『文芸・小説、ニューメディアプレス、フレジェロマンス文庫、星野加奈』の電子書籍一覧
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詩織は両腕をネクタイできつく縛られていた。動くほどに結び目がギリギリと締まる。声を絞り出しても、エレベーターの中なので、声が届かないみたいだ。しかも遅い時間で会社にはもう誰もいない。
「心配しなくてもいい。気持ちよくしてやるだけだから……、大人しくしてろって!」
「やめてっ! これは犯罪……、んんっ!」
唇を塞がれると、常務の臭い息とタバコの匂いにむせかえった…。
普段会社で目立たない広瀬詩織が突然秘書室に配属された。そこで、常務からとんでもないセクハラにあう。それは詩織が常務と隼人の恋人がラブホテルから出てくるのを偶然に目撃してしまったから…!? それとも、詩織の片思いのせい!?
詩織の上司の江月隼人は社長の一人息子。リーマンショックのときの会社の危機を救った人物だ。父親の秘書という仕事だけではなく、会社全体の実務をこなすようになっていた。
仕事が出来て、センスも良くて、かなりのイケ面。女子社員の憧れの的だ。当然、隼人には恋人がいた。とてもきれいな人で、センスが良く、自信をもって仕事をこなしていた。隼人とお似合いの人だ。同じ秘書課の簗瀬美加がその人。詩織の仕事は美加のアシスタント…。そこにとても危険な罠が潜んでいるのを…詩織はまだ気付かない!? -
眼鏡とスーツがとても似合うクールな吉田課長は会社の女子たちの憧れの的。地味な美咲が相手にされるわけがない。課長のことを思うと胸が苦しい。切なくて、泣きたくなる。
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「とても疲れているんだね。ぼくの指先で、身体も心も癒してあげる」…王子様の天使のような声が、たまらなく嬉しい。直属の上司が身に覚えのない仕事の失敗を愛美に押し付けてきた。役員会議で責任を取らされそうになった。一生懸命真面目に仕事をしてきた愛美のプライドはずたずたになり…今日はとても疲れていた。だから、王子様の癒しが欲しかった。「さあ、服を全部脱いで、オイルをたっぷり使った特別メニューをしてあげるから」こんな、快感、初めてなの──身体の痙攣が止まらない──快感の嵐のなかで、会社であった嫌なことを全部忘れられそう。究極の絶頂感が最高の癒しになるから…愛美を支えて、救ってくれたのは、同僚の親友と、整体院の王子様、独身のイケメン社長だった。王子様に特別のマッサージで癒されて、イケメン社長の正義感に惹かれて…二人を好きになってしまう愛美の恋の結末は? ちょっと刺激的でエロチックな心温まるラブストーリー
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会社で会長に犯されそうになった。逃げる途中廊下でぶつかった男に上着をかけてもらった。上着には何故か懐かしい匂いが…。大学生の夏休み、ボランティア活動でカンボジアにいたときに、綾瀬雪菜≪あやせゆきな≫はミステリアスな男に恋をした。王子と呼ばれたその男は地雷処理のボランティアをしていた。誰もが尻込みする危険な処理に、何故か、あえて志願していた。雪菜は無口な王子に濃密なジャングルの中で抱かれた。自ら望んだことだ。王子は雪菜の身体を調教し始めた。変態的な調教の施しに、とりとめのない快楽の虜に……王子に愛を感じた雪菜は男のもとを去ったのだが……官能的なエロチック感動ラブロマンス。
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