(「雪の降る町」より)
  • 名著復活!

    みんな、ちゃんと考えないまま大人になった。

    この本は、SEXをまじめに考える、性教育の本です。


    「SEXは、人間が生きていくためのエネルギーであり、生きることの核心だ」

    SEXにまつわるさまざまな疑問を橋本治が丁寧に解きほぐす、1993年刊行の不朽の名著が新装版で復活。
    男らしさ、女らしさ、大人らしさとは。恋愛と友情、純愛とSEX。「母親になる」ということ。「父親であること」と、思いやり。「欲望」とは。同性愛は「ヘンなこと」じゃない。
    SEXをまじめに考えるための、唯一無二の性教育の本。

    <カバーイラスト:一乗ひかる>
    <本文イラスト:大島弓子>
    <解説:二村ヒトシ>

    【目次】
    まえがき SEXって本当はどういうものなんだろう
    1 こども──まだSEXを考えなくてもいい頃
    2 Hなことばかりが気になっちゃう
    3 もうこどもじゃない、でも、まだ大人じゃない
    4 「かわいい」ということ
    5 「第二次性徴」という時期0
    6 男らしさ、女らしさ
    7 大人らしさ
    8 はじめて“それ”がやって来た──初潮とはじめての射精
    9 オナニーがSEXの基本
    10 「性交」って、なんだ?
    11 どうしてオナニーは「いけないこと」なのか
    12 自分を成熟させる訓練
    13 感じちゃう体
    14 「純潔」ということ
    15 思春期には「自分」をつかまえる
    16 「性的な自分」を知る
    17 恋愛と友情、純愛とSEX
    18 人はなぜ人とSEXをするのか?
    19 「恋」ということを知らなくちゃ
    20 いやらしい言葉
    21 あいさつのキス、SEXのキス
    22 ペッティングとネッキング
    23 「C」
    24 「C」に関するよぶんな知識(その一)
    25 「C」に関するよぶんな知識(その二)
    26 SEXに関する「かんじんなこと」
    27 「母親になる」ということ
    28 「父親であること」と、思いやり
    29 コンドームのあるSEX
    30 結婚したっていいんだよ
    31 いけないSEXたち
    32 「欲望」というもの
    33 「教えてやるッ!」のサディズムと「ごめんなさい……」のマゾヒズム
    34 ファザコンとマザコン──誰の中にも「大人」と「こども」はいる
    35 同性愛は「ヘンなこと」じゃない
    36 「男であること・女であること」の混乱
    37 いろんな「混乱」
    38 AIDSと浮気
    39 「もうそんなにSEXをしたくないな」と思う年頃
    エピローグ なぜ死ぬことを恐がるのか?

    解説 欲望をもつことに罪悪感を抱かなくていい  二村ヒトシ(AV監督)
  • K-POPの中心どころか、手でそっと押すと消えてしまいそうな片隅で第一歩を踏み出したBTS。そんな彼らとともに乗り越え、歩んできた、ARMY。
    最高のファンダムを、社会学の視点から分析する。
    日本語版には、古家正亨氏特別インタビュー「彼らは世界を一つにする象徴だから」を掲載。

    【目次】
    01 K-POPの片隅で
    02 投票で大きなうねりをつくる
    03 最高のプロモーター「ARMY」
    04 多様性のファンダム
    05 言葉の壁を飛び越えて
    06 ファンダムはそして、社会へ
    07 これからの道
  • はああンっ、いたずらしないでください……
    燃えるように咲き乱れる赤い花のなか、それは運命の出会いだったのか──。

    朋樹は義姉の亜矢子に淡い恋心を抱いていたが、兄の新居に訪れた夜、夫婦の営みを目撃してしまう。それから距離をおいていたが、その亜矢子が突然、交通事故で死んでしまった。悲しみに暮れるなか、葬儀の開始時刻に彼女の妹である絵梨の姿が見当たらない。探していると、まっ赤に咲き乱れる曼珠沙華のなかに、喪服姿で悲しげにうつむく絵梨の姿を見つけた。その瞬間、朋樹は彼女に特別な想いを抱いたが、そのときはそれが恋とは気づかずにいて──。秘めた想いとあふれる劣情が交錯する、ときめきすれ違い官能!

    【目次】
    第一章 燃えあがる想い
    第二章 深く静かにつながれば
    第三章 たとえ拒まれても
    第四章 ふたりの真実
    第五章 バスルームで結ばれて
    エピローグ
  • 日本アニメを創出したのは一人の力ではない!
    未開の映像表現を追いかけた職人たち、その貴重な記録。
    中日新聞連載の「アニメ大国の肖像」待望の書籍化!

    ■「アニメ大国の肖像」とは?
    2005年11月から2008年3月まで毎週1回、「中日新聞」朝刊文化面、および「東京新聞」夕刊にて掲載されていた、アニメ関係者へのインタビュー連載。番外編も含め全120回、40人近くの人物が登場する。テレビアニメ黎明期から活躍する脚本家・辻真先を筆頭に、制作当時のエピソードをまじえながら、「アニメ大国」の歴史に名を刻んだ名作たちの舞台裏を聞き出す。

    ■「まえがき」より
    いったい、誰がアニメを作ったのか―。〈略〉突っ込んだ取材をしてみたいと思って取り組んだのが、本書の基となった「アニメ大国の肖像」の連載である。〈……〉アニメを実際に作ったのは、紛れもなく本書に登場するみなさんであった。そして、日本をアニメ大国にした業績は、有名なアニメ監督だけではなく、むしろ現場で限られた予算、人材、時間の中で、工夫を凝らして最高の表現を私たちに届けようと努力した方々にこそ、帰せられるべきだと確信した。〈……〉もう鬼籍に入られた方もおり、その声を再び聞くことはできないので、本書に収められた貴重な証言を、ぜひ味わってほしい。

    【目次】
    まえがき 三沢典丈

    豊田有恒×辻真先 ―― 茶の間でアトムが飛んだ 
    月岡貞夫 ―― “オリジナル”のテレビアニメ「狼少年ケン」 
    白川大作 ―― 初の少女向け「魔法使いサリー」を企画 
    須藤将三 ―― 虫プロ営業担当が見た、手塚治虫のアニメへの情熱 
    鈴木良武 ―― アニメ脚本家の地位向上を 
    杉井ギサブロー ―― 映像表現としてのアニメの可能性探り 
    鷺巣政安 ―― 利益と制作費の間で模索して 
    雪室俊一 ―― 「サザエさん」を書き続けられた秘訣 
    おおすみ正秋 ―― 舞台で培った演出術をアニメでも
    大塚康生 ―― アニメ職人がこだわる“リアリティー” 
    小田部羊一 ―― 描かれた世界の中でキャラクターを生き生きと 
    黒田昌郎 ―― 「世界名作劇場」の傑作群を演出
    鈴木伸一 ―― トキワ荘のメンバーと「スタジオ・ゼロ」設立
    熊倉一雄 ―― 「ゲゲゲの鬼太郎」主題歌も大ヒットした名優
    山崎敬之 ―― 「巨人の星」から「アンパンマン」まで担当
    出崎統 ―― 「止め画」という革新的演出術
    九里一平 ―― 「タツノコプロ」を兄弟と設立
    笹川ひろし ―― タツノコアニメはSFもギャグも
    鳥海尽三 ―― タツノコのストーリーとアイデアを支える
    藤川桂介 ―― 「マジンガーZ」「宇宙戦艦ヤマト」の脚本家
    中村光毅 ―― 美術監督として数多の名作を
    大河原邦男 ―― メカニックデザイナーの草分け
    富野由悠季 ―― 「機動戦士ガンダム」の挑戦
    山浦栄二 ―― リアルロボットもので熱狂を生む「サンライズ」を創業 
    安彦良和×辻真先 ―― ロボットアニメとは何か 
    松崎健一 ―― SFマニア視点で、設定に奥行きを 
    高橋良輔 ―― 演出経験が「装甲騎兵ボトムズ」に結実 
    石黒昇 ―― 「アートランド」を設立し、若い才能を輩出 
    田代敦巳 ―― 音響監督として名作を彩る 
    芝山努 ―― 「ど根性ガエル」「ドラえもん」の美しい絵コンテ 
    岡崎稔 ―― 鳥山明原作アニメが世界的な大ヒット 
    香西隆男 ―― 苦労しながら歩んだアニメーター人生 
    湯山邦彦 ―― 「ポケットモンスター」はゲームから世界的アニメに
    原恵一 ―― 「クレヨンしんちゃん」の演出からオリジナルアニメ監督へ 
    辻真先 ―― 脚本家よ、未知の領域へ踏み出せ

    解説 中川右介

    コラム1 リミテッドアニメは議論の的
    コラム2 分業体制の光と影
    コラム3 過酷なアニメ制作環境
    コラム4 マーチャンダイジングの功罪
  • だめなのに……とまらない。
    性に貪欲な地方の女性との再会をきっかけに、めくるめく桃色生活が幕を開ける!!

    俊太は父の仕事を手伝うため実家に戻ってきた。すると、親友の姉である果歩と偶然会う。中学生の頃、親友の家に入り浸っていた俊太は、高校生だった果歩にぞっこん。タンクトップやショートパンツ姿のきわどい彼女に釘づけだった。しかも、果歩がひとりエッチをしているところまでのぞいて……。あれから十年、彼女は色香をまとわせた未亡人となっていた。そして、ひょんなことから甘い声をもらし、あのときの続きをしてあげると言い出し──!? 性に貪欲な地元の女性との再会をきっかけに、俊太のめくるめく桃色生活が幕を開ける!!

