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『文芸・小説、文芸・小説 コイン45倍キャンペーン、徳間文庫』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全796件

  • 魔法が本当に存在する国で暮らす18歳のソフィーは、「荒地の魔女」に呪いをかけられ、老婆に変身してしまった。家を出て、悪名高い魔法使いハウルの動く城に、掃除婦として住み込んだソフィーは、暖炉に住む火の悪魔と仲よくなる。やがて、ハウルもまた「荒地の魔女」に追われていると知ったソフィーは…? 英国のファンタジーの女王ダイアナ・ウィン・ジョーンズの代表作。スタジオジブリのアニメーション映画「ハウルの動く城」原作。【解説】荻原規子
  • 550(税込)
    著者:
    新堂冬樹
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    極悪高校として名高い明王工業。拳に物を言わせたら、規格外の強さを誇る四人が君臨していた。トップの座である「ギャングスタ」をもぎ取ろうと、新入生が動き始める。一人はナンパに明け暮れるイケ面の白石。もう一人は冷静さを失わないクリスチャンの赤星。対照的な二人は一対一の闘いで上級生を潰し、駒を進めていく。最後に勝つのは誰か!? 熱くて笑える青春ケンカ小説の傑作!
  • 726(税込)
    著者:
    辻堂魁
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    表沙汰にできない揉め事の内済を生業(なりわい)にする九十九九十郎(つくもくじゅうろう)。元御小人目付(おこびとめつけ)で剣の達人でもある。若い旗本、大城鏡之助が御家人の女房を寝取り、訴えられていた。交渉は難航したが、九十郎の誠意あるとりなしで和解が成立した。だが鏡之助は九十郎への手間賃を払おうとしない。数日後、牛込の藪下で鏡之助の死体が発見された。御家人とともに九十郎にも嫌疑がかかり……。書下し長篇剣戟小説。
  • "一家惨殺事件のただひとりの生き残りとして、新たな人生を歩み始めた十歳の少女。だが、彼女の人生はいつしか狂い始めた。またひとり、彼女は人を殺す。何が少女を伝説の殺人鬼・フジコにしてしまったのか? あとがきに至るまで、精緻に組み立てられた謎のタペストリ。最後の一行を、読んだとき、あなたは著者が仕掛けたたくらみに、戦慄する! 50万部突破の大ベストセラー、ついに電子書籍化! 
    2015年 尾野真千子主演ドラマ原作。"
  • みなとみらい署暴対係係長諸橋と相棒の城島は、居酒屋で暴れた半グレたちを検挙する。彼らは東京を縄張りにする「ダークドラゴン」と呼ばれる中国系のグループだった。翌々日、関東進出を目論む関西系の組長が管内で射殺される。横浜での抗争が懸念される中、捜査一課があげた容疑者は諸橋たちの顔なじみだった。捜査一課の短絡的な見立てにまったく納得できない「ハマの用心棒」たちは──。(解説:西上心太)
  • 792(税込)
    著者:
    赤川次郎
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    最近、父親の様子がおかしいと高校生の宏枝(ひろえ)はあやしんでいた。別れた母と年に一度「離婚記念日」と称して会っているのだが、その日が近いからなのか? それとも仕事のトラブル? 宏枝は顔色を読むことにかけては天才なのだ。一方、弟の朋哉(ともや)も母親が落ち込んでいると連絡してきた。調べてみる必要がある? 子たちは親を想い、親は子を想う。家族の再生を描く珠玉のホームドラマ!
  • 深川元町に居を構えてはや五ヶ月。生花の道で花月庵蒼生といえば江戸市中に知らぬ者はいないほど名が売れていた。界隈ではもっぱら「蒼さん」の通り名で呼ばれる浪人の本名が、松平蒼二郎であることを知るのは、ごく限られた世界──江戸の闇に生きる住人たちだけ。今回、その仲間の一人、医者・丈之介を通じ、深川の質屋を舞台とした凄惨な押し込み強盗と関わることとなり……。
  • 浅草寺参詣の帰途、老舗料理屋の娘が何者かに連れ去られてしまう。一緒にいた母親は無事だったが、お供の下働きは袈裟がけに一刀のもとに斬り捨てられていた。亡骸を検(あらた)めた岡っ引き銀次は、ひと月前に和泉橋のたもとで呉服屋の娘が攫(さら)われ、お供の丁稚が斬り殺された事件との類似性に気づく。江戸を恐怖に陥れる凶悪犯を、銀次の一角流まろほし十手が追いつめる。書下し長篇時代剣戟。
  • 832(税込)
    著者:
    大沢在昌
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    少女を護る。それが俺の使命――孤高のボディガード・キリの死闘!

