『文芸・小説、植草甚一スクラップ・ブック(晶文社)、1円~』の電子書籍一覧
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ハワード・ホークスの「赤い河」、ジョン・フォードの「リオ・グランデの砦」…一九五二年のハリウッドはスターの王国だった。監督、俳優、脚本家にプロデューサー、大勢の人々が織りなす、映画の都の古き夢、新しい姿を豊富なエピソードで綴る。一九五六年に出版された植草甚一・幻の著作『外国の映画界』も一挙収録。
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生まれ育った人形町界隈の思い出話から、若者の集まる新宿まで、変わりつづける街の表情から我らがJJ氏は何を読みとったのか__。半世紀以上にわたる東京とのつきあいや、親しい友人たちの姿を、独特の散歩術にのせて、いきいきと語りかける植草甚一自伝番外篇。
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スマートな詐欺師、盲目のトランぺッター、超能力をもつ透視者たちの伝説、奇妙な味のショート・ショートや公衆便所百科など、甚一おじさんが、世界中の本や雑誌から拾いあつめてきた、一読三嘆、たのしく、美しく、奇想天外な物語集。ユニークな挿絵を随所に配した魔法のおもちゃ箱。
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奇想天外なメカニズムを描きつづけて有名なヒース・ロビンソンから、残酷なユーモアでみる者を唸らせたトミー・アンゲラー、そしてアンダーグラウンド・コミックス界の曲者ロバート・クラムまで、世界のユニークなコミックスが続々登場。海外の雑誌、漫画本に目を通していた植草さんならではの愉快なガイドブック。
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ぼくたちはシネマディクトなんだ! 高らかな宣言とともに、植草さんの分身、シネマディクトJが活躍をはじめた。映画を見るよろこびを全身全霊で満喫すると同時に、鋭く作家の精神を問いつめる。戦後の映画黄金時代をいきいきと伝えるエッセイを集成。
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エリア・カザン、ジョン・ヒューストン、ウイリアム・ワイラー、ビリー・ワイルダーなど、十三人の第一級アメリカ映画監督をとりあげ、それぞれの作品に即したかたちで、映画のつくりかたの秘密を探り出す、シネマディクトJの面目躍如としたアメリカ映画論。沢山のアメリカ映画の作り手からJ・J氏は何を学んだのか?
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映画は夢のドキュメントだ。アントニオーニ、パゾリーニ、そしてもちろんフェリーニ。イタリア映画の才気あふれる巨匠たちの人と作品を批評し、分析するシネマディクトJの心が躍動する。戦後イタリア映画の特色をなしたネオ・リアリズムから、イギリス映画の新人まで、J・J氏の映画散歩・英伊編。
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「直立猿人」をはじめて聴いたときのあの新鮮な驚きが忘れられない! 力強く温かいサウンドで、つねにぼくたちを勇気づけてくれた巨人・ミンガスをはじめ、セロニアス・モンク、エリック・ドルフィーという三人の強烈な個性を持った音楽家たちの魅力を語りつくす。きわめつけ植草式ジャズ論。
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四十九歳になって、突如モダン・ジャズにとりつかれた植草さん。六〇〇時間もレコードを聴き、またたくまにジャズをマスターしてしまった。レコードの買い方からジャズ喫茶での勉強のしかたまで、もっとも人間的な芸術のよろこびを、ここにお披露目する。
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ぼくは流行に先行する流行にしか興味がないんだ。J・J氏の卓抜なおしゃれ感覚が選びだした、着るもの、はくもの、使うもの、食べるもの、飲むもの、遊ぶもの。ボクシングやコラージュや切手の話など、「ぼくの街・ぼくの部屋」をいきいきと再現する。植草流、男性に必要なダンディズムへのガイダンス。
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トリップ・トゥ・アナザー・ワールド! ヒッピーやアングラ文化、そしてウーマン・リブまで、老いることなきJ・J氏の眼がとらえた若者たちの世界。ハックスリーやカスタネダ…… おなじものをちがったふうに見ることで、新しい感覚を手に入れようとした人たちの記録を読んでみよう。
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中間小説の面白さは、それを読んでいくスピードから生まれてくるのだ。毎月の中間小説雑誌はもちろんのこと、単行本の長編から外国の新しい小説まで、喫茶店や電車の中でも読みまくって、読書のたのしみを思いっきりつめこんだ、J・J氏の新鮮な感覚溢れる連載時評。
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実際にアメリカの土を踏む前から、植草さんはグリニッジ・ヴィレッジを自分の庭のように知っていた。オフ・オフ・ブロードウェイの芝居見物から、散歩がてらのショッピング、最高に楽しい古本屋めぐりまで、生粋のニューヨーカーにも劣らぬ旺盛な好奇心と該博な知識で語りかけるこの不思議な都会の魅力。