    【目次】
    第一章 親友の姉
    第二章 淫靡なレッスン
    第三章 人妻になった副担任
    第四章 セーラー服姿の元同級生
    エピローグ
  • 恋バナ×ジェンダー。

    隣にいるのに遠くに感じるのはなぜ?

    ホモソ問題、セックスのサイン、別れない理由、クソLINE、恋人の裏アカ、生理、
    これまで語られてこなかった恋愛にまつわるアレコレを語り尽くすNEO恋バナ。

    社会学者・富永京子さん、臨床心理学者・東畑開人さんとの対談も収録。


    宇垣美里さん(フリーアナウンサー)推薦!
    「昔傷つけられたあれやこれや、
    その背景にあったものが少し、わかりました。
    許してなんて、やらねえけどな」


    【目次】
    1 恋愛のサイン
    2 秘密と嘘
    3 恋人の友達
    4 恋愛と軽率
    5 男らしさクライシス――ダサいをめぐって
    6 男が知らない生理のハナシ
    7 恋愛とわがまま with 富永京子
    8 恋愛と貸し借り
    9 隣にいるのに遠くに感じる
    10 別れない理由
    11 恋愛とコスパ with 東畑開人
    12 #stayhomeの恋愛事変
  • 官能小説では味わえない性の“リアル” ──両方の膝を持ち大きく足を開かせ、ゆっくりと出し入れします。中はかなりの熱さで、その快感たるや、半端じゃありません。しばらく抜き差しを繰り返したあと、彼女の手を取って起き上がらせ、今度は騎上位に移りました。大きく広げた股の間にオレのモノが出入りする様子がバッチリ見えて、とてもイヤらしく感じます。(「赤いラジコンカーの女」より) 夕刊フジの人気コーナー「投稿・私の性告白」から厳選17篇を収録。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することなど文字についての機能が使用できません。

    韓国ドラマには、おいしそうな料理がい~っぱい!
    おいしそうだけど、何を食べているんだろう? どうやってつくるんだろう?
    そんな韓ドラファン待望のレシピ本が登場!
    韓国料理家の本田朋美さんが本場の味を再現しながらも、ご自宅でも簡単に作れるレシピを考案。
    さらに、韓国フードコラムニストの八田靖史さんの、ドラマと韓国の食文化にまつわる「そうなんだ!」なコラムも必見!!
    韓国料理が食べたくなる! 韓国ドラマがも~っと好きになる! そんな1冊です。


    【目次】
    はじめに
    韓国料理の基礎知識
    食材はどんなもの?
    調味料はどんなもの?
    道具はこんなもの
    聖地巡礼! 韓国の地域と料理
    「タンバム名物スンドゥブチゲ」「ヒョニの泣きイカチャンポン」(梨泰院クラス)
    「ジョンヒョク特製とうもろこし麺」(愛の不時着)
    「ムニョンの好物うずらの煮卵」(サイコだけど大丈夫)
    「アボカドたっぷりふんわり卵サンド」(賢い医師生活)
    「カメリア名物汁だくトゥルチギ」「ゆっくり温まる両想いのマンドゥ」(椿の花咲く頃)
    「ウンタクのお祝いわかめスープ」「ひとりぼっちの丸かぶりキンパ」(トッケビ~君がくれた愛しい日々~)
    「恋のあつあつキムチのせラーメン」(キム秘書はいったい、なぜ?)
    「新村下宿の大盛チャプチェ」(応答せよ1994)
    「ソーセージチヂミ入りレトロおべんとう」(恋のスケッチ~応答せよ1988~)
    「海鮮たっぷり大判チヂミ」(青春の記録)
    「ウォルジュ特製カラフル卵焼き」(サンガプ屋台)
    「雪降る日のチメク!」(星から来たあなた)
    「ヘジンがおごった屋台のトッポッキ」(彼女はキレイだった)
    「恋するハートのキムチチャーハン」(サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~)
    「どうしても食べたい!ヘムルチム」「全部のせ! よくばりプデチゲ」(ゴハン行こうよ)
    「世子の特効薬? ミニ薬果」(雲が描いた月明り)
    「がまんできない……真夜中のビビンバ」(私の名前はキム・サムスン)
    「風月主の大好物カリカリおこげ」(花郎<ファラン>)
    「ハートのグリンピースジャージャー麺」(油っこいロマンス)
    おわりに
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することなど文字についての機能が使用できません。

    イラストレーターのツク之助さんの人気キャラクター「フトアゴちゃん」がついに絵本に!

    フトアゴヒゲトカゲのフトアゴちゃんは、かわいくて、ちょっぴりおっちょこちょい。
    がんばってパーティーの準備をします。
    おともだちが来るまでに、準備は終わるかな?
    どんなおともだちが来るのかな?
    とってもかわいくて楽しい絵本です。
  • いつ、どの部分を遺書として 切り取ってくれても構わない。


    あなたがあなた自身である限り、誰にも負けることはない。


    オリジナルでもフェイクでもいい。ただわたしであればそれだけでいい。


    GEZANマヒト、時代のフロントマン。眩しいだけじゃない光の記録。

    <写真 佐内正史>


    八月の盆踊り、桜の咲くアメリカ、厄が落ちたフジロック、辺野古の黒い煙、躊躇ないハギビス、溢れる渋谷、破壊の日。ギターを背負って手を振って別れた道。たくさんの好きな人たちーー。

    できるだけたくさん光を集める。絶望に追いつかれないように。


    【目次】
    眩しがりやが見た光
    晴れた日に石を見る
    おばけ
    唾ではなく翼で
    今日もわたしがわたしであり、あなたがあなたである限り
    政治の話は人々の血でできている
    今日のヒーロー
    光葬
    走馬灯とする雨宿り
    夕ひばり
    祭りの準備
    真夏のアウトライン
    プロジェクトFUKUSHIMA! 盆踊り
    糖分 of LOVE
    きみの鳥はうたえる ぼくの鳥は?
    静寂は語るだろう
    泉なるわれ混乱を主宰して
    降参
    明星
    ひらかざる蘭
    QUIET RED
    白紙が微笑む
    HOLY DAY
    この世界が何もわからなくても、うたってもいい
    三月の君はちゃんと目をこすって
    でるお監督
    純喫茶ローレンス
    銀河で一番静かな革命
    宝石のたそがれ
    捏造された肘
    フジロック
    即興
    全感覚祭2019
    言葉が飛ぶための滑走路
    爛々と灯る
    自主隔離1
    ねえ、歌舞伎町
    自主隔離2
    それぞれの怒り それぞれの祈り
    水の中、自ら
    見えなくなったものたちの
    ひかりぼっち
  • ●netkeibaの超人気連載「競馬×対談 With佑」ついに書籍化!
    ●武豊騎手との特別対談を収録!!

    あのレースの真実、勝負に臨む覚悟、ライバル心…
    騎手同士だからこそ話せる“ここだけの話”を厳選収録!


    【目次】
    #01 武豊
    #02 川田将雅
    #03 クリストフ・ルメール
    #04 四位洋文
    #05 浜中俊
    #06 福永祐一
    #07 三浦皇成
    #08 松山弘平
    #09 横山典弘
    #10 和田竜二
    #11 池添謙一
  • 淫らに剥き出される女の心
    「身体の火照りがおさまらない」──カクテルを飲むと、女性の裡なる声が頭のなかに聞こえて……。

    女心に疎い総一郎は妻との離婚をきっかけに、昼はカフェ、夜はバーのマスターをしていた。紳士面をしているがじつはむっつりスケベで女好き。しかし、営業中は下心を隠さなければいけない。店を始めて4年が経つが、繁盛しているとは言い難く、常連客でなんとか持ちこたえていた。そんなある日、新作のカクテルを試しているとなぜか女性の「心の声」が頭のなかに響き……。貞淑な和服姿の夫人、訳ありの新妻、かつての部下で不倫相手の人妻が店を訪れて!?  女性の心の声が聞こえてしまう総一郎の前で、悩みを抱えた人妻たちは、淫らな自分を解き放ってゆき──。

    【目次】
    第一章 魔法のカクテル
    第二章 鎌倉夫人の懊悩
    第三章 カフェでの情事
    第四章 別れた人妻
    第五章 海岸の逢瀬
  • 露天風呂からはじまる、魅惑の村性活──モテ期到来!? 童貞男が29年分の我慢汁を一気に放出!亮一はある山間の分校に赴任するため、バスで村に向かっていた。前任から、その村には若い女がいないと聞き、30歳までに童貞を卒業することはあきらめていたが、バスを降りると若い女性の姿が! 聞けば彼女は里奈といい、下宿先の娘で35歳の未亡人だという。さらにその村では、女性が男性の背中を流す風習があるらしい。その夜、亮一が露天風呂に入っていると、一目で巨乳とわかる、バスタオル姿の里奈が現れ……。それをきっかけに熟れた肉体を持てあます未亡人と次々に──魅惑の村性活がはじまった!!