    素性不明の腕利きボディガード・キリのもとに仕事の依頼が舞い込んだ。対象は森野さやかという十七歳の少女。ミッションは、昼夜を問わず一週間、彼女を完全警護すること。さやかには人の過去を見抜き、未来を予知する特別な能力が開花する可能性があるという。「神眼」と呼ばれるその驚異的な能力の継承者は、何者かに命を狙われていた。そしてさやかの父・河田俊也が銃殺された――。
  • 花月庵蒼生と名乗り生花の宗匠として深川に暮らすのは世を忍ぶ仮の姿。実は時の白河藩主松平定信の隠し子である松平蒼二郎は、徳川の天下に仇為す者どもを闇に葬る人斬りを生業とする。宿縁で結ばれた元渡世人辰次、武家の美女澄江、医師丈之介の三人と共に、巨悪を滅ぼす闇仕置を請け負う日々。そんなある日、鞍馬流奥義を極めた能役者の兄弟が蒼二郎を襲った。剣豪小説の傑作第二弾!
  • 上方の味を江戸に広めたいという大坂の廻船問屋「浪花屋」の主で行方知れずの父の意志を継ぐ、兄妹の次平とおさや、料理人の新吉の三人が切り盛りする料理屋「なには屋」。客が東西の味付けの違いに馴染まず苦戦するが、常連の助言で、軌道にのり始めた。そんな矢先、予想外の話が「なには屋」に舞い込む。悪い噂のある豪商「和泉(いずみ)屋」が、見世を閉め、自分の家の厨(くりや)に入らないかと言うのだ。シリーズ第二弾!
  • たかがランチに3500円!? でもママ友の集まりには行ったほうがいいよね……。生協の配達員に恋する恵子。離婚を隠すシングルマザーの秋穂。スピリチュアルに傾倒する千鶴。若手俳優のおっかけにのめりこむ綾子。娘の受験に悩む由美。この街で、このタイミングで、子どもを産まなければ出会わなかった五人の女たち。幼稚園バスの送迎場所から「ママ友」たちの人生は交錯していく──。(解説:榎本正樹)
  • 六本木に事務所を構えるカメラマン、滝村薫平。依頼されるのは普通のカメラマンが受けない、体力まかせの“危い”仕事ばかり。えげつない記事で知られる写真週刊誌からの今回のオーダーは、伊豆のホテルに身を隠しているとされる、演歌歌手の激写だ。その歌手は覚醒剤の運び屋疑惑が報じられ、背後には暴力団の影が噂されている。ザイルを使って上階の窓からぶら下がり、部屋をのぞいた滝村の眼に飛び込んできた光景は……。快調アクション連作集。
  • 858(税込)
    著者:
    佐藤恵秋
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    紀州雑賀(さいか)は宮郷の太田左近の末娘・蛍は、鉄砲に魅せられ射撃術の研鑽に生涯をかける。雑賀衆は、すぐれた射手を輩出する鉄砲集団だ。武田の侵攻に対し織田信長が鉄砲三千挺を揃えたと聞いた蛍は、左近に無断で実見に赴き、三州長篠で武田騎馬隊が粉砕される様子を目の当たりにした! 信長、家康を助け、秀吉、雑賀孫一と対立。戦国を駆け抜けた蛍はじめ四姉妹の活躍を描く歴史時代冒険活劇。
  • 584(税込)
    著者:
    大沢在昌
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    ベストセラー作家の原点となる傑作ハードボイルド!

    誤配された一通の封筒が若き総会屋・井田を事件に巻き込んだ。配達人は殺され、本来の受取人は謎の自殺を遂げていた。友人と共に封筒を開くと、凶弾に倒れた世界的ミュージシャンの歌が録音されたたテープが。そして綾乃と名乗る女が現れ……。
  • ロシア、中国、日本──壮大なスケールで繰り広げられる日米麻薬潜入捜査官の激烈な戦い。全原稿枚数2000枚! イッキ読み必至のノンストップアクション!