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文学に映画に音楽に、つねに新鮮なものとの出会いを期待してやまないわがJJ氏が、ニューロックを見逃すはずがない。ジャズとロックの境界線を気軽に越えて、ドアーズやストーンズからフランク・ザッパまで、ロックにおける「フリー」の魅力を語り、ロック革命の真実を衝く。
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「バード」ことチャーリー・パーカーの生きざまと死にざま。それにまつわるジャズ・シーンとその時代。ジャンキー、麻薬密売人、ミュージシャンといった、さまざまな個性が織りなすストーリー。評論や批評を超えて自分だけの「空想の場」から投げかけるジャズ・エッセイ。植草さんの「ジャズへの喜び」が溢れる。
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こんなJAZZのレコードを聴きなおしてみないかい? モダン・ジャズ入門から新作レコード評まで──ある日ジャズにとりつかれ、またたくまにスーパー・クリティックに変身したJ・J氏が、膨大なコレクションから精選して語りかける、モダン・ジャズへの道案内。
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文学・映画・ジャズ・演劇・美術・ファッション・スポーツ──海外の新聞や雑誌を読みまくり、世界のエッセンスをとり出す。様々な分野で、いま何が起こっているのか? 鋭い感性のアンテナで捉えた話題を、鮮やかな手つきで紹介する、コラムニストJ・Jの真骨頂。これぞ、“雑学”の宝庫!
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ファンキーづいたファンは黒くなるんだ! キャノンボール・アドレー、アート・ブレイキー、ホレス・シルヴァーからMJQまで、白人にはないブラックのソウルとフィーリングに満ちあふれたファンキー・ジャズを中心に、J・J氏が熱のこもった口調で語りかける快著。ジャズがもっとよくわかる一冊。
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「乱歩さん」と話しかけると、「うん、なんだい」と気軽に答えてくれた、懐かしき巨人の思い出にはじまり、メグレ警部や007にいたる、内外のミステリーに関する読みごたえのあるエッセイや研究を集成。読んで気に入った本の話をするときは、実にうれしそうに顔がくずれる根っからの推理小説好き、J・J氏のミステリー論集。
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もう何十年も親しんできたジャン・ギャバンも、生まれたばかりみたいなライザ・ミネリも、あの忘れがたいボギーやクーパーたちも__。歩くかれら、しゃべるかれら、かれらがふとしたときに見せる表情は、私たちの生活に深くしみついてしまっている。心揺さぶる名演技者たちの生き方を描く。
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いい映画を見たときは、「映画館を出ると、とたんにみんなに吹聴したくなる。見てない人に早く見せたくなってくる。そう言うのが嬉しい。」と語る生粋の映画中毒者J・J。懐かしのマルクス兄弟をはじめ、半世紀にわたる映画とのつきあいを集成!
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モダン・ジャズの世界に次つぎと素晴らしい音楽の冒険を繰りひろげる大勢のミュージシャンたち。オーネット・コールマンとセシル・テイラーを中心に、鮮やかな描写で、まるで「ジャズの十月革命」の現場に居合わせるような興奮を呼びおこす好エッセイ。ジャズ・アヴァンギャルドに貢献した音楽家の肖像を描き出す。
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ジャズの音はどんどん新しくなってゆく。アルバート・アイラー、アーチー・シェップ、サン・ラなど、ジャズ・アヴァンギャルド世界からの内部の声に耳を傾けよう。ニュー・ブラック・ミュージックに思いっきりのめりこんだ、J・J氏の熱気あふれるレポート。
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アメリカの黒人たちは何を考え、どのように生きてきたのか? 黒人が生み出したと言われているジャズの世界でも人種差別が問題になっている。ハーレムの暴動やコロンビア大学のストから、文学やニューミュージックの話題まで、ブラック・パワーの熱い爆発を語る。
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「街の中を歩きながら、ああ、きょうは古本をだいぶ買ったなと思うと、うちへ帰るまえにコーヒーが飲みたくなるものだ」。ジャズ喫茶でコーヒーをゆっくり飲みながら、買った本をパラパラとめくる。オーネット・コールマン、チャーリー・ミンガス、セロニアス・モンク……モダン・ジャズってなんとすばらしいものだろう。
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ともにビ・バップから出発し、一つの時代を築いたモダン・ジャズのリーダー2人。つねに最新の音をつくり出すマイルス。突然の死によってぼくたちを悲しませたコルトレーン。アメリカばかりでなくイギリスやフランスのジャズ誌までふんだんに引用した、植草さんならではのユニークなジャズ・エッセー。
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オリンピア・プレス版のヘンリー・ミラーをあさった時代までさかのぼるから、J・Jの禁じられた文学とのつきあいは古い。おびただしいハード・ポルノや前衛的性文学を論じ、ホモ・セクシャルの世界まで探索する。エロス的観点をつらぬく、極めて独特な二〇世紀文学論!