    【目次】
    第一章 露天風呂の未亡人
    第二章 若い女性の嬌声
    第三章 最初の女性
    第四章 夜のグラウンド
    第五章 ブルマー姿の未亡人
    第六章 うしろの処女
  • 1986年刊行の名著が「完全版」で復活!
    糸井重里氏推薦!「若いときにも泣いたけど、いまでもやっぱり泣いてしまう。」

    今こそ読みたい人生と恋愛のバイブル!「愛は一般論で語れるが、恋愛は一般論では語れない。それは、恋愛というものが非常に個人的なことだから」著者自身の初恋の体験をテキストとし、色褪せることない普遍的な恋愛哲学を展開した名著『恋愛論』が「完全版」となって復活!本書は1985年に作家・保坂和志氏(当時、西武百貨店コミュニティ・カレッジに在籍)が企画しておこなわれた講演「恋愛論」がベースになっています。表題作「恋愛論」のほか、「気むずかしい赤胴鈴之助」、「誰が彼女を殺したか?」、「セーター騒動顛末記」、直筆マンガ「意味と無意味の大戦争」、本人による解説「巨大なナメクジ」を収録。さらに、「最後のあとがき」を新たに収録。

    【目次】
    恋愛論
    気むずかしい赤胴鈴之助
    誰が彼女を殺したか?
    セーター騒動顛末記
    講談社文庫版あとがき
    解説 巨大なナメクジ
    付録マンガ 意味と無意味の大戦争
    SB文庫版あとがき
    最後のあとがき
    解説 二村ヒトシ
  • こんな名前なのには、深~いワケがある!
    映画「スター・ウォーズ」に関係のある名前!
    オオカミのような見た目なのに、名前が「クジラ」?
    恐竜・古生物の学名の沼へようこそ!


    【目次】
    はじめに
    アーケオプテリクス・リソグラフィカ/アーケオプテリス/アクモニスティオン/アショロア/アトポデンタトゥス/アノマロカリス・カナデンシス/アパトサウルス/アルバロフォサウルス/アンドリュウサルクス/アンブロケトゥス/アンモニクリヌス/イカロサウルス/イグアノドン/イスチグアラスティア/インドヒウス/ウタツサウルス/ウルスス・スペラウス/エーギロカシス/エオヒップス/エオマイア/エオマニス/エオラプトル/エジプトピテクス/オヴィラプトル/オステオドントオルニス/オドントグリフス/オフタルモサウルス/カガナイアス/カムイサウルス/カメロケラス/カルカロドン・メガロドン/カル二オディスクス/カンブロパキコーペ/カンブロラスターファルカトゥス/ギガノトサウルス/ギガントピテクス/ギラッファティタン/クテノカスマ/クロノサウルス/グロビデンス/クワジマーラ/ケツァルコアトルス/ゲロバトラクス/ゴジラサウルス/コリンジウム/コリンボサトン/ササヤマミロス・カワイイ/シカマイア/シギラリア/シダズーン/シネミス・ガメラ/シノサウロプテリクス/シノメガケリス・ヤベイ/シバテリウム/ジュラマイア/シンシナティクリヌス/ステゴサウルス/スミロドン/ダーウィニウス/ダーウィノプテルス/タニストロフェウス/チャンプソサウルス/デイノケイルス/デイノスクス/ティラキヌス・キノセファルス/ティラノサウルス/デスモスチルス/テトラポッドフィス/テラタスピス/トヨタマフィメイア・マチカネンシス/トリアドバトラクス/トリケラトプス/ナジャシュ/ニッポニテス・ミラビリス/ニッポノサウルス/ネクトカリス/パキケトゥス/パキケファロサウルス/バキュリテス/バシロサウルス/ハボロテウティス・ポセイドン/ハリシテス/ハルキゲニア/パレオパラドキシア/パレオロクソドン・ナウマンニ/パンセラ・スペラエア/パンブデルリオン・ウィッティントニ/ヒッパリオン/ヒロノムス/ファコプス/フクイプテリクス/フクイラプトル/フタバサウルス・スズキイ/プテラノドン/プテリゴトゥス/プラヴィトセラス・シグモイダレ/プラコダス/プリオサウルス/プレシオサウルス/プロコンスル/プロトスクス/プロトプテルム/ブロントサウルス /ヘミキオン/ヘリコプリオン /ベルゼブフォ/ペルディプテス/ホモ・エレクトゥス/ホモ・サピエンス/ポリプチコセラス/ボロファグス/マイアサウラ/マテルピスキス/メガテリウム/メガマスタックス/メガロケロス・ギガンテウス/モササウルス/ユーリプテルス/ユティラヌス/リヴィアタン/リカエノプス/リニア/レピドデンドロン/レペノマムス
    参考文献
  • 修介は、高校生のころに家庭環境が崩壊して以来、なんの希望も持たずに生きてきた。母親の三回忌で帰郷したところ、高校のクラスメイトだった夏純と十数年ぶりに再会する。彼女はシックなワンピースに身を包み、大人の色香を漂わせていた。高校時代の夏純は華やかで成績もよく優等生で、平凡な修介とは接点がほぼなかった。だが、家庭環境が崩壊して苦しかったとき、修介にとって彼女は唯一の光で、密かに想いをよせていた。そんなことを思い出していると、暑さと疲れのせいか、修介は目眩を起こしてしまう。すると夏純が介抱してくれて、車に乗せられた修介は、そのままホテルへと……。

    【目次】
    第一章 舐め合うふたり
    第二章 高嶺の花
    第三章 快楽に溺れて
    第四章 明けない夜
    第五章 ふたりの夜明け
    エピローグ
  • 『こち亀』は現代の「浮世絵」だ!

    庶民の金回り、地価変動と田舎ディス、テクノロジー信奉とガジェットの変遷、サブカルチャーの地位と文化系ヒエラルキー、ビジネス・アイデアとハック思考、漫画的表現とポリティカル・コレクトネス
    ……大衆社会を定点観測し続けた連載40年、全200巻の偉業から昭和~平成日本の歩みを追う。

    **********

    『こちら葛飾区亀有公園前派出所』とは?
    ◎秋本治による国民的漫画
    ◎「週刊少年ジャンプ」1976年42号から2016年42号まで連載
    ◎コミックス全200巻はギネス世界記録

    **********

     浮世絵の特徴は大きく3つ。上から目線の芸術ではなく大衆・庶民のための娯楽であったこと、「時代の今」「大衆のニーズ」を素早く取り入れていたこと、精緻な描き込みによる史料的価値があること――だ。
     『こち亀』は、この3点を完全に満たしている。世俗を非エスタブリッシュメント、すなわち生活者の目線で描き、社会や人々の生活・気分・好奇心を、濃厚なまま、希釈することなく、過剰な装飾で見栄え良く整えることなく、できるだけその時代の空気をとじこめる形で、そのまま史料保存した漫画作品。それが『こち亀』だ。
    <略>
     『こち亀』はバイオレンスポリスアクションであり、マニアックな男の子ホビーやサブカルの啓蒙書であり、ブームやトレンドや新製品をいち早く紹介する情報漫画であり、さまざまな職業を疑似体験させてくれる体験レポートであり、社会や経済やビジネスの仕組みを子供にもわかるよう噛み砕いて説明する解説本であり、あらゆる知識の教養書であり、雑学書であり、下町文化の広報メディアであり、下町人情物語であり、東京の都市論だ。そして、以上の要素のかなり多くが、その時代ごとの世相を完璧に──すべて大衆目線という完全定点観測という手法をもって──反映された形で作品に盛り込まれている。
    <「第0章 「浮世絵」としての『こち亀』」より>

    **********

     『こち亀』が何より大事にしているのは、常に、「昔」より「今」だ。描かれた時点が、『こち亀』にとっては常に最高の今。時に昔を懐かしんだり、ノスタルジーに耽ったりしても、両津は「昔と違って今は苦痛」だとは言わない。今を憂えて鬱に沈んだりもしない。
     もし、この時代に不満があるなら、両津は変えようとする。変えようとしてきた。世の中の仕組みを、古臭い慣習を。そのためにビジネスを興し、街ごと作り変え、国政に出ようとまでした。両津は時代を精いっぱい肯定する。否、肯定できる世の中に変える努力をしてきた。両津は世捨て人や孤高の隠居生活を善 しとしない。
     時代にコミットすることに苦痛を感じるどころか大きな喜びを感じる両津は、最新のものに飛びつき(初物好きであり)、今を享楽的に生きる(宵越しの銭を持たない)。それは両津が生粋の江戸っ子であると同時に、圧倒的に現在を肯定している証左でもある。
    <「第8章 『こち亀』とはなんだったのか」より>

    【目次】
    第0章 「浮世絵」としての『こち亀』
    第1章 庶民目線の生活と経済
    第2章 住宅と都市論からみる東京の昭和・平成史
    第3章 『こち亀』が添い寝した技術立国ニッポン
    第4章 逸脱者を嗤え
    第5章 文化教養リテラシー植え付け装置
    第6章 ビジネスの教科書
    第7章 ポリティカル・コレクトネス考
    第8章 『こち亀』とはなんだったのか
    あとがき
  • 乗り合いの釣り船を操る慎太郎は、仕事に追われて独身のまま30歳を迎えた。初恋の人の名前をつけた「七海丸」に今日も客を乗せ、仕事をしていると、妖艶で謎めいた人妻と出会う。下船後、その人妻は慎太郎に己の性欲をぶつけ、激しく潮を吹き──。その出会いをきっかけに、また一人、人妻が現れる。今度は沖の孤島で。その縁は、同級生の深沢七海に繋がってゆく。慎太郎は中学生の頃から彼女への恋情を持ち続けていた。再会した瞬間、歓喜と欲望で思わず……。遅れてきた青春を海の町で取り戻す男女の、淫らなおつゆと思いが溢れる、極上の官能物語!!