    チャイナホワイトとは中国を経由して香港からアメリカへ持ち込まれるヘロインのことだ。一九九七年、世界最大のヘロイン輸出ターミナル香港は各国の犯罪組織が盤踞する一大拠点だった。ロシアマフィア、蛇頭、日本の広域暴力団、そして、麻薬ビジネスを新たに牛耳ろうとする謎の男""ホワイトタイガー""……。激変する麻薬組織の勢力図の中で、台湾ルートを追っていた麻薬取締官三崎は何者かに襲われ拉致された!
  • 650(税込)
    著者:
    大沢在昌
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    友人を殺され、超エリート集団に孤高の闘いを挑む、若き天才実業家!傑作ハードボイルド。

    鷹野達也、25歳。凄腕実業家。企業を分析し、情報を提供するのが仕事だ。友人の新進プロゴルファー・貝塚が襲われ、彼の恋人・秀子が拉致された。監禁場所へ乗り込んだ鷹野は、若きエリート集団で世界制覇をもくろむ巨大な秘密組織「超十字軍」の存在を知る。超十字軍からの勧誘を断った鷹野への報復は、貝塚と秀子の殺害だった。友人を殺され、怒りに燃える鷹野の凄絶な復讐劇が始まる。
  • 913(税込)
    著者:
    朱川湊人
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    発端は十年前の大事故にあった。看護婦だった信悟の母の不思議な体験。こと切れたはずの少年が生き返って叫んだ言葉「われはえいごうなり!」。そのとき胎内にいた信悟に宿った不思議な力。それに目をつけて執拗に迫ってくる水島先生。そして遂に正体を現した「無限のビィ」。次々と人や動物に乗り移っては街を大混乱に陥れるビィの真の狙いは? 涙と勇気の果てに訪れる驚愕と哀切の結末!
  • ロシア、中国、日本──壮大なスケールで繰り広げられる日米麻薬潜入捜査官の激烈な戦い。ノンストップアクション、大沢在昌の最高峰ハードボイルド巨篇!

    チャイナホワイトとは中国を経由して香港からアメリカへ持ち込まれるヘロインのことだ。一九九七年、世界最大のヘロイン輸出ターミナル香港は各国の犯罪組織が盤踞する一大拠点だった。ロシアマフィア、蛇頭、日本の広域暴力団、そして、麻薬ビジネスを新たに牛耳ろうとする謎の男""ホワイトタイガー""……。激変する麻薬組織の勢力図の中で、台湾ルートを追っていた麻薬取締官三崎は何者かに襲われ拉致された!
  • 職業、保安官。41歳の元刑事が、孤島の島で遭遇した殺意と欲望。秘密の扉を開けてしまった男の孤独な戦いの行方は?柴田錬三郎賞受賞作!

    東京から七百キロ、小笠原の先にある一見平和でのどかな南の楽園・青國島。その島に、一人の男がやってきた。高州康彦、41歳、元刑事。彼の仕事は“保安官”。司法機関のないこの島での治安維持が任務だ。都会での生活に疲れ、妻とも離婚し、平穏な暮らしを求めてやってきた。そんな高州の願いは、一人の老人の死によって打ち破られた。泥酔して海に転落した草引の死に疑問を抱く高州。島特有のしきたり、排他的な島の人々……さまざまなものが捜査の行方を阻む。
  • 絶海の孤島で高まる殺意と欲望。秘密の扉を開けてしまった男の孤独な戦い。柴田錬三郎賞受賞作。

    老人の転落死、放火事件、そして射殺事件。高州の赴任以来、青國島の平和な暮らしは一変した。捜査を続けるうち、島の“秘密”に近づく高州の行く手を、排他的な島の人間が阻む。村長の井海、島の過去を知るアメリカ人医師オットー、高州に近づく娼婦チナミ……真実を知っているのは誰だ? 島の人間が守ろうとする“秘密”とは?