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本こそわが世界──生まれたときから本の虫だったみたいな植草さんの、きわめつけ本とつきあう法。古本屋めぐりの日録から洋雑誌の買い方、ペーパーバック談義、めずらしい本や美しい本についての話題など、書物をめぐる楽しいエッセイ満載!
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ニューポートという煙草を買った日は、やっぱりジャズにご縁があった。散歩をしていると次つぎと素敵なジャズに出会ってご機嫌になる。こんな日には、喫茶店でジャズ雑誌を読みながら、ナット・ヘントフやレナード・フェザーとJ・J氏の楽しいジャズ対話が始まるんだ。今日もモダン・ジャズの勉強。
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植草さんはヒッチコックについて、びっくりするほどたくさんの文章を書いてきた。長い伝記もあれば小さな映画評もある。すべてに溢れんばかりの愛情がこめられている。「ヒッチコックは、ほんとうによく映画を知っている監督だ。」 映画評も伝記もインタビューも総動員! ぼくらの心を躍らせる、映画の神様大研究。
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「ジャズ・マガジン」を読みながら、レコードに耳を傾け、鉛筆片手にノートをとる。コーヒーのにおいとジャズの響きが、今日も気持ちをリラックスさせる。ビル・エヴァンスやシェリー・マン、ジョン・マクラグリンからナベサダまで、植草さんはこんなミュージシャンたちも大好きだった。
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現代アメリカ作家のことなら、みんな友達みたいによく知っている我らがJJ氏──ジョン・オハラやテネシー・ウィリアムズの話をはじめ、集めぬいた本の山から選んだ心躍る読書案内「ぼくの好きな50冊の小説」など。ほかにV・ナボコフについての一章も収録。
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映画の魅力はサスペンス技法にある。イギリス特産のスパイ・スリラーから、フランス野郎ならではのギャングものまで──シネマディクトJが舌なめずりしながら語る職人芸の世界。スクリーンを見つめながら、暗闇のなかでハラハラしたいすべての人びとに贈る楽しめる本。
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大好きな映画の詩人ジャン・コクトーのことを皮切りに、忘れられないフランス映画の話をしよう。ジュリアン・デュヴィヴィエ、マックス・オフュルス、ルネ・クレマン、そしてマルセル・カルネ──巨匠たちの作品を心ゆくまで味わいつくすJ・J・シネマテーク第二弾。
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なにげなく手にとった一冊の本で、突然はっとする瞬間にぶつかる。これが探偵小説の醍醐味だ。この楽しみにとり憑かれて、古本屋通いに拍車がかかる。マードック、クリーシー、ジェームズ・メイヨ……うず高く積みあげたペーパーバックの山から数々の名作を掘りあてる植草甚一式推理小説案内を集成した力作評論。
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一九四五年、連日の空襲のもと、主任として映画館を守りつづけながら、面白い本を求めて古本屋を巡り歩くJ・J氏──。一九七〇年、試写に、コンサートに、原稿書きにと、忙しい毎日のなか、散歩と本探しに精を出すJ・J氏──。日記は最高のノンフィクションだ。ノートやメモ帖から精選されたJ・J氏の日録。
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アメリカ生まれのジャズが海をわたった。前衛ジャズが話題になりはじめ、フランスはじめヨーロッパのジャズ・シーンが溌剌と動きだす。J・J氏のジャズ勉強にも一段と熱が入ったこの時期に、精力的に書きつがれた単行本未収録のエッセーを中心に構成。
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ミステリ・ファンにとっては、いまや幻の『クライム・クラブ』。JJ氏が監修し、米・英・仏の新作をいち早く紹介して、その意欲的編集で日本の推理界にも大きな影響を与えたのがこの双書だ。驚くべき精緻さで綴られた全巻の解説を収録。
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映画の基本は実験精神にある。かずかずのアヴァンギャルド映画の話から、ヌーヴェル・ヴァーグ、ビート・シネマ、アンダーグラウンド・シネマまで、新しい映像の創造に挑んだ世界の若いシネアストたちの冒険を語って飽きることを知らない。シネマディクトJJの真骨頂を発揮。
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ぼくは下町の不良だった──つねに新しいことに興味を持ち、過去を振り返るのは年寄りの証拠というJ・J氏も、読者の強い期待に答えて、子供時代のことを書かないではすまされなくなった。甚一少年の青春を育んだ下町の情緒を伝える、自伝抄を一冊にする。
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