『文芸・小説、ハヤカワ文庫JA、田中啓文』の電子書籍一覧
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「ブラックホールの中にホトケはいるかおらぬか、そもさん」史上初めて傍受された知的生命体からのメッセージは、なぜか敵意むきだしの禅問答であった!?――「人類圏」存亡の危機に立ち向かう伝説の高僧・弘法大師の勇姿を描く表題作、大量のゲロとともに銀河を遍歴した男の記録「嘔吐した宇宙飛行士」など、人類数千年の営為がすべて水泡に帰す、おぞましくも愉快な遠未来宇宙の日常と神話、5篇を収録するSF短篇集。
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どケチでど派手、傲慢かつ淫乱な“大阪のおばはん”蘇我家馬子。伝統芸能“おんびき祭文”の語り部たる彼女と弟子イルカの巡業先には、なぜかUMA(未知生物)と不老不死の伝説、そして謎の男・山野千太郎の影がつきまとう。ネッシー、ツチノコ、雪男―驚異の民俗学的知識と珍推理によってUMAの正体を暴いていく馬子であったが、そこには隠された真の目的があった……伝説の珍伝綺シリーズ完全版、全2巻にて登場。
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かつて世界は悪魔に滅ぼされた。主は五階層の閉鎖都市を創造し、聖なる<壁>によって悪魔の侵入を食いとめたという。それから幾星霜、都市を統べる<殿堂>の聖職者ブルーは、悪魔崇拝者の摘発後、世界の真理を探究する修学者ヘーゲルに出会い、<殿堂>の厳格な支配に疑問を持つ。それは、神と悪魔をめぐりブルーを嘲弄する、狂乱劇の始まりだった。やがて、すべてが昇華する地平に真実が顕現する──著者畢生のSF黙示録。
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雪男、グロブスター、チュパカブラ、クラーケン―UMA(未知生物)を追う蘇我家馬子と弟子イルカの旅は続いた。しかしイルカは、馬子がUMAに寄せる痛切なまでの共感の情に気づいていく。いっぽう、世界の終わり“ヨミカヘリ”の刻が迫るなか、山野千太郎のUMA探索も熾烈さを極めていた。朗々と響きわたる“おんびき祭文”とともに、世界の命運を懸けた最後の闘いが始まる……伝説の珍伝奇シリーズ、奇跡の完結。
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