  • 手練れの女詐欺師に担がれた首相夫人が、芸能大学の新設許認可に便宜を図った!? 世間にばれれば政局必至の「忖度(そんたく)案件」を、円満解決(隠蔽?)するのが津川雪彦警部補の秘密ミッションだ。成功報酬は「第二警視庁の設立」。定年後の生業と利権のソロバンを弾きながら、桜田門一スケベな凄腕刑事が、政官と芸能界の暗部を不真面目にえぐり出す。書下しスラップスティック警察官能第三弾!
  • 葵慎之助がかつて住職を務めた浅草唯念寺では、宝暦の大飢饉で奥州から命からがら逃げてきた流民を保護していた。慎之助が炊き出しの場を訪ねると、派手な格好の若い女たちが流民に粥(かゆ)を配っていた。その時、銃声が鳴り響き、椀を抱えた流民が即死。炊き出しの場ではこのような狙撃が頻発しているという。その鉄砲の腕前に、慎之助はある心当たりがあった──。人気シリーズ、完結篇!
  • 常の如く斬り尽くせ。一人たりとも討ち漏らすな。将軍家斉公お抱えの隠密集団、相良忍群の殲滅を命ずる五十がらみの男は、かなりの家柄の大名らしい。そしてその男を父上と呼ぶ浪人姿の三十男――蒼二郎は、いったんはそれを諫めるも、亡き母の仇こそ彼らであると聞かされ、“隠密狩り”を決意する。後日、洲崎の浜には、相良忍群、二十四体の骸が横たわっていた。剣豪小説の傑作!
  • 師走も半ば、京都鷹ヶ峰の藤林御薬園では煤払いが行われ、懸人(かかりうど)の元岡真葛は古くなった生薬を焼き捨てていた。慌ただしい呼び声に役宅へ駆けつけると義兄の藤林匡(ただす)が怒りを滲ませている。亡母の実家、棚倉家の家令が真葛に往診を頼みにきたという。棚倉家の主、静晟(しずあきら)は娘の恋仲を許さず、孫である真葛を引き取りもしなかったはずだが……(表題作)。人の悩みをときほぐす若き女薬師の活躍。
  • 日米麻薬潜入捜査官の激烈な戦い。ノンストップアクション、ハードボイルド巨篇、完結!

    華僑の徐(シュイ)とともに捜査を進める厚生省麻薬取締官三崎。アジアでの動きを睨むDEA(米連邦麻薬取締局)も捜査官ベリコフを日本に送り込んだ。三崎とベリコフは共通の敵""ホワイトタイガー""を追い詰めていく。中国公安部、CIAもからみ、ユーラシア大陸に広がる麻薬の連鎖""ユーラシアホワイト""を三崎とベリコフは壊滅できるのか!? ホワイトタイガーの正体は!?
  • 職業、保安官。41歳の元刑事が、孤島の島で遭遇した事件とは。柴田錬三郎賞受賞作!

    東京から七百キロ、小笠原の先にある一見平和でのどかな南の楽園・青國島。その島に、一人の男がやってきた。高州康彦、41歳、元刑事。彼の仕事は“保安官”。司法機関のないこの島での治安維持が任務だ。都会での生活に疲れ、妻とも離婚し、平穏な暮らしを求めてやってきた。そんな高州の願いは、一人の老人の死によって打ち破られた。泥酔して海に転落した草引の死に疑問を抱く高州。島特有のしきたり、排他的な島の人々……さまざまなものが捜査の行方を阻む。第十七回柴田錬三郎賞受賞作。
  • 726(税込)
    著者:
    瀧羽麻子
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    結婚式目前に婚約者から振られ、放心状態の雛子(ひなこ)のもとに届いた手紙──それは「失恋学校」の入学案内だった。全寮制で学費も安い……訝(いぶか)しく思いながらも入学を決意した雛子は、入学式前に泣きじゃくっていたエミリと美人の貴和子と同室になる。「今日の授業は、“思い出の品を捨てる”です」個性豊かな先生たちの奇想天外な授業やテスト。みんな無事「失恋」できるのか。(解説:藤田香織)
  • 『国史』が成らねば水戸藩は天下の笑いもの。一向に進まない編纂作業に業を煮やした前水戸藩主・徳川光圀公(実在)は、書物問屋の隠居に身をやつし、遅筆揃いの不届き執筆者どものもとへ原稿催促の旅に出た。お供は水戸彰考館の覚さん(実在)、介さん(実在)をはじめ、鬼机(デスク)のお吟など名編修者たち。まずは下田を訪れた御老公一行は、なにやら不可解な陰謀にぶち当たる! 痛快時代エンターテインメント。
  • 913(税込)
    著者:
    朱川湊人
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    時は昭和46年、東京は下町の三崎塚。十年前の列車事故大惨事で知られる街に住む信悟少年。知的障害を持つ弟将悟を慈しみ守りながら、近所の子供たちと元気に遊んでいた。けれど、学校に美人の水島先生が赴任してきたとたんなにかが変わった。夜中に烏(からす)が人を襲い、人殺しが二件。魂の抜けたような女の子も保護された。街が徐々に暗い影に覆われ始めた。美人先生の正体は? 街の運命は? 昭和の下町を舞台に描く、直木賞作家渾身のノスタルジックホラー。
  • 631(税込)
    著者:
    大沢在昌
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    裏切り者のレッテルを貼られ、組織を追われた男を呼ぶ声。それは復讐の合図だった。ベストセラー作家の原点となる傑作ハードボイルド!