    【目次】
    第一章 釣り船に乗ってきた女
    第二章 潮を吹く人妻
    第三章 極上の海戯び
    第四章 十五年ぶりの奇跡
    第五章 三十歳の芽覚め
  • アニメに憧れたマンガの神様の“功”と“罪”
    宮崎駿、高畑勲らが台頭した東映動画の躍進。エイケン、東京ムービー、タツノコプロ、ピープロ、スタジオ・ゼロなどの誕生。手塚治虫による虫プロ設立から倒産まで――その10年にわたる黎明史を描く。日本テレビアニメ史の決定版!
    過酷な制作環境の中で、「動くマンガ」に執念を燃やし、テレビアニメ産業を創出した情熱家たちの物語。


    マンガ×SF×週刊誌×テレビ――メディアミックスで「アニメ」が生まれる軌跡!

     テレビアニメの歴史が、間もなく六〇年になろうとしている。
     最初の国産連続テレビアニメは、一九六三年一月一日放映開始の『鉄腕アトム』であり、この年が「テレビアニメ元年」となる。『アトム』が大ヒットすると、早くもその年の一〇月に『鉄人28号』、一一月に『エイトマン』と『狼少年ケン』が始まった。
     『鉄腕アトム』は手塚治虫のマンガを原作とし、手塚治虫が創立した虫プロダクションが制作したテレビアニメである。手塚治虫は戦後のストーリーマンガの始祖であると同時に、日本のテレビアニメの創始者でもあった。
     テレビアニメ『鉄腕アトム』放映開始四年前の一九五九年春、小学館の「週刊少年サンデー」と講談社の「週刊少年マガジン」が同時に創刊された。「サンデー」「マガジン」創刊により、「少年雑誌」は週刊誌時代を迎えた。この二誌の創刊号の発売は一九五九年三月一七日で、四月一〇日に「皇太子(平成時代の天皇)ご成婚」があり、そのパレードを見るために、多くの人がテレビを買った。
     一九五九年の「ご成婚」から六四年の東京オリンピックまでの五年で、ほとんどの家庭がテレビを持つようになった。テレビの普及は人びとの生活を、「月」単位から「週」単位へと変え、出版社はそれに合わせて週刊誌を次々と創刊した。
     そのテレビ・週刊誌時代に勃興した新しい文藝ジャンルが、週刊誌の連載マンガであり、テレビアニメだった。
     日本のテレビアニメは、創始者である手塚治虫がマンガ家だったこともあり、マンガと密接な関係を持ちながら発展していく。テレビアニメの大半はマンガを原作にしており、オリジナル作品であっても、マンガ家によるコミカライズが雑誌に連載されるケースが多く、最初期からメディアミックスがなされていた。
     この本はそのテレビアニメの黎明期を歴史として描くものである。
     約六〇年の歴史を持つテレビアニメの「黎明期」とはいつまでなのか。本書では、虫プロダクション倒産の一九七三年を黎明期の終わりと定義する。そして、直接の後日譚として、『宇宙戦艦ヤマト』までを描き、黎明期から拡大期への移行を確認して終える。
     黎明期のさらに前、敗戦直前の映画館から物語は始まる。群像劇となるので主人公はいないが、しいて挙げれば、手塚治虫が中心になる。〈「はじめに」より〉


    【目次】
    第1章  手塚治虫が見たアニメ史
    第2章  テレビ時代到来
    第3章  最初の手塚アニメ『西遊記』
    第4章  「虫プロ」への道
    第5章  『鉄腕アトム』革命前夜
    第6章  トキワ荘再結集「スタジオ・ゼロ」
    第7章  「TCJ」と若きSF作家たち
    第8章  出遅れた「東映動画」
    第9章  「ピープロ」参入、「東京ムービー」設立
    第10章 〈宇宙SFブーム〉と「タツノコプロ」
    第11章 ライバルは〈怪獣ブーム〉
    第12章 『オバQ』から『パーマン』へ
    第13章 『009』の孤独な闘い
    第14章 海外児童文学のアニメ化『ムーミン』
    第15章 〈スポ根〉の熱狂
    第16章 『ルパン三世』で始まる新時代
    第17章 『マジンガーZ』と玩具ロボットの蜜月
    第18章 〈建国の英雄〉の退場
  • すべての映画は政治的だ!ディストピア化する世の中にファック・オフ!
    ガラパゴス化する邦画市場、終わらない80'sリバイバル、不毛なポリティカル・コレクトネス論争、世界を埋め尽くすディズニー帝国の覇権、ファンダムの肥大と映画批評の行方……今、映画にある危機を語る。
    『映画秘宝』二代目編集長・田野辺尚人氏との鼎談を収録。

    〈「はじめに――てらさわホーク」より〉
    世の中どんどん悪くなる。では、すべてを諦めて日々を無心に送れるかといえば、そんなわけもなく、嫌なことを忘れたり、とりあえず明日以降をまた生きたりするためには、映画(をはじめとした、それぞれの娯楽)は絶対に必要なのだ。

    〈「おわりに――高橋ヨシキ」より〉
    今の世界で最も注意しなくてはならないのは、他者に対する信じられないほどの冷酷さをおいて他にない。他者に対する想像力というものが、はなから存在しないかのように振る舞う連中も増えた。〈略〉何かを理解し、それに共感するためには想像力が必要だ。想像力は広義の文学(そこに映画も含まれる)を通じて養われるものである。


    ◎被害者しぐさを振り回すな!/◎情緒がすべてを正当化している…/◎懐かしさではなく、ただの聖人信仰/◎エロが見たけりゃ、ネットでも見てろ!/◎ディズニーは過去の遺産を食いつぶしている/◎需要と供給がプッシャーとジャンキーの関係に/◎観客もパブロフの犬状態になっている…/◎自分の映画史をしっかり持て!


    【目次】
    はじめに――てらさわホーク
    第一章 ガラパゴス化する日本の現在地
    第二章 終わらない「80'sリバイバル」と「ノスタルジー消費」
    第三章 「アンチ・ポリティカル・コレクトネス」の不毛な議論に終止符を
    第四章 世界がディズニファイされていく
    第五章 映画批評に未来はあるか
    おわりに――高橋ヨシキ
  • 人気フリーペーパー『イタリア好き』編集長、松本浩明が、取材で通ったイタリアで出会った、とびきりすてきな生き方をしている人たち。彼らとのふれあいを中心に、イタリア10州それぞれの土地の魅力と、地元ならではの食べ物のことを、生き生きと綴ったのが本書です。

    掲載されているその1皿のために、その笑顔の人に会いに、すぐにでもイタリアに行きたくなることまちがいなし!の1冊。

    カメラマン萬田康文さんの“楽しくておいしそう”な写真とともに、深くて豊かなイタリアを堪能できます。(各州の地図、概略付き)

    【目次】
    はじめに
    第一章 リグーリア フォカッチャ・ディ・レッコが愛される理由
    第二章 ウンブリア 本当のアグリトゥリズモとは
    第三章 サルデーニャ 山奥のトッローネと裸足祭り
    第四章 カラブリア いつもの家族の食卓
    第五章 エミリア・ロマーニャ イタリアでいちばん美しい村
    第六章 ピエモンテ 肉食人の貪欲さと誠実
    第七章 マルケ 愛が注がれたカルボナーラ
    第八章 プーリア/ヴァッレ・ダオスタ/カンパーニア 愛すべき三人のイタリア男
    あとがきにかえて~『イタリア好き』というフリーペーパー

    コラム もっとイタリア好き
    (1)フォルマッジョのできる風景
    (2)イタリア電車の旅
    (3)モショリという天然のムール貝
  • シリーズ5冊
    1,7601,870(税込)

    知られざる「獣神」のすべて。
    ヤングライオン時代から90年代ジュニア黄金期までの軌跡。
    スマホ連載未発表「山田恵一時代」初公開!(上巻)
    ジュニア戦線を牽引してきた「生ける伝説」、初の自伝!
    「あすなろ戦士」が「世界の獣神」と呼ばれるまでの激動の記録。
  • マネしたくてもマネできない!

    エロをテーマに世界100か国超を旅する人気ブロガー・YouTuberが、日本人が足を踏み入れないローカル風俗に突撃! 

    世界中のエロ、口説き文句、金銭事情が学べる良本! 
    しみけん(AV男優)

    これぞ男のロマン!
    丸山ゴンザレス(ジャーナリスト)
    旅して恋した55のエロい国

    【ヨーロッパ】
    1 ドイツ
    2 スペイン
    3 ウクライナ
    4 沿ドニエストル共和国
    5 ベラルーシ
    6 フランス
    7 ハンガリー
    8 チェコ
    9 スロバキア
    10 ルーマニア
    11 モルドバ
    12 オランダ
    13 ベルギー
    14 スイス
    15 オーストリア
    16 ポーランド
    17 ブルガリア
    18 ポルトガル
    19 ロシア

    【アフリカ】 
    20 マダガスカル
    21 エチオピア
    22 モザンビーク
    23 南アフリカ
    24 スーダン
    25 ソマリランド
    26 スワジランド(現在エスワティニ)

    【北中米カリブ海】
    27 アメリカ
    28 キューバ
    29 メキシコ
    30 ドミニカ共和国

    【南米】
    31 ブラジル
    32 コロンビア
    33 エクアドル
    34 チリ
    35 アルゼンチン
    36 ペルー
    37 ボリビア
    38 ベネズエラ

    【中東】
    39 イラン
    40 トルコ

    【アジア】
    41 アゼルバイジャン
    42 タイ
    43 キルギス
    44 インドネシア
    45 フィリピン
    46 ブルネイ
    47 中国
    48 マレーシア
    49 マカオ
    50 韓国
    51 香港
    52 シンガポール
    53 カンボジア
    54 ジョージア
    55 パキスタン


    【目次】
    「海外風俗2.0」の新時代がやってきた
    【ヨーロッパ】
    【アフリカ】
    【北中米カリブ海】
    【南米】
    【中東】
    【アジア】
    おわりに
  • 「できないことはやらなくていい できることを伸ばせばいい」

    TBS系ドキュメンタリー番組「情熱大陸」放映後 大反響!

