『文芸・小説、徳間文庫、黒崎視音、501円~800円』の電子書籍一覧
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相手は銃器で武装。現場には多数の人質がいる模様。これより特殊治安出動装備にて臨場する! 警視庁警備部第六機動隊、通称六機。対テロ対策を主とする特殊部隊だが、出動要請は様々だ。厚いベールに包まれた特殊部隊を描く傑作アクション。
警視庁対テロ部隊SATの土岐悟警視は、キャリアでありながらあえて最前線で命を賭けて戦う特殊部隊の小隊長。人並みはずれたストイックさで常に正しい職務のあり方に心を砕く28歳。部下は一癖も二癖もある百戦錬磨の隊士たち。彼らと共に、ドイツのGSG-9中佐に実践さながらの過酷な訓練を課され日々鍛錬の毎日だが、ある日、銀行の立て篭もり事件に出動を要請される。刑事部の特殊部隊SITとの確執、その有用性が警察組織内でも疑問視される中、彼らの真の実力が試される時が来た……。
リアルなアクションシーンとタクティクスを存分にお楽しみあれ! -
斬りおとされた首は膝の上に乗せられていた。警察手帳を咥えさせられて―。
都内高級住宅地の公園で発見された警察官の惨殺死体。
捜査主任は捜査一課第二特殊犯捜査第五係の柳原明日香。公安時代は女狐と恐れられた警部だ。
犠牲者が身内ということもあり、上層部からのプレッシャーは凄まじい。
手詰まりとなった明日香は多摩中央署に左遷された心理捜査官吉村爽子の特別招集を決断する。
正確かつ大胆なプロファイリングで事件の真相に迫る明日香と爽子。 -
このホトケはまるで陳列されているようだ……抉られた性器をことさら晒すポーズ、粘着テープ、頭部からの夥しい流血。臨場した捜査一課に所属する心理捜査官・吉村爽子は犯人像推定作業(プロファイリング)を進める。警察小説に新風を吹き込むと絶賛された傑作。
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あの土方歳三も一目置いた美人剣士、中沢琴!
「おまわりさん」の語源は、新徴組にあり。
浪士組募集の檄文に応じ、法神流をひっさげて臨んだ伝通院での立ち合い。
女と侮る男どもを徹底的に叩きのめして名をあげた琴。
清河八郎らが立ち上げた新徴組に加わり、幕末の動乱期、幕府方の有力武闘集団として京、江戸、奥州で激闘を繰り広げる。
お国のためにという少女の純粋な思いは、やがて時代の激流に飲み込まれ、正義の在り方を問う苦いものに変わってゆく。
いつの間にか自分たちが朝敵となって追いつめられる理不尽さとも闘いながら、目の前の敵を斬り伏せていく琴。
その姿は健気で美しい。
赤城山の麓、利根郡穴原村に生まれ育った中沢琴。
法神流を受け継ぐ家に生れ自身も研鑽に励み、身に着けた剣術は豪放にして苛烈。男でも敵うものは少ない。
腕を買われ異例の抜擢をされた琴だったが、立ち上がったばかりの新徴組での勢力争いなどに翻弄される。
そんな彼女は、ひそかに慕う土方歳三とともにあることを喜びとしながら、組士としての任務に精を出す。
しかし、新徴組の存在自体が時代の鬼っ子となりつつあるとき、
土方は京に新選組として残ることになり、琴の淡い恋は消える。
江戸に戻って市中見廻りに精勤する琴たちは、いつしか江戸の庶民たちに「おまわりさん」と呼ばれ頼りにされるようになる。
そんな琴らを悩ませていたのが、薩摩藩士たちによる狼藉だった。
彼らは江戸を騒乱状態にするために罪もない民衆から略奪し殺戮を繰り返す。
ある日、琴が親しくしていた町家に押し込みが入り家族が惨殺された。
その首謀者は討幕の大義とは縁の薄いただの異常殺人鬼・弓張重兵衛と判明。
新徴組による三田薩摩屋敷襲撃の際に弓張を取り逃がした琴は、どこまでも追い詰めることを誓う。
しかし、錦の御旗を掲げる薩長討幕軍の勢いは物凄く、新徴組も江戸から奥州へと落ちてゆく。
庄内藩として戊辰戦争を戦うことになった新徴組は各地で無敵を誇るが、いかんせん多勢に無勢。
しかもいまや朝敵。明日をも見えぬ戦いの中、琴は宿敵弓張とついに剣を交えることになる。
果たして復讐は成就するのか!?
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