    政府機関の優秀な諜報員でありながら、裏切り者のレッテルを貼られ、組織を追われた男・加賀哲。高級クラブの経営者として静かな人生を送っていた彼のもとに、助けを求める声が録音された一本のカセットテープが届いた。声の主は共に組織を追われた同僚・牧野。そして加賀自身も何者かに襲われた。見えざる敵の目的は? 襲われた牧野の住む四国へと向かう加賀の胸に、過去の苦い事件が蘇る……。
  • 693(税込)
    著者:
    吉村萬壱
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    近所に憧れの老作家・坂下宙(ちゅ)ぅ吉(きち)が引っ越してきた。私は宙ぅ吉のデビュー作「三つ編み腋毛(わきげ)」を再読する。そして少しでも彼に近付きたいという思いを強くして──「イナセ一戸建」を含む六篇のほか、文庫版特別書下しとして、作中登場する坂下宙ぅ吉のデビュー作「三つ編み腋毛(抄)」を収録した全七篇。淫靡な芳香を放つ狂気を描く、幻の短篇集が待望の文庫化。
  • 858(税込)
    著者:
    笹本稜平
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    江東区で立て籠もり事件が発生した。犯人は三年前まで特殊犯捜査係(SIT)に所属していた元警察官・西村國夫。膠着状態が続く中、葛木の携帯に西村から着信が。「この国の警察を自殺に追い込みたい。警察組織の浄化を要求する」と言う。いったい何が犯人を駆り立てるのか。警察組織の闇が暴かれ、正義が揺らいだとき、葛木がくだした勇気ある決断とは……。大人気シリーズ待望の第3弾!
  • 尼崎藩江戸家老・塩谷隼人は、馴染みの船宿『海ねこ』で、お琴に給仕を受けていた。七年越しで互いに憎からず想いあう二人。願わくばお琴を娶(めと)り、共に余生を大事に過ごしたいと考える隼人であった。ある日、色好みで知られる将軍家斉公がお忍びで市中に出掛け、偶然会ったお琴を見初めてしまう。そして、お琴を大奥に迎え入れると高らかに宣言。思いも寄らぬ騒動が始まった。
  • 消費者金融の営業マンの水野が家に帰ると、妊娠九ヶ月の妻が何カ所も刺されて殺されていた。おまけに腹を切り裂かれて、胎児までも……。理由もわからぬまま、警察に疑われ、追い詰められていく中、犯人を知らせる差出人不明のメールが届く。水野は、闇サイトを通じて、復讐代行業者「Furies(フューリズ)」に依頼した。犯人を捕まえ、妻を殺した理由を知るために。しかし、捕らえた犯人の反応は……。
  • 「希代のトークマスター」ライムスター宇多丸を筆頭とする5名のクルーが、正論&暴論ごちゃ混ぜのボンクラトークを繰り広げる! 各界に熱狂的ファンを持つ伝説の座談本が「増補文庫版」として完全復活。約7年ぶりの再会を果たしたクルーによる公論同窓会、書き下ろしコラムも追加し、親本読者も楽しめること間違いなし。今なお色褪せぬ名著を1000ページ超の圧倒的ボリュームでお届け!