    ◆小学生の頃から識字障害で読み書きに遅れが出る
    →ドローンに熱中し全国大会優勝や世界大会出場を果たす
    →才能を活かして18歳でドローン空撮・操縦会社を設立

    「識字障害が気にならなくなったとき、未来が明るくなって、やりたいことにもっとチャレンジしたい気持ちがわいてきました」
    小学生の頃から読み書きに遅れが生じ、中学生で識字障害と診断。苦しい学生生活の一方で、ドローンと出会い全国大会で優勝するほどの腕となる。18歳でドローン操縦・空撮会社を立ち上げた高梨智樹の生き方とは。

    【目次】
    はじめに
    1 僕と識字障害
    2 小・中学校に通っていた頃
    3 高校に通っていた頃
    4 DO-IT Japanプロジェクトとの出会い
    5 僕とドローン
    6 ドローンと歩む未来
    おわりに
  • 「こんな旅人になっちゃいけない!」過激で怖いもの知らず。旅人界のはぐれ者集団「海外ブラックロード」。バンコク、サンパウロ、NY、ヨハネス、プノンペン、バックパッカー、日本人宿、スラム、メシ、夜遊び。ガイドブックには載せられない旅を、くせ者揃いの旅の仲間と語り尽くす!大人気ポッドキャスト「海外ブラックロード」10周年記念!

    海外ブラックロードpodcast
    2010年に放送を開始した「海外」「旅」をテーマにしたポッドキャスト。毎週配信。嵐、丸ゴン、虫象がパーソナリティーを務め、2020年で10周年、600回を迎えた。
    http://www.blackroad.net/blackroad/


    【目次】
    はじめに
    10年間の旅の軌跡
    PART1 俺たちの街
     タイ・バンコク
     ブラジル・サンパウロ
     アメリカ・ニューヨーク
     南アフリカ・ヨハネスブルグ
     カンボジア・プノンペン、シェムリアップ
    PART2 懐かしい話
     日本人宿
     地球の歩き方
     バックパッカー
     ジェネレーションギャップ
     JBL向井さんを偲ぶ
    PART3 ガイドブックには載らない旅の知恵
    PART4 失われゆく世界の1000円以下風俗を求めて
    「海外ブラックロード」ポッドキャスト傑作選
     (1)嵐よういちとは何者なのか? 伝説の第1回放送
     (2)2010年のエジプト旅
     (3)嵐よういちとの旅
     (4)世界の風俗の底辺を攻める
     (5)旅人たちに物申す
     (6)ブータンの話
     (7)ミャンマー留学の話
     (8)バンコクで待ち合わせ(バンコク収録)
     (9)ブルガリアdeヨーグルト(ソフィア収録)
     (10)ピースボートなんて誰が行くんだ?
     (11)虫象の韓国旅
     海外ブラックロード・ファミリー紹介
  • もっと良くしてあげるわね──
    ある日、青年のもとに幸運と厄災をもたらす女神姉妹がやってきて……。

    昭和55年──ファーストフード店でアルバイトをしながら作家を目指すさえない青年・定男のもとに、社長の縁者という謎の美人姉妹が訪ねてきた。実彼女らは人間の運命を操れる女神で、定男が一生素人童貞で終わらないよう勇気を授けにきたという。どうやら、彼と片思いの女性の子孫が未来で全世界的に必要な治療薬を開発するらしく、定男の思いを成就させようと、女神ふたりはあの手この手で手を差し伸べる。幸運と災厄をもたらす彼女たちは、定男には幸運を、恋敵には災厄を与えていき──さらに、豊満な体を持つ姉妹の手ほどきはこの世のものとは思えないほど淫らなもので……。官能小説の巨匠が贈る、運命逆転ファンタジー!

    【目次】
    第一章 未来から来た淫ら姉妹
    第二章 清純処女の恥じらい蜜
    第三章 美人編集は母乳の匂い
    第四章 美熟女のいけない欲望
    第五章 二人の女神に弄ばれて
    第六章 未来に向けて快楽三昧
  • 余命宣告された女体に釘づけ!?
    祖母の艶謀にはまった孫は、童貞生活を脱し、女性たちと……。

    会社勤めの顕一郎は26歳にしていまだ童貞。隣の県に住むお祖母ちゃん子だが、大学を卒業してからというもの仕事が忙しく、足が遠のいていた。ある日、その祖母・真知子から突然、「すぐ来てほしい!」と連絡を受ける。訪れると、20歳くらいの女性の姿が──なんとその彼女が祖母だというのだ。余命わずかな自分に神様が奇跡を与えてくれたと言う彼女は、恋人がいない孫のために、女子大生を装いアレコレ手をつくす。彼女が繋いでくれた縁で童貞好きの女子大生、訪問介護士の女性たちと……。しかし、祖母にはなにか秘密があるようで──? 新感覚の「笑い泣き」官能エンターテイメント!!

    【目次】
    第一章 若返りの秘訣?
    第二章 童貞大好き森崎さん
    第三章 ケアマネさんの悩み
    第四章 さよならばあちゃん
  • 上皇陛下と美智子さまが愛した、
    日本の四季折々を彩る草花のすべて――

    御歌に詠まれた、訪問国からプレゼントされた、ご自身でお育てになっている…などのエピソードとともに、上皇陛下と美智子さまに由来ある植物を掲載する植物図鑑。
    オールカラーの美しい写真をたっぷり掲載した、大切な人へのプレゼントにも最適な一冊。


    【目次】
    はじめに

     アカマツ/イペー/ウバメガシ/カシ/クヌギ/
     クロマツ/ギョイコウ/サラサドウダン/
     ツバキ/ウメ/シロバナタンポポ/サンシュユ/
     フキノトウ/マンサク/コブシ ほか

     アカツメクサ/アダン/ガマ/キンシバイ/クガイソウ/
     マイヒレン/ヒマ/ユウナ・オオハマボウ/ムラサキカタバミ/
     ホオズキ/モミ/アキクサ・フジバカマ/アヤメ/
     ウツギ/キリ/シモツケ/オウチ・センダン ほか

     プリンセス・ミチコ/オミナエシ/キチジョウソウ/
     キキョウ/サトウキビ/トウモロコシ/シュウカイドウ/
     リュウノギク/ヒガンバナ/ワレモコウ/
     キンモクセイ/イロハカエデ/ラッキョウ ほか

     センリョウ/マンリョウ/
     ツワブキ/ワラビ/
     ラッパズイセン ほか
    いつまでも心に残る上皇・上皇后さまのおことば
  • なぜ、ある時代、ある場所に、世紀の天才たちは集うのか?

    漫画の歴史を生んだトキワ荘、大泉サロン、ネットワークを築いたポプコン、PFF、
    クリエイターがオフィスを連ねたセントラルアパート、文化人のたまり場となった音楽喫茶……。
    日本のカルチャーを創り上げた「場」の磁力とは、なんだったのか?
    集住、同好の士、上京行動、ローカル・ネットワーク、セレンディピティ……。
    伝説となったサロンから、現代のコワーキングスぺースやオンラインサロンまで、
    ポップ・カルチャーを通して解き明かすクリエイティブ・コミュニティ論。

    【目次】
    第一章 「サロンの磁力」と「人的ネットワーク」
      伝説となった「トキワ荘」「大泉サロン」
      コミックマーケットを生んだサークル「迷宮」
      ヤマハが創ったローカル基盤と「ポプコン」
      「芸大」という場と映画監督の登竜門「PFF」
    第二章 「都市」が育む文化コミュニティ
       喫茶店「風月堂」「青蛾」を生み出す新宿文化
      「中央線文化」とサブカルチャー
      「セントラルアパート」と文化のたまり場
    第三章 現代の「サロン」のゆくえ
      「コワーキングスペース」で協創は生まれるか
      「オンラインサロン」は現代のサロンとなるか
  • NHK連続テレビ小説『カーネーション』のモデル、小篠綾子さんを母に持つコシノジュンコさんが綴る「お母ちゃん」の言葉!

    「母ちゃん、ようやるわ!」

    言葉がつなぐ、母娘の生きる力──。
    世界的有名デザイナー三姉妹を育て上げたナニワのお母ちゃん、小篠綾子さんが生前つけていた日記や著書には、肝っ玉母ちゃんとしての側面だけでなく、ひとりの女性として、人間として誰にも見せなかった一面がつまっています。そんな綾子さんの言葉を、三姉妹の中でも「私にいちばん似ている」と言われた、次女・ジュンコさんがどのように受け止めるのか。ナニワのパワフルさと負けん気で、母娘から溢れる元気をもらえる、そんな一冊です。


    【目次】
    はじめに
    第1章 仕事 “働く”ってなんだ
    第2章 生き方 お母ちゃんの生き方、私の生き方
    第3章 家族・子育て お母ちゃんと娘たち
    第4章 人付き合い 人との関わり方
  • ネコ好きな自分ってこんな人!? ネコ好きの人、恋人や家族や友だちがネコ好き、などなど、そんな「ネコ好き」の人たちのための自分説明本!たとえば…『家にずっとこもってても、平気。/ささいな一言で傷つきます。/噛めば噛むほど味が出るタイプ。』あなたはいくつあてはまりますか?

    【目次】
    はじめに
    1 習性
    2 関係(友人・家族)
    3 恋愛(恋人との関わり方)
    4 趣味・クセ
    5 タブー
    6 上手にあやつる方法
    7 シミュレーション
    8 ネコ好き人間度
    おわりに
  • 日本酒はおもしろい。

    「獺祭」旭酒造会長
    桜井博志氏推薦

    「すきなものを飲めばいい」
    痛快ですね。ここまで書いちゃって良いのか?
    でも、この著者は優しい。

    あれは、17年前。
    時給がいいという理由だけで働きはじめた居酒屋で、日本酒をたったひとくち飲んだこと、それがすべてのはじまりでした。

    ある日突然、日本酒に魅せられて、明けても暮れても、日本酒のことばかり。
    そんな著者が、日本酒の味、たのしみ、醸造工程、歴史、現在、そして未来など、様々な角度からその魅力に迫り、
    あらためて「日本酒って、いったい」と本音で向き合った、日本酒 “偏愛”たっぷりの痛快エッセイ集

    【目次】
    はじめに

    第1章 日本酒について考えていること
    第2章 じっくり、つくられる
    第3章 むかしの話
    第4章 日本酒の今

    おわりに

    本書で紹介した酒蔵
    著者おすすめの酒販店リスト
  • “大学崩壊”なんて嘆いている暇はない!
    高校から「模擬講義」を依頼されれば、PRのためにと馳せ参じる。研究室を維持するためには、学生指導と予算確保が欠かせない。組織の一員として働く限り、重たい役職が降ってくる。……教授は水面下で、こんなにも努力している。


    【内容紹介】

     東京大学工学部で助教、助教授、そして千葉大学工学部で教授を歴任した斎藤恭一氏。しかし、その所属学科は、放っておいても学生が志望して入ってくるような「人気学科」では決してなかった。
     少子化と大学間競争が激しくなるなかで、高校や予備校に赴いては、学科、学部、ひいては大学の魅力をPRするために「模擬講義」を行う。さらには「理科離れ」を防ごうと、「市民講座」で熱弁をふるう。大学内においては、講義に対して迫りくる学生からの「授業評価アンケート」にもひるまずに、見事に「ベストティーチャー賞」を受賞。ときに学生生活を充実させてあげようと、新入生や学部生を、合宿や工場見学に引率して盛り上げる。大学組織、研究室の運営を円滑に進めるためには、重荷であっても役職に就き、ゼミ生の論文を添削指導する。研究費の確保、研究の実用化を目指して、科研費を確保し、産学連携に務める。
     千葉大学名誉教授が、37年間の研究者、教育者生活のなかで日夜奮闘してきた汗と涙の記録!


    【本文より】

    「研究」は一人で成し遂げられるものではない!

    「あなたの研究の目的とは?」と尋ねられたときに、「発見と発明」、すなわち「『これまでわからなかったことを解明する』『これまでなかったものを発明する』ことをめざして、研究を続けてきました」と言うのが、大学教授として立派な答えかもしれない。
    私の場合は、研究とはそんなものではなく、よいときも、そうでないときも、学生との格闘であった。しかし、学生がいたからこそ、研究を続けることができたのは確かである。〈――終章より抜粋〉


    【目次】
    序章 「大学崩壊」と嘆いても始まらない
    第一章 未来ある高校生に必死でPR
    第二章 市民にも「理科」に馴染んでもらおう
    第三章 「学生指導」はテンヤワンヤ
    第四章 大学という「組織」の経営は悲喜こもごも
    終章 「研究」は一人では成し遂げられない
  • 三姉妹の足に、くびったけ!?
    ハイヒール、ピンヒール、ミュール…美しい足の内奥で、
    靴職人の男を待つ泉が湧き、あふれ出す──
    魅惑のスタイリッシュ・エロス!

    湘南のショッピングモールで働く靴職人の田中。二年前に妻を亡くし、ここ最近、客も減り気落ちしていた。ある日、田中の住むコーポの大家・有美子が店にやってきた。彼女は三姉妹の長女で35歳の清楚な未亡人。ハイヒールの注文を受け、その場で足の形などを確認することに。艶めかしいふくら脛と足指──田中は自身の膝にのせた彼女の足を交互に持ち上げ、足のバランスをみていく。むっちりとした太腿の奥に目がいく自分を戒めつつ、むくんだ有美子の足をほぐしていると彼女の足がずれて田中の股間に嵌まり……。未亡人の長女、バリキャリのツンデレ次女、サーファーの三女。魅惑の三姉妹によって、男ヤモメの寂しい生活に春がくる!?

    【目次】
    第一章 長女との禁断の交歓
    第二章 未亡人との蜜月
    第三章 次女の誘惑
    第四章 海岸での情事
    第五章 偽りの三P
    第六章 三足のハイヒール
  • 792(税込)
    著者:
    葉月奏太
    レーベル: 悦文庫

    そ、それ、ダメ……あううッ、声が出ちゃう……
    声を抑えながらも興奮はどんどん高まり、もはや欲望があふれ出し──

    地方勤務の康介は、GWを利用して東京に帰省。大学時代の仲間と4年ぶりに集まり、酒を酌み交わすことに。その場には2歳年上の穂乃花の姿もあった。彼女は高校のときから学園のマドンナで、康介はずっと片想いをしていた。同じ大学に入ることができて喜ぶも、ある日、衝撃的な場面に遭遇。穂乃花と親友の健吾が部室でセックスをしていたのだ。心を激しくかき乱されながらも彼らから目が離せず……。大学卒業と同時に東京を離れても彼女への想いは募るばかり。4年ぶりに穂乃花と会うことにしたのは、自分自身の気持ちにけりをつけるためだったが──。

    【目次】
    第一章 汗にまみれるふたり
    第二章 許されない情熱
    第三章 八年目の真実
    第四章 声を抑えての絶頂
    第五章 泡に包まれながら
    エピローグ
  • この「確実な方法」さえ実行すれば、あなたの「夢」は必ず実現するのです!
    『「原因」と「結果」の法則』と並ぶ“幻の名著”が、本邦初完訳!ナポレオン・ヒル、ロバート・シュラー、アンソニー・ロビンズ、ナイチンゲール、ダイアナ妃、クリントン大統領、本田健も影響を受けたウォレスD.ワトルズが遺した「伝説の一冊」が、Dr.佐藤富雄の初監訳で甦る!

    【目次】
    はじめに 佐藤富雄
    1 誰でも偉大な人間になれる
    2 成功脳をつくる
    3 「力」のありか
    4 「偉大な心」のありか
    5 捨てるべき心
    6 すべてのものは進化する
    7 恐れの克服
    8 内なる声に身をゆだねる
    9 偉大な心と一体になる
    10 「思い」の描き方
    11 直観を信じる
    12 あせりと向き合う
    13 正しい思考
    14 いま、ここでできること
    15 人を引きつける態度
    16 「思い」を形にする力
    17 誤った思考
    18 「偉大な心」の法則
    19 進化はとまらない
    20 「思い」を実現する「ただひとつ」の方法
    21 5つの習慣
    22 「思い」と「実現」の法則
    解説 佐藤富雄
  • 「ぷちん ある日、とかげくんのしっぽがなくなってしまいました」

    長くてきれいなしっぽがじまんのとかげくん。
    でも、ある日しっぽがなくなってしまい……。
    しっぽをさがして、いろいろな動物にたずねます。
    はたして、しっぽはみつかるのでしょうか?

    ツイッターフォロワー4万人!
    大人気いきものイラストレーター・ツク之助の絵本!

    フトアゴヒゲトカゲやヒョウモントカゲモドキなどの爬虫類を
    愛らしくデフォルメしたイラストで話題を集めるツク之助さん。
    大好きなとかげを主人公にした絵本をつくりました。

    たいせつなしっぽをなくしてしまった、とかげくんといっしょに、
    しっぽをさがしにいきましょう。
  • 卓越した天体観測術を有する古代マヤ人。東日本大震災、リーマンショック、第2次世界大戦、湾岸戦争…。すべてを的中させる天才的なマヤ人の予言書の真相に、さまざまな観点から迫る。そして来るべき終末の日とは…。


    マギー
    占術研究家。心理テストクリエーター。A.F.A. 米国占星学者連盟終身会員。西洋占星術、タロットカードなどの西洋占術から、手相、人相、風水、四柱推命、姓名判断など幅広い研究を行う。『古代マヤ暦の予言警告! 2012年12月人類は滅亡する!』(ぶんか社)、『エジプシャン・ブレスト占い』(土屋書店)、『自分を変える! リセットそうじ術』(ダイヤモンド社)などの著書がある。
  • ユーロ崩壊、円高、アメリカ、中国、東日本大震災、民主党政権、財務省、暴力団…日本を包囲する「点と線」の全貌とは?そして、世界を操る「サバタイ派マフィア」の正体とは? 普段我々の意識しない裏の世界ともいえる部分を解き明かす。

    ベンジャミン・フルフォード
    1961年カナダ生まれ。外交官の家庭に生まれ、若くして来日。上智大学比較文化学科を経て、カナダのブリティッシュ・コロンビア大学を卒業。その後、再来日し、「日経ウィークリー」記者、米経済誌「フォーブス」アジア太平洋支局長などを経て、現在はフリージャーナリスト。著書は『日本がアルゼンチン・タンゴを踊る日』『ヤクザ・リセッション』(光文社)、『勃発!第3次世界大戦』(ベストセラーズ)、『闇の権力者たちのエネルギー資源戦争』(青春出版社)など多数。
  • 千葉雅也氏推薦
    「読まずに積んでよい。むしろそれこそが読書だ。
    人生観を逆転させる究極の読書術!」

    読めないことにうしろめたさを覚える必要などない。
    まずはこの本を読んで、堂々と本を積もう。
    気鋭の書評家が放つ、逆説的読書論!