  • 858(税込)
    著者:
    新堂冬樹
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    制裁女。それは美しくも恐ろしい六人の女たち。六本木のラウンジでママを務める悠華(ゆうか)を司令塔に、獣医の奈菜、地下アイドルのノノ、歌舞伎町のナンバー1キャバクラ嬢・灯(あかり)、堅物の高校教師・志麻、空手黒帯の名門女子大生・蕾(つぼみ)が女を食い物にする男たちを破滅へ追い込んでゆく。しかし、六人の最終標的は並外れて狡猾かつ凶暴だった。仲間に犠牲者を出したことで、悠華は決意を固める。怖いけど心地よさ抜群の復讐劇!
  • 労働基準監督官の草薙満は、居酒屋で外国人店員と日本人客の揉め事に遭遇。知人の警察官、安城沙也加によると同様のトラブルが頻発しているという。大手の星野自動車では不正検査が発覚し、外国人技能実習生に対する違法な時間外労働も明らかになった。外国人の過酷な労働実態がメディアで騒がれる中、労働問題のスキャンダルを追っていた有名ジャーナリストが謎の死を遂げる。シリーズ第二弾!
  • 過酷な運命を背負わされたとき、人が最後に渇望するものとは何か? HIVに感染した夫婦が葛藤の末に下した苦渋の決断とは。自ら命を絶あつことを選んだ者が、樹海の中で最期に求めるもの。子を亡くした両親が、来世で幸せになってほしいと祈りを込めた絵馬。どこまでも鋭く、深く、そして優しく人間を見つめてきた著者だからこそ描ける、衝撃と感涙の短篇ドキュメンタリー。(『東京千夜』改題)
  • 726(税込)
    著者:
    上田秀人
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    近江坂本へ物見遊山に出かけてはどうか。武家伝奏の提案に、禁裏付の東城鷹矢は困惑した。公家衆を相手にするには名所旧跡の知識が不可欠、この機会に見聞を広めよという。鷹矢が老中松平定信の密命を帯びた幕府の草であることはすでに露見している。間違いなく罠だ。しかし、敵の出方を知るにはまたとない機会──。心は決まった。刺客と一戦交える覚悟で坂本に向かった鷹矢の運命は!?
  • わけあって町方役人に追われ、私塾〈雅や〉を閉めた京ノ介。花売りに扮し、幕府の密偵だった母麻衣の行方を探っていた。ある日、京から下向してきた二人の公家が、京ノ介の父である桜町帝は、幕府の手によって暗殺された可能性があると伝えてきた。討幕を画策する勢力が京ノ介を取り込もうとする中、討幕に賛同する諸藩の連判状の存在が明らかとなる。思惑が入り乱れるシリーズ第三弾!
  • 704(税込)
    著者:
    村山早紀
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    もうすぐ四年生になる“はるひ”は、引っ越してきたばかりの町で、ふしぎな女の子と友だちになった。名前はアカネヒメ。公園の桜の木に五百年住みついている見習いの神様だとか。ふたりはある夜、「夜走るゆうれい」をおいかけていって、古いオルゴールを見つけた。そのオルゴールには、あるひみつがかくされていた。
  • 名人と言われる四代目松井源水を父にもつ曲独楽(きょくごま)師「ひらがなげんすい」ことお駒は、おきゃんで一本気な十五歳。前髪を垂らし、茶筅形に束ねた総髪の男装で舞台に立つ。ある日お駒は、怪しい二人連れに後を尾けられる。折しも江戸では香具師(やし)殺しが立て続けに起きていた。狙いは母の形見の鬼の根付らしい。生前掏摸(すり)の名人だった母親譲りの鮮やかな手口で男から巾着を盗んだが……。(『疾風独楽つむじ風お駒事件帖』改題)
  • 715(税込)
    著者:
    藤原緋沙子
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    桑名藩から飛び地・越後柏崎へ赴任してきた若い夫婦。二人を待っていたのは、厳しい陣屋の暮らし、海鳴り止まぬ過酷な環境だった。勘定や検見(けみ)の仕事に忙殺される夫、渡部鉄之助。そして古着の着物さえ買う余裕のない妻、紀久。桑名に長男を残してきた夫婦は、故郷から持ち込んで番神堂に植えた梅の苗木に望郷の念を募らせていく。子を想いながら、日々を懸命に生きた女の一生が胸を衝く!