    情報が濁流のように溢れかえり、消化することが困難な現代において、
    充実した読書生活を送るための方法論として本書では「積読」を提案する。
    バイヤールやアドラーをはじめとする読書論を足掛かりに、
    「ファスト思考の時代」に対抗する知的技術としての「積読」へと導く。

    たしかに本は、人に「いま」読むことを求めてきます。
    でも、それと同時に、書物は「保存され保管される」ものとして作られたものだったことを思い出してください。
    情報が溢れかえり、あらゆるものが積まれていく時代に生きているからこそ、
    書物を積むことのうしろめたさに耐えて、あなたは読書の前にまず積読をするべきなのです。(本文より)

    【目次】
    はじめに

    第一章 なぜ積読が必要なのか
     情報の濁流に飲み込まれている
     読書とは何だったろうか
     情報の濁流のなかのビオトープ
     蔵書家が死ぬとき、遺産としての書物

    第二章 積読こそが読書である
     完読という叶わない夢
     深く読み込むことと浅く読むこと
     ショーペンハウアーの読書論
     「自前」の考えをつくる方法

    第三章 読書術は積読術でもある
     一冊の本はそれだけでひとつの積読である
     読めなくていいし、読まなくてもいい
     本を読まない技術
     積読のさらなるさまざまな顔

    第四章 ファスト思考に抗うための積読
     デジタル時代のリテラシー
     書物のディストピア
     積読で自己肯定する

    おわりに
    参考文献
  • 人間をつくった「伏犠と女カ」、理想の君主とされた「三皇五帝」などの神話から、「関羽」や「岳飛」など神格化された歴史上の英雄、さらには『西遊記』、『封神演義』などの物語に登場する人物まで、中国で親しまれる人物群を一挙紹介!!


    【目次】
    1章 中国神話とは?
    2章 創世神話と道教の神々
    3章 伝奇編
    4章 歴史編
    5章 霊獣・邪神・妖怪編
  • 歴史書にない圧倒的面白さ。
    奇想天外アナザー日本史!!

    お伽話のモデルは神話だった? 源頼光と四天王の酒呑童子討伐とは? 源義経の師・鞍馬天狗の正体は? 架空の人物と言われる猿飛佐助の活躍とは? 陰陽師、忍者、剣豪、武者……鬼や妖怪が入り乱れる異説、伝説の数々!!


    【目次】
    1章 日本神話の神々
    2章 妖怪退治の伝説
    3章 異能者と謎多き人物
    4章 武者・忍者・剣豪
    5章 神としてまつられた人物
  • 792(税込)
    著者:
    藍川京
    レーベル: 悦文庫

    淡い匂いが、やがて濃厚に立ちのぼる──
    女たちの秘めた渇きが運命の出会いを鮮やかに彩る珠玉の短編集!

    竹工芸職人の父をもつ紀子は、父の弟子・蒼馬にずっと想いを寄せていた。しかし、彼は五年前に突然姿を消し、行方知れずになっていた。蒼馬への想いを秘めたまま結婚し、生活を送っていた紀子だが、ある日思い立ち、彼を探しに鎌倉へ向かう。そこでやっと蒼馬を見つけた紀子。想いの丈をぶつけると、獣のように欲望をあらわにした彼に唇を塞がれる。秘園をまさぐられる羞恥を感じながらも、紀子は女としての悦びに酔いしれていき……。渇望していた男との淫らな行為に悶え喘ぐ女の情欲を描く表題作のほか、短編五本に書き下ろし作品を加えて贈る、七つの極情エロス!!

    【目次】
    今夜は感じすぎるの
    小紫
    かすむ海
    鏡草
    火の花
    京都の夜
    クララ
  • 天国に一番近い村──
    田舎暮らしにあこがれてやってきた青年は、過疎化している村でまさかの蜜事に遭遇し……。

    念願の田舎暮らしをしようと辺鄙な村へやってきたWEBデザイナーの啓輔。村役場の美しき未亡人・亜矢子に仮住まいを案内され、そのまま隣家へ挨拶に向かう。途中、どこからか怪しい音が──なんと裏山で隣家の未亡人とその義父の禁断の情事の場に遭遇。とっさに隠れた啓輔と亜矢子は、息を潜めて様子をうかがい、目の前の淫らな行為に釘づけになる。啓輔の股間はしだいにふくらみ、亜矢子も息を荒らげてゆく。啓輔は亜矢子の様子に辛抱たまらず、彼女を抱き寄せて唇を奪い、スカートをまくりあげ……。淫らな因習のある田舎の村で、ハプニング満載の移住生活がはじまる!

    【目次】
    プロローグ
    第一章 義父と未亡人嫁
    第二章 未亡人義母と息子
    第三章 未亡人教師と教え子の父親
    第四章 未亡人義妹と兄
    第五章 貪欲な未亡人姉妹
    第六章 都会の若者と田舎の未亡人
    エピローグ
  • そして人民は幸せになったのか?

    お金、不動産、食べ物、観光、IT、民族、格差
    あまりにも急激な成長がもたらしたものとは……

    90年代初頭から現代までの
    変化をたどる渾身のルポ!

    歴史に残るこの変化を、私はこの目で確かめたくてどうしようもなくなった。
    GDP世界2位。十数億人が体験した経済成長を中国はどう果たしたのか。
    90年代初頭、経済発展前の中国を訪れた著者が、今再び中国へ…。
    発展前と後を比較する定点観測の旅の先に見たものとは?


    【目次】
    まえがき
    01 開発 景色を一変させた数々のプロジェクト
    02 食べ物 どれも美味しく、誰も飢えない理由
    03 格差 「お金持ち」に遭遇。貧しい人たちに会いにいく
    04 交通 すさまじい勢いで整備された交通網
    05 お金 使ってみて実感したこの国の変貌
    06 マナー 経済発展は人を行儀良くさせるのか
    07 産業 世界をリードし始めた中国企業の技術力
    08 不動産 急成長のカラクリ、その暗部
    09 出版とIT 報道の自由と監視体制と
    10 治安維持 経済成長を続けるための封じ込め
    11 観光 激増する国内観光客と観光公害
    12 民族 経済発展が国家との関係性をどう変えたのか
    あとがき
    参考文献
  • ──なんでも許してくれそうだったから
    禁断の情欲を叶えた「俺」と、仄暗くも甘い疼きに呑み込まれた「私」の行く末は──

    大学の卒業旅行中に兄の入院を知らされた翔太。帰国した足で見舞いに行くが真の目的は他にあった。それは、密かに想いを募らせていた兄嫁・綾香との久方ぶりの再会。兄の不在でどこか頼りなさげなその姿に、忘れかけていた欲望が激しく刺激され、いつになく大胆になってしまう。意外にも憎からず想ってくれていそうな兄嫁のそぶりに気を良くした翔太は、その晩、兄不在のマンションに宿泊させてもらうことになるが……。一線を超えてしまった二人は、それぞれの思惑を抱えながら情事を重ねる。破滅的な欲望を貪り合う翔太と兄嫁が歩む、禁断の関係の行方は──!?

    【目次】
    第一章 恋い焦がれて
    第二章 はじめての裏切り
    第三章 唇でも愛して
    第四章 求めはじめた心
    第五章 許されないふたり
    エピローグ
  • だって私は人妻だし……
    その日暮らしの運転手が、徳を積んだことで女運が開け──

    その日暮らしのタクシードライバー甲田は、車内で男にからまれている女性を助けた。霊感があるというその女性に徳を積んだから運が開けると言われたとおり、そのあと美人ホステスや人気女優とねんごろに。さらに二十年前に離ればなれになった最愛の幼なじみの花絵と運命の再会も果たす。少女のころの面ざしを残しながらも大人の色香をただよわせている彼女の肉感的なボディに甲田は釘づけになる。そのうえ、人妻となった花絵にはどこか寂しげなところが見うけられ──。アクセル全開のノンストップ・エロス!!

    【目次】
    序 章
    第一章 美人ホステスの予言
    第二章 人気女優の痴態
    第三章 幼なじみに顔面シャワー
    第四章 内緒のおしおき部屋
    第五章 かけがえのない人
    終 章
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することなど文字についての機能が使用できません。

    えんまさまだって、休みたい!

    わかやま絵本大賞2度大賞受賞の中尾昌稔と、「妖怪温泉」シリーズの広瀬克也が送る、
    ユーモアたっぷり、地獄の住人たちの温泉旅行!

    地獄は明日、ひさしぶりのお休み。
    毎日毎日、もうじゃのさばきをくだしてばっかり。
    たまには、ゆっくり休みたい!
    えんまだいおうと地獄の鬼たちは、温泉へ行くことにしました。
    人間たちにあやしまれないように変装して、「えっさ ほいさ」と
    温泉街にむかいます。
  • つまり、誰も私を助けてくれない。
    これが今、12歳の女子中学生である私の生活。
    痴漢と対峙するのは、いつもひとりだ。

    6年間、山手線で毎日のように繰り返された痴漢行為。
    止まらない暴力、無理解な大人たちが、12歳の少女・クミの絶望を加速させる―

    痴漢被害者による実体験を基にした私小説。
    フランスで刊行され現地で議論を巻き起こした作品が、ついに邦訳。

    この被害は、「よくあること」でも「大げさ」でもない。
    私たちの日常に潜むグロテスクな事実から目を背けないために、
    被害者が語る 絶望と、怒りと、救済の物語。

    【目次】
    はじめに エマニュエル・アルノー

    プロローグ
    第一章 6月の朝、山手線で
    第二章 母
    第三章 私は誰かの敵?
    第四章 夜道
    第五章 ユリ
    第六章 「じゃあ、15分」
    第七章 救済の計画
    第八章 痴漢の手首をつかんで、それから

    解説 医学博士 ガダ・アテム
    解説 精神保健福祉士 社会福祉士 斉藤章佳

    おわりに 佐々木くみ
  • エロからテロまで!
    バンコクに編集部を置き、「日本の恥!」と駐妻たちに目の敵にされた伝説の雑誌「Gダイアリー」。
    その編集部員が綴るウソのような舞台裏。あの熱量はなんだったのか?


    男たちの夢を偏執的に詰め込んだ夢の雑誌。
    俺も「Gダイの編集部で働きてえな」と思っていた読者でした。
    丸山ゴンザレス(ジャーナリスト)

    Gダイアリーは天使の顔をした怪物だった。誰の手にも負えなかった。
    日本に負けた男たちがつくりあげた桃源郷──その蠱惑(こわく)な空間が本書で蘇る。
    下川裕治(旅行作家)

    エロ、旅、冒険、エロ、エロ、グルメ、エロ、比較文化、エロ、戦争、クーデター、エロ、そして青春…。
    本書はアジアで最もお下劣にして純情な魂の記録である。
    高野秀行(ノンフィクション作家)


    【目次】
    はじめに | 夢と冒険の書Gダイ

    第1章 GダイのGは「ジェントルマン」のG!?
    第2章 僕のドリームはバンコクにある、はず
    第3章 Gダイはエロ本か旅雑誌か
    第4章 タイの政変に翻弄される
    第5章 Gダイに集う奇人たち 
    第6章 Gダイ絶頂! アジアの伝説となる
    第7章 バンコクのいちばん長い日
    第8章 さらばGダイ、さらばバンコク

    あとがき | Gダイアリーは死なず

    タイとGダイアリーの歴史
    Gダイアリー 特集とおもな連載
  • 障害は続く。そして、生涯も続く……!
    脳性まひ者が、就職して働いてみたら、いろんなことが見えてきた。

    生まれてこの方、脳性まひ。健常者、そして社会とかかわる中で、見えてきたこと、見たくなかったこと、見つけた希望。
    障害者と健常者の溝を埋める! 埋めなくても、溝を直視する! そのために、この経験を語ろう。
    Cakes連載を書籍化。脳性まひ者・福本千夏が挑む、革命的エッセイ!

    <はじめに>
    「障害者」という言葉で、あなたは、どんなことをイメージする?
    「そういえば、小学校の時のあの子」「いとこがダウン症で……」など思い浮かぶお顔がある人もいるだろう。えっ? 昨日観たドラマの主人公が障害者だった。今朝、白杖をついた方とすれちがった。と、考えると障害者も健常者同様、多種多様ですよね。ちなみに、私は脳性まひというやっかいで楽しい障害者です。あっ、脳性まひも一人一人違うことも明記しとかなきゃ。
    健常者の夫は十二年前にこの世から去り、息子も一人立ちし、一人暮らしのおともに「うさぎと亀」を飼おうと思っている五十七歳っすわ。
    年々体が動きにくくなっていく私は、科学の力で突然ピンシャン動けるようになる可能性も1パーセントぐらいはあるかもしれない。が、健常者がやっぱり羨ましいです。
    だって、行きたい時に行きたいところに行ける。車だってバイクだって自転車にだって乗れる。ラーメンだってすすれるし、伝えたいことをスムーズに話せる。
    人になにかをお願いせずに、思ったことができるじゃん。自分で選択して、どんなこともできるっていいな、いいなって。でも、ある時、近しい健常者にこんなことを言われた。
    「福本さんって普通じゃないですか。フツーに結婚して、フツーに子ども産んで、フツーの人生ですよ。それに比べて私なんて……」
    中学校の座談会で、三十半ばの先生からは「普通にお仕事もされていて、本まで出版されて、フツーの僕たちが夢見てもなかなかできないことを……もう望むことなんてないでしょ?」と。
    「あるある。首の痛みを気にせず、毎日を過ごしたい」
    「ほかには?」
    と今度は生徒から質問が来る。
    「水をごくごく飲みたい」
    「えっ、水飲めないんですか」
    「うん。のどの筋肉も落ちて来て、ごっくんってするのが大変でね。溺れそうになる」
    と答える。すると、
    「水泳も苦手?顔は洗えますか?」「のどは乾かないんですか?」「水の代わりにアイスクリームを食べれば?」
    おっとっと、話があらぬ方向にいく。
    で、その屈託ない中学生たちの前で、「あれっ、私の障害っていったいなんだろう?」って、一瞬頭が真っ白になっちゃいます。
    障害者と呼ばれる人も健常者と言われる人にも本当にいろいろな人がいるのよね。一人一人価値観も違うし、大事にしたいものも違う。で、みんな病気もすれば、体や心が傷ついたりもする。でもでも、みんな、人の言葉や思いや人との出会いで元気になったりもする。そこは、障害者も健常者も関係ない? のかなーって思う。
    そして、ひょっとして、今、こうして子どもたちと他愛ないことを話している。こんなふうに言葉を積み重ねていけば、互いのことも少しずつ理解できる?
    障害者VS健常者の関係から抜け出せるかも?
    この時、心の中でカーンとゴングが鳴った。

    よしっ! その考えをより深めるために、私が六年間働いたり、いろいろな人と関わったりする中で感じたことを、書く!
    これは、障害者と健常者の溝を埋めるための挑戦だ。行くぜ!

    【目次】
    はじめに
    1 私、働いてました
    2 私の一人暮らし
    3 私、こんなふうに支えられています
    4 親と子って、いろいろある
    5 そしてSHOGAIは続く……
    おわりに
  • 本当は私だけにしてほしいのよ──
    姉と妹の「熱狂」に迷いながら、艶やかな人妻の身体にどっぷりと……

    湘南に住むタウン誌記者の吉岡は、古民家でケーキ屋を営む28歳の人妻・翔子に惹かれ、毎日のように店に通っていた。陽気な翔子には結子という35歳の人妻の姉がいて、同じ古民家で陶器を商っている。この店をタウン誌で取り上げたいと相談すると、結子はある条件つきで承諾してくれた。物静かで着物が似合う結子にも惹かれてゆく吉岡。そんなある日、注文していた誕生日ケーキを、翔子が家に届けてくれることに。玄関を開けると、普段の禁欲的なパティシエ姿からは想像できない大きな胸とむっちりとした太腿をあらわにした翔子の妖艶な姿が……。女の渇きと男の欲望が交差する甘く濃厚な性活がはじまる!?

    【目次】
    第一章 湘南の美姉妹
    第二章 パティシエとの熱狂
    第三章 丹波への旅
    第四章 女性編集者の肉体
    第五章 翔子、開花する
    第六章 海の見えるレストランで
  • 世界中の誰もかれもが私のことを嫌っているみたいだ。

    クラスメイトからのいじめ、親との衝突、諦めた夢。
    満たされないまま大人になった「かつての十代」へ。
    『この地獄を生きるのだ』著者が綴る仄暗い青春の記憶。

    「学校はなんてつまらない場所なのだろう」。
    田舎の閉塞的な学校でいじめられている「私」に差した小さな光、それは絵を描くことだった。
    しかし、世界は「私」を受け入れてくれなかった。
    やりたいことがあるのに、できない。なりたいものがあるのに、なれない。
    未来を絶たれて絶望した「私」はやがて学校という社会の外へと飛び出していくが――。

    十代は遥か遠くにあるのに、今起きていることのように胸が痛い。
    そのたびに、私の十代はまだ終わっていないのだと自覚する。
    私の心と体は生きながら十代に埋葬されている。
    目を閉じれば私をあざ笑う同級生の姿が目に浮かぶ。
    全く幸せじゃない時代、あの時代に私は復讐がしたい。
    あの時代を乗り越えないと私はどうやっても大人になれない。(「はじめに」より)


    【目次】
    はじめに

    《第一部》
    一人ぼっちの世界
    学校という社会
    崩壊
    解離
    ジャニスの歌
    高校入学
    死にたい気持ち
    「ちゃんとできてるかな。役に立ってるかな」 
    なりたいものがあるのに
    学校の外で
    卒業

    《第二部》
    人との出会い
    クライ・ベイビー
    十代の私に百合の花を

    おわりに

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