  • 事件を科学的に解明すべく設けられた警視庁行動科学課。所属する一柳清香(ひとつやなぎさやか)は、己の知力を武器に数々の難事件を解決してきた検屍官だ。この度、新しい相棒として、犯罪心理学と3D捜査を得意とする浦島孝太郎(うらしまこうたろう)が配属されてきた。その初日、スーパー銭湯で変死体が発見されたとの一報が入る。さっそく、孝太郎がジオラマを作ると……。大注目作家による新シリーズが堂々の開幕!
  • 安曇野のホテルで、東京在住のイラストレーター・早見有希世の他殺体が発見された。彼女を支援する地元企業の笛木社長は、彼女の死亡推定時には京都の出張所にいたはずだというのだが、出張所を訪れた様子はなく、行方不明となっていた。道原らの捜査によって、笛木は、京都の愛人・長尾松美の故郷である高野山に行った可能性が……。事件は予想外の展開を見せ始めた!? 傑作長篇推理。
  • 825(税込)
    著者:
    見延典子
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    言葉の力で幕末の歴史を変えた男、頼山陽。自由闊達な売れっ子クリエイター、反骨の文筆家として文化・文政年間を鮮やかに生き、歴史書『日本外史』で国を憂える幕末の若者たちの心を尊皇へと傾けたひとりの男の人生を描ききった本作は、第27回新田次郎賞を受賞。高い評価を得たほか、天才を支えた家族の温かな描写で、多くの年配の読者から熱い支持を得た。この上巻では儒家として名高い父に反発して放蕩を繰り返す、若き青年・山陽の姿を描く。
  • 726(税込)
    著者:
    草凪優
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    実和子(37)は大手不動産会社に勤めるキャリアウーマン。あるとき、海外赴任中の夫の浮気の証拠を、妹の古都子(32)に突きつけられる。Fカップの三十路妻は、夫に復讐とばかり、ジムのインストラクター・杉本にアバンチュールを仕掛けた。刺激的な交歓は実和子を官能の虜にしてゆく。だが杉本の狙いは実は妹の古都子のほうだった……。人妻たちの奔放な性愛を描くエロティック長篇。
  • 群馬県高崎市で中学生の飛び降り自殺があった数カ月後、女性介護施設職員の水死体が発見された。さらに国道では故意の追突事故が。死亡した加害者は自殺した中学生の父親、重傷の被害者は当時の担任教諭だった。同じ頃、東京では弁護士が地下鉄駅で老人に突き飛ばされ、高級バー経営の女性が失踪した。一見脈絡のない事件だが全てが過去のある出来事に繋がっていた。長篇推理。
  • 748(税込)
    著者:
    柚月裕子
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    警察のあきれた怠慢のせいでストーカー被害者は殺された!? 警察不祥事のスクープ記事。新聞記者の親友に裏切られた……口止めした泉(いずみ)は愕然とする。情報漏洩の犯人探しで県警内部が揺れる中、親友が遺体で発見された。警察広報職員の泉は、警察学校の同期・磯川刑事と独自に調査を始める。次第に核心に迫る二人の前にちらつく新たな不審の影。事件には思いも寄らぬ醜い闇が潜んでいた。(解説:村上貴史)
  • 792(税込)
    著者:
    見延典子
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    言葉の力で幕末の歴史を変えた男、頼山陽。歴史書『日本外史』で国を憂える幕末の若者たちの心を尊皇へと傾けたひとりの男の人生を描ききった本作は、第27回新田次郎賞を受賞。この下巻では二十年以上の歳月を経て、ついに名著『日本外史』を書き上げた山陽の、作家ならではの生き様・死に様を描く。
  • 814(税込)
    著者:
    見延典子
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    文化文政期最高峰の文筆家にして、幕末を用意した思想家・頼山陽。その天才を支えたふたりの女性がいた。家を守り、子を育てる妻と、自立し、表現者として生きる奔放な女弟子。ふたりの愛と哀しみが、山陽を軸に交差する……。
  • 〈どんな穴でも開けます 開けぬのは財布の底の穴だけ〉という珍商売「穴屋」佐平次。ある日、高橋荘右衛門と名乗る武士が訪ねてきた。吉原の花魁に入れあげた信州上田藩主・松平忠学を諫(いさ)めるため、相合傘に穴を開けてほしいという。依頼は無事成功したが、再び荘右衛門がやってくる。幕府大目付の早坂主水之介が、先祖が真田家に打ち負かされたことを逆恨みしているという……。
  • 鞍馬民雄(くらまたみお)は東京大空襲で母親、弟と生き別れた。父親も戦争で行方知れずとなっており、奇跡的に残った自宅の防空壕でひとり、家族を待ち続けることを決意。しかし、民雄のもとには、家を奪おうとする孤児、人さらい、狡(ずる)い大人などがいつしか集うようになり……。まだ幼い民雄は、戦争の爪痕が残る東京で生き残ることはできるのか。GHQが日本を占領する過酷な時代を描く戦争孤児文学。
  • 726(税込)
    著者:
    辻堂魁
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    揉め事の内済を生業とする九十九九十郎(つくもくじゅうろう)を地酒問屋《三雲屋》の女将が訪ね、七雁新三(ななかりしんざ)という博徒の素性を調べてほしいと大金を預ける。新三は岩槻城下の貸元に草鞋(わらじ)を脱いでいるらしい。三雲屋も女将も岩槻の出身だった。九十郎は貸元を訪ねる。二十一年前、藩勘定方が酒造の運上冥加を巡る不正を疑われ、藩を追われた。三雲屋が藩御用達になったのはそれからという……長篇時代剣戟、シリーズ第四弾。
  • 715(税込)
    著者:
    近藤史恵
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    人気アイドル、謎の自殺──。彼女の親友・蓮美(れみ)は呆然とするが、その死を悼む間もなく激動の渦に巻き込まれる。自殺の原因が、蓮美のいじめだと彼女のブログに残されていたのだ。まったく身に覚えがないのに、マネージャーにもファンにも信じてもらえない。全てを失った蓮美は、己の無実を証明しようと立ち上がる。友人の死の真相に辿りついた少女の目に映るものは……衝撃のミステリー。
  • 母親を殺害し少年院送りになった九子は、二年足らずで仮退院を迎える。退院の朝、警視庁の女性刑事が九子を訪ね、同級生だった井村里実が自殺したと告げる。衝撃を受ける九子だが、社会に出た彼女を待ち受けていたのは、さらに想像を超えた世間の反応だった。贖罪と更正が不充分との批判の一方で、彼女を偶像化するヲタク集団も活動していた。九子は里実の死の真相を探る。衝撃作『触法少女』に続く長篇推理。
  • 老中土井利勝の奸計を砕いたものの、すぐさま江戸城惣堀浚(そうぼりざら)いを命ぜられ、力を削がれていく信州松代真田家。執拗に纏わりつく公儀隠密に業を煮やした神祇衆(じんぎしゅう)の霞(かすみ)は、斬馬衆仁旗伊織を餌に探りを入れるが……。身内であるはずの沼田真田家御使者番までもが草と知れた。誰が敵で誰が味方なのか──。度重なる暗闘で鞘が割れ曲がってしまった伊織の大太刀に、藩存亡の命運が懸かる!
  • 老中土井利勝はまだ安泰とはいえない徳川将軍家を盤石にすべく、外様大名の勢力を削ぎつつあった。次に狙うは関ヶ原の恨み残る信州松代真田家。取り潰しに追い込もうと策謀する。真田家では、老齢の信之から藩政を任された信政が老中の動きを察知し、斬馬衆、仁旗伊織(にきいおり)へ命を下す。「公儀隠密へ備えよ」。老中、伊賀組、戦陣坊主らの権謀術数蠢くなか、刃渡り七尺の伊織の大太刀が閃く!
  • ショッピングモールの受付が爆破された! 偶然現場にいた今野夫妻により被害は最小限に。一方、劇場の清掃員が指揮棒に触れトゲがささり死亡。その指揮棒は世界的に有名な指揮者、田ノ倉靖のものだった。田ノ倉のもとには殺害予告の手紙が何度か届いていたが、彼は強気な性格のためやぶり捨ててしまっていた! 誰が何のために? 刑事の今野真弓と夫で泥棒の淳一が犯人を追い詰める!

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